こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2024/11月例会の報告記を連載しています。10回目は午後2枠目のむろかつ企画のチーム戦「変則的AQL風クイズ」の第5セットの模様をお送りいたします。
↑前回はこちら。
↑企画のルールなどはこちら。
第5セットはひっさつ会長の問読みで行われました。
本来は第4セットあたりで時間切れかなーと思われたのですが、意外にサクサクと企画が進行してまして「あと2セットぐらいできるな、これ」ということに。よって第5セットと第6セットの開催となりまして、前者はひっさつ会長、後者はアッキ~さんが問読みを担当してくれることになりました。
で、ひっさつ会長は問読みの練習かねがね、むろかつからiPad proとモバイルルーターを借りてWi-Fiで某クイズの(Linerさんが読んだ「abc/EQIDEN」の大会問題集のサイトとは全く別の)、過去問題集のランダム表記してくれるサイトから最大30問の問読みをすることになったのでした。
【第5セットのチーム編成】
赤チーム:Liner、Kava、くうちゃん、ハマクドー、KT
黒チーム:ばいそん、アッキ~、ひっさつ会長、ぽちょ兄貴、山田はまち
この直前にナイス国務長官さんがお帰りになりまして、赤チームも5人で5枠ということになりました。っかし、ここまで5◯の回答権終了を何度か経験しているハマクドーさんとKTさんが揃うとやはり実に壮観な…(^_^;)
序盤はスルー続きでゆったりとしたスタートとなってました。
で、このセットはどこかの大会の過去問だったようなので、パッと見、よくわかんない単語以外は、あまり解説は入れずにお送りしたいと思いますです。
Q1:ピックの定理(等間隔に点が存在する平面上にある多角形の面積を求める公式)→スルー
Q2:羽子板娘(横溝正史の時代小説「人形佐七捕物帳」の第1作)→スルー
Q3:1776年(アメリカがイギリスから独立した年)→ばいそん1◯(黒:2×1×1×1×1=2p)
Q4:左利き(ぎっちょ、サウスポーといえば)→ぽちょ兄貴1◯(黒:2×1×1×2×1=4p)
Q5:アニー・オークレイ(バッファロー・ビルのワイルド・ウエスト・ショーに出演していた名手と言われていた女性ガンマン)→スルー
Q6:阪神競馬場(JRAのG1レース「桜花賞」が例年開催される競馬場)→ハマクドー1◯(赤:1×1×1×2×1=2p)
Q7:ラス・メニーナス(スペイン語で「女官たち」という意味がある、スペインの画家のディエゴ・ベラスケスの絵画)→KT1◯(赤:1×1×1×2×2=4p)
Q8:テリア(主に地中に生息する小動物を狩るために改良された犬種で、その語源はラテン語で「地」という意味が)→Kava1×/スルー
Q9:雪(「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。」の三好達治の詩のタイトル)→スルー
Q10:坂本真綾(テレビアニメのテーマ曲にも使われた「雨が降る」や「トライアングラー」などのヒット曲がある人気女性声優)→Kava2×/スルー
ひっさつ会長が読んでいた問題がランダム表示できるサイトは少しだけ難易度が高かったらしく、更にそのランダムされた50問のオープニング10問をそのまま読んだので、前の4セットに比べるとスルー多めの「静かな」出だしとなってました。自作問題ではないので長々と解説をいれるのもあれなんで括弧書きで要約かつ簡易的に補足を入れております。で、現状はお互いに2問ずつ正解して4-4の同点でした。
そしてKavaさんは2×をつけてる状態ですが裏を返せば「4×まではアタックできる(誤答でもポイントは減らないし、チームメイトには迷惑をかけないルールでした)」という証左でもあり、今回は当初は誤答→次の問題はお休みというルールでしたが、新型機の早押し機使用でトリプルチャンスまで認めたのでお休みルールも撤廃されたので、「とりあえずアタックしてみる」というのもできるのはなかなか見ていて興味深い両チームの戦い方でした。なおスルーも結構多かったですが、Q9の三好達治の「雪」などは「行きゃよかった」と嘆く人もいたほどでした、はい(^_^;)
KTさんとばいそんさんの押し合いが凄いことに。
続いてQ11-20に入ります。
Q11:キネトスコープ(1891年にトーマス・エジソンが考案した初期の映画鑑賞装置)→Kava3×/KT2◯(赤:1×1×1×2×3=6p)
Q12:ビーンボール(野球において投手が打者の頭部に当てようと狙った)→ぽちょ1×/ばいそん2◯(黒:3×1×1×2×1=6p)
Q13:レームダック(英語で「足の悪いアヒル」という意味がある、任期末期の「役立たず」「死に体」の政治家を指す)→KT3◯(赤:1×1×1×2×4=8p)
Q14:ジョーズ(スティーブン・スピルバーグ監督の映画作品で、人食いサメを題材とした)→ぽちょ兄貴2◯(黒:3×1×1×3×1=9p)
Q15:クロム(大乱闘スマッシュブラザーズSPにおいて「なくはないです」と呼ばれる)→Kava1◯(赤:1×2×1×2×4=16p)
