2025/08月例会「精霊流しステークス」報告記(その18:ジャンル別クイズ編(1))




こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/08月例会「第8回精霊流しステークス」の報告記の続きです。18回目は最終予選4Rの「ジャンル別クイズ」の1回目です。いよいよ最終予選に入っていきます。

2025/08月例会「精霊流しステークス」報告記(その17:「黒ヒゲ」なすりつけクイズ編(3))

2025年9月18日

↑前回の記事はこちら。

今年の予選最終ラウンドは「21ジャンル」もあります(^_^;)。

【前枠】

ハマクドー:こんばんは「岩槻どうでしょう」です。今夜は第8回精霊流しステークスの第8夜の模様をお送りします。予選R最終の4Rのジャンル別クイズ。ここの選択で上位勝ちをしてポイント大量獲得で逆転の目があります。今夜は戦国時代と競馬の模様をお送りします。それではお楽しみください。

三好誤服店:撤退してもぬいちゃんには負けん!
ひっさつうへの:これで気兼ねなくクイズが出来るでしゅ~。

【ルールの紹介】

この4Rは以下のような企画でした。

□予選(最終)4R:新ジャンル別クイズ

・最終ラウンドは毎年恒例の「ジャンル別クイズ」です。
・全21ジャンルのうち4ジャンルに挑戦
・うち1ジャンルのみ全員参加(必須科目)
・参加者0の場合も必須科目に変更
・各ジャンル10問限定
・2×失格。なお10問目は誤答即失格
・同点は同じ勝ち抜けボーナス
(例)1抜けが3人の場合3人共1抜けボーナス獲得。その次の順位は4抜けとしてボーナス付与

・勝ち抜けボーナス(各R共通)
1抜け 10P/2抜け 7P/3抜け 5P/4抜け 4P/5抜け 3P/6抜け以降 2P
・失格ペナルティ(3•4R共通):-10P

[参考:今回のジャンル]
戦国時代/競馬/野球/食物/プロレス
声優/鉄道/お悔やみ/ゲーム/漫画•アニメ
韓国/語源•由来/天文/芸能•音楽/温泉
妖怪•神話/事件•事故/サッカー/生物/寺社仏閣/企業•実業家

というわけで、今回は1-2ジャンル目の「戦国時代」「競馬」をお送りいたします。

1ジャンル目は「戦国時代」でした。

【ここからが本編です】

4Rはジャンル別早押しクイズ
最初のジャンルは戦国時代
挑戦者はチヨマルさん、じょうさん、ばいそんさんの3名。

Q1:かつては稲葉山城と呼ばれ織田信長が天下布武の朱印を用いる様になった岐阜県にある城は何?

ばいそんさんが押して、「岐阜城」を正解(ばいそん1◯)。

Q2:織田信長に謁見した際金平糖を献上した記録があるポルトガルの宣教師で1563年に初来日し布教を開始1583年以降は活動の記録を残すことに専念する様命じられ全国をめぐって見聞を広め「日本史」を著したのは誰?

じょうさんが押して、「ルイス・フロイス」を正解(じょう1◯)。

Q3:南北朝時代には新田義貞が入るも斯波高経に攻められて落城、戦国時代には朝倉景恒が織田信長に対して開城した福井県敦賀市にあった城で枝城に手筒山城があったのは何?

ばいそんさんが押して、「金ヶ崎城(かながさきじょう又はかねがさきじょう)」を正解(ばいそん2◯)。
この城を獲った後に浅井氏の裏切りにあったより金ヶ崎の撤退が起こる訳でして。

Q4:イスラーフィールのライトノベル「淡海乃海(おうみのうみ)水面が揺れる時」の主人公として描かれている戦国武将で父が戦死したためわずか2歳で家督を継承、関ヶ原の戦いでは西軍に属したものの小早川秀秋に呼応して脇坂安治、小川祐忠、赤座直保らと共に寝返ったことでも知られるのは誰?

じょうさんが押すも誤答(じょう1×)。
正解は「朽木元綱」。
ライトノベルの中では朽木基綱。

Q5:上杉謙信の七手組大将のひとりで相越同盟締結の際には次男の晴家を北条氏の人質に差し出しており一説には織田信長との内通を疑われ死罪となったとされる戦国武将は誰?

この問題はスルー。
正解は「柿崎景家」。
ゲームとかでも上杉家の猛将としてよく登場します。

Q6:天目山の戦いで武田勝頼が自害するまでの時間を稼ぐため狭い崖道で織田勢を迎え撃つため片手で藤蔓をつかんで崖下へ転落しないよう片手で戦い続けたことから片手千人斬りの異名を取った安土桃山時代の武将は誰?

