2025/12月例会「第9回ガソダム記念」報告(その13:精霊流しステークス決勝編(3))

こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/12月例会「第9回ガソダム記念」の報告記の続きです。13回目は8月に予選編で時間切れとなってしまった「精霊流しステークス」の決勝編が午後2枠で開催されましたその3回目となります。いよいよ終盤戦に入ります。

2025/12月例会「第9回ガソダム記念」報告(その12:精霊流しステークス決勝編(2))

2025年12月29日

↑前回はこちら。

今回は終盤戦のQ41以降をお送りします。

前回も書きましたが、精霊流しステークスの決勝企画は50問限定の7◯3×の早押しクイズ…というのが毎年恒例でした。ただし予選編と違い問題の難易度がかなり上がってしまうため、スルーの問題が増えて「やや重い」雰囲気になることもかなり多いのが特徴だったりします。やはり今年もそうなる展開で実にプレイヤーとしてもきつい決勝戦となっておりました。

で、前回終了時点の残り10問で、ばいそんさんとむろかつが4◯、かよちんさんとほしまる先生がそれぞれ1◯1×という状況で終盤戦に入っていきました。残りは10問プラス同点決勝のサドンデス。果たして50問で終わるのかそれとも更に続くのか…。

Q41:魔法少女ララベル(主人公の声を堀江美都子が演じた、その毎回の話の最後にはことわざや格言を語って話を締めくくられていた藤原栄子原作のアニメで、テレビ朝日系列で放映されていた「東映魔女っ子シリーズ」の最終作)→スルー

Q42:あすか(1995年3月22日就役。12式地対艦誘導弾やレールガンの洋上射撃試験などを行った実績がある、海上自衛隊が所有する唯一の艦載兵器実験艦)→スルー

Q43:やくならマグカップも(2010年に「元気なたじみ企画実行委員会」で漫画化が提案されプロジェクトが始動し、2012年よりフリーコミックで連載が始まった漫画で、2021年にはアニメ化もされた岐阜県多治見市を舞台とする美濃焼をテーマにした作品)→スルー

Q44:MOSEプロジェクト(イタリアにある水の都ヴェネツィアで行われているヴェネタ潟の入り口を可動式の水門で制御してアクア・アルタと呼ばれる高潮に備える計画を、旧約聖書に登場する人物にちなんで)→スルー

Q45:霊岩[ヨンアム]サーキット(コースデザインはヘルマン・ティルケ。朝鮮半島をモチーフとしてコースデザインを行い、2010年から2013年まで「F1韓国グランプリ」が行われた正式名称を「韓国インターナショナル・サーキット」と呼ばれるサーキットの、その全羅南道の所在地にちなんだ通称は)→スルー

Q41は1980年代初頭に放映されていた「魔法少女ララベル」というアニメの問題でスルーでした。私(番頭役むろかつ)としては「最後にはことわざや格言を語って話を締めくくられていた」で「なんか毎回、いろんな花言葉で締めくくってた花の子ルンルンみたいだな」と思いつつ自信なく押せず。そしたら「花の子ルンルン」はこの前年の作品だったそうです(^_^;)

その後、Q42「海上自衛隊唯一の艦載兵器実験艦→あすか」とQ43「やくならマグカップも」が連続してスルーに。で、「あすか」はスルーで正解発表した直後にむろかつがつい反射的に「チャゲ」と呟いてツッコミを喰らったり(をい)。そしてQ44「やくならマグカップも」という作品は実は予選3R「黒ひげなすりつけクイズ」でキヨミさんが惜しい回答をしてたそうで、

Q33:2014年にアニメ化2015年には舞台のモデルとなった岐阜県美濃加茂市とコラボレーションとしてスタンプラリーを行っている白鳥士郎原作のライトノベルのタイトルは何?

キヨミさんが押すも、「やくならマグカップも」と誤答。
正解は「のうりん」。
実はやくならマグカップもの問題は後のRに差し込んでいるのだが。
黒ひげに挑戦するも飛ばず。

「のうりん」という岐阜県美濃加茂市を舞台としている作品をこの「やくならマグカップも」と回答して誤答してました。既にキヨミさんは明日の出勤が早いのでお帰りになってたんですが、しかしなんつー惜しい(^_^;)。

そしてQ44「MOSEプロジェクト」の問題もスルーになりましたが、私・むろかつとしては「ん、海を開いたモーゼか?」と思いつつも押せないままにスルーとなった後に正解発表で「ををぅ」と天を仰ぐ次第に。そしてばいそんさんも「そうだ、そうだ」とここで気づいて悔しがってました。続くQ45「霊岩（ヨンアム）サーキット」もスルーでしたが、地理的には全羅南道は朝鮮半島最南端の左側にありますです。

いやー最後の最後、また同点になって更に同点決勝まで進むとは…( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ

いよいよ残りは5問になりました。

Q46:ガンカー・プンスム(2003年からはあらゆる種類の登山が完全に禁止されている標高7570メートルの中国とブータンの国境沿いにある山で、人類がまだ登頂していない山の最高峰で)→スルー

