2024/10月例会「岩槻記念」報告記(その6:近似値グランプリLive2024秋・前編)




こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2024/10月例会の報告記です。6回目は午後2枠のLinerさん企画「近似値グランプリLive2024秋」の前編となります。

2024/10月例会「岩槻記念」報告記(その5:座・ムダ長文、Bブロック後編)

2024年10月18日

↑前回はこちら。

岩Q槻黎明期からの定番企画でもあります(笑)

続いての企画は、Linerさんの定番企画「近似値グランプリLive」でした。こちらの企画は立ち上げの回となった2017年4月の「第0回」の定例会の時に「竜王戦第1期」と開催されて以降、ほぼ年に2回ぐらいのペースで開催されてきました。

そしてこの企画のルールとしては、以下の通りでした。

「近似値グランプリLive」の基本ルール

1.問題は全部で10問です。
2.問題は「数字で答える」必要があります。(小数点や単位の指定があることも)
3.答えは各人に配布したホワイトボードに書いてください。
4.皆さんで数字の多い順番に1枠から並びます。
5.正解を発表し、近似値の上位に点が入ります。ただし1位は「最も数字が近い人(多い少ないは問いません)」、2位以下は「1位の次に数字が近く、さらに数字が少ない人」に入ります。
6.一番得点が高い人が優勝です。

[得点配分]

・近似値1位…10点、以下6/4/3/2/1点(同点の場合は人数で頭割りとなります)
・ピタリ賞…プラス5点
・最終問題…ポイントが全て倍となります。

この企画の最大の魅力は「各問題ごとに正解発表前に、数字の大きな順に横一列に並ぶ」というとこでもありました。

↑昨年11月に「22人参加」という岩Q槻では初めて20人超えかつ「定員いっぱい」となった例会でもはじめましての方を含めてこうして横一列に並んでもらってました。

↑しかしこんな大人数にも関わらず、何度も近似値で前後した数字を書いて隣どおしになってしまうひよしコンビはどんだけ仲がいいのやらと(以下略)。

ちなみにこのLinerさんの元の企画は、年に2回ほど開催されている「FQUIZ.JP」さん(元はインターネット黎明期のパソコン通信の「クイズ&パズルフォーラム」が起源としている老舗のオンラインコミュニティです)の夏と冬に開催されている大型企画で実施されたものを岩Q槻でも開催してくださってるものでして、既にこの大型企画の方にも参加した人はこちらでは参加できない…という慣例もあったりします。

以前はおぐのりさんが何度かそれで見学兼企画MCのLinerさんの対話役(?)となってましたが、今回はばいそんさんが参加されていたので同じ用に見学兼Linerさんとの対話役になっていただいてました(^_^;)。そしてここ3回ほど(2023年5月、2024年3月)、前の企画だったむろかつの「座・ムダ長文」との前後が続くということになりまして、「とりあえずバカ問題で場は温めておきましたので」とむろかつが(をい)

※なお2023年秋はコロナ禍で9-10月例会が中止となってしまったので「座・ムダ長文」は開催せず「近似値グランプリ」のみの開催でした。

今回は「前編」ということで写真中心ではありますが、全10問のうちの1-5問目までの様子をお送り致します。

オープニングの1問目から皆を大いにびっくりさせるとは(爆)

まずは1問目。

…おや、先程の「座・ムダ長文」でも出題された「(東証の)大納会」のアメリカ版みたいな写真が…と思ってたら、

ニューヨーク証券取引所では立会の開始と終了の時に鐘が9回連続で打ち鳴らされ、場内に取引開始や終了を告げる慣例があって、ここにゲストを招いて鐘を鳴らしてもらうということもあります(おそらく「座・ムダ長文」で出題された日本の東証などの大納会(と大発会)の鐘はこのNYの方がモチーフとなってると思われます)。ここらへんは後に出てくるだろうカジノや公営ギャンブル等の問題と同様に、企業や経済問題にも造詣が深いLinerさんらしいクイズ問題でもありました。

で、今回の1問目はこんな問題でした。

Q1:NY証券取引所のオープニングベルを(外部の)ゲストとして最初に打った「レナード・ロス」さんは、当時、何歳だったでしょう?

