2020/02月例会報告(22)「4R:「第9期玉座戦・予選」詳細編(その5)」




[5/20、問題文追記およびKavaさんの感想戦ツイートを追加しました]

こんにちわ、番頭役のむろかつです。2020年2月例会の4R「第9期玉座戦」の詳細編の5回目をお送りいたします。予選ラウンドの後半戦に入っていきまして、「小説・ライトノベル」「神話・妖怪」「漫画・アニメ」の報告記となります。果たして何人が本戦に進出できるんでしょうか…。

基本ルールなどはこちらをどうぞ。

【2020年2月例会】4R・ハマクドーさん企画「玉座戦第9期」のご紹介

2020年2月13日

↑基本ルールはこちらをどうぞ。

2020/02月例会報告(21)「4R:「第9期玉座戦・予選」詳細編(その4)」

2020年5月17日

↑前回(4回目)の記事はこちらをどうぞ。

まず最初に「本戦でやりたいジャンル」の投票を行い、下位となったジャンルでの予選企画となりました。最初のジャンルは「競馬」、「芸術」、「寺社仏閣」、更に「生物」「語源由来」と続きまして、この時点でケーニヒさんとひっさつ会長、更に三好さん、むろかつ、磯部さん、山田はまちさんの6人が本戦進出を決めております。

いよいよKavaさんが登場してきました(笑)

次のジャンルは「小説・ライトノベル」でした。

そしたら、ここで玉座戦のこの「ジャンル別クイズ」にはめっぽう強い(正確には本戦で青系(アニゲーなど)問題のジャンルを占めて他の面々を勝ち抜かせない「壁」となっている)Kavaさんが意外にもここで初登場となったのです…が、

まさかの単独挑戦になるとは(^_^;)

※ちなみに他の例会の時は「競馬」とかでケーニヒさんが不在な時に挑戦者0人って事が何度かありましたけども(大汗)

ま、この企画は「(勝ち抜けられなかった場合は)最低3ジャンルは挑戦」する事になってまして、この時点で残りは3ジャンル。つまり、最後の最後に「満を持して」の登場となったわけですが…さてどうなりますか。

Q1「そのペンネームは、発音記号で表記すると回文になっている小説家で、漫画「めだかボックス」の原作や、ドラマ化された「忘却探偵シリーズ」、アニメ化された「〈物語〉シリーズ」などで知られるのは誰?/→西尾維新」

問題を最後までじっくりしてポンと押して「西尾維新」と答えたKavaさん。正解チャイムが鳴り響き幸先の良いスタートを切ることに。で、デジカメの撮影担当に回ってたむろかつはドラマ(「掟上今日子の備忘録」)では新垣結衣が主演してたことを思い出し「忘却探偵…新垣結衣タン、ハアハア」とか、ろくでもないひとりごちをする日本貧乳党がここに(爆)

※ちなみに日本貧乳党のむろかつとしては木村佳乃と新垣結衣は「別格」だと(直後むろかつ、嫁さんから説教タイムを)

そして「よしっ(←勝ち抜け条件の単独首位の+1は取れたから)」と背伸びをして頬を緩めるKavaさんが(笑)

Q2「本名は成松 孝洋。2016年5月2日、肝臓がんで亡くなったライトノベル作家で、「オトメ三原則!」やアニメ化もされた「迷い猫オーバーラン!」「パパのいうことを聞きなさい!」などで知られるのは誰?→松 智洋(まつ ともひろ)」

こちらはスルー。で、ハマクドーさんの企画では前のサークル時代から何度か名前だけは出てくる「迷い猫オーバーラン!」という作品が問題文に出てきて「をを、久しぶりに聞いたな、その名前」と。なお43歳の若さで亡くなってるんですね、この先生。ついでに書くと「パパのいうことを聞きなさい!」で多忙を極めてる時に気分転換で書いたのが「オトメ三原則!」だったそうで、思わず「んな全盛期の手塚治虫先生じゃないんだから」とそのワーカーホリックぶりに驚くやらでした。

Q3「2011年に映画化。その作品タイトルはチャールトン・ヘストン主演の映画の名に響きが似ていることからつけられたものの、その作品とは一切無関係である、アサウラの原作のライトノベルは何?→ベン・トー」

こちらもスルー。で、チャールトン・ヘストン(むろかつの個人的には全米ライフル協会の会長という印象があまりに強くて(爆))の出演作品は「ベン・ハー」。こちらはルー・ウォーレスというアメリカの作家が1880年に発表した小説が原作となっていて過去何度か映画化され、特に1959年のそのチャールトン・ヘストンが出演した作品が最も大ヒットしたことで知られており、余談としてはその当時、トキワ荘に住んでいた藤子不二雄Aの「まんが道」でもこのベン・ハーにちなんだ漫画を描いたエピソードもあったりします。

Q4「漫画家・なかじまゆかが商業誌デビューを担当するイラストを担当した松 智洋のライトノベル作品で2012年にアニメ化した、大学1年生の主人公・瀬川祐太が亡くなった姉の3人の娘を引き取って生活していく内容の作品は何?→パパのいうことを聞きなさい!」

