2023/12月例会「第7回ガソダム記念」報告#5「久しぶりの玉座戦編(3)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2023/12月例会「第7回ガソダム記念」の報告記を連載しています。5回目は約2年ぶりの開催となったハマクドーさん企画「玉座戦」報告の3回目をお送りいたします。本選は7◯3×早押しクイズ。ただしカットラインあり。終盤は予想外の大激戦でした。

2023/12月例会「第7回ガソダム記念」報告#4「久しぶりの玉座戦編(2)」

2023年12月16日

↑前回はこちら。

ここから終盤戦に入っていきます。

Q20を終えた時点で、残りのプレイヤーは以下の通りでした。

【現時点での残りプレイヤー】

ほしまる3◯・おぐのり2◯・こじ2◯・三好誤服店2◯・ひっさつ会長2◯・かよちん1◯1×・白くま1◯1×・むろかつ1◯

※上記の写真はカットラインが発生した次のQ19時の得点表ですが、Q19はスルー、Q20でひっさつ会長が正解してるので実際は1ポイント増えております。

ほしまるさんが好調で逃げる感じとなり、さあここから差を詰める人が出てくるのでしょうか?

↑なお記録用ビデオカメラは問読み席・スタッフ席の斜め後ろに置かれていました(真後ろだとプロジェクターの光がまぶしいので…)。

Q21「土星(1877年に地球に大接近した惑星で、「西郷星」と呼ばれたのは火星ですが、「桐野星」と呼ばれたのは)」→かよちん2×(1◯)

Q22「コンドミニアム(もともとは分譲マンションを意味するが、日本ではハワイなどのリゾート地にあるキッチンや家電・家具などが備え付けられている宿泊設備を指す)」→ほしまる5◯

※ほしまる氏4◯到達で「3ポイント差」がついた、かよちん・白くまの両氏とむろかつの3名が1pだったのでここで失格に。

Q23「自炊(個人的に行うのは法には触れないが代行業として行うことは違法とされている、「自ら所有する書籍や雑誌をイメージスキャナ等を使ってデジタルデータに変換する行為」のことを)」→こじ3◯

Q24「たかのてるこ(以前は東映の映画プロデューサーとして活躍していた人物で、長澤まさみ主演でテレビドラマ化された「ガンジス河でバタフライ」などのエッセイ作品があるエッセイスト)」→スルー

Q25「スーパークルーズ(航空機が超音速で長時間の飛行・巡航を行うこと)」→こじ1×(3◯)

Q21は西南戦争の年の1877年/明治10年に大接近した惑星の問題で、当時「急に現われた異様に明るい星の赤い光の中に陸軍大将の正装をした西郷隆盛の姿が見えた」という噂が飛び交った「西郷星=火星」があったのはかなり有名で私(むろかつ)も知ってましたが、同じ年にまさか同じ薩摩藩士の(やはり西南戦争で戦死した)桐野利秋にちなんだ「桐野星=土星」まであったとは…とびっくりでした。ここはかよちんさんが誤答で2×、逆リーチということに。

続くQ22は「コンドミニアム」。問題文にある通り、日本ではハワイとかのリゾート地にあるキッチン付きのホテルの部屋や別荘で長期滞在もできる(なんか個人的には歌手のさだまさし氏がハワイで新しいアルバムCDをリリースするためのレコーディングをしてた時にこの単語を聞いたのが最初だったような記憶があります)タイプの宿泊施設を指す単語の問題でした。

ここでほしまるさんが正解し4◯到達、ということで1◯のかよちんさん・白くまさん、そしてむろかつが失格ということになりまして残るは5人に。ついでに書くと次の問題以降、誰も正解できずにほしまるさんが正解すると全員が3ポイント差になるので全員失格となり、ほしまるさんの優勝…ということにもなる展開にも。ま、個人的には「あ、ひよしコンビ、どっちもまだ生き残ってるんだ」という方にも軽くびっくりでした…いやあ粘るなあ(^_^;)

