2024/07月分例会「7月0日杯」報告#9「午前2R:ばいそん氏企画7◯3×早押し」編(その3)




こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。7月分例会「7月0日杯」の報告記の続きです。9回目は午前2枠に開催されましたフリバ枠の、ばいそんさんの自作問題での7◯3×の詳細編の3回目となります。

2024/07月分例会「7月0日杯」報告#8「午前2R:ばいそん氏企画7◯3×早押し」編(その2)

2024年8月3日

↑前回はこちら。

残り15問となりました。そして上位争いも大混戦に。

全50問のうち、35問目まで終了しまして、上位争いはこんな感じになってました。

[Q35終了時点での各人のポイント]

KT+6/2×、Kava+5、ほしまる+4、ナイス国務長官+4、Liner+3、三好誤服店+2/1×、ハマクドー+1、かつた+1、ぽちょ兄貴+1/1×、むろかつ+1/2×

KTさんがいの一番に6◯まで積んだ後、そこからKavaさんが追い上げてきて5◯までやってきました。そしてほしまるさんとナイス国務長官さんも4◯に到達しまして、さてここからどうなる…という状況で残り15問になります。

Q36:匿名・流動型犯罪グループ/匿流[とくりゅう](最近では「ルフィ」と名乗る男がやっていた犯罪がその典型例である、匿名性が高く構成員も離合集散を繰り返すため流動性が高い為に犯罪の全貌が掴みづらい側面がある、SNSや求人サイトで集めたメンバーなどを実行役にさまざまな犯罪を繰り返す新たな形態の犯罪組織・集団を指す)→ほしまる1×(4◯)/スルー

Q37:光格天皇(現在の上皇にあたる平成の天皇・明仁親王が生前譲位を行うまでは最後の生前譲位を行っていた人物である第119代天皇)→スルー

Q38:カスタマーハラスメント(今年2月、小池百合子東京都知事は東京都議会の施政方針演説でこれの防止に関する条例策定の検討を表明し、4月にはJR東日本はこれには対応しないと発表した、暴行・脅迫・暴言・不当な要求といった、顧客による理不尽で著しい迷惑行為)→Liner4◯

Q39:O.ヘンリー(働いていたオハイオ銀行の金を横領した疑いで逮捕・収監され刑務所に服役中にペンネームを決めた、本名をウィリアム・シドニー・ポーターという「最後の一葉」などの代表作がある)→KT7◯/2×(1抜け)

Q40:「もしもトランプ前大統領が再当選したら」(人気小説の「もしドラ」は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の略ですが、では2024年アメリカ合衆国大統領選挙が行われるまでの時期にメディア用語として用いられている「もしトラ」は)→ぽちょ兄貴2◯(1×)

Q36は「匿名・流動型犯罪グループ」通称「匿流」はほしまるさんが1×をつけた後はスルーということに。当然のことながら実行犯同士や指示役とは面識はなく、更に使い捨ての要素もあるので全貌がわかりづらい…という困った次第の犯罪グループでもあります。

続いてQ37は「平成の天皇が生前譲位をするまでは、最後の生前譲位をした第119代天皇→光格天皇」もスルー。平成の天皇が簡単に生前譲位できなかったのは明治天皇が江戸幕府が終わった直後に制定した「一世一元の制」、正確には「1人の天皇の治世では1つの元号しか使わないし、崩御するまで天皇を辞められない」という「一世一元の詔」があり、更にそれが現在の「元号法」と「皇室典範」につながっているためで、江戸時代以前は1人の天皇の治世下でも複数の元号改元があったり、生前譲位も頻繁に行われてた、ということにもなります(なお、光格天皇の次の仁孝天皇、更に次の孝明天皇はいずれも30-40代というかなり若い年齢で崩御していたので生前譲位することなく次の代となり、孝明天皇の息子が明治天皇ということになります)。

Q38は「カスハラ(カスタマーハラスメント)」の問題をLinerさんが正解してこれで4◯に。3位争いがほしまるさん・ナイス国務長官さんと3人が並ぶ展開に。そしてQ39は「O.ヘンリー」という「最後の一葉」などの代表作があるアメリカの小説家。これをKTさんが本名の部分で押して正解しましてこれで7◯・1抜けと相成った次第でした。いやー午前1枠のほしまるさん企画に続いて今日2連勝とはやはり凄いの一言に尽きましたです(笑)

