2023/12月例会「第7回ガソダム記念」報告#6「ワンダーボウリング編(1)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2023/12月例会「第7回ガソダム記念」の報告記を連載しています。6回目はバラエティ企画でおなじみのkavaさん企画「ワンダーボウリング」編の1回目をお送りいたします。いやーKavaさんの岩Q槻に持ってくるゲームの、そのチョイスするセンスは相変わらず素晴らしい(笑)

2023/12月例会「第7回ガソダム記念」報告#5「久しぶりの玉座戦編(3)」

2023年12月17日

↑前回はこちら。

今回の「ワンダーボウリング」も”難しすぎず簡単すぎず”が実に絶妙でした(笑)

ハマクドーさんの玉座戦企画が終わり少々休憩タイムを挟みまして、参加者各位はトイレに行ったり差し入れおやつを食べたり談笑したり…で、15分ぐらい経過した後に午後2RのKavaさん企画が始まりました。

この岩Q槻では(今回はお休みでしたが)Linerさんと、このKavaさんが特に絶妙な難易度で更に誰が勝つかわからんという「ある意味で岩Q槻企画としては最高すぎる」ゲーム企画を持参して度々開催しております。

そして共に岩Q槻が活動開始した2017年度からかなり早い段階で「何でもアリ」の企画が定着したのは、このLinerさんとKavaさんの企画チョイスの良さ、更に企画MCの巧みさ(特にルール説明を過不足無くできて、しかも進行がとても上手)に尽きる部分も大きく、これらを岩Q槻例会では早押しクイズ企画と同じぐらいの高頻度で開催したことによって「あ、ここは本当に何でもいいんだな、この人たちは何でも楽しんでそして盛り上がってくれるんだな」と安心して他の人達も企画を持ってきてくれている…で、参加者はもとより企画のバリエーションが思いっきり広くなったという側面も生まれてたりしてますです。

そのKavaさんの今回の企画は、

「ワンダーボウリング」というボードゲームでした。

このゲームも「なかなか絶妙な難易度」なナイスなゲームでした。ルールはYouTubeに動画がアップされてましたので↓こちらをご参照ください。

簡潔にいえば「10本中、1本だけ残したらストライク」のボウリングです。

まず“通常モード”は手持ちの数字のターゲットチップ(正方形のカードです)と同じ分だけピンを残すことが出来たら1枚減らすことが出来、ストライクを出せば2枚減らすことが出来る…という中で、最初にターゲットチップを0枚にした人が勝利というルールなのです。

が、このゲームのおもしろいとこは、全部倒してしまったor一つも倒せなかったorピンに直接触ってしまって「アウト」になった時に1枚ずつ増える予備のターゲットチップ(初期段階では「6枚」あります)が0枚になったとこから“サバイバルモード”に突入して、そこからは「失敗したら即失格」 となって下手すると逆に他力本願的に(?)最後に生き残った人が優勝…ということもある、というなかなかスリリングなゲームでもありました。

まずはトランプでチーム分けを行いました。

前回もKavaさん企画で分けた時に出てきた「スハダクラブ」。まあ単純にトランプの種類の「スペード・ハート・ダイヤ・クラブ」の4種類で分けた際に簡略的に表記してるのですが(昔、ファミコンソフトの「さんまの名探偵」で出てきたんすね。文珍師匠のダイイングメッセージで(苦笑))、今回は15名を3組に分けまして、それぞれの順位を出して優勝者が各1組1人ずつ、つまりは「3名」出るということになりました。ま、当初は予選→決勝で開催したかったとのことでしたが意外に時間が長くなって予選がそれぞれ本選一発勝負の扱いになってしまったそうなんですけどね。

↑で、私・むろかつは1組目「スペード」の4でした。そしてなぜか縦一列にひよしコンビが揃ってやっぱりひっさつ会長が「おい三好、なんでいつもお前はそばに来るんだよ」とぼやき、三好さんや周りがバカウケしてました。同じ組は回避できたのに(失笑)。