Q23は「自分の本をスキャナーにかけて断舎離してタブレット等で読むための電子書籍にする行為」の「自炊」の問題。こちらはこじさん正解で3◯到達でひとまずほしまるさんの即優勝はなくなった、ということに。ちなみに私・むろかつは数年前に断捨離の一環でレンタル業者から裁断機とスキャナーを借りて250冊ぐらいの手持ちの本を全て「自炊」したことがありまして(それでも更に数年に一回の割合でやらないと本が溜まるという困った次第で…)、失格なりたてでほっと一息烏龍茶を飲んでたとこにこの問題が来て吹きそうになってました(爆)

で、Q24「たかのてるこ」はスルー、Q25「スーパークルーズ」はこじさんが早く押しすぎて答えられずに誤答・1×がついた…という展開でした。

そして遂に一騎打ちに。

Q26「牡蠣(かき)(宮島水族館にはこれのいかだの展示があり、広島県の県の魚にも指定されている貝)」→ほしまる5◯

※ほしまる氏5◯到達で「3ポイント差」がついた、ひよしコンビおよびおぐのりさんの3名が2◯だったのでここで失格に。

Q27「バベルの塔(ドラマ「相棒」シーズン5第11話のタイトルの一部にもなっている、旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な建物で、聖書の中の故事にちなんで”空想的で実現不可能な計画”の例えとして)」→こじ4◯

Q28「テレサ・テン(1995年5月8日、静養先のタイ・チェンマイのメイピンホテルで気管支喘息による発作で亡くなった「アジアの歌姫」)」→ほしまる6◯(リーチ)

Q29「ラオウ(第72代横綱・稀勢の里の化粧廻しに描かれた、漫画「北斗の拳」に登場する人物で「わが生涯に一片の悔いなし!!」と)」→こじ5◯

Q30「うちわ(クロード・モネの代表作である「ラ・ジャポネーズ」で、中央の金髪の女性の背景に描かれている日本の道具)」→スルー

そしてQ26「広島県の県の魚に指定されている貝→牡蠣」をほしまるさんが正解してこれで5◯に到達しまして、

ひよしコンビとおぐのりさんもカットラインにひっかかって失格となり、いよいよ3◯のこじさんとの一騎打ちとなったのでした。

その後、Q27「バベルの塔」をこじさんが正解して4◯としてひとまずカットラインされることはなくなり(←3ポイント差だとほしまるさんが7◯で勝ち抜いてしまうので)、Q28「テレサ・テン」は亡くなった日付および場所だけでポーンと押して正解したほしまるさんが遂に6◯に到達しリーチをかけることに。で、ほしまるさんいわく「桂歌丸、ケーシー高峰、テレサ・テン…みんな命日で押してるわ、今日とかるくぼやきを入れてたりと(苦笑)。

そしてQ29「ラオウ」は「稀勢の里の化粧廻し」で既に失格になった面々が「あー」と思い出す人が多しでした。ここはこじさんが正解して5◯まで急接近、そしてむろかつは拳を突き上げてオリックスのホームランバッターの杉本裕太郎(この「ラオウ」のニックネームとホームランの後のパフォーマンスでおなじみ)のリアクションを(をい)。続くQ30「うちわ」はスルーでした、19世紀後半にフランスで日本文化が大流行してた「ジャポニズム」の影響をもろに受けてクロード・モネが描いた代表作で、本当に多数のうちわが背景に描かれてますです。

ウイニングアンサーがまさかの「玉袋筋太郎」とは(^_^;)

Q31「ルブアルハリ砂漠(映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に出てくる砂漠の惑星ジャクーのシーンを撮影したことがある、サウジアラビア、オマーン、アラブ首長国連邦(UAE)、イエメンの4か国に広がる砂漠)」→スルー

Q32「初代・引田天功(弟子にマジシャンのナポレオンズや古美術鑑定家の中島誠之助などがいたマジシャンで、水中や爆発などの極限状態からの脱出マジックを得意とし「日本の脱出王」の異名を取った)」→こじ2×(5◯)