そして更にどよめきを起こしたのはQ40「もしドラ」の前フリのとこでぽちょさんが押して「もしトラ→もしもトランプ前大統領が再当選したら」を一気に正解に持ってったシーンでした。いやーこれも凄かった(笑)

そして2位争いも激戦に。

残りは10問となりました。

Q41:もののまぎれ:(「源氏物語」の登場人物、藤壺・女三宮・浮舟の3人のあやまちを意味し、同作品の重要な概念も指している、「物事の忙しさなどにとりまぎれること」つまりは「どさくさまぎれ」という意味する言葉)→スルー

Q42:アニタッチ(東京ではアクアシティお台場と東京ドームシティ、横浜ではワールドポーターズで営業しており、その他静岡・群馬なども店舗がある「伊豆シャボテン動物公園」がプロデュースする屋内型ふれあい動物園)→スルー

Q43:夢グループ(もともとは狩人のマネジメントを担当するため「有限会社あずさ2号」として設立された芸能事務所で、現在はコンサートプロモーターの業務、カラオケマシン「カラオケ1番」を中心とした家電などの通信販売事業が中心の)→ほしまる5◯

Q44:浪曲(東京では台東区浅草にある「木馬亭」が定席として常時公演が行われている、現在は代表的な演者としては玉川太福や2015年に亡くなった国本武春などがいる、一席30分程度の三味線を伴奏にして独特の節と語りで物語を進める語り芸)→ほしまる6◯

Q45:雲竜型(なぜか「東京ヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」の血液型はこれであるという設定になっている、曙、貴乃花、武蔵丸、朝青龍、鶴竜などの歴代横綱の土俵入りの型)→むろかつ2◯(2×)

Q41は「もののまぎれ」。こちらにスルー。つまりはあの作品は登場人物間の「不義密通」が結構多くて「なんやかんやで自分の隠し子とかを天皇の子ということにして最終的には即位させちゃって」とかで皇室や藤原氏の血統が大いに乱れた…というのが一大テーマにもなっているそうです。続くQ42「アニタッチ」という動物と触れ合えるミニ動物園の問題もスルー。なお「ふれあい」かどうかはわかりませんが、私(むろかつ)の実家では両親が家の中で、昔は(仕事関係から貰い受けてきた)麻薬犬試験に落ちたラブラドール・レトリーバーを、今はちょっと小さいフレンチブルドッグを飼ってます…が、私自身は結構な動物アレルギーでして、犬は大好きなんだけどそれは困るみたいな(苦笑)。

Q43は最近通販事業などでよく見るようになった「夢グループ」の問題。「狩人のマネージメント」の冒頭の前フリの部分でポーンと押したほしまるさんが一気に正解にもっていってこれも皆びっくりでした。そして三好さんが「社長、もっと安くならないの?」と通販番組のモノマネとかもしてました(笑)

続くQ44「浪曲」もほしまるさんが連取に成功してこれで6◯で2抜けリーチに。最近は東京だと落語協会・落語芸術協会にも所属して浅草演芸ホール、上野鈴本演芸場、池袋演芸場、新宿末広亭の寄席にも講談と共々出演するようになったり、関西だと2代目京山幸枝若という浪曲師が浪曲界初の人間国宝に指定されたというニュースもあったりしました(落語家や講談師は既に何人かが人間国宝に指定されています)。

そしてQ45は「つば九郎の血液型」のフリからの「横綱土俵入り→雲竜型」。こちらはむろかつが正解して2◯。なお以前は雲竜型が名横綱(双葉山、大鵬、北の海、千代の富士、貴乃花など)が、対する不知火型は短命横綱が…というジンクスもあったんですが、不知火型を選んでいた白鵬が歴代横綱のほぼすべての記録を塗り替えるほどの大活躍をしたせいで今や誰も不知火型を短命横綱が、と言わなくなったのは凄まじい逸話だったりします(逆に稀勢の里が雲竜型を選んだ後に大怪我で短命横綱で終わってしまったほどで)。ちなみにこの型を選ぶ理由としては、所属している一門の伝統も左右されていて、雲龍しか選ばない一門(二所ノ関、高砂、時津風とか)、不知火しか選ばない一門(伊勢ケ浜)、あとはどっちを選んでもいい一門(二所ノ関)もあって「あえて伝統を絶やさない為に(=横綱が引退して親方になった後、新横綱に土俵入りの指導をしないといけないので)」不知火を選ぶ横綱などもいたそうです。例えば先代の琴櫻(今の大関の琴櫻のおじいちゃんにあたります)とか、隆の里や3代目の若乃花などなどがそれにあたります。

