【復刻版#16】「マックスジョージア記念」報告#21(天元戦・佐伯氏企画編(7))




こんにちわ、むろかつです。

未完成のままで終わった「定例会報告」を書き上げる【復刻版編】の16回目となります。今回は2017/06月例会「マックスジョージア記念」時の佐伯明日叶さん企画の「第1期天元戦」の詳細版の報告記7回目です。企画本編となる「アタック25風クイズ」のBブロック戦の早押しクイズラウンドに入っていきます。

【復刻版#15】「マックスジョージア記念」報告#20(天元戦・佐伯氏企画編(6))

2021年3月26日

ルールのおさらい

前回の報告記の時点で「一問多答ラウンド」を終えて、ここから残り12枚のパネルをめぐる「早押しラウンド」に入っていきます。

その2:早押しラウンド
基本的には、クイズ番組の<アタック25>のルールと同じですが、
・スタートした時に、残りパネルが<<4枚以下>>の場合、【アタックチャンス】自体ありません。

・パネルが全て埋まるか、25問消化した時点で、1セット終了となります。

※※普通なら、パソコンなどで、進行したい所ですが、自分は所持していないので、黒板+トランプ等で、行う予定ですので、ご了承ください※※

で、一問多答ラウンドを終えた時点のパネルはこんな感じでした。

いやーAブロックよりもカオス状態に(苦笑)。早押しラウンドは残り12枚をめぐる戦いになっていきます。

最初は角が入れない人、あっさり入れる人に分かれまして…。

※ちなみにAラウンド同様、佐伯さんは手持ちのクイズ問題集からチョイスして読んでおりましたが、文献がはっきりしないので大まかな部分だけ抜粋して問題文を表記させていただきます。

Q1「英語で上下逆のことをアップサイドダウンと言いますが、裏表逆が逆であることを/→インサイドアウト」(スルー)

Q2「鼠径(そけい)部や椎間板などで起きやすい/→ヘルニア」(むろかつ○→19番)

Q3「2016年12月現在、元サッカーフランス代表のジダンが監督をつとめる/→レアル・マドリード」(むろかつ○→12番)

Q4「フォークダンス、フォークボール、フォークリフトを英語で表記した際に唯一/→フォークダンス」(おぐのり○→5番)

まずQ1はスルーから始まり、Q2の「ヘルニア」は共に椎間板ヘルニアの経験があるむろかつとおぐのりさんの競り合いをむろかつが制し、続くQ3「ジダンが監督をつとめる→レアル・マドリード」もスポーツ好きな両名のうちむろかつが連取に成功するものの、むろかつは早押しラウンド時点では挟める場所が2箇所(12番・19番)あり、角には入れないオープニングから始まってました。

その一方で、Q2で手持ち2枚のうちの1枚である「18番」をむろかつに消されたおぐのりさんはQ4「フォークダンス(folk(「民族」という意味だそうです)と唯一スペルが違い、残り2つはfork(フォーク、原義的には欧米で伝統的に用いられてきた「農業用の熊手」を指すそうです)」を正解すると、残る1枚の手持ちが10番でどこも挟めるところがなく、逆に角の「5番」入れたという、極めていい意味での攻防戦が繰り広げられておりました(笑)。

ちなみにQ3のジダン監督、この後2018年をもって一度は契約満了でレアル・マドリードの監督を退任したものの、翌シーズンは後継の監督が成績不振でその次のシーズンに再び監督として復帰し、現在でもレアル・マドリードの監督をつとめているそうです。

Q5「他の蛇を食べることから「蛇の王様」という意味でその名がつけられた/→キングコブラ」(あんどう○→16番)

Q6「英国のエセルテ社が商標を持つ、イラストや漫画で影などの特殊効果を/→スクリーントーン」(あんどう○→1番)

Q7「サイコロ賭博の「丁」と「半」の漢字の上半分を取ってつけられた慣用句で/→一か八か」(あんどう×→2休)

Q8「剣道の小手をベースに製作されたと言われている総合格闘技の指につける/→オープンフィンガーグローブ」(むろかつ○→25番)

その後、あんどうさんが「キングコブラ」「スクリーントーン」で連取に成功し角の1番に入ることに成功。しかし次の「一か八か」で誤答し2休に突入した直後、むろかつが「オープンフィンガーグローブ」を成功して今度はよくよく見ると挟める場所がないんで「じゃ25番を」と角の25番に入ることに成功し、

残りは6枚。ということはまもなくアタックチャンス到来、となった次第でした。

するとまさかのアタックチャンス「延期」というハプニングが(大汗)

で、ここで意外な事が発生したのでした。

Q9「フリューの「LADY BY TOKYO」、メイクソフトウェアの「うさぎ」といえば/→プリクラ機」(スルー→あんどう復帰)

Q10「矢澤芸術学院に通う高校生の幸田実果子を主人公とする矢沢あいの漫画/→ご近所物語」(おぐのり×→2休)

Q11「イギリスの20ポンド紙幣に肖像画が描かれている「国富論」の/→アダム・スミス」(むろかつ○→15番)

Q12「080や0120が割り当てられている、発信側が電話料金を/→フリーダイヤル」(あんどう○→3番)

Q13(AT1)「本名を中澤 滋紀(なかざわ しげき)というピン芸人で/→ハリウッドザコシショウ」(キム兄ぃ×→2休/おぐのり復帰)

Q14(AT2)「漢詩の形式の一つで「七言律詩」といえば漢字何文字→/56文字」(あんどう○→11番/AT24番を指名)

