こんにちわ、番頭役のむろかつです。2020/10月例会報告の8回目、3Rのむろかつ企画「2段階早押しボードクイズ「7541」」の詳細版報告記の2回目となります。前回、1回戦Aブロックはわずか11問での決着と相成りましたが、今回Bブロックはたぶん前編後編に分けての報告記となると思いますです。
↑前回の記事です。
ルールおよびクイズ形式のおさらいなど
改めておおまかに書くと、このような形式のクイズ企画でした。
・基本は早押しボードクイズ。押した人もそうでない人も答えることが出来ます。
・問題文は前半と後半にわかれております。前半ないし後半で押してボードに書く、または押さずにボードに書くこともできます(逆に言えば問題を最後まで聞いた上でボードに書いて正解すれば得点も入ります)。
・前半で押して正解した人は+7、(前半で誰も押さずに)後半で押して正解した人は+5、前半で押さずにボードで正解したら+4、後半最後まで聞いてボードで正解したら+1が入ります(タイトルの「7541」とはそういう意味です)
・ただし、押さないでボードで不正解した人は誤答ペナはありませんが、前半で押して誤答した人は-5、後半で押して誤答した人は-3となります。
・勝ち抜けは+30、1セットは全20問目ないし上位がある程度勝ち抜くまで行います。
ただし当初の予定は(これまた前回記事の冒頭にも書きましたが)「予選」として全員を半分ずつ2組にわけての1戦目、1戦目の上位・下位をたすき掛けにしての2戦目(ここまでが「王将戦第5-6期」。各セット勝者が各組1位の2人がタイトルホルダーになる予定)、更に2戦目の各組上位4人の8人による「決勝」(ここが「棋王戦第14期」)だった…のですが、時間が足りずに今回は「予選」の1-2戦のみとなりまして、1戦目が「王将戦第5期」、2戦目が「棋王戦第14期」として開催し、それぞれ2人ずつタイトルホルダーが出るという形式に変更されました。
そしてここでは第1戦目のBブロックの戦いの報告記となります。
「スピードスター(?)」三好さんは今日やらかすんでしょうか?
で、Bブロックの面々は、1枠から三好誤服店氏・ぽちょ兄貴・T本山さん・キング先生(ここのセットから遅刻参戦となりました)・Kavaさん・タクミさん・ばいそん彗星さん・チヨマルさん…の8名でした。
さて、この企画、A企画のハマクドーさんのように「むろかつの心理パターンを知り尽くしている」三好さんがとんでもない早い押しで+7チャレンジに挑んでくる…反面、誤爆も多くて-5もよく食らう、という「スピードスター」っぷりを見せる珍企画でもありました。そこに手堅くKavaさんやばいそん彗星さん、ぽちょ兄貴がどう対抗していくか、そしてさらなる伏兵の存在は?というおもしろそうなブロックでもありました。
なんと1問目からバカ問題が大炸裂しましたw
で、Bブロックの1問目はこんなんでした。前回同様、前半部分は青、押された部分は太字かつスラッシュを入れております。
Q1「往年の日本テレビの人気クイズ番組で「史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ」の第1回優勝者は京都市在住・当時は材木店経営の松尾清三さんでしたが/、「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」の第1回優勝者である、本名を佐藤嘉彦(よしひこ)というタレント・漫談家は誰?」
前半まで読み切ってちょっと間が空いて「とりあえず1問目だし」ということでKavaさんが押してきました。一方で「前半で書く」人は誰もおらず、最終的にはばいそんさんも「ちょっと書いてみます」と挙手して4点チャレンジをすることに。果たして後半の出だしの「ビートたけしのお笑いウルトラクイズの第1回優勝者」…と読み始めると「あーあ」とKavaさんが天を仰ぎつつぽつりと。正解は「林家ペー」。なんと正解者なしでした。
三好誤服店・ぽちょ兄貴・T本山・キング先生・Kava-5・タクミ・ばいそん彗星・チヨマル
で、得点変動はKavaさんが+4になっただけだったんですが、ぽちょさんの回答が良かったっす。
「オレ」(笑)。なるほど夜の宴会でプレレスラー相手に(以下略)。
Q2「もともとは小学館の学年別学習雑誌に連載されるも「てんとう虫コミックス」では未収録となっていた「ドラえもん」の話をまとめて読むことができるように/、藤子不二雄作品を集めた新しい児童向けの雑誌として構想が練られ昭和52年4月15日に創刊号が発売された、学年誌より一回り小さいサイズとすることにより余った紙を厚さにまわし、この手にしたときの形状からその名がつけられた小学館が発行している小学生向けの月刊漫画雑誌は何?」
こちらも前半を読み切ったところでボタンが押されて、ランプがついたのは8枠のチヨマルさんでした。そしてKavaさんとばいそんさんが「ちょっと前半で言ってみます」とペンを持ち始めて書きはじめまして…で、他の皆さんは後半勝負ということになりました。