Q16:第24回(台湾のプロロッククライマーのリー・エンチがTBS系列の番組「SASUKE」でファイナリストになった回)→スルー
Q17:川端康成(湯川秀樹、朝永振一郎に次いで日本人で3番目にノーベル賞を受賞した)→ハマクドー1×/ばいそん3◯(黒:4×1×1×3×1=12p)
Q18:アケルナル(北緯約33度より北では地平線より上に昇って来ないエリダヌス座で最も明るい恒星)→ばいそん4◯(黒:5×1×1×3×1=15p)
Q19:トマソン(不動産に付属しまるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物)→KT4◯(赤:1×2×1×2×5=20p)
Q20:(1980年の第1回は「ミュージック・ミュージック」が作品賞を受賞している、毎年、アカデミー賞授賞式の前夜に「最低」の映画を選んで表彰する)→KT5◯(赤:1×2×1×2×6=24p)←KTさん5◯で回答権終了
そしたら一気にスルーが減りました(大汗)。唯一のスルーとなった「SASUKEの回数問題」は、ひっさつ会長がチョイスされたランダム50問をそのまま読んでいるので古い問題が混じった(なにせ今年のSASUKEは「第42回」になりますので←これは途中まで年数回開催された時期があり、最近は年1回に固定されたので、回数=年数ではないんすね)ゆえの御愛嬌でしたが…。
しかしこの時点で赤チームのKTさんが5◯で回答権終了とし、黒チームはばいそんさんが4◯で回答権終了リーチに入っている状態に。ただし正解しているプレイヤーが集中しているので両チームの点数的には、
赤24-15黒…と意外に接戦となってました。勿論、ここから一気にガッと動いていくことになるわけです、はい。
ハマさんの終盤の猛攻と、Kavaさんの勝負強さたるや(笑)
21-30問目の終盤戦に入ります。
Q21:森永太一郎(菓子メーカー「森永製菓」の創業者)→ハマクドー2◯(赤:1×2×1×3×6=36p)
Q22:(昭和44年にアサヒ玩具が発売した、当時まだ普及途上だったシステムキッチンのガスコンロを玩具で再現した)→ハマクドー3◯(赤:1×2×1×4×6=48p)
Q23:道明寺粉(関西風の桜餅に用いられる、蒸したもち米を乾燥させて粗く挽いた)→ほしまる1×/ハマクドー4◯(赤:1×2×1×5×6=60p)
Q24:朱雀(天の四方の方角を司る霊獣で、南の方角の守護神)→ハマクドー5◯(赤:1×2×1×6×6=72p)←ハマさん5◯で回答権終了
Q25:伊藤計劃[けいかく](2009年に第40回星雲賞の長編部門および第30回日本SF大賞を受賞した「ハーモニー」の原作者)ほしまる1◯(黒:5×1×2×3×1=30p)
Q26:プロフェッサー・ルービックキューブ(5×5×5のルービックキューブ)→スルー
Q27:サドンデス(スポーツの延長線において先に得点した方が勝利者となりその時点でゲームが終了する)→Liner1◯(赤:2×2×1×5×6=120p)
Q28:クスコ(ケチュア語で「へそ」という意味であるかつてはインカ帝国の首都だったペルーの都市)→ぽちょ兄貴2×/アッキ~1◯(黒:5×2×2×3×1=60p)
Q29:プロモーション(チェスでポーンの駒が8段目まで進むとキング以外の好きな駒に昇格できる)→Kava2◯(赤:2×3×1×5×6=216p)/赤チーム勝ち抜け!!
[第4セット終了 赤チーム216-60黒チーム(赤チーム3セット目獲得。赤3-2黒)]
しかしびっくりしたのが、ここから1◯のハマさんが怒涛の4連取で、一気にKTさんと共に5◯の回答権終了まで持っていくとは…という展開でした。
↑なのでハマさんとKTさんは5◯がついていて「NEXT(次に正解したらこの点数になります)」の表示が共に消えている次第です(^_^;)。
そしてこの後が、黒チームのほしまるさん、そして赤チームのLinerさんが初日(1◯)を出しまして、27問目終了の時点では、
144ポイントにして、赤チームは誰が1◯でも正解すれば勝ち抜けとなっておりました。
その後、Q28「クスコ」をアッキ~さん正解で初日を出して黒チームはポイントを30→60pの倍に。ここから黒チームの猛攻が始まるのかーと思ってたら、Q29「チェスのポーンが8段目まで進むとキング以外の好きな駒に昇格できる→プロモーション」をかなり早いポイントで一気に押して正解したのは今日3回目のウイニングアンサーを答えることになったKavaさんでした(笑)
この結果、
赤216-60黒ということで第5セットは赤チームが取りまして、これで通算セットとしては赤3-2黒で逆転に成功した、ということになりました。…っかし、Kavaさんのスーパーサプっぷりが実に凄い。Jリーグ黎明期のゴン中山か野人岡野かと言わんばかりの「決勝ゴール」の決めっぷりは(以下略)
次のセットが最終セットとなります。次回に続きます。
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