この問題もスルー。
正解は「土屋昌恒」。

Q7:父は毛利氏の執政を務めた志道広良、輝元の代に御四人に数えられた戦国武将は誰?

この問題もスルー。
正解は「口羽通良」。

Q8:義賢、之康という俗名としているが一般的には之相(ゆきすけ)、之虎(ゆきとら)とする戦国武将で三好長慶の弟で永禄元年に法号を用いる様になり1562年の久米田の戦いで戦死したのは誰?

この問題もスルー。
正解は「三好実休」。
「信長の野望」のシリーズの初期には「三好義賢」で登場してました。

Q9:1576年北畠具教、長野具藤らを襲撃し、討死させた事件を舞台の1つとなった北畠具教の隠居した御所の地名から何という?

この問題もスルー。
正解は「三瀬の変」。

Q10:織田信長の妹、お市が浅井長政に嫁ぐ際随伴し1573年の小谷城落城に際してはお市や浅井三姉妹を救出し帰参した戦国武将で後に羽柴秀勝の補佐したのは誰?

この問題もスルー。
正解は「藤掛勝永又は藤懸勝永」。
戦国時代のジャンルは終了。

[ばいそん2◯→+12p、じょう1◯(1×)→+8p、チヨマル0◯→0p]

↑各人は(早退等をしない限り、少なくとも)4ジャンルは参戦するので、このように参加ジャンルごとに得点が表記されてました。

2ジャンル目は「競馬」でした。

次のジャンルは競馬
挑戦者はかよちんさん、キアロさんの2名。

Q1:優勝賞品として皇室から楯が下賜されることから盾という通称がある春は3200m、秋は2000mで開催されているJRAのGⅠレースは何?

キアロさんが押して、「天皇賞」を正解(キアロ1◯)。
昔は秋も3200mだったが1983年のグレード制導入の際、秋は2000mに短縮された経緯があります。

Q2:2023年の秋華賞優勝により史上7頭目の牝馬三冠を達成した父ドゥラメンテ、母ヤンキーローズである競走馬は何?

かよちんさんが押して、「リバティアイランド」を正解(かよちん1◯)。

Q3:現役時代は天馬と称され種牡馬時代は7頭のGⅠ馬を輩出し中小生産者から絶大な信頼を寄せられたことからお助けボーイと呼ばれた元競走馬で1976年の皐月賞、有馬記念を制し、種牡馬としてはダイイチルビー、サクラホクトオー、ミスターシービーなどを輩出、1992年9月18日蹄葉炎により安楽死処分となったのは何?

かよちんさんが連答し、「トウショウボーイ」を正解(かよちん2◯)。

Q4:その名前は昼と夜の長さがほぼ等しくなる時という意味2021年の東京スポーツ杯2歳ステークス、2022年の天皇賞(秋)を制した父キタサンブラック、母シャトーブランシュの競走馬は何?

キアロさんが押して、「イクイノックス」を正解(キアロ2◯)。

Q5:父はフレンチデピュティ、母はブルーアヴェニュー、2001年のNHKマイルカップ、ジャパンカップダートを制した元競走馬で引退後種牡馬となりソダシ、カレンチャン、ホエールキャプチャなどを輩出、2021年8月3日老衰のため亡くなったのは何?

かよちんさんが押して、「クロフネ」を正解(かよちん3◯)。

Q6:馬主は元プロ野球選手の佐々木主浩、その馬名はロシア語で頂点という意味がある元競走馬で牝馬三冠ではすべて2着となるも2013、2014年のヴィクトリアマイルを連覇したのは何?

キアロさんが押すも誤答(キアロ1×)。
正解は「ヴィルシーナ」。

Q7:父サンデーサイレンス、母ビワハイジ現役時代は2005年の京成杯を制した元競走馬で種牡馬としてはグランデスバル、シゲルサクランボ、カツゲキジャパンを輩出、種牡馬引退後の2022年5月15日Yogiboとネーミングライツ契約を結び製品に寝転んでくつろぐCMで話題となったのは何?

かよちんさんが押して、「アドマイヤジャパン」を正解(かよちん4◯)。

Q8:1995年10月22日オブラディオブラダに初騎乗してデビュー、2011年引退するも長男が「ママが馬に乗るのを見たい」と言われ2016年に復帰した女性騎手で2019年現在日本における女性騎手の最多勝利記録を保持しているのは誰?

