こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2024/08月例会「第7回精霊流しステークス」の報告記です。12回目は4Rの「ジャンル別クイズ」編のその2をお送りします。
↑前回はこちら。
今回は3-4ジャンル目の「プロレス」「サッカー」をお送りします。
前回のおさらいになりますが、この予選4Rの企画の概要は以下のようなものでした。
4R:ジャンル別早押しクイズ
各ジャンル10問限定
2問誤答で失格
10問目誤答は即失格【ジャンル一覧】
戦国時代
競馬
プロレス
サッカー
野球
食物
生物
芸能
事件事故
声優
文学
鉄道
お悔やみ
中・韓
寺社仏閣
お笑い
ゲーム
アニメ・漫画
語源・由来
美術・音楽ボーナスの勝ち抜けポイントは
1抜け 10P
2抜け 7P
3抜け 5P
4抜け 4P
5抜け 3P
6抜け以降 2P※各ラウンド又はジャンル失格 -10P
そして今回は3-4ジャンル目の「プロレス」「サッカー」になります。
で、3ジャンル目は「プロレス」でした。
ここでは三好総統、あんどうさん、そしてかよちんさんが着席してました…が、
既に早退の支度をしてて「ここは是が非でもやってから帰る」気マンマンだった三好総統も凄まじい(苦笑)
Q1:「ラッシャー木村(元々はプロレスラーになる為の基礎体力づくりとして大相撲の宮城野部屋に入門し幕下20枚目まで昇進したが「十両に上がったら辞められなくなる」という理由で脱走して廃業し日本プロレス→東京プロレス→国際プロレス→新日本プロレスを経て、全日本プロレスおよびプロレスリング・ノア在籍時はユーモアあふれるマイク・パフォーマンスで親しまれた)」→三好総統1◯
Q2:「テリー・ファンク(得意技は「スピニング・トーホールド」。日本では「テキサス・ブロンコ」「テキサスの荒馬」などの異名を持ち、兄のドリー・ファンク・ジュニアとのタッグチーム「ザ・ファンクス」で人気を博した)」→あんどう1◯
Q3:「神取忍(女であるにもかかわらずその男っぷりのよさから、別名「女子プロレス最強の男」「ミスター・女子プロレス」と呼ばれていた)」→あんどう2◯
Q4:「ダイナマイト・キッド(本名はトーマス・ビリントン。2018年12月5日、60歳の誕生日の日に亡くなったイギリス出身のプロレスラーで、自らの危険すら顧みない妥協なき攻撃スタイルから「剃刀戦士(カミソリ・ファイター)」とも形容され、日本では「爆弾小僧」の異名があった)」→三好総統2◯
Q5:「村上和成(日本のプロレス界で「昭和のテロリスト」と呼ばれていたのは藤原喜明でしたが「平成のテロリスト」と)」→かよちん1◯
ま、かつてはこの「プロレス」のジャンルを巡って、
初年度の2017/12月例会のハマさん企画では「オークションクイズ」という、「このジャンルは自信があるから勝負したい」という人同士がポイントで競り合って勝った人がそのジャンルをオンリーワンで答えられるという企画の際に「プロレス」であんどうさんと三好総統が競り合って、あんどうさんがかろうじて競り勝ちまして、
その「プロレス」問題では競り落とせなかった三好さんにとっては大の大得意問題が出題されて、「新婚さんいらっしゃい!」の桂三枝→文枝師匠ばりに椅子から転げ落ちて悔しがる…というある意味では「因縁の対決」でもありました(笑)
Q1はジャイアント馬場を「兄貴」と呼んだマイクパフォーマンスで人気を博した「ラッシャー木村」の問題を力士時代の逸話の部分で押して正解したのは三好総統でした。しかしいろいろの理由で大相撲に見切りをつけてプロレス転向した元力士(古くは戦後まもなくの頃の力道山、更に往年の天龍源一郎や輪島大士など)は多いんですが、プロレスラーになるために(基礎体力をつける理由で)力士に入門したというのは非常に珍しかったりします。
続くQ2は「得意技はスピニング・トーホールド/」で押したのはあんどうさんで三好総統「押し負けた」と苦笑い。しかしあんどうさん「えー、どっちだー?」と迷った挙げ句に「テリー・ファンク」と答えて正解チャイムが。どうもこのスピニング・トーホールド(要は足首固めです)はタッグを組んでた兄のドリー・ファンク・ジュニアも得意技だったようです。更にQ3「神取忍」も「女であるにもかかわらずその男っぷりのよさから/」の前フリであんどうさんが連答に成功してそのスピードの早さにギャラリーがどよめく次第に。「いやー今日のジャンル別クイズ、序盤からえげつねえ」とぼやく面々も。
