2020/10月例会「第3回新・御大杯」報告記(12)・2段階早押しボード編(その5)




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2020/10月例会報告の12回目、3Rのむろかつ企画「2段階早押しボードクイズ「7541」」の詳細版報告記の5回目となります。前回の2回戦Aブロックも1回戦Aブロック同様わずか11問での決着と相成りましたが、今回2回戦Bブロックはやはり1回戦同様、前編後編に分けての報告記となりました。続きをどうぞ。

2020/10月例会「第3回新・御大杯」報告記(11)・2段階早押しボード編(その4)

2020年10月23日

↑前回の記事です。

こちらが最後の対戦となります。

2回戦は前回の1回戦のA-Bブロックを順位で半々に分けての対戦となります。続いてのBブロックは1回戦のB上位4人とA下位4人の合計8人での対戦となりました。

[2回戦Bブロックの組み合わせ]

三好誤服店・T本山・ばいそん彗星・Kava・ひっさつ会長・山田はまち・神末永愛・くうちゃん

なお座り順は特に指定してなかったんで↑の順番と一致してません。

↑ここの写真では左端1枠から三好・くうちゃん・本山・Kava・ばいそん・ひっさつ・神末…の各氏の並びになっていて、トイレに言っていた山田はまちさんが右端に着席した次第でした。

…で、ここのセット、奇しくもBブロック1抜けの三好さんと、Aブロック5位のひっさつ会長が共に参戦することになり図らずとも「ひよし対決」となりまして周りからバカウケしてましたw

なんと1問目から馬鹿問題・3択問題がw

そして1問目からこんなバカ問題がw

Q1「シタラー、ヒムラー、バナナマン、このうちナチス・ドイツにおいて/治安・諜報などで強大な権力を握ったSS、いわゆる親衛隊のトップを務め/、国内統制と反ナチ勢力・ユダヤ人などに対する迫害をした人物で、ベルリン陥落直後にイギリス軍に拘束され、服毒自殺をしてこの世を去ったのは誰でしょう?」

えーとこれ、実は息子の学校送迎してる運転中に思いついたネタ問題だったんですが…で、押したのはひっさつ会長だったんですが、「書きまーす」と三好・ばいそんの各氏も苦笑いしながら挙手する次第に。

で、正解は「(ハインリヒ・ルイトポルト・)ヒムラー」。正解したのは前半押したひっさつ会長、前半ボードの三好・ばいそん両氏を含めて6人でした。

三好誤服店+4・T本山+1・ばいそん彗星+4・Kava・ひっさつ会長+7・山田はまち+1・神末永愛+1・くうちゃん

てか、ナチスドイツで「バナナマン」ってなんだよそれ(爆)

ん、また「三好劇場」炸裂か??

Q2「企業では「総支配人」などの一般的に企業経営の決定権を持つ者に用いられることが多く、スポーツの世界では監督の上のポジションとして/予算の範囲内に応じてチームの編成や方針の決定、選手や代理人との契約交渉、トレードやドラフトなどの新人獲得についての全権を持つものとされている、通称を「GM」と略される役職を英語で何というでしょう?」

押したのは三好さん。さすがにひっさつ会長には負けてられぬと早いチャージを見せた。一方で、ひっさつ・ばいそん・Kavaの3氏は前半ボードを宣言してサラサラと書き始めて、残りの面々は問題を最後まで聴くことに。そしたら「通称を「GM」と略される役職を」と読まれた直後に、

…ん、1枠の三好さん、なんか挙動がおかしんですけども??

↑あー、おしい(失笑)

正解は「General manager(ゼネラルマネジャー)」。なおJリーグのヴァンフォーレ甲府では、一時期、佐久間悟監督は副社長とGMの「3足のわらじ」を履いてたことがありました。ま、これは前監督を更迭しちゃったからなんすけどね。

三好誤服店-1・T本山+2・ばいそん彗星+8・Kava・ひっさつ会長+11・山田はまち+2・神末永愛+2・くうちゃん+1

Q3「和歌山県和歌山市、京都府京丹後市・福知山市、兵庫県豊岡市・丹波市・西脇市・加東市・小野市・三木市・神戸市・淡路市、そして明石市付近に通っている、日本標準時の基準になる子午線となるのは/東経何度でしょう?」

前半では誰も押さず、三好さんだけがボード挑戦となり、後半の「子午線となるのは」で山田はまちさんが押しました…が、そこで三好さんが「またかよー(泣)」とぼやきはじめ、正解は「135度」。そして三好さんは「日本標準時」というまたまた実に惜しい誤答を。