で、正解は「コロコロコミック」。ここはタクミさん以外正解という次第に。
三好誤服店+1・ぽちょ兄貴+1・T本山+1・キング先生+1・Kava-1・タクミ・ばいそん彗星+4・チヨマル+7
ついでに書くと我が家では義理の兄が購入したと思われるコロコロコミックの創刊号が物置から見つかりまして、これにはえらくびっくりした記憶がありました(^_^;)
「志らく師匠」「カネやん」で三好さんが早くも逃げる逃げる…。
Q3「本名を新間一弘(しんま かずひろ)という落語立川流およびワタナベエンター/テインメント所属の落語家・タレントで、日本大学芸術学部の落語研究会時代に先輩である放送作家の高田文夫に師匠となる立川談志を紹介され、談志が直前にフランスで会ったという/当時のパリの市長だった人物の名前を芸名につけられたという逸話もある、談志譲りの古典落語だけではなく、映画作品を新作落語にした「シネマ落語」というジャンルも開拓したのは誰?」
早々に押したのはやっぱり「スピードスター」三好さん。そして結構先まで行った前半と後半の分岐点まで読まれた後に、キング先生・Kavaさん・タクミさん・ばいそん彗星さんも挙手して前半ボードの4点チャレンジをすることに。
で、正解は「立川志らく」。その芸名の名前の元となった人物とは、
後にフランスの大統領にも就任することになったジャック・シラク氏で、かの「第9回アメリカ横断ウルトラクイズ」では決勝をパリに誘致した当時のパリ市長でもありました。で、ここでは「立川志の輔」と書いたキング先生以外が全員正解でした。これでKavaさん得点を黒字転換しました。
三好誤服店+8・ぽちょ兄貴+2・T本山+2・キング先生+1・Kava+3・タクミ+4・ばいそん彗星+8・チヨマル+8
Q4「日本プロ野球の公式戦において、左腕投手で完全試合を達成したただ一人の投手でもある、通算400勝298敗/、4490奪三振、通算365完投、通算1808与四球の全ての日本記録を未だに持っている、国鉄スワローズと読売ジャイアンツで活躍した投手で、昭和49年には監督としてロッテオリオンズで日本一になった事でも知られる日本プロ野球名球会初代会長は誰でしょう?」
こちらの問題、前半最後の「400勝298敗」のいずれも日本記録となっている勝敗数でガッと押されて、ランプがついたのは前の問題同様、三好さんでした。そしてどうもヤクルトファンらしいばいそんさんが「うそーん」と(大汗)。で、気づけばキング先生以外の6人が「前半ボードの4点チャレンジ」ということに。そうかー、先年亡くなったとはいえまだ知名度は高いんだなあ(しみじみ)
で、正解は「金田正一」。「長嶋茂雄」とキング先生、「カネやん」と書いたチヨマルさん以外全員正解という次第でした(で「わかる。とりあえず心のなかでは4点あげたいっす」とむろかつが珍フォローを(苦笑))。
三好誤服店+15・ぽちょ兄貴+6・T本山+6・キング先生+1・Kava+7・タクミ+8・ばいそん彗星+12・チヨマル+8
当然「選択問題」もあります。実に物騒な問題でしたが(^_^;)
そしてこのブロックでも珍妙な「選択問題」がやってきました。こんなんでした。
Q5「パンパース、メリーズ、ムーニー、グーン。このうち、1916年7月22日にアメリカ・サンフランシスコでデモがおこなわれた最中に爆裂弾が破裂し、死者9人負傷者40人がでた事件にて、冤罪で逮捕されて死刑宣告されるも、諸外国からの抗議デモなどで無期懲役に減刑され更に22年間も収監された労働運動の指導者の名前を取って何事件と呼ばれているでしょう?」
パンパース、メリーズ、ムーニー、グーン…まあいずれも「子供向けの紙おむつ」の有名ブランド(パンパースはP&G、メリーズは花王、ムーニーはユニ・チャーム、グーンは大王製紙)なんですが、問題自体はやけに物々しいテロ事件、というこのアンバランスさがまた(爆)。で、ここでは四択のヤマを張るべくキング先生・Kavaさん・ばいそんさんの3名が「前半ボード」に挑み、結局誰も押さずにボードとなりました。
で、正解は「ムーニー(トーマス・ムーニー事件)」。で正解したのは本山さんだけでした。
三好誤服店+15・ぽちょ兄貴+6・T本山+7・キング先生+1・Kava+7・タクミ+8・ばいそん彗星+9・チヨマル+8
意外にこの1点が後々大きく響く…かもしれないですね、ええ。
これを書いてる最中に、千葉ロッテが「パルプンテ的」なサヨナラ負けを(爆)
そして続いての問題はジャンルとしては珍しく(?)ゲーム系の問題でした。
Q6「プロ野球などで相手チームの信じられないポカミスで追加点が入ることを揶揄されてこう呼ぶこともある、スクウェア・エニックスのコンピュータRPG、「ドラゴンクエストシリーズ」で、「ルーラ」と同様に失われた古代呪文の一つという位置付けで、戦闘中に使えるものの/、正直言ってかけてみないと何が起きるかわからないという困った呪文は何でしょう?」
