ガソダム氏の四十九日法要と、サークルの「敷居の高さをなくす」事と。




ども、岩Q槻の番頭役・むろかつでございます。今日もまたコラムを一席…。

ガソダム氏の四十九日法要に参列してきました。

先日の3月4日に、ひっさつ会長とともに、1月24日に急逝したガソダム氏の四十九日法要に参列してきました。私とひっさつ会長は、訃報が届いた翌日に弔問させていただき、通夜、告別式、更に四十九日法要…と、皆の代表のような形で呼んで頂きましてそのつもりで彼の納骨も見届けてまいりました。これである意味での「区切り」のひとつになった…と思います。

で、次回の活動再開の最初の例会になる4月1日には、参加者の皆さんと一緒に墓参りをしてから例会会場で企画本編…ということになるのですが、一応、お寺の場所と、お寺の本堂の裏手にある墓地のガソダム氏の遺骨が納められたお墓の場所は覚えてきましたので、次回の例会の際のお墓参りはもう大丈夫です(苦笑)。…というか、お寺自体もガソダム氏の自宅からかなり近い場所にあり(岩槻駅からも、4月以降の例会会場からも徒歩圏内です)、お寺の本堂の裏手にある墓地の、お墓の場所が「いや、これは迷うことはないわー」とびっくりするぐらい「わかりやすい」場所にありました。

※まあどんぐらいわかりやすいか、というと、お寺の場所と、彼の本名の名字さえわかってれば、墓地に行けば一発でわかると(汗)。

昔なじみの人たちから例会参加希望のメッセージを…。

で、法要の後、会食もありまして、ガソダム氏のご親戚の皆さんは三々五々、車で移動されたんですが、私と会長はふたりで会場の日本料理屋さんまで歩いて行きました。その途中に、前回の定例会までお世話になっていた、ガソダム氏の実家の酒屋のビルの前も通りました。

↑これが3月9日付の記事のアイキャッチャーとなった写真です。

「あら、これはきれいな桜だな」と、酒屋の真ん前にある公園に咲いていた八重桜などをスマホのカメラで撮ってきつつも、その道中や会食の際にも、会長といろいろと話もしまして「今後の岩Q槻はどうすんべか」という話もしてきました。

会食が行われた日本料理店ではこういう雛人形が飾られてました。さすが人形の町・岩槻…。

…で、ここに来て、ちょっと自分らでもびっくりな方向に話が進み始めているようです。

というのは、今年の年賀状や、1月末のガソダム氏の急逝に伴い、その訃報を連絡したり、実際に通夜・告別式に参列したり、弔電を送ったりしてきた仲間たちが何人も居りました。しかもびっくりするぐらいの数の。しかも特にかつての仲間たちで、今は(私が2年前まで20数年間主宰していた)サークルからは多忙などで離れてしまった人たちからも、

「毎月は無理だと思うんですが、岩Q槻にたまに参加させてもらっていいですか?」

というお問い合わせやコメントを頂くようになったのですね。これまた予想を遥かに超える人達から。

しかもこれがいわゆる社交辞令ではなく、結構ブログやツイッターを読んで「どういう企画や例会をやってるか」をご存知の上でのコメントらしいんですね。これには正直びっくりしました。

これには、「ああ、岩Q槻を立ち上げてよかったな」と思いつつも「やっぱりガソダム氏が縁の下の力持ち役で繋げてくれてたご縁でもあったんだな」という意味合いで、非常に胸が熱くなる思いでした。

いかに「敷居の高さをなくすこと」ができるかが…。

そこでしみじみ話し合った事で、そして今でも考えてるのが、「いかにして岩Q槻への敷居の高さをなくすか」なのですね。

ちなみに私自身も、よそのサークルやクイズの大会・イベントに行く際には結構敷居の高さを感じるタイプの人間だったりします。

まあクイズに限らず、長年聴いているさだまさしなんかもファンのコミュニティに入っていくのが苦手ですし、野球観戦・サッカー観戦でも応援してるサポーター集団の中に入っていくのはどうも苦手、というタイプでもあります(なので基本的には応援している千葉ロッテおよびヴァンフォーレ甲府の試合は指定席をあらかじめ購入していくことが多いのです)。勿論、応援が1試合分も体力がもたない…という「いやあ年取りたくないなあ」という要因もありますが(泣)。

それと実は私、耳がひどく良すぎるんで飲み屋のような大音響の場に行くと吃音が出て喋りづらくなってしまうという病気というか体質というか、そういうのもあるんで、そういうのは「ひとり、ないし少人数での楽しみと嗜み」に徹しているという側面もあります(なのでいつもは饒舌なんですが、そういう場になるとおもいっきり寡黙になってしまうのです。まあ終始、ニコニコ顔は崩さないんですけどね…)。

で、他のクイズサークルさんの状況は存じ上げないのですが、一応、岩Q槻では私自身が参加してきたサークルなどをいろいろと考察したり、今までの私自身の反省を含めて、以下の方針を採っています。

・会員制度を取らない(入会・退会の制度がない)

・一度例会に参加したら、「メンバー」という扱いを取る。 メンバーに義務を課さない(ただし当日の参加費は別)。

・出席率や皆勤に意味をそれほど置かず「来れる時にいつでも来てねー」というスタイルを取る。一部の人達だけに過度な負担を与えないようにする(例「出席しなきゃならない」とか「企画を打たなければならない」…など)。

・参加者は遅刻・早退は自由で、事前申告してくれれば帰るタイミングをうまく図るし、来てくれた事自体ですらありがたいと思うようにする(翌日の仕事などの兼ね合いもありますしね。…ちなみに「フリースペースのヌシ」のガソダム氏は生前、自宅の酒屋上のフリースペースで例会をやってた時は、1階の酒屋から携帯電話で連絡があったら例会を中抜けして仕事や配達をしてまた例会に戻ってきてました(笑))。