三好誤服店-1・T本山+3・ばいそん彗星+9・Kava+1・ひっさつ会長+12・山田はまち+7・神末永愛+3・くうちゃん+2

ここでKavaさんが初正解、初日を出すことに。しかしトップのひっさつ会長とはまだ11点差。これはまだまだわからない。

Q4「もともとは移民問題・貿易問題・国境線問題などを抱えていたが、たまたまその頃に世界的なスポーツ大会の本大会出場をかけた対戦が行われ、お互いのホームで観客が暴徒化して両国が激昂し国交断絶、更に戦争勃発まで発展してしまった、1969年に発生したホンジュラスとエルサルバドルの戦争の/ことをそのスポーツの競技の名を取って何と呼ばれているでしょう?」

前半では誰も押さずボードも書かず、後半の「ホンジュラスとエルサルバドルの戦争の/」で押したのは前の問題に続いて山田はまちさんでした。しかしここで聞いて「あー」と。正解は「サッカー戦争」。ただし実際は調停が入って100時間ぐらいで終わってたそうです。

三好誤服店-1・T本山+4・ばいそん彗星+10・Kava+2・ひっさつ会長+13・山田はまち+12・神末永愛+3・くうちゃん+2

ここで共に「後半押して正解」ながらも5p×2連取の10点を獲得して一気にひっさつ会長に1点差まで詰め寄ってきた山田はまちさんが2位に浮上しました。

ここに来てひっさつ会長の正解ペースが止まらない。

さて次の問題のジャンルは「芸能(落語系?)」なのか「企業」なのか…。

Q5「かつては全日本実業団女子駅伝で4連覇を達成した女子陸上部があり、落語家の立川談慶が入門前にここの企業に勤めていた事から前座名で会社名をそのまんま使っていたエピソードもある/、もともとは昭和21年に塚本幸一がアクセサリー販売業として立ち上げるもこれが殆ど売れず、知り合いのアドバイスでブラジャーを作ったところこれが大ヒットし、現在では国内の女性用下着メーカーの大手企業となった京都市に本社を置く企業はどこでしょう?」

前半最後ぎりぎりで押したのはひっさつ会長。そして三好さん、それにKavaさんとばいそんさんも前半ボードを宣言して書き始めました。で、各人の答えは「ワコール」と「グンゼ」の2つに分かれ、4点ボードでは「ニコニコドー」とも。

正解は「ワコール」。ゆえに立川談慶師匠、大学が慶應義塾出身だったので二つ目・真打ちでは「談」と名乗ってますが、9年以上におよぶ長い前座時代では「立川ワコール」と名乗ってたそうです(なおワコールの会社および当時の会長さんに直々は許可をいただいてたそうです)。で、正解したのは、前半で押したひっさつ会長と、前半ボード宣言してた三好さん、そして最後まで聴いてた山田はまちさんの3人でした。っかし、さすがひよしコンビ、共に「日本おっぱい党」を自称していてブラジャーの問題だけに強い強い(苦笑)

三好誤服店+3・T本山+4・ばいそん彗星+10・Kava+2・ひっさつ会長+20・山田はまち+16・神末永愛+3・くうちゃん+2

Q6「そのペンネームは本名をひらがなとしたものであるが、昭和30年代に新宿から出ていた河口湖行きの急行列車と、甲府行きの急行列車が/大月まで併結運転された時にそのペンネームと全く同じ名前が国鉄時刻表に表記されていた全くの偶然の一致な珍エピソードがある、広島県尾道出身の漫画家で代表作に『沈黙の艦隊』/、『ジパング』、『太陽の黙示録』『空母いぶき』などがある劇画漫画家は誰でしょう?」

前半も前半、「河口湖行きの急行列車と、甲府行きの急行列車が」で押したのはばいそんさん、そしてまだ前半最後まで全然読み切ってないのに三好さん・本山さん・ひっさつ会長も「前半で書きます」と自信満々に挙手する事態に逆にむろかつが焦り始めるぐらいでした(^_^;)。

で、正解は「かわぐちかいじ」。この当時は「かわぐち号」という「かいじ号」というのが併結運転されていて、今の特急列車の「富士回遊号」と「かいじ号」のルーツとなる列車だったそうですが、「かわぐちかいじ」先生は本名(漢字表記では「川口開治」)だった、という話でした。正解したのは後半ボードの神末さんとKavaさんと、前半ボードの三好さん・本山さん・ひっさつ会長、更に前半早々に押したばいそんさんでした。あ、ついでに書くとかわぐちかいじ先生はその中央線沿線の小金井にお住まいだそうです(笑)

