【復刻版#17】2018/06月例会「MJCC」報告#5(カーリングクイズ編(1))




こんにちわ、むろかつです。

未完成のままで終わった「定例会報告」を書き上げる【復刻版編】の17回目となります。今回からは2018/06月例会「MJCC」の時の佐伯明日叶さん企画の「カーリングクイズ」の詳細版報告記1回目です。なかなか駆け引きに富んでいたおもしろい企画でもありました。数回に分けて書いていきたいと思いますです。

初のノンタイトル戦のチーム戦でした。

今回の企画、通常ですと「岩Q槻タイトル戦」と称して何らかのタイトル戦ということで開催するのですが、今回はこの時にいた全参加者をMCの佐伯明日叶さんを除いた全員で二分・2チームに分けての大型チーム戦ということでタイトル戦としては開催せずに「大型企画」のG2レース開催という事になりました。岩Q槻ですとこの2018/06月例会時点では「たほいや」が2-3人1組でのチーム対抗戦で開催したことはあったのですが、5-6人もの大人数のチーム戦というのはたぶん初めてだったと思われます(そしてこの後、2021年まで開催したことはありませんでした、たぶん)。

で、事前に佐伯さんが発表していた企画概要は以下の通りでした。

【カーリングクイズ】

多答の順番/ランキングクイズです。

【上位19個】や【下位21個】など、答えが《奇数個》ある多答問題を出題します。

回答権は、両チーム交互に、計『5回』
(ミックスカーリングと同じ5投です)

両チームの回答が終わったあと、
《石が、中心に近いチーム》が《相手チームの石が無い所まで、得点を獲得します》

1試合で2問出題し、得点が多い方が勝ち、《勝ち点3》を獲得します。

全試合終わった際に、勝ち点が同じ場合は、サドンデス用の問題も用意しますが、状況によって得失点差を考慮する場合があります。(同着もあり得るので)

それでも同じだったら、近似値とか短時間な問題を挿し込みます。

との事でした。どうも佐伯さんが参加されている某クイズイベントさんで開催した企画を岩Q槻にも持ってきてくれたようで、そういうのは実にウエルカムなサークルなので「いいなあ、斬新だなあ、ありがたいなあ」と皆、実にノリノリでした(笑)

まずはチーム分けの近似値クイズでした。

そしてチーム分けに使用されたのは、佐伯さんが用意してくれたこんな近似値問題でした。

近似値問題「今年(2018年)に41回目を迎える日本テレビ系列の「24時間テレビ」。今年発表された過去39年分(昨年・前回の分を除いた)の募金総額は幾らだったでしょう?

との問題でした。おそらくこの例会が開催された2018年6月の時点では「昨年度の分」は去年の放送時から今年8月の放送日直前までに集まった金額までを1年分として集計するので、この時点ではまだ未確定だったから…ではないかと推測されるのですが、もちろんこの問題は「1円単位」までボードに答えさせておりました、はい(大汗)。

多い人は58兆、少ない人は3400万(←ひっさつ会長(苦笑))…と書いた中、で、正解は「365億5480万2305円」。全然近い人はおらず、58兆と書いたおぐのりさんが最下位扱いで、その他の面々は「序列=近似値が近い人=金額が多い順」ということで、以下のようなチーム分けになりました。

【Aチーム】T本山・むろかつ・カムサ・そーいち・ハマクドー

【Bチーム】くるみ・タニシ・ぽちょ兄貴・ひっさつ会長・おぐのり

とまあ、本山さんが近似値1位、むろかつが2位という事に。なおむろかつはいつものように「近似値、といえばヒグチ薬局の目標!!1327店」バカのひとつ覚えのごとく(?)「132兆7000億円」と書いたらまたまた結構いいとこにはいっておりました(爆)

