こんにちわ、番頭役のむろかつです。2024/3月例会「第8回ひよし記念・春」の報告記を連載しております。3回目は今回のダブルメイン企画のひとつ目の企画となります、午後1R「座・ムダ長文(むろかつ企画)」の報告記のその2をお送りいたします。
↑前回はこちら。
Q3。当代の13代目は「灰皿にテキーラ」でおなじみの(以下略)
Aブロックは序盤2問目を終えて以下のような得点状況になってました。
【Q2時点:ばいそん+29、ひっさつ+11、ほしまる(+5)、山田はまち+17、くうちゃん、キヨミ、ぽちょ兄貴+15、公太郎+15】
この序盤2問はノーハンデからのスタートとなった8枠の公太郎さん、7枠のぽちょさんがそれぞれ前半押し正解を成功させて+15p獲得…と、ちょっといつもとは違ったスタートとなっております。このまま大波乱が発生していくのでしょうか。
続いての3問目はこんな問題でした。
Q3:伝統芸能の「歌舞伎」における屋号の始まりといわれているもので、子に恵まれなかった初代市川團十郎が、父親の出身地に近いあるお寺に/子宝祈願をしたところ、見事翌年に二代目團十郎を授かりこの子は健常ですくすくと成長し、ここのお寺への謝恩の意味を込めた演目をはじめた事から一躍、江戸っ子にとってここのお寺を参拝する事がブームになった…という逸話を持つ、千葉県にある真言宗智山派の大本山の一つから名付けられた屋号は何でしょう?
A3:成田屋(当日は成田山、成田山新勝寺、成田(屋)でも正解としました)
当初はなんとなく「市川宗家の屋号→成田屋」が正解で「由来となったお寺→成田山新勝寺」は誤答かなーという正誤基準で作った問題でしたが、この企画は出題のはじめにむろかつがジャンルのヒントだけは出すのが恒例で(あえて出さない時もあります。今回のQ1の「シュクメルリ」では出しませんでした)して、今回は「うーん、”芸能”と“寺社仏閣”かなあ」と口走ったがために「成田山新勝寺も正解」ということになった問題でした。そしてむろかつにとっては出身地の成田にも絡む問題ですので「ご当地問題」でもあります(笑/このご当地問題に呼応(?)するべく、後に現住地の東京都福生市にある「横田基地」という問題も出題されるのはここだけの話ですが(をい))。
で、ここの問題は前半も前半「父親の出身地に近いあるお寺に」でばいそんさんがぽーんと押してました(得点係のハマさんも「わかった」という反応をすべくやはりこのあたりで手を上げてました(笑))。なお前半最後まで読まれた時点で前半ボードを宣言してたのは、ひっさつ会長・ほしまるさん・ぽちょさんの3名でした。
そしてこの問題は
後半ボードの山田はまちさん、くうちゃんさん、キヨミさんが各+1p、前半ボードのひっさつ会長・ほしまるさん・ぽちょさんが各+7、そして前半押しのばいそんさんが+15p獲得でした。往々にしてむろかつの座・ムダ長文は部分点的な正解扱いにする場面も結構少なくなかったりしますです(苦笑)
【Q3時点:ばいそん+44、ひっさつ+18、ほしまる+12、山田はまち+18、くうちゃん+1、キヨミ+1、ぽちょ兄貴+22、公太郎+15】
図らずともここで8人全員が+1p以上の加点、つまりは1回はどんな形でも正解したということになりました。いやー問題文の癖が強いだけにこれはよかったよかった(^_^;)。
で、前半押しで正解したばいそんさんいわく「前に成田山新勝寺に行った時に、初代市川團十郎の説明の看板がいっぱいあってねえ」とのことで、成田市で育ったむろかつも「成田市の小学生は成田市からもらう社会科の副読本でこの市川團十郎の話はさんざん叩き込まれるんすね。それと学校の秋の写生会で成田山に行くことも多いですし」とちょっと軽い地元ネタを話してました(ついでに書くとこの歴代の市川團十郎がきっかけで江戸っ子の「成田詣」がブームとなり、後に成田山参拝客輸送を目的として作られたのがいわずとしれた(?)現在の「京成電鉄」でした)。
で、当代の六本木の飲み屋で灰皿にテキーラを(以下略)でおなじみの「市川海老蔵」から近年「市川團十郎白猿」を襲名した歌舞伎役者の人は「13代目」にあたるそうです。
いやー全員正解するとほっとしますなー(←困った企画MCだ(爆))
続いての4問目はこんな問題でした。
Q4:その容器には目盛りがついているものの、厳密には正確なものではないために「おおよその量」という意味の「APPROX(アプロックス)」という単語が器の壁面に書かれている、使用用途としては主として、溶液を調整したり、化学反応や再結晶をさせたりするために、加熱、冷却、攪拌、放置などの操作に使用される/、一般には注ぎ口として一方がくちばし型に突き出ている薄い硬質ガラス製のものが特に普及している理科の実験容器は何でしょう?
