2024/04月例会「第1回せとぎわの魔術師杯」報告#7「アッキ～氏企画・歌詞棒読みクイズ編(その1)」

こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2024/04月例会の報告記をお送りしています。7回目は「春のフリバ例会」の「詳細編」として午前2枠のアッキ～さん企画の報告記の1回目・前編をお送りいたします。

2024/04月例会「第1回せとぎわの魔術師杯」報告#6「かとけん氏企画・ひたすらフリバ編(その3)」

2024年4月19日

↑前回はこちら。

早押しクイズ加えてビンゴ…というなかなか斬新な企画でした(笑)

こちらは午前2枠で行われたアッキ～さんの歌詞棒読み早押しクイズの模様を全2-3回ぐらいに渡ってお送りいたします。

なおこの前の企画の午前0枠のむろかつ企画の「八高戦」は既存のabc/EQIDEN過去問データベースサイトのランダム100問からの出題で掲載はできず(著作権的にはよくわかりませんが、結構高頻度でここの問題を名人戦などでも使用しているので、あえて掲載はしない方針です)、午前1枠のほしまるさんの「王将戦」は、ほしまるさんご自身が他の箇所(ご自身のフリバ会、みんはやのゲーム企画等々)で「再放送」することが多いため、すぐの掲載はちょっとむずかしく一応、1-2年ぐらいした後に「復刻版」として随時連載として掲載する日は来るかもしれませんので、どうぞそちらを気長にお待ち下さい(^_^;)

で、今回は午前2枠のアッキ～さん企画の模様です。結果的にはクイズ枠は午前3枠まであったのですがここは事前の予約・企画エントリーは発生しておらず「時間が余ったら誰かがやれれば」的な感じで推移してたのですがこのアッキ～さんの企画が程よい長さで終わった時点で11時55分だったので「じゃ、これでお昼休みにしましょうか」という15分ほど昼休みが繰り上がることとなったのでした。ですので、おそらくここの報告記もじっくりとお送りすることはできると思いますです(笑)。

まずは企画概要です。こんな企画でした。

・クイズ問題は「歌詞棒読みクイズ」。ただし正解は「歌のタイトル」「歌手名」ではなく「作詞者の名前」である。

・同じ作詞者が2回以上出題されることはない。

・企画の最初に「イントロクイズが強そうな人にハンデを与えたい」という人を各人が挙手して2人ほどチョイスされる。

・各人正解できるのは合計3回まで。なおハンデがついちゃった人は誤答含めて合計3回までに限定される。

・誤答は2休。

・正解すると配られたビンゴカードの数字をひとつ選ぶことができる。

・縦横斜めのどれか1列、5個の数字が開けば勝ち抜け。

いやー斬新(笑)。アッキ～さんは昨年に岩Q槻例会に初参加されて以降、他のクイズサークルさんでも企画されたものも含めてかなり「斬新な」名企画を持ってきてくださってまして、「さいたま横断ミニトラクイズ」はなんと2回も開催されて既に「シリーズもの」になる予感すらしているプレイヤー各位から大ウケしている次第です。で、今回はフリバ例会でプロジェクターがない…ということで、たぶん初めて岩Q槻ではプロジェクターを使わない企画としてこちらを開催してくださることになったのでした。

で、企画概要も実に斬新で、何よりびっくりしたのが「歌詞棒読みクイズ。正解は”その曲の作詞者”です」というとこと「プレイヤー各位が正解できるのは3回まで。でも勝ち抜けはビンゴで5個数字が開いた人です」というとこでした(笑)。

つまりは前者の場合は「曲名も、唄ってる人(orグループ等)の名前はわかるのに、作詞者は誰なんだろう」と悩むこともさることながら、自力で早押しクイズに正解してもビンゴの数字を自力で開けられるのは最大で3つなので最終的には他の人の正解によるビンゴの数字指名にも身を委ねばならない…という「他力本願」もかなり重要になるという点でした。

