こんにちわ、番頭役のむろかつです。2020/12月例会の報告記の9回目になります。今回からは12月例会のメイン企画であり毎年恒例の広辞苑を使ったチーム戦企画「たほいや」の報告記が始まります。まずは「ぜひやってみたかった」と司会のむろかつが出題し、そして轟沈した回です、はい(^_^;)
↑前回の報告記はこちらです。
一応の基本ルールはこちらです。
この企画は2017年から毎年開催されてまして、2018年を除いて毎年12月に行っております。
で、2017年は奇しくもこの企画が最後の勝利企画となった(そしてその翌月に急逝した)、
定例会の会場も提供してくれていた「酒屋の若旦那」ガソダム氏が本山さんと組んで圧勝しまして、それ以降は2018年4月例会では氏の追悼企画(もともと1月例会はお休みで、そのガソダム氏の急逝のあと2-3月の定例会はお休みしておりましたので再開後最初のメイン企画でした)、2019年以降は「ガソダム記念」というメインレースのメイン企画として開催しております。
そしてルールはこちらにも書いておりますが、
再説しますと、一応の簡潔なルール説明としてはこんな企画になります。
[チーム編成]
・原則的には4-5チームで。2-4人で1組程度で組む予定です(なお最大で6チーム×3-4人程度で考えています)。もしかしたら人数調整で1人のみの単独チームになる事もありえます(笑)
・各チームに最初に渡される基本点は10点から(10個分のお菓子か、もし誰かがコインのようなものを持ってきてくださった場合はそれを使います。ない場合はホワイトボードで得点管理をいたします)。
[主なルール]
1.親を決める
くじ引きで決めます(トランプかウノをひいてもらいます)。親は一チーム一回とします。2.親は、辞書の中から誰も知らなさそうな単語を探し、それをひらがなで書いて他の人に提示します。
※もしその単語を完璧に知っている人がいたら、その人は別の単語を要求することができる(ここはゲームの特質上、必ず申告してください)。3.親は選んだ単語の、広辞苑に書いてある「意味」の部分をそのまま紙に書く。
4.子はその単語を聞いて「意味になりそうな言葉」を考えて紙に書き、親に手渡す。
(この「3-4」の2つの作業のシンキングタイムは「5分間」とします)5.親は子が書いた紙も見て、選択肢の出題する順番を決めて、口頭で読み上げる。
6.子は先に賭ける枚数のみを提示する。ただし1-3個の間に限定する。
7.次に、子の全員が同時に、どれに賭けるかを提示する。
※当たり前ですが、子が自分で書いた選択肢を選ぶことはできません。8.親は正解を発表し、清算する。
9.正解者は、賭けた枚数と同じ数のチップを親から受け取る。
10.不正解者は、賭けたチップを選択した解答を書いた人に払い、さらに親に1枚チップを払う。
11.全員(チーム戦の場合は全チーム)が親を務めたら1ゲーム終了。チップの多い人が勝者となる。
[得点変動]
こちらの総得点が今回の順位となります。
【子の場合】
・問題に正解した(親が書いた選択肢を当てた)場合→賭けた分のポイントが増える。
・問題に不正解した場合→親に1ポイント与えるために1ポイント減る。
・仮に子全員が不正解だった場合→親に2ポイント与えるために2ポイント減る。
・更に間違えた場合は間違えた選択肢を作ったチームに1ポイント与え、それを作ったチームが受け取る。
【親の場合】
・子に自分の書いた選択肢を当てられてしまった場合→それぞれ賭けた分のポイントが減る。
・子が不正解だった場合→1人につき1ポイント増える。
・全部の子が不正解だった場合→1人につき2ポイントずつ増える(子が5チームだった場合10ポイント増える)
…と、こんな形式の企画になります。
そして「今年の」4チームはこんな感じで分けられました。
そして、これは毎年恒例なんですが、企画の開催前には、
↑このYouTubeにあがっている、かつての「たほいや」の番組ルールを説明してくれる動画を皆で見まして、
以前は15インチのノートパソコンだったんですが、今回は(あまりにも荷物が重かったので(泣))、むろかつが春先に購入した12.9インチのiPad proを置いて見てました。
そして今年のチームぎめだったんですが…実は大して司会・むろかつはコンセプト的には全く考えておらず、この前のセットの得点ボードを見て、「チーム内でリードできそうな人」を何人か動かしたりして4チームを拵えてました。
今年は、
Aチーム:おぐのり(11)・チヨマル(9)・ひっさつ会長(1)・キング先生(–)
Bチーム:ハマクドー(2)・山田はまち(3)・T本山(7)
Cチーム:ぽちょ兄貴(4)・佐伯明日叶(10)・nao(–)
Dチーム:Kava(5)・くうちゃん(6)・三好誤服店(8)
という組み合わせになりました。
↑Aチーム。実はキング先生は企画開始時はまだ到着されてませんでした。
↑Bチーム。意外に同年代の3人衆となったチームでした。
↑Cチーム。naoさんはこのラウンドから参戦となります。
↑Dチーム。Kavaさんにくうちゃんさん、そしてムードメーカー・三好さんという異色の組み合わせがなんか新鮮ですねえ(笑)
で、参考に前のラウンドの順位(このブログ記事更新の際に再計算した順位ではありますが)もカッコ書きで表記したのですが、ここのラウンドから参戦したキング先生およびnaoさんを混ぜても全くランダムに分けた…のがよくわかります(苦笑)
