こんにちわ、番頭役のむろかつです。2024/2月例会「滑稽節杯2024」の報告記を連載しております。4回目は午後2枠の企画として開催されたハマクドーさん企画の「クイズ!!お笑いスター誕生2024」編の1回目です。毎年恒例の1年最初の2時間モノの年イチ大型企画、今年はどんな展開が待っているのでしょうか?(笑)
↑前回はこちら。
改めてこちらの企画のルール説明などを…。
この「クイズ!!お笑いスター誕生」は、「岩槻藤花戦」というハマクドーさん専担企画として開催されております。今年で4年連続4回目の開催となりますが、年1回恒例企画でもありますので、あらためて企画概要を再説(というかこれを機に、改めて「おさらい」的に整理して解説)させていただきますです。
1.基本ルール
【前半戦】
・基本は1セット5名限定、更に10問限定とする。
・各人、各セットごとにノルマが設定され、そのノルマ分の問題数を正解すると次のセットに残ることができるが、1問でも誤答するか、各セット10問以内にノルマ分を正解できないと待機している面々の最後尾に回される。
なお、各人の「ノルマ」は以下の通り。
1-3週目:1問勝ち抜け
4-5週目:2問勝ち抜け
6-8週目:3問勝ち抜け
9-10週目:4問勝ち抜け
・この前半戦の「(ノルマを達成できずに最後尾に回った際の)規定未満のポイント」は持ち越しません(次の挑戦時にリセットされます)。
・また、出場順は挑戦週の若い順に出場となります。
【後半戦(エクストラセット)】
各セット10問未満で終了した場合残りの問題はエクストラセットに繰り越しとなる。なので10セット目終了後繰り越しがある場合はエクストラセットへ突入し、こちらは1問ずつクイズに正解しない限り全員が入れ替えとなる。
また、誤答は1×失格。この時点で最下位の順位となりそれ以降の回答権は剥奪される。
・最終的に最上位のプレイヤーが「優勝」となり、タイトル「岩槻藤花」を獲得する。
ちなみに現在、岩Q槻タイトル戦の棋戦は全11タイトル(名人・玉座・棋王・天元・王位・岩槻藤花・竜王・棋聖・本因坊・王将。更に昨年、休止中だった十段がリニューアルされて「八高」戦が始まりました)あるのですが、この中で玉座はハマクドーさんのクイズ棋戦(企画はその時々でいろいろと出てきます)、更に王位(むろかつ担当「2段階早押しボードクイズ”座・ムダ長文”」)と、岩槻藤花(ハマクドー担当「クイズ!!お笑いスター誕生」)の2つは企画者と基本企画が既に固定化されている棋戦だったりします。
2.順位決定方法
そして順位決定方法としては以下のとおりでした。
・勝利判定(順位の上位優先)については
獲得ノルマポイント数>最終勝ち抜け週>獲得総ポイント>最終勝ち抜け週の先着順
…とします。
という次第でした。
この企画はかつての日本テレビ系列の往年の人気バラエティ番組「お笑いスター誕生」をモチーフにした企画で、本家の方は、かなり厳正な審査の末に3週勝ち抜きで「銅賞」、5週勝ち抜きで「銀賞」、8週勝ち抜きで「金賞」が獲得できて、更に10週勝ち抜くと「グランドチャンピオン」に輝く…というお笑いの登竜門的には「かなりガチ」な番組でもありました。この番組からとんねるずやウッチャンナンチャンなどもブレイクしていったことでもよく知られております。
そして今回が4回目となるわけですが、参加者各位は「前回の終了時の続きの週」からの挑戦となります。
3.今回の各人のスタートポジションなど
前回終了時の各人の続きの週、およびスタートポジションはこんな感じになってました。
