【復刻版#1】2018/4月例会「第2回さだまさし杯」報告#5(「たほいや」編その1)




※2021年2月例会中止に伴いまして「復刻版」として再編集されたものの1回目となります。こちらの解説等は各回の文末に書いておりますです。

ここからは「過去の定例会報告で、まだ未執筆・未公開な報告記を少しずつ埋めていきたいと思います(…すんません(泣))。まずは2018年4月定例会で行われた、ガソダム氏および立川左談次師匠の追悼企画でもある「たほいや」の例会報告をお送りします。

たぶん数回程度の連載になると思いますです(なお序盤は前回の「写真編」と結構重なってる点があります。ご了承ください)。

「ガソダム氏および立川左談次師匠追悼企画」として開催されました。

今回のメインは第5期竜王戦として開催された「たほいや」

実は前回の2017年12月例会の事実上のメイン企画でもあり、2018年1月末に急逝したガソダム氏が最後に勝利した(本山さんと同じチームで二人とも竜王位獲得となった次第でした)企画でもありました。今回はガソダム氏急逝に伴う活動停止を挟んでの再開後最初のメイン企画としてぜひやってみたいという事で開催した次第でした。

2018/4月例会「第2回さだまさし杯」報告#4【追悼企画「たほいや」編】

2018年4月30日

↑概要編はこちらをどうぞ。

まず最初にチーム分けが行われました。いつものようにトランプの数字ごとに全部で5チームに分けました。

Aチーム:ひっさつ・ハマクドー・いっちゃん。

Bチーム:おぐのり・タニシ

Cチーム:Liner・カムサ

Dチーム:T本山・キム兄ぃ

Eチーム:Kava・そーいち

このうち、タニシくん・カムサさん・いっちゃんは17時に早退が決まってたのでそこらへんも踏まえて2-3人1組のチームを組むことになりました。

で、最初にむろかつのノートパソコンで、「たほいや」の基本的なルール説明の動画を皆で見ました(これは昨年12月の時にも同じ流れでした)。

ルールは以下の通りでした。

[チーム編成]

・原則的には4-5チームで。2-4人で1組程度で組む予定です(なお最大で6チーム×3-4人程度で考えています)。もしかしたら人数調整で1人のみの単独チームになる事もありえます(笑)

・各チームに最初に渡される基本点は10点から(10個分のお菓子か、もし誰かがコインのようなものを持ってきてくださった場合はそれを使います。ない場合はホワイトボードで得点管理をいたします)。

[主なルール]

1.親を決める
くじ引きで決めます(トランプかウノをひいてもらいます)。親は一チーム一回とします。

2.親は、辞書の中から誰も知らなさそうな単語を探し、それをひらがなで書いて他の人に提示します。
※もしその単語を完璧に知っている人がいたら、その人は別の単語を要求することができる(ここはゲームの特質上、必ず申告してください)。

3.親は選んだ単語の、広辞苑に書いてある「意味」の部分をそのまま紙に書く。

4.子はその単語を聞いて「意味になりそうな言葉」を考えて紙に書き、親に手渡す。
(この「3-4」の2つの作業のシンキングタイムは「5分間」とします)

5.親は子が書いた紙も見て、選択肢の出題する順番を決めて、口頭で読み上げる。

6.子は先に賭ける枚数のみを提示する。ただし1-3個の間に限定する。

7.次に、子の全員が同時に、どれに賭けるかを提示する。
※当たり前ですが、子が自分で書いた選択肢を選ぶことはできません。

8.親は正解を発表し、清算する。

9.正解者は、賭けた枚数と同じ数のチップを親から受け取る。

10.不正解者は、賭けたチップを選択した解答を書いた人に払い、さらに親に1枚チップを払う。

11.全員(チーム戦の場合は全チーム)が親を務めたら1ゲーム終了。チップの多い人が勝者となる。

[得点変動]