一応、VTR記録も写真も結構(スマホのカメラで)撮ってデータを残しましたので全数回にわけて「どんな展開が起きたのか」を書いていきたいと思いますです。

まずは第1組でした。

最初の第1組は引いたカードの数字順で、おぐのりさん・おーえすさん・チヨマルさん・むろかつ・ばいそんさん…の5名でした。いやーこの組み合わせ、早押しクイズじゃなくて本当に良かった(をい)。

まずはKavaさんがルール説明とお手本を見せてくれました。ここで軽くどよめきと笑いが起きたのは「全部倒したらアウトです。9本倒して1本だけ残したらストライクです」のルール説明の時でしたねえ。そして「ピンを並べるのはその直前にストライク出した人か全部倒したりした人が、好きな場所に並べられます」と言った時も「なるほど!!」と(笑)。

一応、動画でも説明がありましたがピンは「ピン同士がくっつかなければどんな形状に並べてもOK」で、当然、倒れやすい・倒れづらいも多少考慮して他の人の邪魔をすることもできるわけですね(^_^;)

そして各人にターゲットチップが4枚配られました。ストライクチップと数字チップが2枚ずつ。こちらはストライク(誰かが残したピンを1本だけ残してスペア状態になっても「ストライク」と呼ばれてました)を取ったら、ストライクチップ1枚か数字チップ2枚のどっちかを消化することができます。で、先程も書きましたが「2回チャレンジして1本も倒せなかった」「全部倒した」場合は「アウト」で、予備のターゲットチップが1枚増えまして、その予備のターゲットチップが全部なくなった途端にサバイバルモードに突入して「アウト」になったら一発失格…という次第でした。

そんなわけで私・むろかつが初期で持ってたのはストライクチップ2枚と「6と7」のターゲットチップが1枚ずつの合計4枚ということになります。この「6」は「倒した本数」ではなく「残った本数」がぴったりだったら消化できます(この場合は「4本」倒すことが必要となります)。

※ちなみに基本的には各人、持っているチップはオープンにしてもしなくても自由だったので後から判明したら残りのチップは表記したいと思います。

【第1クール】※本数は「残っている本数」を指してます

1:おぐのり/2本→残り4枚のまま(5/8/S/S)

2:おーえす/0本(アウト)→4枚のまま+1枚追加(予備残5)→ピンを並べ直す

3:チヨマル/0本(アウト)→4枚のまま(4/6/S/S)+1枚追加(予備残4)→ピンを並べ直す

4:むろかつ/0本(アウト)→4枚のまま(6/7/S/S)+1枚追加(予備残3)→ピンを並べ直す

5:ばいそん/5本→4枚のまま

まずは第1クール。まあ第×クールという概念はなかったんですが、編集上便宜的にそう書かせてもらっております。まずはおぐのりさんがトップバッター。結局、各カードの引いた数字の順番で挑戦することになりまして、おぐのりさんが最初、続いておーえすさん、チヨマルさん、むろかつ、最後にばいそんさんで一巡…という順になりました。

最初はKavaさんが設定したピンで挑戦となりまして、おぐのりさんは8本倒して成功と(この場合は残り本数=2本となって「2」のチップが消化対象となります)。ただしおぐのりさんはチップに「2」はなかったので(逆に8は持ってたんですけどね)そのまま4枚で継続となりました。続いておーえすさんがビミョーなとこで2本だったんですがこれを全部倒してしまいアウトとなり、予備チップから1枚取りまして手持ちは5枚、そして予備チップも残り5枚となりました。

そしたらおーえすさんが次のチヨマルさんの際のピンのセットをすることになったのですが、

↑両端に置いてました(笑)。いやー皆、爆笑するやらニヤニヤするやらで最初から場のエンジンが温まる次第に。

↑で、同じく10本ふっとばしたチヨマルさんも次のむろかつの時には同様に絶妙なピンの位置に(^_^;)

