2024/03月例会「第8回ひよし記念(春)」報告#2「午後1R:座・ムダ長文編(Aブロック編(1))」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2024/3月例会「第8回ひよし記念・春」の報告記を連載しております。2回目は今回のダブルメイン企画のひとつ目の企画となります、午後1R「座・ムダ長文(むろかつ企画)」の報告記のその1をお送りいたします。

2024/03月例会「第8回ひよし記念(春)」報告#1「オープニング及び午前のフリバ会編」

2024年3月9日

↑前回はこちら。

昨年春以来の「座・ムダ長文」が帰ってきました(苦笑)

近年はだいたい年2回ペースで開催している「座・ムダ長文」。2段階早押しボードクイズが今回のメイン企画のひとつ(この次のLinerさん企画「近似値グランプリLive」とのダブルメイン企画という位置づけでした)として今回は昨年5月例会以来となりました。ま、昨年秋に開催できなかったのはコロナ禍で9-10月例会が中止となってしまったからでしたが、基本的には春と秋の年2回程度の開催を予定しております。

で、今回の基本ルールは、

2024/03月例会「午後1R:座・ムダ長文(2段階早押しボードクイズ)」の企画概要

2024年2月7日

↑こちらに書いてあるとおりなのですが、前回と替わったのは、

[前回の得点変動]
・前半部分で押して正解…+12p
・後半部分で押して正解…+7p
・前半部分で押さずに正解…+5p
・後半部分で(最後まで問題文を聞いた上で)押して正解…+1p
———————–
・前半部分で押して不正解…-8p
・後半部分で押して不正解…-5p
・押さずに不正解…罰則なし

・勝ち抜け…+80(上位2人が勝ち抜いたらセット終了)

このあたりが、今年は「全20問、できるだけ腰を据えてやりましょう」ということで、

[得点変動]

・前半部分で押して正解…+15p
・後半部分で押して正解…+10p
・前半部分で押さずに正解…+7p
・後半部分で(最後まで問題文を聞いた上で)押して正解…+1p

・前半部分で押して不正解…-8p
・後半部分で押して不正解…-5p
・押さずに不正解…罰則なし

・勝ち抜け…+100(20問まで行かなくとも上位2人(実際は上位3位が確定するまでやりました)が勝ち抜いたらセット終了)

前半部分で押して正解が+12→15pになるなどしまして、「後半押さずに正解」以外の得点が結構上がりました。そして勝ち抜けポイントが+80p→+100pとなりました。

ちなみに最初の頃は「2組に分けて全15問×2セット(各組の上位と下位を入れ替えてもう1セット)」が基本だったのですが(前半押し正解が+10p程度で、勝ち抜けポイントも初期の頃は+30ないし+40pという感じでした)、問題文が長かったりシンキングタイムが長くなったり…で、結局「企画持ち込み例会」では次の人との兼ね合いがあり90-120分という限られた企画時間では「2組×1セットが限界」ということが判明しまして、最終的には「最大20問で+100p勝ち抜け、上位2-3人程度が勝ち抜けるか、4位が確定したら終了」に留めることになりまして、10ヶ月ぶりのリニューアルとなったのでした。

で、昼休み明けの午後の開始時は、まず番頭役の私・むろかつがオープニングの挨拶をしまして(午後から参加される方もいるのでオープニングの挨拶と、差し入れお菓子を出すのは午後からとなっております)、

恒例の各人の自己紹介&近況報告タイムも行いまして、

↑この企画はホワイトボードの得点板を使用します。

そして前回のかよちんさん企画で優勝したばいそんさんにその時の優勝賞品の贈呈も行われてました(笑)

まずAブロックから始まりました。

そして企画が始まりました。まずはAブロック、前期の上位(それぞれ前期順位によっては初期ハンデのポイントが与えられてます)の同順位のプレイヤーごとにAブロックかBブロックのどっちかに決める抽選を行いまして、