かよちんさんが連答して、「宮下瞳」を正解(かよちん5◯)。

Q9:自身も信者である天理教の家業を実母より継ぐことにより2021年2月28日をもって引退した元調教師で管理馬にデルタブルース、カネヒキリ、ウオッカ、ヴィクトワールピサなどがいたのは誰?

かよちんさんが3連答で、「角居勝彦」を正解(かよちん6◯)。

Q10:父は元騎手、調教師の省三、弟は元騎手、調教師の祐二、暴力団に名義貸しを行ったため日本の調教師として初めて調教師免許を剥奪された元調教師は誰?

この問題はスルー。
正解は「野平富久」。
競馬のジャンルは終了した。

[かよちん6◯→+16p、キアロ2◯1×→+9p]

【後枠】

ハマクドー:いかがでしたでしょうか?次回は野球、食物のジャンルをお送りします。それでは次回第9夜をお楽しみに。

(注:この回は後枠ではついにひよしコンビが登場しなくなりました。やはり三好総統が早退してしまったせいか(^_^;))

解説と補足と余談など

(以下は番頭役むろかつが書いております)

というわけで「第8回精霊流しステークス」の予選最終ラウンド、実際は時間切れで決勝が後日開催となってしまったので最後の企画でもある「ジャンル別クイズ」が開催されました。

…ただ、今年に関しては当日配布された企画書を見た感じ、「これはたぶん決勝までは行かないだろうな」という予感、というかそんな感じはありありとしてましたね。というのは企画書には、

・全21ジャンルのうち4ジャンルに挑戦
・うち1ジャンルのみ全員参加(必須科目)
・参加者0の場合も必須科目に変更

と書いておりましたので。昨年は参加者0人で省略されたジャンルもありまして、結果的にはその省略された時間もあって決勝まで開催されたという側面もあったので、「ああ、ハマさんからすればよっぽと参加者0人が悔しかったんだろうな」と思ったんですね。

それとと同時に、更に「通常の20ジャンルの上に、(去年0人だった分のリベンジも兼ねて(?))更に”必須科目”も追加されて21ジャンルを完全実行するぞ」という強い意思表示でもありまして、ある意味で「決勝は後日でもできるor予選4Rのポイントで順位確定しても構わない」というハマさんの強い意志をも感じるこの企画だなーと。結果的にはその通りの展開となって「時間切れ」となり、さてハマさんはどう選択するか…と思ったら、前者。つまりは「決勝は後日でもできる」ということで、後日、決勝メンバー5人のうち過半数が揃った例会で決勝戦を開催予定と相成った次第です。

で、このジャンル別クイズ。1ジャンルあたり10問で、仮に21ジャンル開催されるとして合計210問。他の3Rの企画がおおよそ50問(2Rは一問多答、3Rは黒ひげが加わるわけですが)なので、使用・準備問題数だけでも前の1-3Rのそれを合計しても4Rには及ばないぐらいの問題量でもあります。と同時に、3Rまでは勝ち抜けて得られる予選ポイントが、絶好調だった場合は1ジャンルだけで稼げてしまうという「大逆転の可能性も大いにあり」というそういうラウンドです。

なお今までそういう人はまだいないと思うのですが、例会のお知らせ等ではこの8月例会に関しては「4Rの最終4ジャンル開催前に到着された方まで参加できます」という注意書きが書かれております。これは今年で言えば「事件・事故」と「サッカー」のジャンルのあたりまでに到着すれば、ジャンルの選択の余地はないけれども、この残り4ジャンルを無双すれば(ボーダーの予選5位あたりに食い込んで)一気に決勝進出もありえますよ?という意味合いでもあったりします。ただ実際には予選突破枠が4-5人ぐらいだと、序盤から好調だった人が4Rも好調をキープしてそのまま予選5位以内に入る傾向は高いんですけどね。

さて今回の1-2ジャンルは例年通り「戦国時代」「競馬」でした。このジャンル別クイズでは、

第1回(2018年)→戦国時代、競馬

第2回(2019年)→競馬、戦国時代

第3回(2020年)→戦国時代、競馬

第4回(2021年)→戦国時代、競馬

第5回(2022年)→競馬、戦国時代

第6回(2023年)→戦国時代、競馬

第7回(2024年)→戦国時代、競馬

第8回(2025年)→戦国時代、競馬←New!!

