2017/06月例会「マックスジョージア記念」報告#9【名人戦第2期(2)】




続いて「順位戦」の第2期となります。今回は順位戦がB→A級をそれぞれ2回ずつ行い、そのA級で1抜けすると決勝である名人戦に進出できる、という形式でした。

その1:第2期B級順位戦

5○2×(連答ポイントなし)の早押しクイズ。

上位2名が勝ち抜け+前期A級のプレイヤーが欠席していた場合は枠を増やす。

B級1-2位は次節A級に昇格。

という形式でした。

参加者は、ガソダム・佐伯明日叶・キヨミ・ぽちょ・キム兄ぃ・おぐのりの各氏の6名。ちなみに前節、A級から陥落したのは三好・ガソダムの両氏で、まあ対戦相手がハマクドー・Uchida・Linerの各氏という指も早けりゃ勝負強い面々に囲まれてしまった次第で…。

なお、ここから勝ち抜けは2名なのだが、勝ち抜けても次にA級でプレーするのは次節の第3期なので「飛び級」はないため、A級は少数精鋭(?)の戦いとなる次第だった(苦笑)。

序盤は…?

Q1「日本国内では2014年3月31日を持って全ての販売が終了している、海外渡航中の現金の盗難・亡失といったリスクを回避する手段として海外旅行の時に現金の代わりとなる「旅行者小切手」のことを→トラベラーズチェック」を正解したのはぽちょさん。「へえー、今はもうないんだ」と三好さんがぽつり。

Q2「昭和59年には窃盗容疑で逮捕され、有罪判決を受けている、昭和44年に230万枚の大ヒットとなった『黒猫のタンゴ』を歌っていた→皆川おさむ」をおぐのりさん正解+1、Q3「これまでに、オリンピックの女子マラソンで金メダルを獲った日本人選手は、シドニー五輪の高橋尚子と、アテネ五輪の→野口みずき」をぽちょさん正解+2、Q4「日本の都道府県で、濁音から始まるものは2つしかありません。それは岐阜県と→群馬県」を佐伯さん正解+1。

Q5「これを購入することを決めた当時のアンドリュー・ジョンソン大統領時代のスワード国務長官は、当時のアメリカ国民から「巨大な保冷庫を買った」と非難されるものの、のちに金鉱などの資源の宝庫であることが判明したり、20世紀には米ソ冷戦の際に橋頭保となった為に評価が一変したという、1867年3月30日に、アメリカがロシアから720万ドルで購入した→アラスカ」をキム兄ぃさん正解で+1、Q6「昭和35年の第6回江戸川乱歩賞に黒川俊介名義で応募した『醜聞』が最終候補作に残ったことがある本名を矢島喜八郎という作家で、特に十津川省三トラベルミステリーシリーズで知られる→西村京太郎」はキム兄ぃさん答えが出てこず1×に。

Q7「ご飯の炊き方、「はじめチョロチョロ、中パッパ、ブツブツいうころ火を引いて、赤子泣いても・・・」の続きは→赤子泣いても蓋取るな」はおぐのりさん正解で+2、その後、Q8「グラニュー糖」でキム兄ぃさんが誤答し2×で失格となり、続いてQ9「8代目桂文楽」でおぐのりさんが誤答して1×がついてしまった。

ここから一気にガソダムの「まくり」が。

Q10「これまでに清水エスパルス、オランダのフェイエノールト、ドイツのボーフム、オーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズでプレーしていた経験があり、現在はJ2リーグのコンサドーレ札幌に在籍している、かつて浦和レッドダイヤモンズで高卒でデビューした年に新人王・ベストイレブンを獲得した元日本代表のサッカー選手→小野伸二」をぽちょさん正解で+3、Q11「現在の巨人の監督→高橋由伸」はガソダム正解で初日を出して+1、Q12「川口浩探検隊」ではキヨミさんも正解で初日を出して+1で、少しずつ展開が動いてきた。この時点ではぽちょさんが+3で若干リードしていた。

すると、Q13「かつて韓国の大統領だった金大中(キム・デジュン)が推し進めた、北朝鮮に柔軟な対応をする外交策のことを、イソップ童話のエピソードに例えて「何政策」→太陽政策」はガソダム正解で+2、Q14「トレンディエンジェル」を佐伯さん正解で+2、Q15「後醍醐天皇に忠節を尽くし、湊川の戦で足利尊氏と闘い討死した南北朝時代の武将→楠木正成」をガソダム正解で+3とすると、Q16「かつて太平洋戦争の際には、アッツ島、サイパン島、硫黄島などに激戦地おいて、「外地で日本軍が全滅した」際に大本営発表でしばしば使われた言葉で、名誉を守って潔く死を選ぶこと→玉砕」…もガソダム正解で+4になりわずかQ11-16の6問で+4まで積み上げてリーチをかけた。

勝ち抜け争いは更に激化して。

Q17「現在のオランダ、ベルギー、ルクセンブルクのヨーロッパの三つの国を、総称して→ベネルクス三国」を正解したのはおぐのりさんで+3、Q18「グリニッジ標準時はアルファベット3文字でGMTですが、日本標準時はアルファベット3文字で→JST」…は、キヨミさんが正解し+2で、Q19「非常に忙しい様子や、嬉しいことが重なる様子を、かつての江戸時代の商家の奉行人が年に2回だけ休むことができる2つの年中行事を用いて→盆と正月が一緒に来た」をおぐのりさん正解で+4。ガソダムに追いついてリーチが2人となった。

が、Q20「3代目桂三木助、7代目立川談志、5代目三遊亭圓楽の十八番としても知られている、飲んだくれで怠け者の夫が大金を拾ったが、賢い妻の機転で後に真人間に改心したというあらすじの、三遊亭円朝作の古典落語は何でしょう?」という問題を「十八番」のとこで押して「芝浜!」と答えて正解したのはガソダム氏。「そこで行きますか」とむろかつ苦笑い。これで1抜けを果たしわずか1期でA級復帰を決めたのだった。

続く2番手争い。おぐのり+4、ぽちょ+3、佐伯・キヨミ+2…という得点状況。ただしさきほどのガソダムのような「まくり」があればまだまだわからない、かも。

で、Q21「これまでに木田優夫(まさお)、佐々木主浩(かずひろ)、長谷川滋利(しげとし)、イチローが在籍した事があり、現在は岩隈久志が在籍している、アメリカメジャーリーグの球団→シアトル・マリナーズ」を正解したのはぽちょさんで+4で追っかけリーチ。Q22「平成元年に、消費税導入とリクルート事件で人気が急降下し退陣に追い込まれた竹下登の後継として総理に就任するも、いわゆる「神楽坂の愛人」絡みのスキャンダルにより在任期間わずか69日で総理の座を追われたのは誰でしょう?」…を早く押しすぎて「竹下登」と答えてしまったのはぽちょさん。これで1×がついてダブルリーチに。

続くQ23「昨年亡くなった昭和後期の名横綱・千代の富士が親方をつとめていた相撲部屋で、現在の親方である元大関の千代大海や、現役力士の千代の国、千代大龍(たいりゅう)、千代鳳(おおとり)など、四股名に「千代」の字が付く力士が多い事でも知られるのは、何という部屋の→九重部屋」…を正解したのはおぐのりさん!!これでおぐのりさんが2抜けを果たし、第2期B級順位戦が終了したのだった。

続いては第2期のA級順位戦。実はわずか3人の戦いになったんですが、これがまた色んな意味で「すごい」早押し戦になってました。

次回に続きます。

▼クリック頂けると励みになります!
にほんブログ村 その他日記ブログ 雑感へ




ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。