で、チームごとにわかれての「カーリングクイズ」が始まりました。全5問で行われました。

カーリングクイズの1問目は「学生数の多い大学」でした。

まずは近似値トップだった本山さんがクイズの問題番号を指名することになり「ラッキー7の7番」と。「いやーさすが本山さん、ちゃんとラッキーセブンって言って7番って言ったわ。ここでラッキーセブンの4番とか言う奴が多いのに」となぜか本山さんが称賛される次第でした。

Q1「学生の数が多い日本の大学の上位20大学(なお全て私立大)のうち、1位の日本大学以外の19校をお答えください」

で、1位の日大はあまりにも多くてぶっちぎってるので「1位以外」になったようでしたが…実はこの前後に日大はアメフト部がラフなタックルをして話題になっていてそれにひっかけて「いろいろと噂のある日本大学ですが」とネタを振ったところ「いやー、うちの大学がいろいろと申し訳ない」と、実はそーいち氏が日大出身で、そのリアクションに皆そろって「いやいやいや」「やめなさいやめなさい(泣)」と逆に焦り始めるというダチョウ倶楽部のコントのような展開に(爆)。

↑今回のカーリングの図表はこうなります。

最終的には真ん中の10番目の大学を答えれば勝ちで、もしくはそれに近いとこに入れれば…というカーリング的な要素があるのがこの企画の肝の部分でした。なお事前のチーム(勿論、チーム内での相談はOKでした)でのシンキングタイムは3分、口頭は各30秒以内という事になっておりました。

【第1ターン】

→A1・(T本山)「明治大」○→5位/4番

→B1・(おぐのり)「法政大」○→7位/6番

→A2・(むろかつ)「東海大」○→10位/9番

→B2・(ぽちょ兄貴)「駒沢大」×

→A3・(カムサ)「慶応義塾大」○→9位/8番→A2が12番に移動

→B3・(くるみ)「中央大」○→12位/11番→A2が15番に移動

…でオープニングの第1セット。各人はひとまず10枠の答えを目指すわけなんですが、「これは箱根駅伝出場校か大学ラグビーの強豪校あたりではないか」という両チームの目星がついてたようで、「明治」「法政」「東海」…と、そこらへんの駅伝もラグビーも強いとこを序盤に指名する展開に。

で、4番手のB2・ぽちょ兄貴が答えた「駒沢」だけは残念ながら入っておらず、5番手に指定したAチーム・カムサさんのとこで異ストーンが8枠に入ると、さきほどむろかつが「東海大」で入れたストーンが(同じAチームの)9枠のパネルから弾かれて3つ右側の12枠に。

更に6番手のくるみさんが「中央大」と答えるとこれまた11枠に入るニアーなナイス正解で、

またしてもむろかつが獲得したA2のストーンが更に弾かれて3つ右側の15枠に飛ばされる…という流れで「なるほど、これがカーリングクイズ、という意味なのかと全員で納得する始末でした(爆)

【第2ターン】

→A4・(そーいち)「同志社大」○→11位/10番→B3が14に移動

→B4・(ぽちょ兄貴)「近畿大」○→3位/2番

→A5・(ハマクドー)「早稲田大」○→2位/1番→B4・A1・B2がそれぞれ1つ横に移動

→B5・(おぐのり)「立教大」○→15位/14番→B3とかぶったので駒消滅

で、残るは両チームともあと2投。ここでAチームのそーいち氏は「同志社大」を指名するとこれがど真ん中の10番手という事に。となるとBチームはうまく真ん中の10番を弾かないといけないわけですが、続くBチームの4投目は「近畿大」で、2番という事でどえらいマンモス校ゆえに真ん中には影響は少なく、逆にAチームはいかに端っこ(最上位か最下位あたり)に置かないといけないので「早稲田」を指名して1枠に無難に入れ、