そして早押し機席は全部で5枠。登場週が若い数の人が先に登場となります。
[お詫びと訂正]
※なお前回の最終回の時点でLinerさんの次回挑戦週を「第7週」としてしまったのですが、本当は「第6週」からのスタートでした。今回は申し訳ないのですが編集上は「第6週」からのスタートとさせていただきますです。
第1週目が始まりました。
というわけでオープニングの前半戦第1週目は以下のような面々となりました。
【前半戦第1週目(残り9週):初瀬(1週目/1◯)・ほしまる(4週目/2◯)・チヨマル(5週目/2◯)・T本山(5週目/2◯)・ぽちょ兄貴(5週目/2◯)】
今回ははじめての参戦が初瀬さんのみで彼女のみが1週目で1◯勝ち抜け、残る4人が3週勝ち抜けの銅賞はクリアしてまして全員が4-5週目の2◯勝ち抜けという状態での参戦となりました。
なお今回はサブのホワイトボードでは、
各セット終了ごとに誤答によって最後尾に回ったり、各セットで勝ち抜けポイントに到達せず(これを「ノルマに達せず」とハマさん発表の公式ルールでは表記しております)でやはり最後尾に回ったり…で、順番が混乱するのを防ぐために、第1セット開始時の着席順をあらかじめ表記しておいて、後に最後尾に回った人は11番以降に名前が書かれてその前の番号のとこは消えていくという方法を採用しました。ですので各セットごとにこちらの着席順も随時表記していきたいと思います。
[第1週目時点の控え席の席順:Liner(6)→Kava(7)→ひっさつ(7)→むろかつ(9)→ばいそん(9)]
※なお例によってハマクドーさんのクイズ問題はVTRの音声から文字起こししてまして完全再現は難しいため「正解の単語(その問題文の概要)」順番で掲載させてもらっております。念の為ご了承ください。
Q1:「加曽利貝塚(2017年には貝塚としては初めて国の特別史跡に指定された千葉県千葉市にある貝塚で、最寄りである千葉都市モノレール2号線の桜木駅の副駅名にもなっている)」→ぽちょ兄貴1◯
Q2:「佐々木朗希(2022年4月10日の対オリックス・バファローズ戦において、1994年の対広島東洋カープ戦での巨人・槙原寛己投手以来の完全試合を達成した千葉ロッテマリーンズの投手)」→チヨマル1◯
Q3:「マップル(その名は英語における「地図」と「リンゴ」をかけあわせた造語である、昭文社が出版する地図シリーズ)」→ほしまる1◯
Q4:「ゴルフ(スポーツにおいて「リングに嫌われる」と表現されるのはバスケットボールですが、「カップに嫌われる」と表現される)」→ぽちょ兄貴2◯(5週目勝ち抜け)
Q5:「夏目漱石(カプコンのゲーム「大逆転裁判」シリーズにおいては主人公・成歩堂龍ノ介が明治時代にロンドンで弁護した人物で、史実では作品中同様ロンドンの留学していた経験がある、前期三部作に「三四郎」「それから」「門」などの代表作がある文豪)」→T本山1◯
Q6:「クリミア戦争(レフ・トルストイは将校として、フローレンス・ナイチンゲールは看護師として従軍した経歴がある)」→初瀬1◯(1週目勝ち抜け)
Q7:「ニュートリノ(電子・ミュー・タウの3種類もしくはそれぞれの反粒子をあわせた6種類あると考えられている、素粒子のうちの中性レプトンの名称)」→T本山×(最後尾へ)
Q8:「モロヘイヤ(繊維原料としてはコウマと共に「ジュート」と通称されるアオイ科の植物で、和名をシマツナソ、ナガミツナソ、タイワンツナソとも呼ばれている野菜の王様の異名を持つ)」→スルー
Q9:「種子島(さつまいものブランド「安納(あんのう)芋」の「安納」という地名がある鹿児島県の島)」→スルー
