2020/11月例会「第4回残念特別」報告記(9)・詳細編(「さだまさしクイズ(?)」編(その3))




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2020/11月例会の報告記の9回目、2RのKavaさんの企画は「さだまさしの歌詞の中から単語をチョイスして…」という早押しクイズの、「詳細編」の3回目となります。ここから少しずつKavaさんが苦労して作ったんだろうなあ…という問題文が出てきます(苦笑)

2020/11月例会「第4回残念特別」報告記(8)・詳細編(「さだまさしクイズ(?)」編(その2))

2020年11月15日

↑前回の記事です。

出ました。12分30秒の例の楽曲が(^_^;)

Q11:中学2年時に野球の名門・青葉学院中学校から墨谷第二/中学校に転校してきた谷口タカオを主人公とする、ちばあきおによる野球漫画は何でしょう?

A11:キャプテン(ひっさつ○+3)

さだの歌→「親父の一番長い日(相手のバレー部のキャプテンは)」

1979年10月12日に発表したさだまさしの通算15枚目(グレープ時代から通算して。ソロでは9枚目)のシングルカット曲。「一人の女性の誕生から結婚に至る人生と、娘の成長に一喜一憂する父親の姿が女性の兄の視点から描かれて」いる楽曲。

…なんですが歌詞が全部で6番、曲はなんと12分30秒もあり、関白宣言の大ヒットの次のシングル曲でオリコン1位を獲得するものの当時は珍しい12インチシングル(今でいうとこの12cm盤CDの「マキシシングル」のようなもんでしょうか)で売られて90万枚の大ヒットしたという曲だったりします。ま、あまりにも曲が長すぎて当時のラジオ局はこれをどう流すかで頭を悩めたり、伊集院光や爆笑問題が後年それをネタにしたり…で、知名度が意外に高い曲だったりもします。

で、歌詞の「相手のバレー部のキャプテンは」の部分は「親父のひとり娘=主人公の妹」が思春期に初恋をするもそれが実らず…という部分だと記憶してるんですが、そこから持ってきましたか(^_^;)。1番の冒頭には「空手チョップ」とか出てくる(妹が生まれたその時は親父と主人公(その妹からすれば兄貴)は街頭テレビのプロレス中継を見ていた…という歌詞が出てきます)んで、たぶん私・むろかつが問題を作ったら「大相撲力士出身のプロレスラー・力道山の得意技だった/」という問題を(以下略)。

なおクイズ的には「墨谷第二中学校」のとこで押されてましてひっさつ会長が正解して+3に。単独トップに立っておりました。

Q12:代表的な発生地としてはタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、黄土高原/などがある、特に中国を中心とした東アジア内陸部の乾燥地域の砂塵が強風を伴う砂嵐などによって上空に巻き上げられ、春を中心に東アジアなどの広範囲に飛散し地上に降り注ぐ気象現象を色を使った二次熟語で何というでしょう?

A12:黄砂(ハマクドー○+2)

さだの歌→「椎の実のママへ(長崎の春は黄砂と凧(ハタ)上げ)」

Q11で出た「親父の一番長い日」のカップリング曲。こちらも8分43秒とさだの歌としてはえらく長い(おそらくさだの楽曲では今でもトップ5に入る長さではないかと推測されます)。しかも曲調および歌詞が物凄く暗い(病没した叔母の事を書いた曲でこの叔母の息子(=さだ氏と同い年の従兄弟)が水難事故で亡くなったのが、後に「精霊流し」ができるきっかけになったぐらい)ので、長らくさだ本人もコンサートでは歌えなかったという逸話もあったそうです。

↑で、実際にさだが歌ってる動画がなく、カバーして歌ってた方がいたんで「こんな曲なのね」と参考資料で(苦笑)

Q13:1986/2/21に発売されたテレサ・テンの16作目のシングル曲で、第28回日本レコード大賞の大賞・金賞に輝いた/、「つぐない」「愛人」に続き、作詞・荒木とよひさ、作曲・三木たかしのコンビによる3作品目のタイトルは「何」に身をまかせでしょう?