ここでまさか2問前に出てきた作品が(爆)。で、Kavaさんはただただ苦笑いをして「いやー、行きづねえ!」と腕を組む始末で「あれかなあ」といいつつもスルー。ハマさんも「まあそうだろうねえ」と笑ってまして、答えを聞いて「ああー」と周りの面々が(苦笑)

Q5「2018年にはドラマ化した秋川滝美の小説で、亡き両親から店を継いだ美音と馨の姉妹が、客の困りごとを姉妹と人情派の常連たちが旨い酒と飯を味わいつつ、一緒に知恵を出し合い解決していく作品は何?→居酒屋ぼったくり」

こちらもスルー。なおBSのトゥエルビでドラマ化されたそうです。

↑だんだん部屋の雰囲気が「重く」なってきました…。

そして先頭打者ホームランから耐えに耐えて…(^_^;)

Q6「コミカライズの担当は日月ネコ。ある日突然異世界に召喚された山井善治郎がカープァ王国の女王である美女アウラ・カープァに求婚され「子作り以外何もしなくていい」という条件を受け入れ異世界の生活を始め、その異世界の生活を描いた渡辺恒彦原作のライトノベルは何?→理想のヒモ生活」

こちらもスルー…だったんですが、ギャラリー席のケーニヒさんはご存知だったようで。どうも人気クイズ漫画「ナナマルサンバツ」と同じ「ヤングエース」に日月ネコの漫画版のこれが連載されてるそうで。あとは「子作り以外何もしなくていい」と聞いて「笑点の山田くんじゃねえんだから」とむろかつがツッコミ入れたその刀で(?)「会長の理想ですよね?」「何てこと言うんでしゅか、ポクに対して(泣)」とひっさつ会長とのやりとりが(爆)

Q7「コミカライズ担当は赤岸K。異世界召喚に巻き込まれた主人公・向田剛志が固有スキル 「ネットスーパー」を駆使し料理を行い、フェンリルのフェル、スライムのスイ、ピクシードラゴンのドラちゃんを仲間にして旅を続ける日常を描いた、江口連のライトノベル作品は何?→とんでもスキルで異世界放浪メシ」

こちらもスルー。しかし固有スキル「ネットスーパー」ってフレーズがまたいい(苦笑)

Q8「第13回エンターブレインえんため大賞小説部門大賞受賞。2014年にアニメ化された鳳乃一真(おおとりのかずま)によるライトノベルシリーズの作品は何?→龍ヶ嬢七々々の埋蔵金(りゅうがじょうなななのまいぞうきん)」

こちらもスルー、そしてギャラリーから「問題文の情報、少なっ」とツッコミが入る始末に。ちなみにタイトルにも出ている「龍ヶ嬢 七々々(りゅうがじょう ななな)」というのはヒロインなんですが、なんと主人公の住むアパートに住んでいる10年前に殺された18歳の少女の地縛霊、だそうで。いやーその設定がまた凄い(笑)

Q9「2015年に多部未華子主演でドラマ化された「ドS刑事シリーズ」の原作者である「山手線シリーズ」や「死亡フラグが立ちました」などで知られる作家は誰?→七尾 与史(ななお よし(ななお よし)」

こちらもスルー。なお七尾与史氏は現役の歯科医の先生だそうで、まさに二足のわらじを履いて人気作家になるとは…と。

Q10「2019年2月20日にアルファポリスが公式サイトで訃報が伝えられた小説家で、「三千世界の星空」「忘却の覇王 ロラン」「レイン」などの作品で知られているのは誰?→吉野 匠(よしの たくみ)」

こちらもスルー…ちなみにアルファポリスとは東京・渋谷区にある出版社で、この「レイン」を出版していた会社だったそうです。何しろ文庫本が本編・外伝・ガイドブック…と17巻も出てたそうですからねえ。

で、これでKavaさんも先程の磯部さん同様の「先頭打者ホームラン(?)」での逃げ切り勝ちとなりました(笑)。

いや、これは「わかりそうだから押して攻めたい」「でも誤答を積むと苦しくなる」と思ったら「だんだん難易度があがってきて押せなくなって」というクイズ屋さんの心理状態が手にとるようにわかるKavaさんのジャンル挑戦でもありました(汗)

次のジャンルは「神話・妖怪」でした。

残りは2ジャンル。続いてのジャンル「神話・妖怪」でした。

ここではnaoさんとわんさんが登場となりました。

Q1「水野敬也の小説に登場する「夢をかなえるゾウ」に登場する、人間の身体に 片方の牙の折れた象の頭をもった神で、4本の腕をもつ/、事業開始と商業の神・学問の神とされるのは何?→ガネーシャ(gaNeza)」

こちらは押したのはわんさん。しかし「ザーシャ」と答えてブザーが。

Q2「日本神話では岩戸隠れで天照大御神が籠もる天岩戸の前で踊ったり、天孫降臨の際に道案内に来た猿田彦に名前を聞きに行ったことでも知られる、一節には猿田彦の妻になった神は何?→アメノウズメ」

こちらはスルー。しかし案の定というか「サルタヒコ」と聞いて「あー、珈琲が飲みてえ」と言ったバカが何人か(爆)

