こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/07月例会「スーパーオービスSD2025」の報告記を連載しています。14回目は午後2枠に開催されましたむろかつ企画「八高戦」報告の2回目をお送りいたします。
↑前回はこちら。
あらためて今回の「八高戦」の基本ルールの確認を…。
前回は序盤のQ1-15までの模様をいつものように「状況と、解説と余談(笑)」を交えてお送り致しました。
改めてここでこの「八高戦」の基本ルールのおさらいをば。
午後2枠「八高戦第12期」(むろかつ企画)
・50問限定の8◯5×(8問正解勝ち抜け、5問誤答で失格)の早押しクイズです。
・誤答発生時は「トリプルチャンスあり」です。最大で4-6人まで回答権ありです
(ただし回答権はその1問あたり1人1回に限定されます。誤答したらその問題の回答権は消滅しますのでご注意)
・むろかつの自作問題です。ネタ要素がやっぱりあります(これまた毎回ですが(大汗))
・問題文は「前フリが長めなのが多い」です。ただし変化球はほとんどありませんが、時折暴発防止のために「よーくお聞きください」と注意喚起をいれることもあります。
・所要時間は45-60分程度だと思われます。
となっております。今回から新しく新規でルール改正されたのは、誤答時のトリプルチャンスが「最大で4-6人までOK」になった点です。これで多少はスルーになることが減ればいいのですが…という意味合いで設定されました。
そしてQ15時点の上位状況は以下のとおりです。
↑こちらは当日の実際のスコア表ではなく、記事を書いた際に確認用で「Score Watcher」で作ってみたものです。
【Q15時点終了時の上位のポイント(1◯ないし1×以上)】
ハマクドー・かよちん4◯、ほしまる・ばいそん2◯、ひっさつ会長・KT1◯、Liner1◯1×、アッキ~・チヨマル1×
というわけで、序盤戦はハマクドーさんとかよちんさんが4◯で並び首位タイで激しい戦いを繰り広げてました。今回の「その2」はQ16-30までの中盤戦15問のあたりをお送りいたします。
リハビリの「PT」と「OT」の二択、実に惜しい(^_^;)
まずはQ16-20のあたりです。
Q16:目蒲線(当時の営団地下鉄南北線および都営地下鉄三田線との相互直通運転が開始されるのに伴い、2000年8月6日に運転系統が多摩川駅で/2つの路線に分割され、現在はその名称を使用していない、元は1923年に開通した「目黒蒲田電鉄」がルーツで、同年発生した関東大震災でこのあたりに引っ越してくる人が多かったことから経営成績も非常に良かった、東急電鉄の路線は何だったでしょう?)→Liner2×(1◯)/KT1×(1◯)/ばいそん3◯
Q17:作業療法士(厚生労働大臣の免許を受けて医師の指示の元で、リハビリテーションを行う医療従事者の/国家資格で、「PT」と略されるのは理学療法士ですが、「OT」と略されるのは何でしょう?)→ほしまる1×(2◯)/アッキ~1◯(1×)
Q18:ボヘミアン(元々はチャゲ&飛鳥の飛鳥涼が、作曲家の井上大輔とタッグを組み、1982年9月21日に歌手の大友裕子がシングル盤で発売した曲だったが、この曲の発売日にその大友裕子が結婚して引退してしまい、翌年5月に葛城ユキがカバー/曲としてシングル盤として発売したところ、むしろそちらの方が大ヒット曲となり結果的には、葛城ユキ本人の代表曲ならびに代名詞ともなった、「流浪の人、放浪者」「型に嵌らない生き方をする芸術家」などを意味する、その曲のタイトルは何でしょう?)→ひっさつ会長2◯
Q19:ニキータ・フルシチョフ(1953年3月にソ連の最高指導者・スターリンが亡くなった後に権力を掌握し、1956年の/ソ連共産党第20回大会ではそのスターリンが生前に行っていた独裁政治や粛清、恐怖政治、個人崇拝などの実態が暴露される、いわゆる「スターリン批判」を実行し、世界に衝撃を与えた当時のソ連共産党第一書記で、1962年にはキューバに核ミサイルを配備してキューバ危機を招いたりしたのは誰でしょう?)→チヨマル1◯(1×)