↑で、むろかつも豪快に10本ぶっ放しまして(爆)。かなり軽く叩いてみたんですが箱ごと吹っ飛んでました。結果的に序盤は「どんぐらい強く叩けばいいんだろう」というお試しも兼ねて全部ぶっ飛ばす人が続出し、残りの予備チップが早くも6→3枚まで減る展開になっておりました(大汗)。

そしてラスト5人目のばいそんさんは5本を倒して残り5本とするもチップは減らすことはできず波乱の(?)第1クールが終了しました。

【第2クール】※本数は「残っている本数」を指してます

6:おぐのり/0本(アウト)→残り4枚のまま(5/8/S/S)+1枚追加(予備残2)→ピンを並べ直す

7:おーえす/10→0本(アウト)→残り5枚のまま+1枚追加(予備残1)→ピンを並べ直す

8:チヨマル/1本(ストライク!!)→「4/6/9/S/S」から6と9を消化(4/S/S)→ピンを並べ直す

9:むろかつ/8本→5枚のまま(2/6/7/S/S)

10:ばいそん/5本→4枚のまま(7/8/S/S)

ここのセットで便宜上、企画MCのKavaさんがネームプレートを貼ってた得点板に各人の持ちチップの確認と記載(つまりオープン)をしたので、ここでばいそんさんとおーえすさんの持ちチップも判明することになりました。ま、先程も書きましたが対戦相手が誰がどのチップを持ってるかわかっていても特段勝敗には関係ないんですね、これ。

※注(12/24追記):実際のVTRとホワイトボードの記録上ではおーえすさんの持ちチップが合わないためここでは表記しておりません。念のためご了承ください。

その後、第1クールのラストのばいさんさんは5本倒して第2クールのおぐのりさんに渡るも、ここからおぐのりさんとおーえすさんが2連続で10本倒してアウトになる展開に。ちなみにここでは1回めに(叩き方が弱すぎて←ここでは我々はゴルフよろしく「ダフった」と言ってました)0本だったとしてももう1回だけチャレンジできまして、おーえすさんは1回めでダフって0本、2回めに強く当たりすぎて10本全滅…という「いやあこれは難しいなあ」と他の組の面々はギャラリーしながら唸らされる次第でした。

おーえすさんの「並べ方」とチヨマルさんの「ミラクル」でえらく盛り上がり(笑)

そしたらおーえすさん、ピンの並べ方がこれまた「絶妙」でして、

↑横一直線に(笑)。なおちょっと画質が粗いのはVTRの動画からスクリーンショットにして画像にしてますので…。

そしてそこで登場したのは岩Q槻企画でたびたび「ミラクルを引き起こす」でおなじみの(?)チヨマルさんが、

お見事、一発で9本倒して残り1本の「ストライク」をかますとは(笑)

言うまでもなく今日お初のストライクでチヨマルさんは手持ちの5枚のチップのうち、6と9の2枚を消化しまして(数字チップは2枚、ストライクチップは1枚消化できます<ストライク時)、僅かながらこの中ではリードする事態になってました。

↑チヨマルさんの数字チップは「4」のみということに。ストライクチップをあわせて残り3枚で暫定トップに。

で、むろかつは軽めに叩いて2本倒して「あ、2。」とチップを横にすっと差し出したら「チップの対象は残ってる枚数なんすよね」とKavaさんの一言に「あ、残ってる方で合わなきゃいかんのか」とここまでルールを勘違いしてたどあほうがここに(ノД`)シクシク。

で、続くばいそんさんは残り8枚から3枚倒して残り5本としましたがチップは合うものはなく4枚のままで第2クール終了となりました。

更に予備チップがここまで5枚掃けた為に残りが1枚となり、次のクールで誰かがアウトになって予備チップが全部掃けた直後から「サバイバルモード」、つまりは「アウト即失格」ルールに突入していくことになります。