そしていよいよ残りは5問となりました。

Q46:どくさいスイッチ企画(本名を青山知弘という、アマチュア落語家で活動する際には「銀杏亭 魚折(いちょうてい うぉーりー)の芸名を名乗っている「R-1グランプリ2024」ではアマチュアから初めてファイナリストとなったピン芸人で、その芸名は「自分は1人でも頑張っていく」という意味を込めてドラえもんのひみつ道具から命名した)→スルー

Q47:「これがお前のやり方か!」(1999年1月の新日本プロレスの東京ドーム大会での小川直也対橋本真也戦で、小川の無法っぷりに当時新日本プロレスの現場監督だった長州力が激怒して言い放ったセリフと、お笑いコンビ「おかずクラブ」のコントの落ちでよく使われる同じセリフ)→Kava1×(5◯)/ほしまる7◯(2抜け)

Q48:一ノ瀬ワタル(もともとは格闘家でタイに渡りムエタイのジムで2年間修業した経歴がある、映画「クローズZERO II」に出演し俳優としてデビュー、大柄で強面な風貌を活かした役柄が多い、2023年にNetflix配信ドラマ「サンクチュアリ -聖域-」で自身初主演を果たした)→スルー

Q49:地溝油[ちこうゆ](石鹸やバイオ燃料として使われる分には問題はないが、食用油として使われた際には特に中国・台湾では大問題となった、工場などの排水溝や下水溝に収集した物質を精製して作られる油)→スルー

Q50:ディッピンドッツ(アメリカの微生物学者カート・ジョーンズが発明した、主に水族館や遊園地などレジャー施設やイベント会場で販売されることが多い、液体窒素を使って急速冷凍して作る小さな粒状のアイスクリーム)→Liner5◯

Q46は「どくさいスイッチ企画」というアマチュアのピン芸人の問題。スルーにはなりましたが「どくさいスイッチ」という単語を聞いてむろかつやハマさんあたりは大爆笑してました(をい)。

続くQ47は「これがお前のやり方か!」はKavaさんが誤答の後にほしまるさんが正解して7◯で2抜け達成。この対決はその当時のプロレス界では珍しく「ガチンコ(セメントマッチとも言います)」の対決を、元柔道の世界王者の小川直也が総合格闘技に転向した仕掛けた試合で、この試合がきっかけで小川に「暴走王」という異名がついてしまったり、あげくに無効試合になった後に両陣営が大乱闘に発生するなどの前代未聞のトラブルにも発展してしまった次第でした。

↑で、ほしまるさんも2抜けということに。

Q48は俳優の「一ノ瀬ワタル」はスルー。確かにあの強面キャラ、最近見るようになったなーと思ったら。Netflixのドラマは大相撲が舞台になっていて、この撮影をするために元力士や相撲関係者からのアドバイスを受けて1年間で徹底的に体作りをした…という話もありますが、実際にこのドラマを見て「いやー今の相撲部屋、実際はここまでは厳しくないっすよー」と言った力士も何人もいたそうです(^_^;)。続くQ49は「地溝油」もスルー。というか彼の国はそんなもんを食い物にしてるのかと(以下略)

そしてラストのQ50は「ディッピン・ドッツ」という粒状のアイスクリームの問題をLinerさんが正解して5◯にして終了…となったのでした。

[Q50終了時点での各人のポイント(+1p以上のみ)]

KT1抜け、ほしまる2抜け、Liner+5、Kava+5/1×、ナイス国務長官+4、三好誤服店+2/1×、ぽちょ兄貴+2/1×、むろかつ+2/2×、ハマクドー+1、かつた+1、

というわけでKTさんが先程のほしまるさん企画に続いて2連勝達成ということになりました。おめでとうございます。そして2位は+7まで積んで勝ち抜けたほしまるさん、3位争いもなかなか激しいものでしたが、誤答の差でLinerさんが3位、Kavaさんが4位、そしてナイス国務長官さんが5位…というのが上位の戦績でした。

なお優勝賞品はさきほどと同じロッテのコアラのマーチだったんですが、KTさんに同じもの2つもあげてもそれもどうしようもないので、

2位のほしまるさんに贈呈されたのでした。こちらもおめでとうございます。

次回は午前3枠のハマクドーさんの自作問題企画の「八高戦」の模様をお送りします。ではまた。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。