毎年、少しずつジャンルは入れ替えたり新登場したりするんですが、「戦国時代」と「競馬」だけは1-2ジャンル目のどっちかで登場するという「お約束」があったりします(笑)。

というのは、この2ジャンルは、「精霊流しステークス」の前身となる「長崎小夜曲(ナガサキ・シティ・セレナーデ)特別」というハマクドーさんに全日企画が、岩Q槻を立ち上げる前にむろかつやひよしコンビなどが参加していた都内某会で毎年8月に開催されてた時からほぼ同じでありました。その時代は、2018年に急逝してしまった「岩槻の酒屋の若旦那」のガソダム氏、そして最近は本業等が多忙で参加することが難しい「東久留米のペンキ屋の若旦那」ケーニヒさんの両名が競馬と戦国時代が得意な人たちで、1-2ジャンル目がこれだと続けて挑戦するんで、席から全く離れず(?)「まさに武田信玄の「風林火山」の「動かざるは風の如し」ですな」と私・むろかつとかに冷やかされるのがお約束だったもんでした(笑)。

で、近年はこの序盤2ジャンルについては、歴史問題に強いばいそんさんやチヨマルさんが「戦国時代」を、他の予選企画でも競馬問題を無双していたかよちんさんが「競馬」をチョイスする傾向があります。

これらも結構数年にかけて参加常連になると「ああ、この人はきっとこの企画に参加するんだろうな」というのが見えてくるもので、私・むろかつなんかだと、だいたい毎年参加するのは「野球」と「鉄道」は基本路線として、昨年あたりから登場した「事件・事故」には「そんな俺が好きそうな企画を…」とびっくりしつつ(余談としては前身企画から含めると「さだまさし」と「水曜どうでしょう」で無双した経験もあります(笑))、もし「事件・事故」がない場合は「サッカー」か「お悔やみ」で序盤にどうにか1◯取れればいいなー…なんて思いながら参加してますね。で、昨年は試しに「お悔やみ」ではなく「寺社仏閣」をチョイスしたら終始、自分の知識外の問題が出まくって自爆して0pということもありましたが、そのあたりは人それぞれで、そのチョイスは結構通好みな楽しみ方だったりします。

そしたら今年から岩Q槻に参加されるようになったじょうさんが「戦国時代」を、キアロさんが「競馬」をチョイスされてて、「いやー新しい風が吹いたなー、これは実にいいなー」なんて思いながら見てました(そしておふたりとも正解によるポイントを獲得されて本当に幸いでした(笑))。この企画は0pで終わるor2×で失格にならない限り、順位ポイントで結構得点が入る形式でもあります。仮に2位に終わっても、順位ポイント的には最低+7pは入るので、1◯で+8p、2◯で+9pとなります(なお1位の場合は順位ポイントが+10pで、1◯で単独首位の場合は+11pとなる計算になります)。

その結果、1位は取れなかったけど、残りの挑戦ジャンルに挑むには程よい勢いづけにはなりますので、結論としては「できれば序盤の難易度低めの問題を1つでも正解して、誤答失格をつけない」というのが最大の戦略にもなりますね。一方で最終10問目は最も難易度が高めの問題が出題され、更にここで誤答すると一気に2×がついて一発で失格になってしまう(問題つぶしを阻止するルールだそうです)ので、通常は「触れない」のがセオリーちゃセオリーなんですが、それでもチヨマル先生やひっさつ会長あたりが、自分がわかりそうな問題は2×失格なぞ度外視で(?)躊躇なく押して正解を狙っていく、という「ツワモノ」な御仁もいらっしゃいまして、そのあたりの各人の「どこで自分自身の戦いを貫くか」という戦いも、実はこのジャンル別クイズのおもしろさのひとつでもありますが…さて今年のジャンル別クイズはどんなドラマが待っているのでしょうか。そのあたりもどうぞお楽しみに。

↑そしてこのラウンドは待ち時間が多いので、おやつタイムでもあります。いやーうなぎパイごちそうさまでした(多謝)

次回は3-4ジャンル目の「野球」「食物」をお送りいたします。ではまた。

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埼玉県で活動している「岩槻クイズ(&ゲーム)の会」、通称「岩Q槻(いわくつき)」です。毎度色々なクイズやゲーム企画等で「ユルくバカトーク多めで」やってます。大量の差し入れお菓子と公式ブログで「結構長々と書いている」例会報告が最大の特長です(笑)。 初心者から中級者ぐらいのご新規さん大歓迎です。