Q9がスルーであんどうさん復帰、Q10「ご近所物語」をおぐのりさん誤答で2休…の後に、むろかつ「アダム・スミス」、あんどうさん「フリーダイヤル」を正解し、それぞれのパネルを埋めた時点で「ん?残り5枚切ってんだけど」と皆が気づき始め、そこで佐伯さんが申し訳無さそうに「すみません、アタックチャンスのコールをしてなかったんでこの状態でやらせてもらっていいですか?」とあんどうさんにお詫びした次第で、ここからが「アタックチャンス」と相成ったのでした。

その結果、キム兄ぃさんの誤答を挟んでQ14「漢詩の七言律詩→56文字」を再びあんどうさんが正解し、これで改めてアタックチャンスとして24番のパネルの色を消すことになったのでした。

Q15「ウイスキーなどのアルコール分の強いお酒を飲む時に続けて口直しに飲む水/→チェイサー」(おぐのり○→13番/キム兄ぃ復帰)

Q16「地球の自転によって、天球上の恒星やその他の天体が毎日地球の周りを回るように見える見かけの運動のこと/→日周運動」(おぐのり×→2休)

Q17「小学校のスポーツテストで行われる反復横跳びの3本線の間隔/→1メートル」(あんどう×→2休)

Q18「卵からかえったばかりの雛が最初に目にしたものを親と/→刷り込み」(むろかつ○→21番/おぐのり復帰)

Q19「本名をジョン・クレイトンという、アメリカの小説家エドガー・ライス・バローズの/→ターザン」(おぐのり○→24番/あんどう復帰)

Q20「イミュ株式会社によって商標登録されている、まぶたを一重から人工的に二重にする/→アイプチ」(キム兄ぃ○→21番)

そして最終盤は、あんどうさんとおぐのりさんが誤答で2休になり、むろかつか漁夫の利的に残る角「21番」をゲットしえらく混沌した状態で残り2枚に。

ここで実はおぐのりさんは2連取に成功しても最大で9枚であんどうさんの10枚は影響ない反面、むろかつが引き続き2連取すると11枚でぎりぎりひっくり返せる…という実にビミョーな展開に。一方であんどうさんは残り1問お休みで…という問題を正解したのは「ターザン」を答えたおぐのりさんでこれであんどうさんのトップが確定し、むろかつの逆転優勝の芽も潰した次第でした。

そしてラスト問題、「アイプチ」を正解したのはキム兄ぃさんで、これで終了となりました。

その結果、↓先程のAブロックの最終結果と対比しますが、

Bブロックでトップになったあんどうさんは10枚にとどまり、Aブロックのトップだったハマクドーさんの13枚には及ばず、結果天元戦第1期の優勝者はハマクドーさんになりました。おめでとうございます。

で、ハマクドーさんは優勝賞品を受け取りまして、この2017/06月例会は全企画終了となったのでした。以上です。

解説と補足など

(こちらは2021/03月時点のむろかつが感想とかを書いております)

というわけで、2017/06月例会の佐伯さん企画「アタック25風クイズ」の報告記の詳細編を【復刻版】として書き上げた最終回となりました。

個人的にはこの2017/06月というのは岩Q槻を立ち上げて3回目の例会で、まだまだ不慣れな点が多く、さて今後どうなるんだろう…という不安のほうが強かった頃でしたね。なのでこの月にキム兄ぃさんの「ロゴファクトリー」と、佐伯さんのこの企画を開催していただいて「あー、こういう企画持ち込み例会で手作り感もいいなあ」としみじみと感じつつ帰りの車を走らせて帰宅したってのをよく覚えております。

実際の佐伯さんが出題した問題はもうちょっとフリが長かったり、言い回しがやさしい…感じだったのですが、こちらはVTRをチェックして文字として立ち上げて、概要を抜粋しただけですので実際の問題文とはちょっとかけ離れている可能性もありますが、大まかな趣旨は外してないと思いますので、こちらでどうぞご勘弁を。

で、この月のキム兄ぃさんの企画、更にこの月とこの翌月に開催された佐伯さんの2企画(【復刻版】では前回お送りした正解者・不正解者を予想したボードクイズ企画のことです)が、その後のタニシくんやKavaさん、磯部さん、山田はまちさん…などなどの「実験企画」的な何でもありの企画持ち込みがよりいっそう加速するきっかけにもなったと思っております。この3回目の時点ではおそらく私(むろかつ)とハマクドーさん、更にLinerさんの3人ぐらいしか企画ができないんじゃないかと心配してたのも事実でして、そこに勇気を振り絞って(?)佐伯さんが持ってきてくれたのは本当にありがたかったなあ…と今でも思っている次第です。

さて【復刻版】は来月の2021/04月例会まで今日であと2週間となりました。予想通りというべきか新型コロナ禍がリバウンド化して緊急事態宣言が解除された3/22以降、第4波が少しずつ来はじめているとのことで、果たして4/11に開催できるのかどうかはさだかではありませんが、もしできればVTRチェックした上で、ワタシ自身は「岩Q槻黎明期の佐伯さん企画三部作(?)」の3つめの企画として開催した、

2018/06月例会「MJCC2018」報告#3【カーリングクイズ編】

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2018/06月例会の「カーリングクイズ(チーム戦)」の詳細版を書ければいいなあ…と考えてます。ま、VTRを見て無理だったらごめんなさい、ということで。ではまた。

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埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。