こちらの総得点が今回の順位となります。

【子の場合】

・問題に正解した(親が書いた選択肢を当てた)場合→賭けた分のポイントが増える。

・問題に不正解した場合→親に1ポイント与えるために1ポイント減る。

・仮に子全員が不正解だった場合→親に2ポイント与えるために2ポイント減る。

・更に間違えた場合は間違えた選択肢を作ったチームに1ポイント与え、それを作ったチームが受け取る。

【親の場合】

・子に自分の書いた選択肢を当てられてしまった場合→それぞれ賭けた分のポイントが減る。

・子が不正解だった場合→1人につき1ポイント増える。

・全部の子が不正解だった場合→1人につき2ポイントずつ増える(子が5チームだった場合10ポイント増える)

という流れでした。

…で、抽選の結果、最初はBチームのおぐのり・カムサ組が親となり、しばしのシンキングタイムの結果、一問目のお題が決まりました。

Q1は「まめほんだ」でした。

例によって「まったく聞いても”(゚Д゚)ハァ?”としか言いようがない」面々のわかりやすい乾いたリアクションを経て(苦笑)、親チームは広辞苑に書いてある答えを、子チームはデッチアゲた答えを(笑)。

更にシンキングタイム内にうんうんうなりながら書き上げて、

各チームが四つ折りにした書いた紙を親チームのおぐのりさん・タニシくんに手渡して、

その選択肢の出題順(←これも結構勝負にとっては重要で、並べ方がうまい人もいたりします)を決めて、おぐのりさんがこんな順番で選択肢を読み上げました。

【Q1「まめほんだ」】

1.イタリアの物理学者

2.大豆・小豆などの豆類を主に生産する畑のこと

3.男の髪の結い方。髻(もとどり)を詰め、髷(まげ)を極めて小さく結うもの

4.山間部にある小さい田んぼ

5.豆をある程度の大きさに育つまで一時的に植えておく場所のこと

ちなみにこの選択肢の読み上げ時は企画のお約束として、「1番、まめほんだ。××(←各チームが書いた選択肢)」という定型文で読み上げることになってます。で、「しかし今回は一問目からレベルが高いねー」とむろかつが苦笑い。そこはさすが、わずか5が月前の12月例会でこの企画をやった人が少なくないだけに。

で、ここから更に各チームが1つ答えを選ぶシンキングタイムに入るため、この企画はものすごくゆったりとしたテンポで進行されておりました。ついでに書くとこの時点では前回の12月例会では全問題、ボケ選択肢を考えてたむろかつが全くそれをすることはなく、後ろのホワイトボードに「J2速報」のスコアを更新するボーンヘッドも(←すんません…)。

↑前回の12月例会では「まう゛ぉ」という設問に対しこんなベタなボケをw

↑なぜか大書きされてるレース名が1Rのまんまなのが(泣)

↑ハマクドーさんとこはこうして真剣に会長やいっちゃん。と討議しておりました。

で、各チームの選択肢および掛け点が発表されました。

それを「選んだ理由」を聞くのもこの企画の醍醐味です。

そして次の順番としては各チームに「正解と予想した番号のその理由」を一言ずつ語ってもらったのですが…。今回は1問目は順番通りに(?)、Aチームのひっさつ・ハマクドー・いっちゃん。チームから語ってもらいました。

【Q1「まめほんだ」の予想した選択肢と、その理由】

Aチーム:「3番(男の髪の結い方)×1点」
「この中で一番異質なのが3番」

【Bチーム:→今回の「親」でした。】

Cチーム:「3番×1点」
「直感選択で一致したから。また文金高島田のように本田(本多)という名前の髪型がありそう」

Dチーム:「3番×1点」
「まめから髪の毛を選択できないから正解なのかなーと」

Eチーム:「2番(大豆・小豆などの豆類を主に生産する畑のこと)×1点」
「2と5で悩み、5の選択肢の文の方が長いなーと(で5を外して2に)。なお3はいかにも正解くさいから外しました」

とまあこんな次第に。

ちなみに最後のEチームの「なお3はいかにも正解くさいから外しました」は、そーいち氏の弁だったんですが、実は「たほいや」ではあえてフェイントを狙って「そういう広辞苑に載ってるっぽい文言でダミーを作ってくる」のに長けている面々も何人もいるのでこの企画はまことに恐ろしい、という話もあったりします(笑)

そして正解は…こちらでした。

そして正解発表になりました。なんとなくおぐのりさんが苦笑いモードに入ってるような??