最後のBチームは「立教大」で14枠に入るもここにいたB3の中央大のストーンと重なってしまい「消す」ことになり、これで第1セット終了となりました。

そして点数的には、

Bチームのストーンで、真ん中に最も近いとこにあるのが7枠の法政で、それよりも内側にAチームのストーンが慶応(8枠)と同志社(10枠/ど真ん中)に入っており、

第1セットは「Aチーム 2-0 Bチーム」という事になったのでした。

ちなみにその他の正解としては、立命館大、東洋大、関西大、関西学院大、帝京大、福岡大、青山学院大…などがあったそうで、「箱根駅伝の常連校か、大学ラグビーの強豪校か、もしくは両方ともかぶっているとこは学生数も多い」という見方は概ね正しかったようです。

こんな感じでカーリングクイズが始まっていきますが、当然のことながら間もなくBチームの大逆襲も始まります。次回もどうぞお楽しみに。つづきます。

解説と補足など

(例によって2021年3月時点のむろかつが感想戦ぎみに書いております)

前回も書きましたが「岩Q槻初期の佐伯明日叶さんの企画がなかなかおもしろかった→三部作」の3本目の詳細の報告記となります。定例会報告の本編としては、

2018/06月例会「MJCC2018」報告#3【カーリングクイズ編】

2018年7月11日

2018/06月例会「MJCC2018」報告#4【がっつりクイズ(?)編】

2018年7月14日

実に「さらっ」と書いてしまった上に、このカーリングクイズの後にガッツリ系のクイズも企画されていた…という事をすっかり忘れてまして、実質的には「4部作」だったんだなあと今更ながらに気づいた始末でした…いやあ佐伯さん申し訳ない(ノД`)シクシク

※で、4部作目のローリングクイズは書ければ書きたいと思います(泣)

この2018/06月例会の時点では会場が現在主にお借りしている岩槻駅前の公共施設に移動しております。18人定員の割には12人ぐらい集うと結構ギュウギュウになってしまうコンパクトさで2020年夏からは隣のB会議室も借りて2部屋で広々と開催することになるのですが、この時点ではまだC会議室のみでの開催となっております。

それと、これもまた後で気づいたんですが、佐伯さんはこのあたりの企画を終えた後は、2年弱ほどしばらく岩Q槻の定例会に参加する事ができなかったようで(まだ新型コロナ禍が起きる前でオフライン系の他のクイズサークルやクイズイベントが目白押しだった時期でもありました)、ゆえにこの時期に集中しているという証左でもありました。しかしなんつーか、クオリティがシンプルかつ濃い内容で、それでいて周りのリアクションもいいしで。改めてVTRチェックをしてびっくりする新発見が多くて「実に楽しい」と書きながらしみじみ思う今日この頃でもあります。

なお今回のカーリングクイズ、この表に関しては、

手持ちのノートパソコンでExcelで作ってみました。これをいちいちプリントスクリーンで画像編集用ソフトにコピペして軽量化してアップしておりました。

ちなみに私のノートパソコン、もともとExcelは2016版が入ってるんですけどもなぜかBluetooth機能が勝手に作動してクソ重いので成田の実家から持ってきた2003版を使ってます(Wordもそうですけども)。なので複雑なマクロとかプログラミング等は一切使わず、シンプルに罫線に色つけたり文字を装飾してコピペしてるだけ…なのですが、そこそこカーリングっぽい動きは再現できたかな?と正直ほっとしております。

で、例会の現場ではこうして佐伯さんがMCやりながら、マグネットを使ってストーンの表示をされてました。こういうシンプルなのは本当にいいですね。それと、プレイヤー各人がこういう戦略性に富んでる企画が「やっぱり大好き」なようで、Aチームに関してはハマクドーさんとそーいち氏が実にノリノリで彼らがここから「軍師」として発揮していくわけですが…ここらへんもうまくピックアップして記事として構成していければと考えております。

以上です。ではまた。

↑しかしカーリングの女子選手はなんでわしの好みのタイプの子が多いんだろう(←直後嫁から説教タイムへ)

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。