Q33「ポアンカレ予想(アメリカのクレイ数学研究所によって2000年に発表された100万ドルの懸賞金がかけられている7つの問題いわゆる「ミレニアム懸賞問題」の中で唯一解決されている「単連結な3次元閉多様体は3次元球面 S3 に同相である」という」→こじ6◯

Q34「冷蔵庫(日本神話・歴代天皇における「三種の神器」といえば八咫鏡(やたのかがみ)・草薙剣(くさなぎのつるぎ)・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、では戦後日本に普及し「三種の神器」と呼ばれた3種類の家電製品は、白黒テレビ・洗濯機と)」→ほしまる1×(6◯)

Q35「玉袋筋太郎(飲食店の愛好家としても知られ、一般社団法人「全日本スナック連盟」会長も務めているお笑いコンビ「浅草キッド」のメンバー)」→ほしまる7◯(勝ち抜け!!)

ここからも結構な激戦だったりと。見ていてなかなかおもしろかったですね。

Q31「ルブアルハリ砂漠」は残念ながらスルー(ただしギャラリーで地理方面が得意な人たちから「ああ、あれか」という声があがってました)、続くQ32「初代・引田天功」。今のプリンセス天功の前の「先代の」引田天功の問題はこじさんが誤答で2×がつくことに。ちなみに今のプリンセス天功が2代目を襲名する前、つまりは先代存命時の芸名は「朝風まり」という名前で、初代の最晩年の弟子だったので体調不良が続いていた師匠の代役でイリュージョンや、更にマジシャンなどをしながらアイドル歌手として歌もリリースしていたという逸話もあったりします。

これで2×で逆リーチで追い込まれてしまったこじさんでしたが、周りのギャラリーをどよめかせたのはQ33「ポアンカレ予想」をかなり早いポイントで押して正解してましてこれで6◯2×でつまりは次押して正解しても誤答しても勝ち抜けor失格で「どっちにしても終わり」ということに。

↑そして言うまでもなくここでほしまるさんに追いついた、という次第でした。

続くQ34は「三種の神器」つながりで戦後・昭和30年代に大普及して「三種の神器」と呼ばれた家電製品の問題。ここではほしまるさんは「クーラー」と答えて1×に。どうもクーラーはその後の「新・三種の神器」「3C」と呼ばれていた中に入ってたそうです(こちらはクーラー・カラーテレビ・自家用車)。

そして最後のQ35はなんとウイニングアンサー「玉袋筋太郎(浅草キッド)」。ほしまるさんが「全日本スナック連盟」の手前、冒頭の「飲食店の愛好家としても知られ」の部分で速攻で押して正解してまして「ええええーっ」と皆びっくり、特にむろかつは昔っから浅草キッドの大ファンで「まさかのウイニングアンサーが玉の兄貴が来るとは!!」と別の意味で悔しいやらびっくりやらで( ゚д゚)ポカーンでした(笑)

しかしそれでも終わってみれば7-6の大激戦でなかなか見ごたえある戦いで何よりでした。そして優勝賞品がハマクドーさんがほしまるさんに贈呈されたのと、更にほしまるさんには午前2枠で優勝した時に檸檬さん提供の賞品も贈呈されてたので、むろかつ提供の優勝賞品用のお菓子(コアラのマーチとブルボンのプチシリーズ)は準優勝のこじさんに贈呈されたのでした。いやーナイスな激戦、本当にありがとうございました。

ちなみにこの時点で予選・本選の間の15分の休憩時間(もともとはキヨミさんがトイレに行きたいとおっしゃってたので…ナイスなおやつタイムになって差し入れお菓子の消化が実に捗ったので本当にナイスでした)がありまして、それを差っ引いても企画時間はおおよそ45分(つまりは当初の想定通りでした)。特段多少の短い・長いは構わない例会企画とはいえ、終わってみればほぼジャストでそっちの意味でも「さすがハマさんだなあ」としみじみと感心していた私・むろかつでした、はい(^_^;)。

次の企画はKavaさんのバラエティ企画「ワンダーボウリング」でした。ゲーム的には実は絶妙に難しく、それでいて駆け引き満載のおもしろすぎるゲーム企画の報告記をお送りする予定です。

次回に続きます。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。