Q20:日本武道館(初代館長は読売新聞・日本テレビの社長・会長を歴任していた正力松太郎。当初は1964年の東京オリンピックの柔道競技会場として今の赤坂迎賓館の場所に5万人収容の大殿堂を作る予定だったが/、最終的には皇居の北の丸公園に1万人収容のものが完成した、柔道・剣道・空手道・合気道などの武道の稽古場・競技場として使用されている「日本の武道の聖地」である場所だが、1966年にイギリスの人気ロックバンドの「ザ・ビートルズ」の日本公演が開催された後は「日本におけるミュージシャンの聖地」にもなったのはどこでしょう?)→ほしまる3◯(1×)
まずQ16は鉄道問題。2000年8月に運転系統が多摩川駅で分かれて現在は路線名としては使われていない→「目蒲線」の問題は、Linerさん→KTさんと誤答が続いた後に3着目のランプがついたばいそんさんが正解してこれで3◯に。
この路線は以前は名前のとおり、目黒←→蒲田まで直通してたのですが、現在は地下鉄→目黒→多摩川→武蔵小杉へ続くルート、多摩川→蒲田へ続くルートに分断されています(似たような話で、以前は地下鉄日比谷線から東横線の中目黒→日吉or菊名まで直通運転もしてたのですが、上記の新路線開通で中目黒止まりになって乗り入れをしなくなってしまったそうです)。そしてこの運転系統が変更された際に多摩川園駅→多摩川駅に改名されてました。それと個人的には大学時代の最初は東横線の妙蓮寺駅の近くのアパートで下宿してまして、この当時は大田区の萩中(最寄りは京急線の糀谷駅)に母方の祖母が住んでましてよく晩飯を食べに行ったりお小遣いもらいに行ったりしてましたので、妙蓮寺(東横線)→多摩川園(目蒲線)→蒲田(京急orバス)→萩中の祖母宅までたびたび行ってた時に使ってたのが「目蒲線」でして、実に懐かしいです、はい。
続くQ17はかなり早いポイントでほしまる先生が押すも「理学療法士」で誤答ブザーが鳴り、同じポイントで2着のランプがついててアッキ~さんが「作業療法士」で正解してました(笑)。これでほしまる先生は1×(2◯)、アッキ~さんが1◯(1×)ということに。一応補足すると、理学療法士=Physical therapist、作業療法士=Occupational therapistの通称でそれぞれ「PT」・「OT」と呼ばれてます。あとはその他、言語聴覚士(ST)、視能訓練士(CO)というのあります。ま、二択を外したという感じに(^_^;)。
なお、この問題を作った理由としては、だいたい我が家では息子が第1-3月曜日に作業療法(OT)の、第2-4月曜日に理学療法(PT)のリハビリを、いつも通っている特別支援学校の隣の療育支援センターでやってもらってまして(ほとんどが午後1時20分からなので、学校を中抜けして行ってます)、ちょうど第1日曜日開催の時の岩Q槻の例会の次の日のほとんどが作業療法のリハビリで私が息子に付き添ってまして(理学療法の方は妻が付き添ってます。以前は夫婦ともにどっちも付き添ってましたが、新型コロナ禍以降は「どっちか一人」になりました)、息子がOTの先生にいろいろと遊んでもらってる時に昨日(岩Q槻例会)の疲れも相まって多少うとうとしながら見学している…という次第です(苦笑)。
Q18は先年亡くなった葛城ユキの訃報の際に代表曲・代名詞として紹介されていたヒット曲「ボヘミアン」の問題は、新旧和洋問わず音楽問題に強いひっさつ会長が正解して3◯。そして「葛城ユキ」の名前が出てきて押された瞬間に「あー」と同時にあちこちからため息が漏れたのはやはりその世代の皆さんが多かった証左のようで(笑)。なお後年、チャゲ&飛鳥もセルフカバーしてまして、コンサート等で物凄くテンション高く歌い上げてました。