しかしQ4「ダイナマイト・キッド」では逆に三好さんが「60歳の誕生日の日に亡くなった/」の部分で早押しして正解して2◯に追いつき、更にQ5「村上和成」(平成期によく橋本真也とかを襲撃してました)は「昭和のテロリストを呼ばれてたのは/藤原喜明」のフリの段階でかよちんさんが正解して1◯へ…と、予想だにしないスピード対決となってきたのでした。いやー予想外の三つ巴の戦いに(^_^;)
Q6:「マッハ文朱(元々は歌手志望で1972年に13歳で「スター誕生!」に出場し、第5回決戦大会では後に国民的アイドルとなる山口百恵と一緒になった逸話がある、後に180cmの長身を活かして全日本女子プロレスに入門し人気女子プロレスラーとなり、同時に歌手デビューも果たした)」→三好総統1×
Q7:「広田さくら(得意技にキス攻撃をして相手に精神的ダメージを与える「ときめきメモリアル」というのがある、リングネームには「旧姓」というのをつけている女子プロレスラー)」→かよちん1×
Q8:「エドワード・カーペンティア(もともとは体操競技の選手として鳴らし、プロレス転向後はその下地を活かしたアクロバティックなレスリングで人気を博し、北米では 「フライング・フレンチマン」、日本では「マットの魔術師」の異名で呼ばれたフランス出身のプロレスラー)」→三好総統2×(失格)
Q9:「モンゴリアン・ストンパー(本名はアーチボルド・エドワード・ゴルディー。日本では強烈なストンピングを攻撃の主体とするブルファイターとして活躍し日本では「踏み潰し野郎」の異名があったプロレスラーで、アメリカ修行時代のアントニオ猪木ともタッグを組んでいた)」→スルー
Q10:「松永高司(4人の兄弟で全日本女子プロレスを創業し、社長・会長を務め、「女子プロレスの父」の異名を持つ)」→スルー
Q6は「マッハ文朱」の問題は三好さんが「スター誕生で山口百恵と/」というとんでもなく早いポイントで押して「どっちかなー、ミミ萩原」で誤答し1×。
この時代はレスラーであり人気歌手にもなった「ビューティーペア」が大人気となる前後で女性ファンの数が多く、更に今で言うとこの宝塚歌劇団のファンのように物凄く熱く応援していた時代で、歌手志望または芸能界デビューを果たしながらもその美貌から女子プロレスラーに転ずる人も多かったらしく、この正解だったマッハ文朱も、三好総統が誤答したミミ萩原もプロレス引退後に再び芸能活動に主軸を置いたという意味では共通点があったようでした…ということで実は「惜しい誤答」だったという次第でした。
Q7「広田さくら」は、かよちんさんが「キス攻撃」で押して「男色ディーノ(DDTプロレスの男性プロレスラー。ゲイキャラをギミックに、やはり対戦相手やレフェリーなどへのキス攻撃などでおなじみ)」と答えて1×に。更にQ8「エドワード・カーペンティア」は1950-60年代に空中ファイターの草分け的存在で活躍した外国人レスラー。ここでは三好さんが「これがミミ萩原か」と答えるも誤答ブザーが鳴り2×失格ということに。いずれも序盤からの指勝負の様相を呈していたままの早押し勝負で突っ込んでいった三好さんが2×で散るというある意味で衝撃な結末に唖然とする面々でした(苦笑)
残り2問はQ9「モンゴリアン・ストンパー」というアメリカ修行時代はモンゴル人レスラーのギミックで若きアントニオ猪木の修行時代にタッグを組んでいたアメリカ人レスラーの問題と、Q10は「松永高司」という四兄弟で全日本女子プロレスを創業・経営(ただし「松永4兄弟」には乱脈経営でいろいろな後日談が多し)していた人物の問題はスルー…で終了でした。
[あんどう2◯→+12p、かよちん1◯→+8p、三好総統2◯2×(失格)→-8p]
こちらは2◯のあんどうさんがトップ抜けでボーナス込みの+12p獲得、かよちんさんが2位ボーナス込みで-8p獲得で、2×で失格になった三好総統は失格ポイントが-10pなんですが2◯正解もしてるので+2p分加えて-8pという結果でした。しかしすげー指勝負っぷり…(^_^;)
4ジャンル目は「サッカー」でした。
↑「アソシエーション・フットボール」略して「ア式」。実際に古豪の早稲田大のサッカー部は「早稲田大学ア式蹴球部」と名乗ってたりしてます。
で、例年だと、川崎フロンターレの熱烈サポのT本山さんや、国内外のサッカーに造詣が深いぽちょさんが、あとはこれはたまにではありますが判官贔屓でヴァンフォーレ甲府を応援している私・むろかつが参戦するんですが、
↑今年はばいそんさんとともに優勝候補の一角でもある若手のKTさん、ただひとりでした。
Q1:「カタール(2022年のFIFAワールドカップの出場した32チームのうち、唯一の初出場国であり開催国でもあった)」→KT1◯