A4:ビーカー
毎度おなじみの「超文系人間のむろかつが無理やり理系問題を作ったらこうなります」シリーズのあれでした(号泣)。この問題も理系問題を出すためにあえて新作で作った問題だったりします。どーしても問題難易度と「最後まで聞けばどうにか正解をひねり出せる、馴染みのある単語」な感じだと小中学校時代の理科室の実験器具とかになってしまうんですけどね。
ここの問題では前半の最後の「放置などの操作に使用される」のポイントでほしまるさんが押しまして、前半ボードはばいそんさん・ひっさつ会長・山田はまちさん・ぽちょさんの4人が宣言しておりました。…で、例によって後半の部分を聞いて「あーなるほど」という顔をした人が多かったんですけどね(^_^;)
でここの「ビーカー」の問題、正解したのは
後半ボードのくうちゃんさん・キヨミさん・公太郎さん、前半ボードのばいそんさん・ひっさつ会長・山田はまちさん・ぽちょさん、前半押しのほしまるさん…という事で全員正解でした(笑)。
【Q4時点:ばいそん+51、ひっさつ会長+25、ほしまる+27、山田はまち+25、くうちゃん+2、キヨミ+2、ぽちょ兄貴+29、公太郎+16】
なお「ビーカーの目盛りの誤差」はだいたい±5%にも及ぶので、厳密に目盛りを図る場合はメスピペットやメスフラスコなどを使って検査することになるんだそうです。
※後から調べたら「ビーカー」はこの企画で過去2回出題してました(前々回/前回)。しかも今回含めて「押して正解した人がまだいない」という(以下略)
続いて5問目はこんな問題でした。
Q5:かつては漆喰(しっくい)やモルタルを使うことが多かったが、現在は特に外装目的では風雨に対しての気密、水密状態を得る目的や、防音・断熱のために「シーリング」と呼ばれる弾力性のある合成樹脂の充填材などが使われるようになった、建築物や土木構造物において、石・レンガ・コンクリートブロックの継ぎ目となる隙間の部分や、その仕上げの際に貼るタイルの継ぎ目の事を何というでしょう?
A5:目地(めじ)/ジョイント
ジャンルは「工学」。厳密に言えばこれも理系といえば理系なんですが、これの問題を作るきっかけが少し前にBS朝日で再放送していた「大改造!!劇的ビフォーアフター」をたまたま見てたからでして(笑)。その流れで「日曜大工的な問題を理系と言われても困るだろうな」とも考えて、あえて前の化学系のコテコテの理系問題を拵えたのでした。で、ここの問題はこの日初めての「誰も押さない」問題となりました。ただし前半最後の部分で前半ボードに挑戦したのが4名おりました(←誤答してもマイナスにならないという点ではあえて前半ボードをチョイス選択肢も勿論ありです)。
そしてこの「目地/ジョイント」を正解したのは、
後半ボードのひっさつ会長・ほしまるさん・くうちゃんさん(各+1p)、前半ボードのばいそんさん・山田はまちさん・公太郎さん(各+4)の6名でした。
【Q5時点:ばいそん+58、ひっさつ会長+26、ほしまる+28、山田はまち+32、くうちゃん+3、キヨミ+2、ぽちょ兄貴+29、公太郎+23】
ばいそんさんは順調に大逃げしはじめてますが、よくよく見れば2位争いが実におもしろいことになってきました。
実に久しぶりに「ビックロ」を聞いたような気がする(苦笑)
続く6問はジャンルは「社会、企業」でこんな感じの問題でした。
Q6:その共同出店という形式としては一方の企業の契約満了により2022年6月19日をもって閉店して現存はしていない、元々は2012年3月31日に閉店した三越新宿アルコット店、つまりは旧新宿三越の建物を10年間の定期建物貸借契約により借り上げ同年9月27日にオープンし当時は全くの異業種同士の組み合わせで/大いに話題となった、家電量販店のビックカメラとカジュアル衣料のユニクロとの共同出店による商業施設は何でしょう?