【Q1「まめほんだ」】

1.イタリアの物理学者→Eチーム

2.大豆・小豆などの豆類を主に生産する畑のこと→Cチーム/Eチーム

3.男の髪の結い方。髻(もとどり)を詰め、髷(まげ)を極めて小さく結うもの→広辞苑/A・C・Dチーム

4.山間部にある小さい田んぼ→Aチーム

5.豆をある程度の大きさに育つまで一時的に植えておく場所のこと→Dチーム

というわけで、3番が正解でA・C・Dの3チームが正解ということになり、この結果、ルールに沿って以下のような得点変動が発生しました。実はLinerさんの予想はまさにドンピシャで、「本多髷(まげ)」という髪型の一種だったそうです。伊達な男な好んだ髪型だったとか…。

その1:誤答した人たちの分(Eチーム(-1)→親のBチームへ(+1))
その2:誤答する選択肢に賭けてしまった分(Eチーム(-1)→Cチームへ(+1))
その3:親から正解した人たちの分(親のBチーム(-3)→Aチーム、Cチーム、Dチームへ(各+1))

で、1問目終了時点でこうなりました。

A:11点(+1)B:7点(-3)C:12点(+2)D:11点(+1)E:9点(-1)

要は実はこの企画、「親」になると、子の全チームを騙して不正解に持ち込まない限り結構得点的には不利なので、以下にして「子」で稼ぎつつ「親」では損失を抑えるかが企画の肝でもありました。

こんな感じで2問目へと進んでいきます(つづく)

復刻版解説など。

(ここからは2021年2月に書いております)

基本的には岩Q槻の「定例会報告」はよほどのことでない限り「未完」で終わっている回は無い…といいたいのですが、実は少し前の例会に関しては、「次の定例会が来てしまった」とか「書くのがめんどいまま放置してしまった」という回もいくつかありまして、そちらの報告記をちょうど2021年初頭の新型コロナ禍による例会中止の合間に補完していこう、というのが今回の「復刻版」の趣旨であります。

で、通常は「未執筆分」から手をつけるのが通常なのですが、今回の「2018年4月例会のたほいや報告」に関しては、この1回目の詳細版報告記から手を付けました。主な修正点としては以下のようなものが挙げられます。

・チーム名を「1枠、2枠…」から「Aチーム、Bチーム…」に改めた。

・報告記の流れを2020年12月例会の「たほいや」に準拠して罫線や色分けなどを修正した。

・2018年当時は未使用だった(厳密には使用可能だったが使い方を知らなかった)「関連記事」のリンクを貼った。

・アイキャッチャーを普通の写真に改めた。

てな感じです。特に一番最後のアイキャッチャーに関しては、

もともとはこういう感じで画像編集用ソフトを使っておりましたが、

この元の画像の方に差し替えました。これはトップページおよび「もくじ」ページをみていただければわかると思うのですが、思いの外、アイキャッチャーの画像が小さくて、これでは文字を入れる必要はないだろうと判断したからであります。

というわけでひとまず手始めとして、この「2018/04月例会」の通算2回目の「たほいや」企画を書き上げていきたいと思います。

実はこちらの記事、オープニングの文面を読んでいただければわかると思うのですが似たような趣旨(?)で2018年6月にいったんは後から書こうとして1回目で挫折した記事でもありました。なので次の「2回目」からは完全にオリジナルの新作文章(?)となっていきますです。ただし前回と違うのは幸いにも前回の例会(2020/12月例会、すなわち「4回目のたほいや」企画)で、ほとんどの記事の構成パターンが完成しておりまして、こちらに関しては時間と体調さえ良ければ(←これが一番の難問という説も(ノД`)シクシク)まあできれば速いペースでお送りできれば…と考えております。

以上です。ではまた。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。