Q2:「福田正博(現役時代は多くの得点をPKで稼いだ事から「PK職人」とも呼ばれた、現役時代は浦和レッズ一筋で活躍したことからサポーターからは「ミスターレッズ」「大将」と称された)」→スルー
Q3:「はくばく(1941年に峡南精米株式会社として設立、2000年ヴァンフォーレ甲府が経営危機に陥った際にはメインスポンサーとなった逸話もある、骨太家族、絹の食卓、十六穀ごはんの主力商品がある山梨県の食品メーカー)」→KT2◯
Q4:「イビチャ・オシム(1964年の東京オリンピックの時はユーゴスラビア代表として来日し日本との順位決定戦では2ゴールを挙げている元サッカー選手で、監督としては2003年にJリーグのジェフユナイテッド市原・千葉の監督や、2006年には日本代表の監督に就任した「考えて走るサッカー」をモットーとした)」→KT3◯
Q5:「ゲルハルト・ミュラー(抜群の得点感覚とポジショニングで泥臭いゴールを得意としどんな体勢からでもゴールを奪い、驚異的な数の得点を量産し、デア・ボンバー(爆撃機)と呼ばれたドイツのサッカー選手)」→スルー
Q1は「2022年W杯の開催国であり、唯一の初出場国→カタール」の問題はKTさん正解で1◯。今回32チームあった中での唯一の初出場国が開催国のカタールのみだったという異例な回だったようです(なお2002年の日韓共催大会が決まった1996年時点で日本はまだ出場経験がなかったんですが1998年のフランス大会で予選を突破して初出場を果たしていますです)。
続くQ2は「ミスターレッズ→福田正博」の問題はスルー。今の甲府の前は(弱かった頃の)浦和を判官贔屓で応援してた得点係のむろかつや浦和サポでもある三好さんは「オーノー」とがっくりするシーンも(をい)。しかしその福田選手の現役時代は浦和はタイトルがひとつも取れず(現時点で唯一のJ2降格→1年でのJ1復帰すら経験してます)、引退した途端にタイトルをとれるようになったというのはなんつー皮肉な(大汗)。
…するとQ3では「ヴァンフォーレ甲府の経営危機を救ってくれたメインスポンサー様→はくばく」が出題され、やっぱり甲府サポのむろかつが得点ボードのとこで更にガックリするシーンも(爆)。なおここではKTさんが正解して2◯にしてまして、後ろからむろかつは最敬礼してました(苦笑)。
そして続くQ4はジェフ千葉→日本代表の監督を歴任した「イビチャ・オシム」をKTさん正解で3◯としてました。Q5「ゲルハルト・ミュラー」はスルー(1960年代中頃から1980年代始めまでヨーロッパサッカーの得点王として君臨してた選手でした)。どうもイビチャ・オシムも、ゲルハルト・ミュラーもここ数年で亡くなった「お悔やみ問題」だったようです。
Q6:「アルジェリア(サッカーの代表チームに「砂漠のきつね」「砂漠の戦士たち」という愛称がある、北アフリカの国)」→スルー
Q7:「次藤洋[じとう・ひろし](漫画「キャプテン翼」でコンビプレーで「スカイラブハリケーン」を使う双子の兄弟は立花兄弟ですが、「スカイラブツインシュート」を行う時に小柄な立花兄弟のカタパルト(発射台)役になる巨漢のディフェンダーの選手)」→スルー
Q8:「ローリガン(ヨーロッパでサッカーの試合会場の内外で暴力的な言動をする暴徒化した集団のことを「フーリガン」というのに対し、主にデンマークの様な紳士的で穏やかなサポーターのことを)」→スルー
Q9:「嵜本 晋輔[さきもと しんすけ](Jリーグのガンバ大阪でミッドフィルダーとしてプレーした経歴があり、現役引退後に株式会社SOUを設立した実業家)」→スルー
Q10:「さいたま市立浦和南高校(梶原一騎原作のサッカー漫画「赤き血のイレブン」の舞台となった「新生高校」のモデルとなったさいたま市の高校)」→スルー
後半はスルー決着でした。Q9「嵜本晋輔」はJリーグ経験者としては自らが設立した会社としては初めて上場企業の社長になったという人物で、現在はJリーグ加盟を目指すクラブの一つで関東サッカーリーグ1部に参戦する社会人サッカークラブ「南葛SC(←「キャプテン翼」で出てきて主人公たちが所属する少年サッカーチームの名前でもあります。実際に作者の高橋陽一先生の地元(葛飾区)なんだそうで、後援会長に迎えてチーム名も変更したという逸話もあります)」の取締役もつとめているそうです。
[KT3◯→+13p]
で、KTさんは3◯で1位のボーナスポイントを合わせて+13pの獲得となりました。
次回は第5-6ジャンルの「野球」「食い物」をお送りいたします。いやー野球好きも岩Q槻には多いんでまた熱い戦いの予感が。ではまた次回に。
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