A6:ビックロ
企業問題であり「あー、そういうのあったねえ」「え、今はもう無いの?」というプチ懐かしい系の流行問題でもありました。で、前半最後の方の「全くの異業種同士の組み合わせで」で押したのはぽちょさんでした。そして前半最後で前半ボードを宣言したのはばいそんさん・ひっさつ会長・ほしまるさんの4名でした。…でまあ、後半部分だけでだいたい答えは言っちゃってるんですけどね(^_^;)
で、正解したのは、
後半ボードの山田はまちさん、キヨミさん(各+1p)、前半ボードのばいそんさん・ひっさつ会長・ほしまるさん(各+7p)、前半押しのぽちょさん(+15p)でした。
なお現在は賃貸契約を10年間でやめたのはユニクロの方だけで今もビックカメラは営業中で、更に同じビルにはユニクロの系列のGUがその建物に入ってるんだそうです。ちなみに私・むろかつは開店した頃に妻と買い物に行きまして(最寄り駅の青梅線牛浜駅の隣が拝島駅で、ここは西武線の駅もあるんで新宿に出るのは便利なんですね)、黒いフリースを購入しまして今もそれは冬場によく着ています。毎年静電気のひどさに閉口してますが(ノД`)シクシク
【Q6時点:ばいそん+65、ひっさつ会長+33、ほしまる+35、山田はまち+33、くうちゃん+3、キヨミ+3、ぽちょ兄貴+44、公太郎+23】
ばいそんさんが相変わらずトップで逃げている状態ではありますが、このあたりからぽちょさんの追い上げも始まっていきました。
いやー談志師匠、あんた国会議員もやってた時代に何を(以下略)
続く7問目はこんな問題でした。たぶんBブロックに入っちゃったハマクドーさん(←食い物問題が大得意)が押せなくて悔しがるんだろうなーと思いつつ(苦笑)
Q7:その名称は英語で「粒状にした」「ざらざらする」などという意味から来ている、菓子・料理/・飲料用特に珈琲や紅茶などに用いられているために世界で最も使用量が多い、最高純度の糖液からつくられる無色結晶状の砂糖の種類は何でしょう?
A7:グラニュー糖
前半半ばの「菓子・料理/」で押したのは山田はまちさんでした。と同時に、
↑やっぱりわかったようで、実に悔しそうに手を挙げていたハマさんが得点板の前に(^_^;)
で、その後、前半ボードをぽちょさん・公太郎さんの2人が挑戦してまして、問題文が最後まで読まれてました。
そしてこの「グラニュー糖」の問題では、
正解したのは後半ボードのばいそんさん・ひっさつ会長・ほしまるさん・キヨミさん(各+1p)、前半ボードのぽちょさん(+7p)、前半押しの山田はまちさん(+15p)でした。
【Q7時点:ばいそん+66、ひっさつ会長+34、ほしまる+36、山田はまち+48、くうちゃん+3、キヨミ+4、ぽちょ兄貴+51、公太郎+23】
続く8問目。まあ問題文の前フリのエピソードが「相変わらずひどい」です(←自分で言うな(号泣))
Q8:昭和40年代の頃、落語家の立川談志がとあるTV番組で下品な若い女性の集団に「まあ今を楽しめ、お前らみたいなブスの女は後は「これ」になるしかねえんだから」と発言し、「これ」の業界からの猛クレームがついて世間で大いに物議を醸したことがある、昭和30年代にまだ女性の職場が少なかった戦後復興期に、寡婦(かふ)の雇用対策として創設された「学童擁護員」という/、小学校の通学路上に立ち児童の通学における安全確保に当たる職員のことを、交通安全のシンボルカラーである「ある色」の制服や帽子を身に着けていたことから「何のおばさん」と呼ばれていたでしょう?
A8:みどり(のおばさん)
さすがは談志師匠(苦笑)。しかもこの人、この問題発言の前後に参議院選挙に出て当選して「国会議員」にまでなってるのにえらいことを(ノД`)シクシク。で、この問題は前半最後の「学童擁護員」のとこで押されました。で、押したのはこの時点で暫定2位につけていたぽちょさんで、同時に前半ボードをばいそんさんとひっさつ会長が宣言しておりました。
で、正解したのは、
↑いいとこでネタを挟んでくるのが最高ですなーばいそんさん(笑)
後半ボードのほしまるさん・山田はまちさん・キヨミさん・公太郎さん(各+1p)、前半ボードのばいそんさん・ひっさつ会長(各+7p)、そして前半押しのぽちょさん(+15p)でした。
【Q8時点:ばいそん+73、ひっさつ会長+41、ほしまる+37、山田はまち+49、くうちゃん+3、キヨミ+5、ぽちょ兄貴+66、公太郎+24】
なおうちの地元では茶色の帽子とビブスを着た、シルバー人材センターから派遣されているおばさんやおじさんがよく通学路に立って交通誘導をしてますです。私自身が成田の小学校に通ってた頃は基本的には成田ニュータウンの「緑道」と呼ばれた自転車と歩行者しか通れない歩道が充実していて基本的には車と接触するとこは通学路ではあまり歩かないので昭和50-60年代はこのようなおじさん・おばさんは見たことはなかったです(30数年経過した今は知りませんが)。
↑この時点までの得点状況でした。暫定首位のばいそんさんがほぼ全問が「前半ボード以上」の加点しているとこに、怒涛の「前半押し」3回成功のぽちょさんが迫ってきております。
一気に暫定2位のぽちょさんが暫定首位のばいそんさんまで7ポイント差まで迫ってきました。この時点では未だに「押して誤答でマイナス」が発生しておらず、手堅く前半ボードの+7pを積み重ねている人たちも少なくないため、後半の誤答マイナス等が発生した時に一気にひっくり返る可能性もありますので…果たしてばいそんさんは逃げ切れるのか、それともぽちょさんや他の2-3位集団の皆さんの追い上げが出てくるのか。次回はAブロックの終盤戦の模様をお送りします。
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