前半では誰も押さず、後半になって「押して正解すれば+5」になってキング先生が押し、その他の皆さんは最後まで聞いてボード…という事になった。で、正解は「パルプンテ」。正解したのはキング先生(+5)と、本山さん・Kavaさん・ばいそんさん・チヨマルさん(各+1)の5名。
三好誤服店+15・ぽちょ兄貴+6・T本山+8・キング先生+6・Kava+8・タクミ+8・ばいそん彗星+13・チヨマル+9
なおこれを書いているのは2020年10月20日の夜でして、問題づくりで使用していたExcelのファイルの「解説」のとこには
「ええ、(むろかつが贔屓にしてる)千葉ロッテでは時折やらかします(ノД`)シクシク」
と書いたんですが、ちょうどこれを書いてる最中に、
西武サヨナラの瞬間をどーぞ
— 福岡ソフトバンクホークスファン (@F_sbhawks) October 20, 2020
そのパルプンテ級のサヨナラエラーが(大汗)。
そしてまたまたこんなバカ問題がw
Q7「韓国のテレビドラマ「チェオクの剣」、「火の鳥」、「恋人」、「イ・サン」などで人気を博した韓国人俳優の名前と、アメリカの製薬会社・ムンディーファーマがライセンスを持ち日本では明治が販売している/、正式名称を「ポビドンヨード」という殺菌消毒剤及びうがい薬として知られる医薬品。共通している名称は何?」
ちょうどこの問題を作ってたのは、某大阪府知事が新型コロナに効くとわざわざ記者会見を開いた頃で(以下略)。答えは「イソジン(イ・ソジン)」。つまりはただのダジャレ問題だったわけですが(爆)。
正解したのは後半押して正解した本山さん(+5)と、最後まで聞いてボードで正解した三好さん・Kavaさん・タクミさんの3名(各+1)。
三好誤服店+16・ぽちょ兄貴+6・T本山+13・キング先生+6・Kava+9・タクミ+9・ばいそん彗星+10・チヨマル+9
さてここまでは三好さんが「奇跡のノーミス」でリーチ圏内まで…?
そしてQ8はこんな問題でした。
Q8「2020年7月16日に行われた第91期棋聖戦で渡辺明棋聖に3勝1敗でシリーズを制し、17歳11ヶ月という/現行の8大タイトル獲得最年少記録を更新した、2016年9月にこれまで62年間も破られていなかった加藤一二三の持つ最年少プロデビュー記録を更新した将棋の棋士は誰でしょう?」
Aブロックでは「2016年、藤井聡太に更新されるまでは62年間も14歳7ヶ月でプロになった最年少記録を保持していた→加藤一二三」という問題を出したわけですが、その逆パターンを対するBブロックに持ってきました(苦笑)。
答えはもう言うまでもなく「藤井聡太」。ところが今回は前半が短く、前半で勝負をかける人が誰もおらず、後半の「17歳11ヶ月」で三好さんが押して5点チャレンジ、その他の人は全員最後まで聞いてのボード…ということになりました。
三好誤服店+21・ぽちょ兄貴+7・T本山+14・キング先生+7・Kava+10・タクミ+10・ばいそん彗星+14・チヨマル+10
とまあ全員正解でして、三好さんがひとり飛び出してる以外はほぼほぼ1問差ぐらいの僅差で、ここから後半戦に入っていく感じになってきました。
Q9「その時のテレビ中継はテレビ朝日が独占放映権を獲得したものの、肝心の/日本チーム・選手団がアメリカなどの西側諸国と共にボイコットをしてしまった為に放送規模が大幅に縮小、深夜の中継録画のみになってしまったというエピソードがある、1980年に第22回オリンピック競技大会が開催された場所はどこでしょう?」
前半終了ぎりぎりに押したのはここまでトップを突っ走っており、いつもの「暴発」をまだしていない(?)三好さん。そこに本山さんが「前半で書きます」と挙手したところ、Kavaさんとばいそんさんも一緒に前半ボードにチャレンジすることに。すると、押した三好さん最後まで問題を聞いて「場所か??!!」と仰天する始末。これはもしかして…と回答を見たところ、
三好さん、「モスクワ」と書いてあって無事正解ということに。その他の方は、本山さんが前半ボード正解で+4、タクミさんとチヨマルさんが後半ボード正解で各1となりまして…こんな感じになりました。
三好誤服店+28・ぽちょ兄貴+7・T本山+18・キング先生+7・Kava+10・タクミ+11・ばいそん彗星+11・チヨマル+11
というわけで、+30勝ち抜けのところ、三好さんが+28…と、「前半でボード正解」以上であればリーチ圏内というとこまでほぼノーミスでやってきました。そこに+18で本山さんが追随という形なのですが、ここから更に波乱また大波乱が発生していきます。
さて、三好さんの「暴発」は繰り広げられるのか、そして上位4位まで入るのは誰なのか?後半もどうぞお楽しみに。
つづきます。
藤井聡太の鬼手 〜デビューから平成30年度まで〜 [ 書籍編集部 ]
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