・逆に言えば、人数にこだわりを持たず、最悪、むろかつ・ひっさつ会長、そしてハマクドーさん、三好さんあたりの数人だけだとしたら、お菓子持ち込んでバカトークでもやればいいや、とさっさと諦める。ただしブログの連載記事にできるぐらいのバカトークは繰り広げる(爆)

・参加費は部屋代やサークルで使用する備品購入費、当日配布の企画書のコピー代…等々の頭割りでほぼ一律500円に調整して明朗会計にする(ただし学生さんが入ってきたら大幅割引をする予定。せめて大学を出るまでは100円とかで…。で、「100円で死ぬほどお菓子が食えるよ?」を看板に(をい))

・クイズやゲーム企画を「やる」のも目的だけど、休憩中に差し入れお菓子を食べながら皆で談笑するのも「目的」とする。

…という方針です。ま、去年は最も少ない人数でも8人は来てたのと、私と会長の他にも、ハマクドーさんや三好さんご夫婦などの皆勤ペースの常連さんは何人もいるんですけどね。もちろん、今まで実家の酒屋のフリースペースを提供してくれていたガソダム氏も含めて。

正直「ユルくやってナンボ」だと思います(笑)。

と同時に「参加人数なんか何人でもいいじゃん。少ない部類には」とも「あえて」そう考えるようになりましたね。特に30代40代50代のメンバーが中心で、月イチですら時間が取れるとは限らない(他の趣味との併用もあるし、家庭や仕事も抱えている人も多いしで)。 なので、ここは「少なければ少ないなりに盛り上げる術はいくらでも会得してるし、多い分にはありがたい(ただしできれば16-20人ぐらいまでで)」と、強く思うようになりました。

↑まあジェンガみたいなのもやりますわ、たぶん(爆)

その上でしみじみと思ったのは、

「しっかりした会員制度、入会・退会をきっちりカウントする会の方が、「ゲスト参加で戻ってくる」際に敷居が高そうだな?」

「だから岩Q槻のようなそういうのがユルい、その気になればいつでも参加できるし、戻ってくることもできる会もありだなあ」

…ということでしたね。そこらへんの敷居をなるべく低くセッティングして、来れる時にふらりと来れるような「お気楽な」サークルでありたいなあと思います。

今後の広報担当兼番頭役(笑)のとしての私の「やりたいこと」としては、

・ブログの定例会報告(参戦記)を拡充させること。ただし文字数もそこそこ大事だが、写真を使って「どういう定例会をやってるか」のイメージを読み手側に伝えるようにいろんな写真を載せる方に重点を置くこと。

・来てる人にも、なかなか来れない人にも「岩Q槻、やってます」と、暑中見舞い葉書のノリでメルマガみたいなのを送れれば送りたい。

というのを、今、いろいろと策を練っているところです。その上で、「来られる時に半年に1回とか、年イチで来る」ような方々が気軽に参加できるような定例会で、皆でワイワイ盛り上がれれば…と思います。というかそういうサークルにしていきたいと改めて思います。

↑17年前の小岩のボウリング場にて。まだ全員20代のひっさつ・むろかつ・組合サトー。・ガソダムの4人。「4バカ」と呼び合ってました(爆)

今後も、ガソダム氏と彼の「気持ち」を忘れぬように。

個人的には「クイズやバラエティ系のゲームは、いつでもどこでもどんな年齢でも楽しめる」と思ってますし(ま、お子様とかに大人相手のガチっぽい早押しクイズは無理ですけど…)、「皆勤とかは気にしなくていいから、いつでも遊べる日に遊びに来てね!」と言える会になりたいんですね。

かつて一緒に別のサークルでクイズやバラエティ企画を「遊んでた」仲間たちが、入れ代わり立ち代わりながらも岩Q槻の例会に来るようになってくれて、 更にここに佐伯明日叶さんとか、キム兄ぃさんとか、あんどうさんなどの「最近知り合ったメンバー」との、新旧のメンバーの人たちが「邂逅」していってどんな盛り上がりを、化学変化を見せていくのか…は結構楽しみでもあります。

そしてここにいつもの早押しクイズ企画の「順位戦・名人戦」や、ハマクドーさんのホスピタリティー溢れる「玉座戦」のクイズ企画や、Linerさんが持参してくれるシンプルながら奥が深いボードゲーム、カードゲームで皆が目を丸くして驚きつつも戦っていても楽しい企画、また「なかなか他のサークルではできないような」おバカ系の企画などもどんどんウエルカムにして、プレーしてる人もそして周りから見ていても楽しい…という、遊び心がふんだんにある、「おもしろいサークル」にしていきたいな、と思っています。 勿論、これから入ってくるかもしれない新しいメンバーの方々にとっても居心地の良い会でもあるように。

なるべくユルく、でもしっかりとした土台は作っていきたいと思います。

↑四十九日法要後の食事会で飾られていたガソダム氏の遺影。そして生前大好きだったコカコーラの瓶と、ここのお店の名物のうな重がお供えられてました。

たぶん、そういう会を一緒に作って盛り上がるために、ガソダム氏も自宅の酒屋ビルの「フリースペース」を喜んで貸してくれたんでしょうね。そこらへんの「遺志」は、できるだけ拡大解釈(?)して、彼のことも忘れないように、また頑張っていきたいと思います。

ま、基本ユルく、何年続けられるかわかりませんが、また今年の春から頑張っていきたいと思います。

以上です。ではまた

(Texr by むろかつ(番頭役))

 

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。