Q10:「ブンゼンバーナー(ガスの流れにより無加圧の一次空気を吸引させる構造のガスバーナーを、発明したドイツの化学者の名をとって何という)」→スルー
【勝ち抜け:初瀬(1→2週目)、ぽちょ兄貴(5→6週目)、誤答による最後尾へ:T本山(5週目)、勝ち抜けならず最後尾へ:ほしまる(4週目)・チヨマル(5週目)】
まずは第1セット。初瀬さんが1◯、その他4人が2◯なので問題数的には全員勝ち抜けも不可能ではない組み合わせでした(笑)。
↑順番待ちのギャラリー席はまったりした感じでおやつとかも食べてました(苦笑)
まずQ1は「加曽利貝塚」はぽちょさん正解で1◯。縄文時代の貝塚としては日本最大級のものだそうでここの発見により日本の歴史学が大きく変わったとまで言われているエポックメーキング的な遺跡だったそうです。
↑赤の四角で囲まれた数字が「前半第×週目」、黒の丸数字が「×週目挑戦中(初瀬さんの場合は1週目、ほしまるさんは4週目など)」、その横は勝ち抜けノルマで例えば初瀬さんは「1◯(1ポイント正解勝ち抜け)」という意味で、更にQ1で正解したぽちょさんはその下に正解した分の◯が書かれてました。
続くQ2「佐々木朗希」はチヨマルさん正解で1◯、Q3「マップル」はほしまるさん正解でやはり1◯として、Q4は「リングに嫌われる→バスケ、ではカップに嫌われる/」で押して正解したのはぽちょさんでこれで2◯となり5週目勝ち抜けとなったのでした。そして次のQ5「夏目漱石」は本山さんが正解し1◯とすると、Q6は「クリミア戦争」。「ナイチンゲール」の名前が出てきたとこでポンと押したのは初瀬さんでこれで1◯となって1週目勝ち抜けでこれで2人目の勝ち抜けとなったのでした。
↑勝ち抜けたポイントの◯は◎で表示されました。
そして続くQ7「ニュートリノ」は岩Q槻屈指の理系プレイヤーの本山さんがいいポイントで押すも「クオーク」と答えて無念の誤答。ひとまず現段階の最後尾に回ることになりました。そして残る3問は全てスルーとなりまして、
↑多少表記方法は変わりましたが、勝ち抜けられなかったほしまるさんとチヨマルさんが共に最後尾に回りまして、次の第2セットは初瀬さんとぽちょさんは引き続き参戦して新しい3人が加わるということになったのでした。
↑そして席順が書かれた一覧表は1番の初瀬さんの次の3人がごそっと後ろに回ったので次が5番のぽちょさんということになってました。
第2週目。初瀬さん以外の4人は全員3◯勝ち抜けという(^_^;)
そして次の第2週目が始まりました。
【前半戦第2週目(残り8週):初瀬(2週目/1◯)・ぽちょ兄貴(6週目/3◯)・Liner(6週目/3◯)・Kava(7週目/3◯)・ひっさつ(7週目/3◯)】
[第2週目時点の控え席の席順:むろかつ(9)→ばいそん(9)→T本山(4[2])→ほしまる(4[2])→チヨマル(5[2])]
はじめての参加で2週目の挑戦となる初瀬さん以外の4人が早くも3◯勝ち抜けのノルマを背負うなかなかきつい面々が集ってました(^_^;)
Q1:「犬吠埼灯台(世界灯台100選にも選ばれており2020年には国の重要文化財に指定された、イギリスから招いた灯台技師のリチャード・ヘンリー・ブラントンが設計した千葉県銚子市にある)」→ぽちょ兄貴1◯
Q2:「中川翔子(「ブログの女王」と呼ばれたのは眞鍋かをりですが、では「新・ブログの女王」と呼ばれたのは誰)」→スルー
Q3:「じゃがりこ(キャッチフレーズは「食べだしたらキリンがない」。一度ふかしたジャガイモを細い棒状に整形して油で揚げたもので、カップ状の容器に入れられているカルビーのスナック菓子)」→初瀬1◯(2週目勝ち抜け)