A13:時の流れ(キヨミ○+2)

さだの歌→「道化師のソネット(時の流れを下ってゆく舟人たちのようだね)」

1980年2月25日にリリースした通算17枚目のシングル曲。さだまさし本人が主演した「翔べイカロスの翼」という映画の主題歌としても使われた曲で、曲のタイトルは「どうけしのソネット」と読むのに対し、歌の中では「道化師」と書いて「ピエロ」と歌っているという話もあります。こちらも長らくさだまさしのコンサートで歌われ続けている名曲の一つでファンからの人気も根強いですね。で、クイズ的にはキヨミさんが「大賞・金賞に輝いた」のとこで押して「時の流れ(に身をまかせ)」を正解し+2に。周りが「おおっ」とどよめいてました。

なお、「親父の一番長い日(15枚目のシングル)」と「道化師のソネット(17枚目のシングル)」の間に1枚分が空いているのですが、ここは12インチシングルの企画ものとして「関白宣言/天までとどけ」をリリースしていたらしいです。

↑でこちらは2005年9月に日本武道館で行われた、通算3333回目のコンサートでの「道化師のソネット」なのですが、つい先日(2020年11月9日)、さだ氏は神奈川県民ホールでのコンサートで通算4444回を達成したそうです(大汗)。

「昨日までの君は死にました、おめでとうおめでとう」←いやいやいや(泣)

Q14:三択の問題です。5日前の1週間後の72時間前は、昨日、今日、明日のうちどれでしょう?

A14:昨日(Liner○+3)

さだの歌→「HAPPY BIRTHDAY(昨日迄の君は死にました)」

こちらはQ13に出た「道化師のソネット」と両A面シングルとしてリリースされた曲でした。

で、この曲、歌詞がすごいのがサビの部分で実に陽気に、「昨日までの君は死にました、おめでとうおめでとう」…いやいやいや(苦笑)。ついでに書くとさだまさしは1997年に通算59枚目のシングルとして「Birthday」という曲をリリースしてまして、こちらはNHK総合テレビの「鶴瓶の家族に乾杯」のテーマソングとしても使われていて歌だけはむしろ一般の方々には結構知名度が高い曲もあります(ただしさだの顔よりも鶴瓶の顔が先に脳裏に浮かんでくるのが(以下略))。

そして早押しクイズは、Linerさんがパッと計算して「昨日っ」と答えて正解し+3に。ひっさつ会長に追いついてトップタイに。

Q15:「電波」「砂」「腕」「鳩」などがある、時刻を知るための機器・道具のことを何というでしょう?

A15:時計(龍。○+3)

さだの歌→「駅舎(時計をかすめて飛ぶ)」

1981年2月25日にリリースしたさだまさしの通算19枚目のシングル曲(「駅舎」と書いて「えき」と読みます)。「都会に出たものの夢破れて故郷に帰ってきた女性が、幼なじみの男性に故郷の駅で出迎えを受けた時の情景を唱った」という曲なんですが、歌詞も曲も結構しんみりしつつもいい歌だと思いますです。

で、クイズ的には結構な押し合いになったものの、龍。さんがランプをつけていて「時計」と正解し+3に。結果、ひっさつ会長・Linerさん・龍。さんが+3、ハマクドーさん・佐伯さん・キヨミさんが+2…と、ここから折返しに差し掛かるQ16-20に行くのですが、勝敗的にはまったくわからない団子状態に。そしてさだまさしの歴史的には「関白宣言」の大ヒットおよび邦楽のヒットチャートで上位に入っていた時期が過ぎ、一方で中国大陸で記録映画「長江」を作ってそこそこヒットさせたはいいが収益以上に予想以上に経費がかかりすぎて30億円近い大借金を背負って年間130-160回を超える全国コンサートツアーに走り出す大変な時期に入ります。

果たしてそこらへんのシングル曲はどういうものなのか、そしてほぼ初見で見聞きしただろうKavaさんはどういう歌詞をチョイスしてどういう問題を拵えたのか。非常に興味が尽きないここらへんもどうぞお楽しみに。

続きます。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。