続くQ19は「スターリン批判」を実行したソ連の最高指導者「ニキータ・フルシチョフ」の問題をこれまた歴史問題に強いチヨマル先生が正解して1◯。この人は非常に数少ないと言ってもいい「スターリンが存命中に繰り広げ、結果、数千万人が命を落とした「大粛清」から逃れる事ができたソ連の最高幹部」のひとりで、後にケネディ大統領とはキューバ危機を招きつつも「ホットライン」を結んだり、日ソ共同宣言の際に交渉役としてモスクワ入りした大物政治家・河野一郎と激論を交わして漁業権や北方領土の取り扱いなどの妥協案を引き出したことが逸話にもなってます。
そしてQ20は現在は日本の武道の聖地、コンサートの聖地となっている「日本武道館」の問題をかなり早いポイントでほしまる先生が正解してこれで3◯(1×)に。なお正力松太郎初代館長(この当時は国会議員でもあり、更に柔道九段の猛者でもあり国会柔道連盟の会長でした)に関しては面白い逸話がいくつかあって、かのビートルズが武道館でコンサートを行う際には「武道の聖地であんなわけわからん奴らのコンサートなど」と大反対してた一方で、そのビートルズのコンサートの主催が自分とこの読売新聞社だったのが判明すると何も言わなくなってしまったという(苦笑)。
「スーフリ」の和田サンのパラパラダンスが懐かしい(をい)
続いてはQ21-25のあたりです。
Q21:「みずほ」号(かつての国鉄・JR時代の長距離寝台特急列車で、東京駅から長崎駅・佐世保駅まで走っていたのは「さくら」号でしたが、東京駅から長崎駅・熊本駅/まで走っていた1994年12月6日に廃止されたのは何号だったでしょう?)→ハマクドー5◯
Q22:侍従[じじゅう](小林忍、河井弥八(かわい・やはち)、卜部(うらべ)亮吾、徳川義寛(よしひろ)、入江相政(すけまさ)など、本人が亡くなった後に生前つけていた日記が広く公開されたことにより、長らくベールに包まれていた皇室研究などに大きく寄与することとなったこの人たちは/、いずれも「かつての昭和天皇に付き従い、身の回りの世話などをする」何という宮内庁の特別職を担当していたでしょう?)→ひっさつ会長3◯
Q23:北野駅(1980年代に開通した国道16号線の「八王子パイパス」がこの駅のすぐ隣を通る事になり、もともとは地上駅だったのを大工事でおおよそ4年かけて高架駅にした逸話がある、東京都八王子市打越町(うちこしまち)にある京王電鉄の駅で/、新宿から乗った際にはこの駅で京王八王子駅に向かう本線たる「京王線」と、高尾山口(たかおさんぐち)駅に向かう「高尾線」の分岐駅となるのはどこでしょう?)→Liner2◯(2×)
Q24:スーパーフリー(事件)(この一件が2004年の集団強姦罪・集団強姦致死傷罪の創設につながる事となった、1990年代後半から数年間に渡り、イベントの二次会等で女性を/酒に酔わせサークルのメンバーが集団で襲い、最終的には首都圏の名門大学出身の学生ら、合わせて14人が準強姦罪で実刑判決を受けた事件を、そのイベントを主催していた早稲田大学のインカレサークルの名から何事件と呼ばれているでしょう?)→Liner3◯(2×)
Q25:モハメド・アリ(スポーツ中継を担当したNET、後のテレビ朝日では当初の相手は大相撲のハワイ出身力士の高見山大五郎を想定し、実際に日本相撲協会と交渉していた嘘のような実話がある、1976年6月26日に東京の日本武道館で行われた「異種格闘技戦・格/闘技世界一決定戦」で、プロレスラーのアントニオ猪木と戦い引き分けた、ボクシングの世界ヘビー級チャンピオンは誰でしょう?)→かよちん1×(4◯)/KT2◯(1×)
