2019年3月例会「ひよし記念」報告#9【 「2段階早押しボード」編(その5)】




前回の続きになります。2019/03月例会2R企画「二段階早押しボード」クイズの詳細版報告記の最終回になります。決勝の後半戦に入り、+30に向けての激しい戦いが繰り広げられ…ようとしてた中、某総統が「豪快に」やらかしてくれます(笑)

全15問のうち、7問目を終了した時点でのポイントは以下の通りでした。

[現在のポイント]

Kava+13、タニシ+7、T本山+9、磯部+2、三好+8、ひっさつ+15

ひっさつさんがちょうど勝ち抜けとなる+30の折返しになる+15、すぐ後ろにKavaさんが+13…ですが、「前半で押して正解」すると一気に+6も入るので、残り8問で誰も+30に到達しない可能性もありつつも、大激戦の予感が…という次第でした。

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後半戦初っ端に「よくよく聞くとベタ問題」が(爆)

Q7ではこの企画では「ポトフ」で初めての「全員正解」が発生しまして、後半戦最初のQ8はこんな問題でした。

Q8「有名な例としてはアンモニアを使った「ハーバー・ボッシュ法」や、糖からアルコールや乳酸を合成する「発酵」もそれに含まれる、化学反応で、それ//自体は変化しないものの、化学変化に影響を与える存在を特に何というでしょう?/→触媒」

実はこの「触媒」は昔からクイズの世界では「なぜ→ジョージ・マロリー」「それ→触媒」というお約束的な「ベタ問題」なのですが、それをあえて長ったらしく書いた上に、前半の最後に「それ」を(爆←ちなみに今回は出しませんでしたが、ジョージ・マロリーも散々問題文を長くし、フリだけを替えてよく出してます(笑))。

…ま、この問題に関してはその「それ」で切られてたので誰も押さず。改めてもう一度繰り返し読んだ時点で、理系のT本山さんが押してきました。そしてギャラリー席と得点係のハマさんはニヤニヤしてましたが(笑)。

こちらでは理系のT本山さんが「後半押して正解(+3)」で+12へ、「押さずに最後まで聞いて正解(+1)」がKavaさん(+14)、タニシくん(+8)、ひっさつさん(+16)…と、2位争いが更に混沌としてきました。

まさかQ9が、Q10への壮絶な「前フリ」だったとは(;゚Д゚)

続くQ9とQ10。実は意外な「仕掛け」と「前振り」がしておりました。

Q9「本名は勇夫(いさお)と信夫(のぶお)という、12人兄弟で7人目の三男と10人目の六男の兄弟だった、もともとは勇夫が上の兄と漫才コンビを結成するもその兄が結核で亡くなり、工員だった弟の信夫を無理やり誘ってコンビを再結成したエピソードがある、「3秒に1回笑わせる漫才」と言われる機関銃トークで「拳闘漫才」など//の代表作があった、「ダイラケ」でお馴染みの戦後の上方漫才を代表する兄弟コンビは誰?」

という「古い」芸能問題。吉本興業の戦前戦後まもなくを代表する兄弟漫才師…の問題でリアルタイムで知ってる人はあまりおらず反応は乏しい。誰も押さずに全員「全部聞いてボード」に突入することに。正解は「中田ダイマル・ラケット」。ひっさつさんのみ正解で+17へ。

で、ここで「ちなみに」と説明が入り「結核で亡くなった上の兄と組んでいたときの芸名は、「中田デパート・ダイマル」だったそうです」と言った上で、「うち(むろかつ宅)も兄弟が多くて、弟と妹がいまして、それぞれ、私が「かっちゃん」、弟が「こうちゃん」、妹が「ゆきたん」などと呼ばれてましたねー」などと、なぜかプライベートトークを挟むむろかつでしたが、これが次の問題への「前振り」だったとは(笑)

Q10「カッチャン、コーチャン、ユキタン。このうち、昭和51年2月4日に、アメリカ議会上院で行われた外交委員会多国籍企業/小委員会、いわゆる「チャーチ委員会」の公聴会で、ロッキード社が//、全日空をはじめとする世界各国の航空会社にL-1011 トライスターを売り込むために巨額の賄賂をばらまいてたことが判明し、ロッキード事件勃発のきっかけを作った、当時のロッキード社の副会長は誰でしょう?」