Q4:「ピロリ菌/ヘリコバクター・ピロリ(1983年にオーストラリアのロビン・ウォレンとバリー・マーシャルにより発見された、ヒトなどの胃に生息し胃がんなどの原因にもなるらせん型のグラム陰性微好気性細菌)」→Liner1◯
Q5:「ペレ(実働22年間で通算1363試合に出場し1281得点を記録した実績から「サッカーの王様」と称される)」→Kava1◯
Q6:「テングサ(石花菜[せっかさい]と呼ばれ、心太、寒天の原料になる海藻)」→Kava2◯
Q7:「徳川綱吉(隅田川にかかる「永代橋」は、元はこの人物の50歳を祝う記念事業として作られた、徳川幕府第5代将軍)」→ひっさつ1◯
Q8:「ゼラチン(アーティスティックスイミングの選手が競技時に頭髪を固めるのに用いられる、動物の皮膚や骨、腱などの結合組織の主成分であるコラーゲンに熱を加え抽出したもの)」→Liner×(最後尾へ)
Q9:「ヘンリック・イプセン(近代演劇の創始者であり「近代演劇の父」と称されるノルウェーの劇作家で、その代表作に「ヘッダ・ガーブレル」「ペール・ギュント」「人形の家」などがある)」→ひっさつ2◯
Q10:「ウォームビズ(「過度に暖房に頼らず摂氏20度以下の暖房の適温でも暖かく働きやすい取り組み」を指す、環境省が取り組む「クール・ビズ」の秋冬版のことを)」→スルー
【勝ち抜け:初瀬(2→3週目)、誤答による最後尾へ:Liner(6週目)、勝ち抜けならず最後尾へ:ぽちょ兄貴(6週目)、Kava・ひっさつ会長(7週目)】
なかなかきつい戦いでした。まずQ1「犬吠埼灯台」をぽちょさんが正解し1◯にすると、1問スルーを挟んでQ3「じゃがりこ」をキャッチフレーズだけでポーンと押して正解したのは初瀬さんでこれで2週連続・2週目勝ち抜けとしておりました。しかしもっともハンデ軽量(?)の1◯抜けとは言え、この歴戦の猛者相手に早押しで制するとはなんとも凄まじい。
その後はまさに3◯に向けての激しい戦いと事実上のつぶしあいの様相を呈することに。Q4「ピロリ菌」をLinerさんが正解すると、Q5「ペレ」Q6「テングサ」をKavaさんが連取に成功し2◯まて積むと、Q7「徳川綱吉」Q9「ヘンリック・イプセン」でひっさつ会長も2◯まで積んで勝ち抜けリーチをかける展開に。その間にQ8「ゼラチン」でLinerさんが惜しい誤答をして最後尾に回る展開となりましたが、さて最終問題は…と思ったらここで「クールビズの秋冬版→ウォームビズ」は誰も押せずにスルーとなりまして、結果残り4人が総入れ替えということになっておりました(大汗)。
さて次回は前半戦第3週目から始まります。
【前半戦第3週目(残り7週):初瀬(3週目/1◯)・むろかつ(9週目/4◯)・ばいそん(9週目/4◯)・T本山(4週目/2◯[2])・ほしまる(4週目/2◯[2])】
[第2週目時点の控え席の席順:チヨマル(5[2])→Liner(6[2])→ぽちょ(6[2])→Kava(7[2])→ひっさつ(7[2])]
次でむろかつとばいそんさんが登場するということでプレイヤーが全員少なくても1回は早押しクイズに参加ができるということになります。しかしこの面々で10問で4◯は「とんでもねー」「厳しいだろー」と前回同様ツッコミを禁じ得なかった次第ですが、果たして今回はどーなるでしょうか。
次回に続きます。
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