次回に続きます。

解説と補足と余談など

(こちらも番頭役むろかつが書いております)

前回のハマクドーさん企画「玉座戦」から約1週間空いての更新となりました。

こちらは最近はたまにある「ちょっと間を置いて、ブログ更新のお休みをいただきたい」というのと同時に「この企画はどうやって報告記書こうか、で悩んでいた」というのもあります。具体的には「3組分のダイジェストでお茶を濁すか、それとも1組ずつVTRに映っている限りは細かく書いていくか」のどっちにしようかなーと。結果的にはこれを書いている12/23の数日前に軽くVTRチェックをしたら、各人の手持ちチップも、ボウリングの倒れたピンの数も、そしてプレイヤー各人のリアクションも「実にわかりやすい感じで見れた」ので、「だったら1組ずつじっくり書いていこうか」ということになったのでした。

基本的には私自身は毎回の例会で記録VTRは録って残してはいるのですがそんなに事細かくは何度もチェックはしていません(せいぜい例会報告記を書く前に1回程度をちまちまと見る程度です。ま、記事を書きながらでは長く見てますが…)。そこは「初見の楽しさ」と「初見の印象とVTRで見た風景(実際の現場での展開と結末な事実)が意外に違うんだな」というアラフィフな自分の短期記憶の悪さも相まって「あー、なんて新鮮なんだろう」と思いながら例会報告記を書く為なのですが、それができるようになったのは本当にありがたいなーと思っております。

まあそんなわけでVTRチェックをする前の段階では「たぶん1組ずつ細かく書くことはできないor厳しいのだろうな」と予想していたのですが、思いの外、映像も鮮明で(皆さんが気を使ってくれてビデオカメラの前に立たなかったのが一番大きかったです(多謝))、私自身も当日ものすごい数の写真もスマホで撮っていて、更に展開もわかりやすく、各クールごとに各人がどういう流れになったのかも判明できたのは本当に何よりでした。

実は今回の企画の報告記を書く上での最大のネックは「第1組目の各人の手持ちチップが果たして判明するかどうか」だったんですね。第2組目以降は私がホワイトボードの得点係をやってて各人の手持ちチップを記載してたので心配はしてなかったのですが自分自身がプレイヤーだった第1組目はどうだったのか全く記憶になかったもので。そして第1組目も第1クールの時はまだ全員は判明してなかったのですが続く第2クールの時点で得点管理を兼ねて企画MCのKavaさんが全員に確認してホワイトボードに書いてくれた(VTRでは声に出して数字を言ってくれた)のはありがたかったですね。結果、今回はまず各クールごとの結果を書きながら、その枠の下に各人の模様を書いていきました。そしたら意外におーえすさんとチヨマルさんの駆け引きとナチュラルな攻防戦がこんなにおもしろいことになっているとは、などがやはり新鮮で楽しく書けたのは嬉しい思いでございました。

で、今回の1回目の記事。実は更に後の第4クールの中頃まで書き終えてしまいました。が、それが終わった時点で文字数が6千文字を軽く超えてまして、更に写真が更に10数枚も増えてしまったので「あー、これは次回に分けたほうがいいや」というある意味で「計算外の嬉しい悲鳴」状態になってました(笑)。要は「そんだけ文字数に関係なく楽しく書けていた」という証左でして。改めてKavaさんの企画チョイスとMCの巧みさに感心する次第でございました、はい(多謝)。

なので次回は第4クールの終了時点まで既に書き終えていて2000文字に迫る勢いのとこまで行ってます(^_^;)。たぶん体調不良とかがなければ明日すぐに更新できると思いますので、その勢いで、年内でKavaさん企画を書き上げていければと考えております。

次回もどうぞお楽しみに。以上です。

[Text by むろかつ(この「解説と補足と余談など」を書き終えて結局6千文字を超えてました(笑))]

▼クリック頂けると励みになります!

にほんブログ村 ゲームブログ クイズゲーム・パズルゲームへにほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ




ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。