まずQ21は「東京→長崎・熊本間の寝台特急列車」の鉄道問題は一斉に3着まで押される激戦となってましたが「みずほ号」とハマクドーさんが正解してこれで5◯。なお長崎・佐世保間を走ってた「さくら号」と共に九州新幹線の愛称名で残ってます(一方で同じ九州の、東京→西鹿児島or熊本間を走ってた「はやぶさ」号は東北・北海道新幹線の愛称名の方で使われているのもなかなか興味深い話ではあります)。結局のところ、寝台特急が廃れてしまったのは、国鉄が分割民営化してJRになった際に数社にまたがる形で運行されてしまったのと(通り過ぎる会社だと実入りは少ないし、深夜帯の線路工事等に影響するしでメリットがほとんどなかったらしいです)、新幹線がJRになってから新路線が開通し更に高速化したことが思いっきり斜陽化してしまった原因でもありました。
続くQ22は「侍従」という問題(むろかつが大好きな「皇室問題」という説も(をい))。実はこの問題だけは正解の単語設定がされてまして「(侍従長/侍従次長はもう一度)」という条件がつけられてました(正解にはできないけど、誤答にするにもしのびない(実質7割ぐらいは正解しているに等しい)ので「もう一度」ということに)。かなり早いとこで押したのはひっさつ会長でしたが「侍従長」と答えた後に、「もう一度」「何かが余計です」と言われてやや苦戦しながらも「侍従」をひねり出して正解チャイムが鳴り3◯に。というのは、この中で名前が出た人物では、小林忍と卜部亮吾は侍従、河井弥八は昭和初期の侍従→侍従次長、入江相政と徳川義寛は昭和初期から末期まで半世紀以上に渡って侍従→侍従次長→侍従長まで勤め上げた(2.26事件や玉音放送の時も付き添い、更に昭和60年代まで現役でした)…などで、この人たちの共通点は「侍従をつとめていた」一点に尽きるからだったりします。
そしてQ23も鉄道問題。京王線で新宿から乗った際に、「高尾山口行きと京王八王子行きで分岐する駅→北野駅」という問題でしたが、問題文の前半部分の「国道16号線の八王子バイパス」のとこで、バイク乗りでもあるLinerさんが正解して2◯に。この北野駅のあたりの16号線の「八王子パイパス」っては、八王子から相模原までショートカットできる道路で(ショートカットしない旧道的な国道16号線のルートもあります)、以前は有料道路でした(何年か前に無料になって料金所が撤去されてました)。
かくいう私・むろかつも半年に1回、愛車の点検で相模原のディーラーさんとこに行く際には毎度使うんですが、
↑八王子方面からバイパス方面の入口手前付近。左斜側にせり出しているのが北野駅です。
↑逆に相模原方面からの八王子バイパスの出口付近。もう完全に北野駅の高架ホームが真上にあります。
で、このバイパスと一般道が合流するとこ(1枚目の写真の付近の反対路線のとこ)がボトルネックになっちゃっていつも混むんで困ってますです(苦笑)。
Q24は今から四半世紀前ぐらいの頃に大きな話題となってた「スーパーフリー事件(通称:スーフリ事件)」。Linerさん連取に成功してこれで3◯(1×)に。この事件は、当時20代前半ぐらいだったうちの弟が興味本位がこのスーフリ事件の末端の部員の裁判に見に、よく東京地裁まで行ってたそうで「明らかに執行猶予がつくと決めつけてて、公判中は非常に「世の中を舐めきった態度」を取ってたら、最後、裁判長から執行猶予なしの実刑判決を言い渡されて大混乱して号泣してた」というのを何度か目撃したそうです(失笑)。
で、このリーダーの「和田サン」と呼ばれていた人が結局最も重い実刑判決を受けた人が、よく当時のテレビのニュース番組などで、
↑このパラパラを踊っている動画がめちゃくちゃ流れてて思わず大失笑したのが今でも記憶に新しい(をい)
そしてQ25はアントニオ猪木と異種格闘技戦を行ったボクシングの世界チャンピオン「モハメド・アリ」の問題は、まずかよちんさんが「アントニオ猪木」と答えて惜しい誤答となり(1×(4◯)に)、2着ランプがついてたKTさんが「モハメド・アリ」と正解してこれで2◯(1×)に。