ここを前半の早い部分で押したのは三好さん。「まあ、そうなるわな。」と。そして意味がわかったと見た、T本山さんとひっさつさんも前半の問題が読み上げられる前に「あ、そうか」と、挙手してボードに書き始めました。しかしひどい3択だ(号泣)

ついでに言うとこの問題だけは20年ほど前にむろかつが主宰してた某サークルで出題したことがありまして、ガソダムや組合サトー。などがバカウケしてました(笑)。まだ千葉の成田でサークルをやってた頃で、本山さんとひっさつさん・三好さんはまだ参加し始める前だったような…。

で、正解は、

↑さいとう・たかを「大宰相」第6巻より。

↑実際に用意した問題の原文です。

「(アーチボルド・)コーチャン」が正解で、三好さんが「前半で押して正解(+6)」で+14、T本山さん・ひっさつさんが「前半で押さずに書いて正解(+4)」でそれぞれT本山+16、ひっさつ+18、最後に「後半最後まで聞いて正解(+1)」したのがKavaさんと磯部さんでした。

[現在のポイント]

Kava+15、タニシ+8、T本山+16、磯部+3、三好+14、ひっさつ+21

ついにひっさつさんが+21と一歩リード、そして2位がT本山さんに入れ替わり、3番手にKavaさんと三好さん…という構図になりました。

が、ここで三好さんが「豪快にやっちまう」とは。

さあこのまま、三好さん、勢いづいて一気にひっさつ会長に肉薄して…と思ったら、次の問題で「珍事」が発生しまして(苦笑)

Q11「結成したのは1999年9月15日、同年11月3日にCDデビューした/

ここで押したのは三好さん。誰もが「早っ」と驚き、先程の「コーチャン」で勢いがついてきたものなのか…と思われた押しでした。そして三好さんも「もう、勝負した」と覚悟を決めてきた模様でした。

…が、問題の続きが読まれて事態が一変することに。

「…2019年1月27日、公式ウェブサイトにおいて2020年12月31日をもって活動を休止することが発表された//、相葉雅紀・松本潤・二宮和也(かずなり)・大野智(さとし)・櫻井翔の5人からなるジャニーズ事務所所属の男性アイドルグループは何でしょう?」

この前半最後の部分(「発表された//」)の時点で三好さんが「がっくり」とし、その他5人全員が「前半で書きます」を選択する構図が(笑)

↑三好さん以外、「俺も」「俺も」。まさに「ダチョウ倶楽部」状態にw

そして後半部分、むろかつは「相葉雅紀(以下略)」で問題を読むのを止めて(←をいw)、正解は「嵐」。三好さんは「ゆず」と書いており-5ポイント、そしてその他の5人全員が「前半で押さずに正解」で+4が加わり、以下のようになりました。

[現在のポイント]

Kava+19、タニシ+12、T本山+20、磯部+7、三好+9、ひっさつ+25

いやあ三好さん惜しすぎる。そして(形式と展開的には実に)美味しすぎるw

「とにかく間違えない」ひっさつ会長と本山さんが着実に…。

Q12「1974年1月に「くたくたモンキー」という商品を改良して発売された、正確には、顔と手、足の部分はソフトビニールの/人形で、胴体はぬいぐるみの種類に分類される、ワシの良春さんがデザインし、東京都葛飾区の人形メーカー・株式会社セキグチに//よって製造・販売されている、「猿に似た妖精の生き物」をイメージした大ヒット商品は何でしょう?→モンチッチ」

…という問題。ギャラリーおよび得点係のハマクドーさんは前半のかなり早い部分でわかってた人が多かった模様。そしてタニシくん・T本山さん・磯部さんの3人も「前半でボード」に突入した…のだが、Kavaさんは「やっちまった」と苦い顔をしながら「ダッコちゃん」と書いておりブザー。結果、タニシくん・T本山さん・磯部さんの3人が正解していて+4、ひっさつさんも「最後まで聞いて正解」していてしぶとく+1…と、しっかり間違えずに加点を続けていた。

[現在のポイント]