Q1は「ちょっと俺に出題させて?」と司会むろかつが…(^_^;)
そしていつもだと各チームがくじ引きで親を決めまして、親を一巡する形で企画が進行していくのですが、たまたまむろかつがくじ引きの道具を忘れたということと、「いやー、これ、試しに俺も出題してみたい」ということで、
↑なお使用するのは数年前にむろかつが地元のブックオフで2000円でゲットしてきた第6版の広辞苑でした。
むろかつが「当たればボーナスラウンドになります」とか言って1問目を担当することになりました(笑)。通常、各チームが一巡して親を担当する場合は、各チームが10ポイントずつ持っている得点(つまり合計40ポイント)を奪い合いになるだけなのですが、ここのラウンドで司会のむろかつが担当する場合は当たれば、その40ポイントの他にボーナスとして加点された状態から各チームのポイント奪い合いが始まる…ということになるのでした。
で、最初にむろかつがチョイスしたのは、
「ばびるさ」という単語だったのですが、「たほいや」では「誰かが知ってる問題は自己申告して回避する」という慣例ルールがありまして、naoさんとハマクドーさんが「知ってます」ということで問題選定のやり直しに(爆)。ちなみに「バビルサ」はインドネシアあたりに生息しているイノシシの仲間で、更に言うとハマクドーさんは以前、ご自身のクイズ企画で出題したことがあるそーです(^_^;)
替わってチョイスされたのが、
Q1「ぽりあんどりー」、でした。
で、各チームは偽正解の選択肢を書いてそれを「親」(今回は司会・むろかつ)が集めて、5択(2問からは4択になります)の選択肢の順番ぎめをします。実はこの偽正解が「意外に傾向がかぶる」ことが少なくなく、「イギリスの××学者」「ドイツの××学者」など外国系の場合は特にそれが顕著になるため、選択肢発表の時にドッカンドッカン受けることも非常に多いです(笑)
そして今回の選択肢はこんな感じでした。
Q1:「ぽりあんどりー」
1.ナイジェリアの先住民が祈祷を行う時に使う道具
2.イギリス原産の犬の一種
3.イギリスの物理学者
4.ノルウェーの物理学者
5.一妻多夫
…でした。
しかし「イギリス」と「物理学者」でかぶるとはw
まあそうなりますよねえ?(ノД`)シクシク
で、ここから各チームがどれが正解かを選ぶシンキングタイムに入り、発表となったのですが、
4チーム中3チームが「5:一妻多夫」を選ぶ始末でした(爆)。
で、「たほいや」では各チームに「それを選んだ理由」を聞くのですが、
Aチーム:「5番(×3本)」→おそらく1か5の2択だろうと。しかし英語に直した時にナイジェリア云々がしっくり来なく、一妻多夫の方が語呂がいいのかなと(おぐのり氏)
Bチーム:「5番(×1本)」→うちも1か5の2択で。しかし1番(ナイジェリアの祈祷の道具)は載ってる可能性は少ないだろうと。一方で英語で(広辞苑に)載せるとしたら5番(一妻多夫)は多いにありうるかなと(ハマクドー氏)
Cチーム:「4番(×2本)」→「(ぽり)あんどりー」が「アンドリュー」の聞き間違いでノルウェーかなあと(ぽちょ兄貴)
Dチーム:「5番(×1本)」→うちも1か5で迷って、一番違和感のある5かなあと(Kavaさん)
…で、Cチーム以外は「1か5の二択で5を選んだ」と異口同音的に(苦笑)
そして結果としては…まあここまでくれば言うまでもなく、
Q1:「ぽりあんどりー」
1.ナイジェリアの先住民が祈祷を行う時に使う道具→Cチーム
2.イギリス原産の犬の一種→Aチーム
3.イギリスの物理学者→Bチーム
4.ノルウェーの物理学者→Dチーム(Cチーム)
5.一妻多夫→広辞苑(Aチーム、Bチーム、Dチーム)
という事で「5番:一妻多夫」が広辞苑、すなわちむろかつが選んだ正解ということでした。ま、実は読み上げてぽちょ兄貴が補助スタッフとしてホワイトボードに選択肢を書いてくださってたんですが、私も最初は「一夫多妻」だと思ってこれを選んだら実は「一妻多夫」でまさにうっかり勘違い。「うわ、こんなん一つだけ選択肢が「浮いて」てバレバレじゃん」と内心大焦りでした。と同時にいつもは司会をやる側で問題選定する側ではないので「いやー、これ結構難しいんだな」と再確認できた始末でした。
そして今回は、
こんな感じで差し入れお菓子で数があるブツを点棒がわりに使ってました。実際はこれだけでは足りずにミニルマンドとかも使っていて、むろかつが親として点を与える際にはそういうお菓子を使って配ってたので各チームははり小さめのお菓子を優先的に他チームに回してたという説も(失笑)。
で、1問目終了時点でこうなりました。
A:13点(+3)、B:11点(+1)、C:7点(-3)、D:13点(+3)
一応解説すると、まず問題に正解したA・B・Dチームが「親」から賭けた点数分が入りまして、Aが+3、Bが+1、Dが+1チームとなった上で、問題に不正解だったCチームが賭けた2点が没収されて-2、更に不正解したCチームがその間違えた選択肢を作ったDチームに1点渡したために、Cチームが更に-1、Dチームが更に+1という事で、最終的には↑のような点数変動になった次第でした。
さてここからが各チーム1回ごとに「親」が回ってくる本来の戦いになります。各チームのそれぞれの駆け引き、騙し合いなどなどが繰り広げられていきます。次回もどうぞお楽しみに。
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