三好誤服店+7・T本山+8・ばいそん彗星+17・Kava+3・ひっさつ会長+24・山田はまち+16・神末永愛+4・くうちゃん+2

しかしこれでひっさつ会長はほとんどノーミスで+24まで積み上げてリーチ圏内に入ってきました。このまま宿敵の三好さんは逃げ切りを許してしまうのか…と思われた次の問題がこちらでした。

Q7「もともとはプロ野球の東映フライヤーズに投手として入団し3年間プレーするものの腰の骨を負って/引退した元プロ野球選手でもある、引退後は親会社の東映専属の映画俳優となり、1983年にギャングや悪党を専門に演じる俳優集団悪役商会を立ち上げた、近年ではキューサイの青汁のCMでの「まずいー!もう一杯!!」のキャッチコピーで特に有名になってしまったのは誰でしょう?」

…で前半の半ばぐらいのポイントで押したのはひっさつ会長でした。で、前半最後まで読まれて三好・本山・ばいそんの各氏が前半ボード挑戦を宣言して書き始めた。で、「まずいー!もう一杯!!」はむろかつが手元のペットボトルを掲げて(以下略)。

正解は「八名信夫(やな・のぶお)」。当時の東映のオーナーから「王や長嶋から打たれるよりも、高倉健に撃たれろ!」と言われたのが俳優転向したきっかけだったそうで…(笑)。で、正解したのは後半ボードのKavaさん、前半ボードの三好・本山・ばいそんの各氏、そして前半で押して「八名信夫大先生」と書いていたひっさつ会長の5人でした。

三好誤服店+11・T本山+12・ばいそん彗星+21・Kava+4・ひっさつ会長+31(1抜け)・山田はまち+16・神末永愛+4・くうちゃん+2

というわけで、なんとQ1から全問正解していたひっさつ会長が+31に到達し1抜け、Aブロックのハマクドーさん共々「棋王」のタイトルを獲得したのでした。

※なお巻末に解説を入れましたが、VTRチェックをした中では得点のズレがあるようでまだひっさつさんは勝ち抜いておりませんがこの記録のまま進行します。

さて2抜け争いは…。

Q8「日本文学振興会が主催する、文芸・映画など様々な文化分野において業績をあげた個人や団体を表彰する賞の名前にもその名が残っている/、文藝春秋社を立ち上げ文学賞である「芥川賞」や「直木賞」を制定した事や、自らも「真珠夫人」「父帰る」「恩讐の彼方に」などの作品を残した小説家・劇作家としてもよく知られているのは誰でしょう?」

押したのは三好さん。「ん、また三好劇場か??」とツッコミも。で、ばいそんさん・神末さん・山田はまちさんも前半ボードに挑むことに(ちなみにVTR的にはひっさつ会長も挙手してました(苦笑))。で、正解は「菊池寛(きくち・かん)」。正解したのは後半ボードでは本山さん、前半ボードではばいそんさん・神末さん・山田はまちさんの3人、更に前半早々で押してた三好さんも「菊池寛」と書いており、「また三好劇場か?」とニヤニヤしてた皆をびっくりさせてました(笑)

三好誤服店+17・T本山+13・ばいそん彗星+25・Kava+4・ひっさつ会長(1抜け)・山田はまち+20・神末永愛+8・くうちゃん+2

Q9「自らの音楽をジャパン+ハワイ+ジャマイカの「ジャワイアン・レゲエ」という新しいジャンルと位置づけている、その名前は「超カッコいいテクニック」と「テクニックをひけらかさない」の二つの意味の英語を由来としている、ハワイ育ちのアメリカ人のShen(シェン)と東京出身の日本人のMicroからなる、「My Way」などのヒット曲で知られるインディーズレゲエユニットは何でしょう?」

こちらは誰も押さず。まあむろかつの個人趣味に走った問題ですので(笑)。正解は「Def Tech(デフ・テック)」。正解は山田はまちさんただひとりでした。いやーこれは嬉しい。なお岩Q槻の行きには圏央道でぶっ飛ばしながら曲をかけて陽気に(以下略)

↑先月リリースされた新曲のMVです。なかなかいい感じです(笑)

三好誤服店+17・T本山+13・ばいそん彗星+25・Kava+4・ひっさつ会長(1抜け)・山田はまち+21・神末永愛+8・くうちゃん+2

あ、ハマクドーさんの企画問題とかぶっている(^_^;)

