2020/11月例会「第4回残念特別」報告記(10)・詳細編(「さだまさしクイズ(?)」編(その4))




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2020/11月例会の報告記の10回目、2RのKavaさんの企画は「さだまさしの歌詞の中から単語をチョイスして…」という早押しクイズ企画の「詳細編」の4回目となります。

2020/11月例会「第4回残念特別」報告記(9)・詳細編(「さだまさしクイズ(?)」編(その3))

2020年11月17日

↑前回はこちらです。

首位争いがなかなか熾烈になってきました。

で、Q15時点の獲得ポイントおよび順位は以下のような感じになっておりました。

[Q15時点でのポイント:ひっさつ・Liner・龍+3、佐伯明日叶・キヨミ・ハマクドー+2]

なんと+1がおらずあとは全員0pという先頭集団とその他が分裂しそーな感じで中盤の折返しに入っていきます。

Q16:児童文学作品「オズの魔法使い」にて魔法使いに叶えてもらう願いで、カカシは「脳」を、ブリキの木こりは「心」を/手に入れるですが、ライオンは何を手に入れるでしょう?

A16:勇気(佐伯明日叶○+3)

さだの歌→「生々流転(ひたむきに歩ける程 勇気とちからがほしい)」

1981年9月25日にリリースしたさだまさしの通算20枚目のシングル曲。さだ本人が中国大陸まで撮影しに行った映画「長江」の主題歌でもあります。前回の記事の最後でも書きましたがちょうどこの時期を境にシングル曲がさほどヒットチャートの上位に入らなくなり、更にこの「長江」の大借金がきっかけでさだ本人が年間130-160回ものの全国のコンサートツアーに忙殺されていく次第になっていきます。

↑こちらは高校生の方がコピーした「生々流転」の曲ですが、当時のさだっぽくてなかなかいいです(笑)

で、クイズ的には佐伯さんが押し勝って+3に首位争いが激しい。ちなみにこの問題、偶然なんですが「第14回アメリカ横断ウルトラクイズ」でのウイニングアンサーと同じでした。

曲によっては右翼と言われたり左翼と言われたり…大変だな、さだ氏も。

Q17:慣用句で、立ったり・上げたり・よりをかける…という/体の一部はどこでしょう?

A17:腕(Liner○+4)

さだの歌→「しあわせについて(抱きしめた腕をゆるめてはいけない)」

1982年5月25日にリリースした通算21枚目のシングル曲で、映画「ひめゆりの塔」の主題歌でそこそこヒットした曲でした。

↑NHKの「生さだ」ですな、これ。

なおこの数年前に(最終盤で出てきますが)「防人の詩(さきもりのうた)」という曲ではさだは「右翼」とレッテルを貼られ、対する「しあわせについて」では「左翼」とレッテルを貼られるというエピソードを持ち、後年「ボクは歌によっては根暗だのマザコンだの右翼だの左翼だのとさんざんの言われようで…」とステージトークで自虐的に語るようになります(苦笑)。

クイズ的にはLinerさんが正解し+4で単独トップに立っておりました。

「国鉄の」という問題文の冒頭を聞いて三好さんが…。

Q18:国鉄における所属総数は1115両に/達しており、ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた機関車1形式の両数でも最大を記録しているテンダー式蒸気機関車は何形蒸気機関車でしょう?

A18:D-51(三好誤服店○+1)

さだの歌→「退職の日(公園のD-51は)」

1983年1月25日にリリースされたさだまさしの通算23枚目のシングル曲。前年12月にリリースされたアルバム「夢の轍」(余談ですがここのアルバムに入っている「償い」という曲が、後年東京地裁で世田谷三軒茶屋駅ホーム傷害致死事件の判決に際して裁判長がこの歌に言及してまで「説諭」して話題になった…という事がありました)の収録曲だったんですが、シングルカットされる際において「定年退職した父とそれを迎える母の姿を息子の視点から描いた部分が追加され」たという逸話がありました。

↑っかし、若いし細い(苦笑)。なおさだ氏の周りにいるのは当時のコンサートのバンドメンバーの皆さんだったようです。

そして早押しクイズ的には「国鉄の」とKavaさんが読み上げた途端に「ん?」と反応して「1115両」でサクッと押して「D-51」と答えて正解してた岩Q槻随一の鉄道好き・三好さんが初日を出してました…さすが(笑)

Q19:高野孝之作詞・岡野貞一作曲の、「兎追いし/かの山 小鮒釣りし かの川」で始まる唱歌は何でしょう?