Q47:マダックス(野球の試合において「先発投手が9イニング以上投げ、投球数100球未満で完封すること」をこう呼ぶ)→ばいそん5◯

Q48:プロップ(「支柱」という意味の英単語が名付けられている、ラグビーではフランカーの両隣でスクラムの最前列3人を構成するポジション)→むろかつ5◯

Q49:パンドラウイルス(2013年にエクス・マルセイユ大学の研究チームによって2種類が発見された、アメーバに寄生するウイルス)→スルー

Q50:TOT現象(ある言葉や情報が「喉まで出かかっているのに思い出せない」「頭に浮かびそうだけど出てこない」という現象を英語の頭文字3文字で何現象と)→スルー

Q46は「人類がまだ登頂していない山の最高峰→ガンカー・プンスム」という問題もスルーに。基本的にはブータンやチベットのあたりは山それ自体を就航の信仰としている地域もあり、このような「政治的・宗教的理由で登頂ができてない」山も幾つかあるそうです(逆に政治的・宗教的理由以外にもどうしても氷山とかが徒歩移動するにしてもあまりに危険すぎて登頂できない山もこれまた幾つかあります)。

Q47「先発投手が100球以内で完封勝利を達成すること→マダックス」の問題はヤクルトファンのばいそんさんが正解してこれで5◯に。このマダックスとは、MLBで通算355勝を記録したグレッグ・マダックス投手にちなんだ通称で、22年間で13回もこの記録を達成していることからこう呼ばれるようになったそうです。これでばいそんさんが5◯で一歩リードする形で残り3問に入ることに。

ところが続くQ48「ラクビーでフッカーの両隣でスクラムの最前列を構成する→プロップ」を昔は母校の横浜の某大学がラグビーに強くてよく秩父宮ラグビー場や国立競技場などで見に行ってたむろかつが正解してこれで再び5◯として並ぶ事態に(^_^;)。だいたいこのポジションは先発メンバーでは背番号1と3の選手で、巨漢の選手が多いです。

そして残り2問のQ49「パンドラウィルス」と、Q50「TOT現象(TOTとは「Tip-of-the-tongue phenomenon」の頭文字3文字です)」が連続スルーとなりまして、

この時点でばいそんさんとむろかつが5◯で並び、サドンデスの1◯1×の同点決勝に入ることになりました。

Q51:お願いマッスル(オーイシマサヨシ、なかやまきんに君 & Singing Cosplayer Hikariなどがカバーしている、アニメ「ダンベル何キロ持てる?」のオープニングテーマである、ファイルーズあいと石川界人が歌う曲)→スルー

Q52:米子駅(境線を発着する0番線乗り場を沿線の境港市出身の漫画家・水木しげるにちなんで「霊番のりば」と称している鳥取県にあるJR西日本の駅で、境線の駅としての愛称では「ねずみ男駅」が名付けられている)→ばいそん6◯(優勝!!)

Q51「お願いマッスル」の曲はむろかつもばいそんさんも反応できずにスルーとなりました…が、決勝で一緒に対戦して待機中だったかよちんさんが「わかるのにー」と悶えてたのが実に印象的でした。まさにクイズあるあると(^_^;)。

そしてQ52は「ねずみ男駅の愛称がつけられている→米子駅」の問題をばいそんさんが押して正解しましてこれで同点決勝を経て優勝、しかも2連覇を達成となりました。おめでとうございました。

【最終結果:優勝→ばいそん6◯0×(同点決勝勝利)、2位→むろかつ5◯0×、3位タイ:ほしまる・かよちん1◯1×】

で、よくよく考えてみればこの直近5年間(2021-2025年、第5-8回)、ばいそん→むろかつ→むろかつ→ばいそん→ばいそんと、なぜかばいそんさんと私が交互に連覇したり…という不思議な状況に。いずれにしても4ヶ月越しの決勝戦、本当にお疲れさまでした。

で、ばいそんさんにはハマクドーさんから優勝賞品、そしてむろかつからも午後1枠のほしまる先生同様にダイソーで購入した鉄道写真のカレンダーと100円のお菓子が贈呈されました。

で、2位の私にも航空自衛隊の迷彩コンパクトエコバッグをいただきました。最近は自宅の食料品買い出し等々で結構エコバッグや自分用の買い物カゴ(ダイソーで400円で売ってたのを車の後部座席に常備しております)を使うので実用的にもこれはありがたいなーと思った次第でした。

なおこの時点でまだ多少の時間が残ってましたので、「午後3枠」「午後4枠」で、それぞれLinerさんとKavaさんがミニ企画とカードゲーム企画を開催してくれることになりました。次回はその午後3枠で開催されたLinerさんの題して「岩Q槻ダービー」という過去の岩Q槻例会企画の中では史上最短の開催時間のミニ企画をお送り致します。ではまた次回に。