Q10「競馬の世界では「Upset」、サッカーの世界では「Giant Killing」とも呼ばれている現象で、日本では特に大相撲において/番付が下の力士が格上の力士を倒したことに由来する、「勝負事で不利と見られていた側が勝利すること」を日本語で何というでしょう?」

前半最後ギリギリに押したのはKavaさん。前半ボードは誰もおらずそのまま後半最後まで読まれる事態に。正解は「番狂わせ(大番狂わせでも可)」。正解したのは本山さん・ばいそんさん・山田はまちさんがそれぞれ+1、Kavaさんが+7ということに。

三好誤服店+17・T本山+14・ばいそん彗星+26・Kava+11・ひっさつ会長(1抜け)・山田はまち+22・神末永愛+8・くうちゃん+2

ちなみにこの問題、実は8月例会の「精霊流しステークス」でも「番狂わせ」という答えの問題が出てまして、

2020/08月例会「第3回精霊流しステークス」報告記(9)・ハマクドー編(その7)

2020年10月10日

元々は相撲の番付の下位に位置する力士が上位に位置する力士に勝利することを指した言葉で転じて予期せぬ事態により物事が思惑どおりに進まなくなることを指す言葉は何

Linerさんが押して番狂わせを正解。

…とまあ10月例会直前に報告記を見ていてちょっと冷や汗をかいた次第でした。で、ギャラリー席にいたハマクドーさんも問題を聞いた瞬間ににやりとしていたそうですが(^_^;)

で、このセット、時間の関係で最後になってしまったのはこういう問題でした。

Q11「昭和29年の台風15号は昭和33年からはこの船の名前を冠して呼ばれる/ようになった、昭和29年9月26日に青森と函館の間の津軽海峡で僚船だった第十一青函丸・北見丸・日高丸・十勝丸と共に座礁・転覆し、単体で1155人もの死者・行方不明者を出し日本海難史上最大の惨事となった青函連絡船は何でしょう?」

ここでは三好さんとばいそんさんの押し合いとなり、ランプがついたのはばいそんさんでした。実に三好さんの悔しそうな顔が(苦笑)。で、前半ボードでは本山さん・三好さん・神末さん・山田はまちさんも挑むことに。

そして正解は「洞爺丸(とうやまる)」。予想よりも早い速度で日本列島を縦断してしまい予測を誤ってしまったのも大事故の要因となったそうで、後年の青函トンネル建設の直接のきっかけともなった事件でした。正解したのは後半ボードのくうちゃんさん(+1)、前半ボードの本山さん・三好さん・神末さん・山田はまちさん(各+4)、そして前半で押したばいそんさん(+7)の6人でした。

三好誤服店+21・T本山+18・ばいそん彗星+33(2抜け)・Kava+11・ひっさつ会長(1抜け)・山田はまち+26・神末永愛+12・くうちゃん+3

というわけでばいそんさんが+33に到達し2抜け、3位に山田はまちさん、4位に三好誤服店氏…という順位が確定し企画が終了したのでした。

追記と余談とお詫び

ちなみに当日の得点ボード的には、

ばいそん・ひっさつ両氏がQ11で+30到達で同着1位、三好さんが+27で2位、山田はまちさんが+23で3位…となっているんですが、こちらはVTRチェックした結果、

・そもそも着席する場所と得点ボードの場所が最初一致していなかった

・前半ボードの際に小声ではっきりと宣言せずに後から「前半ボードです」と掲げている人が居た。

という点で得点に誤差が発生していたため(実はこのセットだけではなく他の3セットでも似たようなことが起きてました)、実際はひっさつ会長1抜け、ばいそんさん2抜け…というのが正式な順位なのですが、基本的には確定順位およびタイトル戦変動は当日の状況を優先させるので、棋王のタイトルはひっさつ・ばいそん両氏の同着による同時戴冠という点は変動はありません。

今後開催する際には、「挙手だけではなく、ボードを持って挙手させて明言させる」等のはっきりとした意思表示(それ以外は「やったもん勝ちは認めない」)などの少しだけ厳し目のルールをご用意してスムーズな進行を心がけたいと思いますです。

以上が10月企画のむろかつ企画「2段階早押しボードクイズ「7541」」でした。次回はまた半年後先の3月例会あたりに開催できれば…と考えております。お付き合い本当にありがとうございました。

(Text by むろかつ)

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。