Q3「昔は小さな鬼のような妖怪がいたずらをして家を揺すって起こすとされ、現代は温度や湿度の変動が原因で起こる/、家の構造材が軋むような音を発することを何という?→家鳴り(やなり)」

押したのはnaoさん。しかし「ラップ音」と答えてブザーが。ちなみに「ラップ音」ってなんだろうと調べてみたら「ラップ音→指を鳴らすような音、関節を鳴らす音、棒切れを折るような音、ドアをノックする音、足音、木造家屋がきしむ音など」を指しており、「いやーこれはこれで意外に惜しかった」ことがわかったりと。

Q4「ヘラクレスとケンタウロスたちとの争いに巻き込まれ、ヘラクレースの放った毒矢が誤って膝に命中し、不死身だったためその苦痛から逃れるためにゼウスに頼んで不死身の能力をプロメーテウスに譲り死を選んだケンタウロス族の賢者で、アスクレーピオスには医術を授け、アキレウスの教育係として知られていたのは誰?→ケイローン」

こちらもスルー。なお半人半馬の怪物だったそうでその死を惜しんだゼウスによってケイローンの姿を星にかたどりそれが射手座になったという説があるそうです。

Q5「漫画「デビルマン」に登場する不動明(ふどう あきら)と合体する悪魔はこの悪魔がモデルとなっている、グリモワール『ゴエティア』によれば、40個軍団の悪魔を配下に置く序列7番の大いなる侯爵と書かれているのは何?→アモン」

こちらもスルー。不動明は「デビルマン」の主人公で、合体したデーモンである勇者アモンが強い能力を持っていたことにより、並みの悪魔以上の能力を得ることになり、その悪魔の体と人間の心を併せ持つキャラゆえに「デビルマン」と呼ばれるようになったとのことです。

いやーなかなか神話は親和性が(←殴w)

(Q6-7はスルーでしたがいまいち音声が判別できなかったんで、ハマクドーさん版のが書き終えてたら後から更新します。)

(5/20追記:ハマクドーさんから確認が取れましたので追記します)

Q6「その名前は貪り食うものという意味がある古代エジプトに伝わる幻獣の一種で冥王アアルの転生の事前の裁判で秤にかけられた真理の象徴マアトの羽根よりも重かった死者の心臓を貪り食うとされるのは何→アミメット」

こちらもスルー。実はここ音声が判別できなかったのは「ビデオカメラの隣りにいたむろかつが椅子で隣のカメラの三脚を押し倒しちゃったから」でして…すみません(ノД`)シクシク

Q7「本来はパレスチナにおいてペリシテ人が信奉していた魚の頭を持つ神でハワード・フィリップ・ラヴクラフトのクトゥルフ神話に登場したことにより有名になったのは何」

こちらもスルー。ちなみに「クトゥルフ神話」というのは、問題文にも出てくるハワード・フィリップ・ラヴクラフトという小説家で怪奇小説・幻想小説の先駆者のひとりにあるこの人物が書いたという架空の神話だそうで…架空かい(爆)

Q8「元々は丹波国の神だったが、雄略天皇の夢枕に現れた天照大神のお告げにより現在の伊勢神宮の外宮に祀られることとなった、食物・穀物を司る神は何?→トヨウケビメ(豊受大神)」

こちらもスルー。こちらの豊受大神は伊勢神宮にある4つの外宮(多賀宮・土宮・風宮・月夜見宮)あり、その多賀宮に祀られている神様で、4つの外宮の中では別格の扱いを受けているそうです。

Q9「コラン・ド・プランシーの「悪魔の辞典」では地獄の駐英大使と描かれている悪魔で、キリスト教の七つの大罪では強欲を司るとされているのは何?→マモン」

こちらもスルー。しかし「強欲と司る」と聞いて速攻でひよしコンビを一斉に指差す連中も(爆)

Q10「ラテン語で遅延・障害を意味し現在ではコバンザメの学名にも用いられている、古代ローマやギリシアの海に棲んでいたとされる怪魚の一種で、これが一匹張り付くと400人の漕手のガレー船がびくとも動かないとされ、BC31年にマルクス・アントニウスがオクタビアヌスと一戦を交えようとした時に、アントニウスの艦隊が予定通りに出航できなかったはこれのせいだったとされるのは何?→レモラン」

そしてここもスルーで終了し、二人とも勝ち抜けにはならずに、最終ジャンル「漫画・アニメ」に突入することになったのでした。

追記:Kavaさんから感想戦をいただきました(笑)

記事を更新した後、Kavaさんからこんなツイートをいただきました。

さすがだなー(笑)。ちなみに私・むろかつは得意ジャンルが軒並み本戦に回ってしまったので、とりあえず戦前に想定してたのは寺社仏閣・語源由来で、あと1つはもう得意ジャンルがないからテキトーに…って考えてました。幸いにも「寺社仏閣」の「北海道神宮」で一発抜けしたんですけどね(苦笑)

↑たまたま昨日YouTubeで見つけた「ハナタレナックス」の動画。オープニングはその北海道神宮からだったりします。

つづきます。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。