まず前期共に優勝したばいそんさんがAブロック、ハマクドーさんがBブロックに分かれてました。そんな感じで上位2-5位までの各氏の抽選を行った後に、

最後にノーハンデ組の皆さんの抽選を行って、各組の配分が決定したのでした。

右側から1枠のばいそんさん(+15)、2枠のひっさつ会長(+10)、3枠のほしまるさん(+5)、4枠の山田はまちさん(+3)…と続いて、5枠のくうちゃんさん、6枠のキヨミさん、7枠のぽちょ兄貴、最後に8枠の公太郎さん…の4人がノーハンデの±0pからのスタートでした。

なお前回は+10スタートの2位タイが3人いて(ひっさつ会長・おぐのり・T本山/ただし後者2人は今回は欠席)、+7スタートの3位がLinerさんひとり、更に+3スタートの5位タイが3人(山田はまち・Kava・三好誤服店)もいるという変則的な状況になってまして、Aブロックでは+7スタートのプレイヤーがおらず、逆にBブロックでは+10スタートがおらず、逆に+3スタートが2人いる、という次第でした。

1問目はある意味で「時事問題で追加で作った問題」でもありました。

まず1問目はこんな問題でした。なお以下の問題文は青文字が「前半部分」紫文字が「後半部分」で、更に赤の/(スラッシュ)の部分が実際押された箇所になります。

Q1:その名前はラチャ地方のオニ地区の実在する村の名前がそのまま付けられている東ヨーロッパ・ジョージアの伝統料理で/、2019年に牛丼チェーン店の松屋がこの料理を鍋料理にして期間限定発売したところSNSで非常に話題となり、更にジョージアの駐日特命全権大使が自ら食べ「ご飯にも合う」と太鼓判を押したことでその後もたびたび復活販売されている、やわらかな鶏肉をガーリックの効いた牛乳、またはホワイトソースとチーズで煮込んだ料理は何でしょう?

A1:シュクメルリ/チュクメルリ

実はこの1問目は既に問題選定が終わった後に新たに新作問題として作られた問題でした。そのきっかけは妻と車に乗ってたら松屋の店の前にこの料理名が書かれた大きな幟があって妻が「シュクメルリってなんだろうね」ってつぶやいたとこから調べ始めた…のが最初だったのですが、これを作って問題選定を再び終わらせた後に、ほしまるさんやクイズ界隈の人たちがTwitter(X)で結構この食い物の話題をしてたを見て笑いを堪えるのに必死だったという(をい)。

で、この問題は問題文の3分の2あたりまで前半部分が長く続く文章で構成されてたのですが押したのは8枠の公太郎さんで、なんと「ジョージアの伝統料理」で複数人が押してた、という意外に早期にランプがつく展開となってて企画MCのむろかつがびっくりするやらでした(^_^;)。そして前半最後の「柔らかな鶏肉/」で5人ほどが前半ボードを宣言しておりました。

↑前半ボードを宣言する際には、

↑以前Linerさんが企画の際に自作した「1」のカードを掲げることになります(実際は5までのカードがあるんですがこの日は1のカードだけ人数分持参して使用してました)。

そして正誤判定に入りました。順番としては後半ボード→前半ボード→前半(後半)押した人の順番でボードに書いた答えを出してもらうことになります。ちなみに前半で誰も押してない場合、後半で誰かが押したり誰も押さなかった場合のいずれでも前半ボードを宣言して書くことは可能です(押さずにボード誤答の場合はマイナスがありません)。

そして前半で押した公太郎さんは「シュクメルリ」を正解しまして+15p獲得となりました。そして正解者はその他には、前半ボードのばいそんさんと山田はまちさんのおふたり(共に+7p獲得)の合計3名でした。