ま、この問題のフリ的には「モハメド・アリの対戦相手として候補に上がってた→高見山大五郎」という形だったので猪木では正解にできなかった次第でした。結局のところ、アリ側は「余興」だと思ってたら実はガチの真剣勝負だった事が直前に判明し、交渉の結果猪木が繰り出すプロレス技の殆どが反則になってしまい、仕方なく猪木はマットに寝っ転がる形でローキックばかりやっていたという逸話もあったりします。あとはこの当時は幕内力士の天龍源一郎が所属していた二所ノ関部屋の中のゴタゴタに嫌気をさして三役手前だったにも関わらず実際にプロレスラーに転身した例もあり、問題文に出てきた人気幕内力士の高見山もそうですが、この5年後に横綱になって一時代を築く千代の富士あたりも平幕力士の頃の一時期はプロレス転身を真剣に考えてたこともあったそうです。
「鼻歌クイズです」→ジョン・ケージの「4分33秒」を(爆)
そしてQ26-30のあたりに入ります。
Q26:絵画館/聖徳記念絵画館(さだまさしが1996年10月25日にリリースしたソロ22枚目のオリジナル・アルバム「古くさい恋の唄ばかり」のオープニング1曲目のタイトルはこの建物の名前がそのまま使われている、明治神宮外苑の入り口でもある青山通りから見て「イチョウ並木」越しに必ず真ん中にこの建物が見えるように設計されている事でも知られる、明治天皇の生涯を描いた壁画を80枚ほど展示されている美術館は何でしょう?/)→ひっさつ会長4◯
Q27:遊行[ゆぎょう]寺(仏教寺院を舞台にした「鈴振り」という、下ネタ中心の「艶笑噺(えんしょう・ばなし)」はこのお寺が舞台となっている、正式名称を「清浄光寺(しょうじょうこうじ)」という神奈川県藤沢市にある時宗総本山/の寺の通称で、毎年正月恒例の「箱根駅伝」では復路8区の終盤・戸塚中継所手前の急な上り坂の難所がこの寺の前にあり、復路最大の難所ということでたびたび中継で連呼されることがあるのはどこでしょう?)→ばいそん4◯
Q28:4分33秒(鼻歌クイズです。1952年にアメリカの音楽家が作曲し、初演としてはニューヨーク州ウッドストックで開催された慈善コンサートだった、「この曲」のタイトルは何でしょう。わかったら押してください。ではいきます(大きく息を吸ったあとは、以下沈黙/))→KT3◯(1×)
Q29:蹲踞[そんきょ](柔道では大正時代に、正座ないし立って一礼する方法が採用されるまでは同じ方法が採られていた、日本の武道、特に剣道と相撲/などにおいて、対戦する選手が爪先立ちになり、深く腰を落として膝(ひざ)を開き、上半身を立てて重心を安定させた状態・姿勢になる、試合開始および終了時の礼法を特に何というでしょう?)→ハマクドー6◯
Q30:再生の道(2025年6月22日に投開票された東京都議会議員選挙では、42 人もの大量の/候補者を擁立するも、例えば定数6の杉並区選挙区に3人を擁立するなどあまりにも選挙戦略が杜撰だった為に最終的には当選者ゼロ人の憂き目に遭った、2024年の東京都知事選挙で得票数2位に入った元・安芸高田市長の石丸伸二が設立した東京都の地域政党は何でしょう?)→ひっさつ会長5◯
Q26はジャンル的には「さだまさし/皇室問題」というまさに「むろかつ問題」というべきか(大汗)。正解は「絵画館/聖徳記念絵画館」のどちらでも正解でOKという基準でした。で、こちらは大のヤクルトファンのばいそんさんが明治神宮野球場に行く際にたびたび近くを通ったり見かけたりして「あれ、あの建物はなんて言うのかな」と押せずにいたところ、スルー直前に押したのはさだまさしファンでもあるひっさつ会長で「絵画館」で正解して4◯となりました。
なお先程(前回の記事にあります)はQ3で「大正天皇・昭和天皇の国葬が行われた→新宿御苑」という問題が出題されましたが、この「絵画館」は元は旧・青山練兵場があったエリアで、大正天皇の前の明治天皇の大喪儀が行われた「葬場殿」が作られた場所でもありました。
↑青山通りからイチョウ並木ぞいに見える国会議事堂みたいな建物がその「(聖徳記念)絵画館」です。