Kava+14、タニシ+16、T本山+24、磯部+11、三好+9、ひっさつ+26

これで一気に本山さんが首位肉薄という事態に。残るは最大であと3問。

Q13「昭和25年制定の文化財保護法によって制定された「演劇、音楽、工芸技術その他の無形の文化的所産で我が国にとつて歴史上又は芸術上価値の高いもの」を重要無形文化財と言いますが//、文化財保護法第71条第2項に基づき同国の文部科学大臣が指定した、その重要無形文化財の保持者として/各個認定された人物の「通称」を一般に何というでしょう?→人間国宝」

という問題。後半で押したのは…三好さんでした。とうよりも、「保持者として」でかなり全員が早押しボタンの指が動いたのが凄かったっす(笑)。で、「人間国宝」という回答を書いて正解したのは…あ、全員か(笑)。これで三好さんが+3、その他の5人が+1が加点されました。

[現在のポイント]

Kava+15、タニシ+17、T本山+26、磯部+12、三好+12、ひっさつ+27

これで全員が2桁に点数を載せ、ひっさつさんとT本山さんがリーチ圏内に。ひっさつさんは「後半押して正解」以上でも勝ち抜け、T本山さんは「前半押さずに正解」以上でも勝ち抜け…となりましたが実はタニシくんの+19もポジション的には大逆転なチャンスはあったりするいい点数でもありました。残りは2問。

Q14「名前の意味は日本語に訳すと『恐怖、不安』が『ゼロ』の合成語であり、「勇敢な」「恐れを知らない」「恐怖心が無い」を意味するが、当時の既存の概念を一変させた革新的なものだったために「それまでに比べて格段に大きい」「非常に大型である」という意味の「超弩(ド)級」の///「ド」のもとの意味となった、1905年に完成した、高速航行と砲弾の驚異的な命中率を誇ったイギリス海軍の戦艦は何でしょう?」

という問題でした。前半の最後「超弩級の」で押したのはKavaさん。残り2問で攻めるトコまで攻めないと…という感じで押してきましたが、他の5人は反応せず。結果、後半最後まで読んでのボードとなったのでした。

正解は「ドレッド・ノート(Dreadnought)」。Kavaさんは正解しておりこれで+6獲得、そして最後まで聞いて正解したのはT本山さん・三好さん・ひっさつ会長の3人で、結果、以下のように。

[現在のポイント]

Kava+21、タニシ+17、T本山+27、磯部+12、三好+13、ひっさつ+28

そして最後の15問の問題はこういうのでした。

Q15「日本では明治初期に町役人の河田谷五郎が外国人の帽子を手本に作ったものが最初とされ、昭和3年にブラザー工業がこれを作る「ミシン」をが販売したことが有名であり、現在では埼玉県春日部市は、伝統手工芸品の1つとしている//、英語では「ストローハット」と呼ぶ/、丸い山形をしており、日除けのつばが広いため夏の野良仕事や海水浴などによく用いられるため、夏の風物詩ともなっている帽子は何?」

…という問題でしたが、前半では誰も押せず、後半の冒頭「英語ではストローハットと呼ぶ」でKavaさんが押し合いを制して「後半で押す」をゲットして、その他の5人が「最後まで問題を聞いて書く」という事態に。そして正解は「麦わら帽子」。Kavaさんが後半押して正解で+3、三好さん以外の4人が最後まで聞いて正解で+1、そして三好さんは「カンカン帽」と書いて当日は誤答になってました…が、後で調べたら、カンカン帽は麦わらをごく固く編んだ麦わら帽子の一種で、世界各地にある多種多様のデザインの麦わら帽子のひとつという事が判明して、「うーん、個人的には0.9点ぐらいあげたいんだが…ちょっと無理だなあ」と苦笑いするむろかつでした。

全15問が終わり、最終結果としては、

[現在のポイント]

Kava+24、タニシ+18、T本山+28、磯部+13、三好+13、ひっさつ+29

…で、T本山さんとKavaさんの追撃をかわし、ひっさつさんがリーチ状態の+29で1位となり、天元位を獲得することになりました。おめでとうございます。

↑ちょっとタニシくんの点数が違ってますが、再計算したところ本文に書いたこんな感じでした。

しかしここまで押されると本当に気持ちが良いですわ。問題文が長くて苦戦していた人たちが多かったのはちょっと申し訳なかったんですが…たぶんこの形式は今後もたびたび開催されると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

次回以降は4Rの「アタック49」「アタックサバイバル」の詳細編をお送りする予定です。ではまた。

(つづく)

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岩Q槻(iwaqtsuki)

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。