こんにちわ、むろかつです。
未完成のままで終わった「定例会報告」を書き上げる【復刻版編】の21回目となります。今回は2018/06月例会「MJCC」の時の佐伯明日叶さん企画の「カーリングクイズ」の詳細版報告記5回目・最終回となります。残るは1問。点差はわずか1点で最後はどんな結末が待っていたのでしょうか?
↑前回はこちらをどうぞ。
最終問題のテーマは「(個人の)国民栄誉賞受賞者」でした。
さて最終問題。点を取られたBチームは後攻を指定しておりまして、テーマは「(個人の)国民栄誉賞受賞者」でした。MCの佐伯さんいわく「最後にしてはいい問題だなあ」としみじみした顔をしながらつぶやいておりました(笑)。なお「個人の」というのは「(団体で獲得した)なでしこジャパン」は含まれない、という条件がついてました。
※余談としては2018/06月時点では一番新しい「羽生(はにゅう)結弦」氏が受賞直前(授賞式はこの翌月の2018年7月2日でした)で、一番最初の「王貞治」氏から、当時一番新しかった「永世七冠を達成した(将棋の)羽生(はぶ)善治、七冠独占を達成した(囲碁の)井山裕太」の同時受賞した両氏までで個人受賞は25人おりました。ただし正解は全部で21枠。なので、最も新しい4人は圏外、という事になるようでした。
【第1ターン】
→A1・「渥美清」○→12番
→B1・「美空ひばり」○→7番
→A2・「長谷川町子」○→10番
→B2・「藤山一郎」○→9番→A2(長谷川町子)が11へ、A1(渥美清)が14へ
→A3・「千代の富士」○→8番→B2(藤山一郎)が10へ、A2(長谷川町子)が13へ
→B3・「吉田正」○→○13番→A2がかぶってたのでA2(長谷川町子)のストーンが弾かれる。
さきほどの第4セットとは打って変わって、序盤からより真ん中にストーンを入れ、そして敵のストーンを弾く…という試合が動きまくる事態になりました。
ま、セオリーとしては「どこらへんの人物が、真ん中により近いポジションにいるか」を探るわけですが、まずは「(1996年に病没した後受賞した俳優の)渥美清」をと。しかしここで渥美清と答えるとこを「田所康雄」とわざわざ本名でむろかつがほざくのが岩Q槻風というべきか(爆)。で、ここでは12番に入り、その後の両チームの基準っぽい感じになりまして、B1「(歌手の)美空ひばり」が7番、A2「(漫画家の)長谷川町子」が10番…となかなかいいとこにストーンが入る事態に。
そしたらここから一気に動きはじめまして、まずB2で「(歌手の)藤山一郎」を入れたところ、
一気にA1の渥美清が弾かれまして、A2の長谷川町子も真ん中の11番には入るがこれはちょっと…という事態に。
続くA3では「(大横綱の)千代の富士」を入れたところ、
8番に入るも、B2の藤山一郎のストーンで、11番のA2の長谷川町子のストーンが更に遠く13番まで押し出され、
前半最後のB3の場面では「吉田正(作曲家)」がこれが13番目で、ちょうど弾かれて13枠に入っていたA2の長谷川町子のストーンが弾かれて赤のストーンが1つ減る、という展開になりまして、残りは2投となったのでした。しかしまだ真ん中の11番は出ておらず…。
さて、「11番目」に受賞したのは誰だったのか…といえば。
ここから後半戦になります。
【第2ターン】
→A4・「黒澤明」○→14番→A1がかぶってたのでA1(渥美清)のストーンが弾かれる。
→B4・「古賀政男」○→2番
→A5・「衣笠祥雄」○→6番→A3が9番、B2が12へ
→B5・「植村直己」○→4番/終了
で、Aチームは当然のことながら、ど真ん中の11番を狙うしか無く、半ば確信を持って(?)「(映画監督の)黒澤明」を指名すると、これが14番目で、なんとA1の渥美清を自ら弾くという残念な結果に。しかし一方のBチームもなかなか思い当たる人が出てこないようで、ひとまず「(歌手の)古賀政男」と答えて、ひとまず2番に入れることに。
残るは互いに1投。A5、つまりはAチームのラス投は「(連続試合出場記録の世界記録を樹立したプロ野球・広島の)衣笠祥雄」。これがどこに入ったのかといいますと、
これが6番目。結果、A4の千代の富士を少しだけインサイド(9枠)に寄るも、同時にB2の藤山一郎も真ん中すぐ横の12枠に動いたため、この状態だとここのセットはBチームが1点という事になり、次のラス投でどーにか11番に入れない限り、トータルスコアでは5-4でAチームの勝ちになってしまうという状況になっておりました。
そしてB5、つまりはBのラス投は「(登山家の)植村直己」。これがどこに入ったのか…といいますと、
なんと4枠で、他のストーンには影響はなく、結果、このセットはBが1点取るものの、トータルでは
Aチーム 5–3 Bチーム
…という事で、岩Q槻では史上初の2チーム対抗戦企画となった「カーリングクイズ」はAチームの勝利となったのでした。
↑いやー、これは残念だ…という表情のBチームの皆さんでした。
ちなみに11番目に入る正解は「(作曲家の)服部良一」氏で、答えを聞いて「あー、いたわー」と天を仰ぐ面々が多かったです(^_^;)
解説と補足など
というわけで、佐伯さんの黎明期企画四部作のうちの3部作目だった「カーリングクイズ」の模様をお送りしました。この「カーリングクイズ」の直後に行われた「ローリングクイズ」はまた後日に…と考えておりますです。
で、この報告記、VTRを見てやっとこの時の内容を思い出すほど、ワタシ自身は「すんません、忘れてました」と(泣)。何せ全5問もあった事すら忘れてました。だから逆に新鮮でしたねえ。
そしてこのQ5の「国民栄誉賞」問題。佐伯さんはあえて11番目に難しめの「服部良一」を入れてきたらしく、音楽に造詣が深いおぐのりさん、ひっさつ会長、そして懐メロの鬼のようなタニシくんもすっかり忘れていたそうです。そういえば、服部良一氏の息子さんの服部克久氏もつい先年亡くなられましたな…。ま、そんぐらい時間が経過しちゃったんですねえ…。
で、このカーリングクイズ。もともとは「ソーダライト」という東京・江戸川橋にあるクイズサロン(みたいなとこ)で、アメリカ横断ウルトラクイズのチャンピオンの長戸勇人さんが企画として開催したものだったそうで、佐伯さんもその企画を拝借してきたそうです。そして実は次の2021/04月例会で佐伯さんのご承諾を得て、問題も当日プロジェクターに映すためのExcelの罫線とかも全部用意した…のですが、なんと「参加人数があまりに多すぎて、2チームに分けるのが無理」という事で、5月例会以降に延期になってしまいました(苦笑)。ま、問題は幾つか用意したし、やろうとすればいつでもできるので、もし参加した例会の時に「遭遇」したら楽しんでやってください。
しかしまー、緊急事態宣言中に岩Q槻の例会が1-3月まで3回分飛んだことから始まった【復刻版・定例会始末書】。気づけば21回にも到達しておりました。基本的にはこれほど事細かに報告記を書くつもりはそれほどでもなく、次の定例会が迫ってきちゃうともう書く気をなくしてしまう…の繰り返しでしたので、また時間が空いた際に、ぼちぼち埋め合わせをしていきたいと考えております。とりあえず佐伯さんの企画の「4部作目」の「ローリングクイズ」も、早いとこ書き始めたいんですけどねえ…。
以上です。ではまた。
(Text by むろかつ(番頭役))
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