そしてさだ氏は高校時代、バイオリン修行で長崎から出てきていて市川市の下宿から神宮外苑にほど近い國學院高校に通学してたんですが、そこの校則で通学ルートが「国鉄信濃町駅から明治神宮外苑を通って高校まで通うこと」という決まりがあって、結果的には通学時は毎回ここをいつも通っていたそうです。それと正解が「正式名称の「聖徳記念絵画館」だけではなく、通称の「絵画館」でもOK」にしたというのは、そのさだ氏の曲のタイトルが「絵画館」だったからです(その内容は高校時代の古い恋物語を歌った曲でもありました)、はい。
Q27は毎年箱根駅伝の復路8区での「難所である急坂」で実況アナウンサーから連呼される「遊行寺(ゆぎょうじ)坂」で知られる元の「遊行寺」の問題は箱根駅伝云々のフリに行く前に「神奈川県藤沢市にある時宗総本山」で一斉バババッと押されてランプがついたばいそんさんが正解して4◯に、そして2着判定のハマさんが大いに悔しがってました(苦笑)。このあたりの8区は、平塚中継所→湘南大橋→茅ヶ崎までは比較的平坦な道を走るのですが、後半の15kmの藤沢跨線橋から戸塚中継所までは上り坂が3つ続き、1kmで40m昇るその最初かつ最大の急坂がここに出てくる「遊行寺坂」で、これのせいで他の区間はほぼ毎年に近いペースで区間記録が更新される一方で、8区の区間記録だけがずっと四半世紀以上更新されなかったという逸話もあります。
そしてQ28は今回最大の実験かつネタ問題。「スルーになったらどうしよう」と内心心臓バクバクで出題してました。というのは「4分33秒」はピアニストがずっと弾かずに、観客のざわざわ声がその音の内容…というジョン・ケージ作曲(?)の曲だったりします。そしたら沈黙して5秒後ぐらいにポーンと押したのがKTさんで「4分33秒」を正解して3◯に。「いやーありがたい、本当に助かった」とは正解チャイムをならした私・むろかつの安堵の表情が(をい)。…もっともさすがにジョン・ケージの「初演の」演奏後は賛否両論で、当然のことながら批評家筋からはどえらいバッシングを受けた模様です(苦笑)
続くQ29は「主に剣道と相撲での試合開始および終了時の礼法→蹲踞(そんきょ)」の問題はハマクドーさん正解で6◯として遂にイイシャンテン状態に。以前は柔道でもそれが行われていたのですが、こちらは剣道・柔道と共に戦前期に一大勢力だった「大日本武徳会」の影響が強かったのもあるとのことです(あまりにも影響が強すぎて、日本軍国主義の元凶とも見做され、敗戦後はGHQに一気に強制解散・公職追放まで食らう始末でした)。なお大相撲は、この蹲踞の姿勢で揉み手をしてから拍手を打ち、両手を広げた後、掌をかえす…という一連の流れを総称して「塵手水(ちりちょうず)」という作法で呼ばれてもいます。
Q30はこの例会の2週間前に投開票が行われた東京都議選で「立候補した42名が全員落選した→再生の道」という時事問題。そしたら「42人もの大量の」で一斉にバババッと押されてランプがついたのはひっさつ会長で「再生の道」と答えて正解チャイムが鳴りこれで5◯へ。
で、この「42人」というは党派別立候補者数としては自民党と1位タイで、最終的には「第1党」となった「都民ファースト」の立候補者数が「37人」だったのを考えるとさすがに無謀…というか「ここには選挙の参謀役もいねえのか」とツッコミを禁じ得ない始末でした。ついでに書くと、この例会の2週間後に行われた参議院選挙でも小選挙区(東京選挙区に立候補させてました)・比例区のどちらでも1人も当選者を出せず、更に得票率が政党要件にも及ばないぐらいの大敗でもありましたです、はい。
で、Q30終了時点で以下のようになりました。
【Q30時点終了時の上位のポイント(1◯ないし1×以上)】
ハマクドー6◯、ひっさつ5◯、ばいそん4◯、かよちん4◯1×、ほしまる・KT3◯1×、Liner3◯2×、、アッキ~・チヨマル1◯1×
となりました。
残りは20問となりました。次回は後半戦の模様をお送りいたします。ではまた。
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