【Q1時点:ばいそん+22、ひっさつ(+10)、ほしまる(+5)、山田はまち+10、くうちゃん±0、キヨミ±0、ぽちょ兄貴±0、公太郎+15

ま、後から知ったんですがシュクメルリは「にんにくで炒めた鶏肉のクリームシチュー煮込み」って意味では日本人と相性がよかったようでその後いろんなメーカーの食品で売られてたり、西友で売っているプライベートブランドの「みなさまのお墨付き」でもレンチンかお湯で茹でるだけのこのシュクメルリが売ってたのを前日のお菓子買い出しの時に知りまして「いやー意外に知られてるんだな、これ」とびっくりでした。なおこの時得点係をやってたハマさん(食い物問題にめっぽう強いです(笑))は「語源は知らなかったが、問題文を前半最後まで聞いて”ああ、あれね”」とピンと来てたようです。

↑キヨミさんは「ケイジャン(韓国料理らしいです)」と書いて誤答だったのですが、表裏逆に出してまして「ぬいちゃん(←ひっさつ会長のことです)子守係」という表記が結構ウケてました←結果、3月例会のもくじのアイキャッチャーに採用されてました(^_^;)。

たぶん「なんとかゲートウェイ駅」だけはない、だろうねと(をい)

続く2問目は「鉄道問題」およびむろかつが結構好きな「皇室問題」でした(^_^;)

Q2:一説にはこれができたきっかけは、病状が思わしくない当時の大正天皇が、お召し列車で各地の御用邸に向かう際にできるだけ人目に触れないよう建設されたものだったという話があり、その為に簡素な作りにもなっている、もともとは明治神宮造営工事の資材輸送に使われた引き込み線を利用して大正14年に建設された「皇室専用ホーム」がある/現在のJR山手線の駅はどこでしょう?

A2:原宿駅

この問題は前半最後の「皇室専用ホームがある」のとこまで読まれて1枠のばいそんさんが一気に押したものの間一髪、ランプが付いたのは7枠のぽちょさんでした(Linerさんの新型機は3着判定まで出るのですが押してたのはこの2人だけでした)。

で、この時点ですでに、

「その問題が欲しかった」とシクシク泣いている大の鉄道好きの三好さんがギャラリー席に(苦笑)。

ちなみに問題文の後半が物凄く短くギャラリー席もプレイヤー席からも笑いが起きまして、企画MCのむろかつが「えーと、山手線の駅…30択ですかね」「でも”なんとかゲートウェイ”だけはないですね」と2020年(既に元号は令和に入ってました)に開業した「高輪ゲートウェイ駅」だけは絶対にねえな、というヒントだけは出す始末でした(をい)。

で、「原宿駅」を正解したのは、

後半ボードのひっさつ会長(+1p)と、前半ボードのばいそんさん、山田はまちさん(各+7p)と、

前半押しのぽちょさん(+15p)でした。

そしてばいそんさんが真下にボケ回答も忘れずに書いてくれてました。いやーありがたいっ(笑)。

【Q2時点:ばいそん+29、ひっさつ+11、ほしまる(+5)、山田はまち+17、くうちゃん、キヨミ、ぽちょ兄貴+15、公太郎+15】

なお当時の大正天皇は実際にこの原宿駅からお召し列車に乗り皇居から病気療養するために移っていた(亡くなった大正15年の夏の東京は物凄い猛暑だった事が理由だったそうです)神奈川県の葉山御用邸で崩御しました。更に次代の昭和天皇の頃まではこの原宿駅の「宮廷ホーム」と呼ばれていた専用ホームを使用してたのですが、平成の天皇陛下以降はこの皇室専用ホームが面している山手貨物線のとこに旅客輸送メインの「新宿湘南ライン」も開業してお召し列車用の臨時ダイヤを組むのが難しくなったことと、鉄道の長距離移動にはお召し列車ではなく新幹線等を利用することが多く直接東京駅から乗車するのでこちらはなかなか使わなくなってしまったそうです。

こんな感じでAブロックの序盤2問が始まりました。次回に続きます。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。