プロジェクターに問題文と画像が映し出されて「うおっ」と軽く唸る面々。そしてボードに近似値な数字を書き始めることになります。

で、私・むろかつは、「なんかウケ狙いにとびっきり若い年齢でも書いといて、皆から一斉にツッコミでも受けようかしら」というかなり邪な(?)気持ちがむくむくと出てきてしまい、

21歳、と。アメリカではこの年齢から確かお酒が飲めるんだよねーとか。じゃあ成人式(←そんなもんがアメリカにあるかどーかは知りませんが…)記念でここに呼ばれて打たせてくれたとかで…と。

で、いつものように全員がボードに書き終えたタイミングで、数字の大きな人から窓側の右側(MC席に近い方)から並ぶことになります。

一番大きな数字を書いてたのはハマクドーさんの75歳でした。続いてかつた先生の50歳、アッキ~さんの45歳、チヨマルさんの43歳が多い数字の方で、

ぐるりとテーブルの外周を半周まわるあたりでは、Kavaさんが28歳、本山さんが24歳で、その次が私でした。

そしたら公太郎さんが私よりももっと若い年齢の「6歳」を書いていて皆からどよめきが起きる始末。ま、私は「やられたー」なんて苦笑いをしてたら、

なんと正解は「10歳」でした(爆)

結果としてこの問題は最もニアピンだったのが最後尾の公太郎さんの6歳で+10pが入った以外は全員無得点という「一人勝ち」の様相を呈するオープニングとなったのでした。なおこの10歳の方がオープニングベルを打つきっかけになったのは「株式市場に関する質問に答えるテレビのクイズ番組で優勝したから」…だったそうです。

Q2-3は「競馬問題」2問が続きました。

続く2問目は、今度はこれまた国内外の公営ギャンブル等にも精通しているLinerさんらしい問題でした。

Q2:香港の競馬で使う鞭(むち)は、長さは70cmまでしか認められてませんが、重さは何グラム以下に定められているでしょう?

という問題でした。なおJRA(日本の中央競馬)では長さは77cm以内ということがヒントとして記載されておりましたです。

…で、私・むろかつとしては「うーん、これもなかなか想像がつかん」と首をひねる始末でした。ただあまりに重すぎても勝負事としては重くて扱いづらいのもきついだろうと、「確か、わしのスマホのiPhone SEの第2世代が150gぐらい(実際は148gだそうです)だったし、これよかもうちょい軽そうだ」ってんで、

シンプルに「100g」にしてみたのでした。まああまりに軽すぎても尻を叩かれる方のお馬さんには効果がなくなるとは思うんですけどね…。

※ちなみになんでスマホのことが頭によぎったのかと言うと、直前の企画でデジカメがバッテリー切れ(前夜全く充電してなかったので)起こしてしまったので、この企画の写真はそのスマホのカメラで撮影したからでした。

そして重い数字の順に並ぶことに。

↑ここでほしまるさん、「ヒグチ薬局」のCMでお馴染みの「1327」を持ってくるとは(爆)。勿論この中では最重量でした。

そして皆、てんでバラバラだったので、平均するとだいたい500gってとこでした。

そして私は後ろから2番目…という「あれ、さっきの問題と全く同じ流れだ」と思って後ろを振り返ったら、

最後尾=最も軽い数字を書いてたひっさつ会長が「19g」でした。一瞬「そんなうまい棒じゃないんすから」と言いそうになったんですが、後から調べたらうまい棒は1本5gぐらいだそうで、実質うまい棒4本分でした(←どうでもいいわw)

そしたら正解は…、

「160g以下」でした。

今回はかよちんさんの200g(誤差40g)と、Kavaさんの125g(誤差35g)の間だったんですが、ニアピンとしてはKavaさんの方が近いので+10p、そして次の100gと書いた私が+6p、そして最後尾のうまい棒4本分弱…もとい19gと書いてたひっさつ会長が+4pの3人のみの加点となってました。

そして続くQ3に入りました。そしたら、

実は「第3問」と書いてありますが、直前の第2問と画像が全く同じでした(^_^;)

そしたら本当に「画像が全く同じなだけ」で、次の問題も競馬問題でした。

Q3:法人に認められている「競走馬の減価償却」における「耐用年数」は何年と定められているでしょう?

という問題でした。つまり税務当局からは、競走馬がデビューから引退するぐらいまでの年数はどんぐらいと見てその「減価償却」が認められてるんだろうか…という話にもなったりします。

で、私自身は「うーん、確かにJRAも地方も、現役がとんでもなく長い馬はいることはいるけど、大半は新馬戦や未勝利戦を勝ち抜けるのも大変だろうしな」と短めの「5年」にしてみました。

すると一列に並んでみたところ、最も長い年数を書いてたのはKavaさんとほしまるさんの「15年」でした。

逆に最も短い年数だったのは私のすぐ後ろにいた本山さんとチヨマルさんのふたりが書いてた「4年」でした。つまりは私は3問連続で後ろから2-3番目の数字を書いてたということになります(苦笑)

そしたら正解を見てまたまたびっくりでした。

「4年」でした(爆)。

結果、この問題の加点したのは、ピタリ賞を出した本山さんとチヨマルさんのふたりだけで、点数的にはふたりとも、

10点(トップ賞)+6点(2位)=16点÷2=8点+5点(ピタリ賞のボーナス分)=13点獲得、ということになってました。

なお次回に向けてのややネタバレになりますが、この本山さんとチヨマルさんが今回の「近似値グランプリLive」の最大のキープレイヤーになっていくとは…のきっかけの問題がこれになったのでした。

続く4問目に入ります。

出てきたのは高速道路の夜景でした。

Q4:NEXCO3社が発表した深夜割引の改定案の、1回の深夜割引で認められる距離の最大値は何km?