A19:故郷/ふるさと(ひっさつ会長○+4)

さだの歌→「望郷:故郷 母の生まれた街」

1983年5月25日にリリースされたさだまさしの通算24枚目のシングル曲。「おゆう」というTBSのお昼の帯番組(「ポーラテレビ小説」と呼ばれていた枠でした。これもまた懐かしい…)のテーマソングでした。

私(むろかつ)はここ数年、年に1-2度ほどさだまさしのコンサートに行くようになりましたが、たびたびコンサートで聴くようなった…ような気がします。これは数年前にさだ氏がご母堂を亡くされたという影響もあるのかもしれないですね。そして早押しクイズでは、ひっさつ会長が正解し+4に。Linerさんに追いついてまたまた激戦の予感が。

B面の方が話題を読んじゃった気の毒なシングル曲も。

Q20:1876/03/10、液体送信機を使った実験での最初の言葉は「Mr.Watson! Come Here: I /want to see you!」であると言われている、世界初の実用的電話の発明で知られているのは誰でしょう?

A20:(アレクサンダー・グラハム・)ベル(チヨマル×→Liner○+5)

さだの歌:「それぞれの旅(ベルが鳴れば旅が始まる)」

1984年5月10日にリリースされたさだまさしの通算25枚目のシングル曲。国鉄労働組合のキャンペーンソングでもありました。

で、さだファン的にはB面に入ってた「シラミ騒動」という曲の方が妙に知られていて、歌詞の全てが、「ドレミファソラシ」のイタリア式音名表記の7種の文字のみで構成され、曲も音名のまま…という珍曲が当時話題になってまして。

後年さだは第二楽章「シラミ逃亡」、第三楽章「シラミー・ナイト・フィーバー」まで作り上げるという凄まじいことをやってました、バカだねえ…(←注:最大級の褒め言葉ですw)

…あ、「それぞれの旅」じたいも物凄くいい曲です(←フォローになってねえ…)。

で、早押しクイズ的にはチヨマルさんが押して「電話」と答えるが非常に惜しい誤答でダブルチャンスでランプをつけたのはLinerさん。「グラハム・ベル」で正解し+5となり、再び単独トップに躍り出ました。

ちなみにこのQ20の問題、やはり奇遇なことに「第14回アメリカ横断ウルトラクイズ」での準決勝での通過クイズの問題として出題されていて(福留アナが問読みしてたベルのセリフは日本語でしたが)、1抜けの勝ち抜け者が出た問題でもありました。なのでさきほどの「勇気」というウイニングアンサーとなった問題も相まって、Q40終了後に「共通点があります」というボードクイズが出た際に、

と、私はダメ元で書いちゃった始末でした。まあ外れたんですけどね。

こんな感じで半分の折返し部分となるQ20が終了しました。この時点でのポイントおよび順位的には、

[Q20時点でのポイント:Liner+5、ひっさつ+4、龍・佐伯明日叶+3、キヨミ・ハマクドー+2、三好誤服店+1]

という状況に。Linerさんが一歩リードしてるものの全く予断が許さないリード差で果たして後半どうなるのか。次回もどうぞお楽しみに。

↑2013年に出たオールタイム・ベストと、2016年に出たオールタイム・ワーストのそれぞれの企画盤(シラミ騒動はワースト盤に入ってます)。私の古くからのさだファン仲間がこぞって後者を買ってたのは爆笑でしたな…(笑)

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。