という問題でした。

個人的にはYouTubeで結構好きで見ている、九州のトラックドライバーの「おじとらチャンネル」さんで何度かこの高速道路の深夜割の話が出てるんですが、

現在のは午前0時から深夜割が始まるので、東名高速道路の東京料金所(通称:東京ゲート)の手前で午前0時を路肩などでじっと待つトラックの多さの話とかもしてました(あとは深夜帯に休憩・休息を入れる際の、PA・SAの駐車場のスペースがなくて休めないなどの話もしてました)。

で、私自身はこちらのチャンネルをよく見てたので「うーん、430休憩(4時間走ったら30分休憩しないといけないルール)もあるし、確かあのおじさん、東京から東名・新東名を走ってたら、休息がてら刈谷PA(ハイウエイオアシス)の温泉によく入ってたな」と考えて、東名の東京ICから愛知県の刈谷PAまではたぶん250キロぐらいだろうと予想して「4時間で走れる距離→250キロ」と書いてました。ま、後から調べたら、東京IC→刈谷PAまで300キロをちょっと超えてたんですけどね(ノД`)シクシク

すると今回は最も長距離だったのはぽちょさんの596.3キロ、続いてハマクドーさんの500kmでした。ぽちょさんの距離だと調べた感じでは一晩で東京から山陽自動車道の姫路の先まで行ってしまうぐらいなんですが…、

一方で少ないほうだと100キロを切ってる人たちもいました。ほしまるさん、その数字はもしかして埼玉のFMラジオ局では(以下略)

ちなみに正解はこれまたびっくりでした。…多い方に。

「682.5km」でした。

なお距離的は、東名道の東京ICを出てから(東名道→新東名道→伊勢湾岸道→新名神道を経由して)山陽自動車道の岡山県の倉敷と広島県の福山の真ん中まで行ってしまうぐらいの距離でした。

なのでこの問題は1枠からの数字の大きい順で加点が決まりまして、ぽちょさんが+10、ハマさんが+6,本山さんが+4、かよちんさんが+3、アッキ~さんが+2、チヨマルさんが+1…という次第でした。

続くは5問目。こちらが前半戦の折返しとなります。

出てきた画像は圏央道の茨城県の「道の駅ごか(五霞)」の手前の表示板でした。この圏央道はPAがかなり少なくて、合間の距離がめちゃ長いのですね(ゆえにガス欠注意の喚起もされております)。そして全国の高速道路等にはこのような「PAの距離が長いとこ」が幾つかあってそれに対応すべく、インターチェンジを降りた先にある「道の駅」をPAの代替として使えますよ…というのが下記の「高速道路の休憩施設の不足解消に向けた社会実験」というものでした。

Q5:ETC2.0を使って高速道路を降りてPAと同様に使える「道の駅」は全国に何箇所あるでしょう?

という問題でした。ただ肝心の「ETC2.0」が機械がちょっとお高めでなかなか普及してないので「社会実験もくそもねえだろうが」というのが現状でもあるんですけどね。

で、私・むろかつは以前は成田の実家に日帰り帰省する際には圏央道で大回りして帰ってまして「本当にPAが少ねえなあ」って経験もしたんですが、上記のETC2.0の普及のなさっぷりもあって、

「実際は本当に少ないんじゃないの?」的な感じで「8箇所」にしました。ま、近隣でこれをやってるのを見たことがあるのが、圏央道で成田に行き来する際に見たこの「道の駅ごか」だけだったんですね(ちなみに五霞は埼玉県と茨城県の県境のあたりにあります)。

すると正解発表では、数的にそんなに多くない時は実際の正解例を羅列して発表されるんですが、今回がそれでした(苦笑)

全部で「28箇所」でした。

その結果、

「23個所」と書いていて誤差5だった龍。さんがニアピン賞の+10pを獲得してました。隣のほしまるさん、誤差7の「35箇所」ながら多い方のニアピン2位は得点が入らない、というこの企画のルールに泣かされる結果に(ま、先程の1問目の私もそうでしたが…(^_^;))。

ニアピンの2位(+6)は本山さんの21、3位(+4)は公太郎さんの16、4位(+3)はひっさつ会長の11…で、

私の8は5位に入って+2ゲット、最後に一番少ない「5」と書いてたかよちんさんが6位で+1ゲットということになってました(笑)。

なおこの時点では+23pの本山さんが首位に立ってリードしてました。しかし後半戦、Q3で共にピタリ賞の+13pをゲットしていたチヨマルさんとの過去10数回の近似値グランプリLive史上最大の大接戦が繰り広げられることになります。

次回は後半戦の模様をお送りします。以上です。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。