そしてアッキ～さんからの事前予告的なコメントでは、「アンケート付き運要素強め歌詞棒読みクイズ(一部ハンデ戦)」という仮タイトルがつけられてました。さてそれはなんだろう…と思ったらこれが上記の2つめの「企画の最初に「イントロクイズが強そうな人にハンデを与えたい」という人を各人が挙手して2人ほどチョイスされる。」のことでした。

でまあ、さすがに誰かにハンデをつけるのも気が引けるなーと思いつつも、

こんな感じで「音楽系に強そうだから」ということで山田はまちさんと、「とりあえずここで挙手しといても洒落で済むだろ」ということで三好さんが選ばれてました(爆)。でもまあ後から考えれば、もしこの日は仕事があってまだ到着していなかったひっさつ会長(音楽企画は「洋楽邦楽古今東西」なんでもござれ、の強い人でもあります)がいたら満場一致で選ばれていた可能性はたぶん100％だったと思うので、ひっさつ会長の盟友(?)の三好さんが身代わりになって、と(苦笑)。でも結果的には誤答さえしなければ3回まで押せるのは同じだったのでそれほど精神的負担はなかったようです。むしろ三好さんは別の意味で「逸話」を作ることになるわけですが(爆)

↑で、ビンゴカードが配られまして、企画開始となりました。

歌のタイトルも歌手もわかるんだが…作詞者がわからん(ﾉД`)ｼｸｼｸ

で、アッキ～さんのお話では用意した問題は全部で30曲だそうです。

Q1:「紅蓮華(LiSA)→LiSA」→かよちん×/スルー

Q2:「アンパンマンのマーチ(ドリーミング)→やなせたかし」→Kava1◯[26番]

Q3:「スリル(布袋寅泰)→森雪之丞」→Kava×/ばいそん×/スルー

Q4:「シャボン玉 (唱歌)→野口雨情」→公太郎1◯[19番]

Q5:「Romanticが止まらない(C-C-B)→松本隆」→ほしまる×/キヨミ×/スルー

序盤のQ1-5まででした。結構波乱含みなオープニングとなってましたです(苦笑)

Q1は「紅蓮華(LiSA)」。作詞者もこの曲を唄っているLiSAでした。テレビアニメ「鬼滅の刃」のオープニングテーマで同作品の大ヒットによりこの曲も大ヒットした…という2019年のヒット曲でした。こちらはかよちんさんが誤答した後は誰も押す人はおらずスルーに。曲名と歌手はわかってんだけど…という人がぼちぼちか。なおかよちんさんの誤答は「梶浦由記」でこの人は同じLiSAの「炎(ほむら)」という映画「劇場版鬼滅の刃無限列車編」の主題歌でこちらも大ヒットして翌2020年の日本レコード大賞も受賞したという曲の作詞(正確にはLiSAとの共作)と作曲を担当してた人でした。…ま、つまりは「惜しかった」んですね。

ちなみに後から調べたらかよちんさんは一昨年春にご自身のイントロクイズの2曲目で、私・むろかつは昨年夏の歌詞棒読みクイズの決勝の3曲目にこの曲を出してたのにむろかつは「いやー自分以外の他の人が出す歌詞棒読みクイズは難しいなあ」と( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝとしてました(←だめじゃんw)

続いてのQ2は「アンパンマンのマーチ(ドリーミング)」。作詞者は原作者の「やなせたかし」でKavaさんが一小節目で押して正解して1◯。そしてビンゴは26番を指定してました。更にQ3は「スリル(布袋寅泰)」。作詞者は「森雪之丞」でした。「Baby Baby Baby….」と続く曲でKavaさんとばいそんさんが誤答した後にスルー。で、「俺の全てはおまえのものさ」まで行って「あー、江頭2:50のテーマソングか」と(をい)。なお2休中で押せなかったかよちんさんが「わかるのにー」と悶絶してました(^_^;)そしてQ4は唱歌の「シャボン玉」。こちらはサクッと公太郎さんが正解して1◯としてビンゴは19番を指名してました。

続くQ5はC-C-Bの「Romanticが止まらない」。「あー、誰の歌かはわかる。そして唄ってる前髪染めてる眼鏡の電子ドラムを叩いてる人(→笠浩二氏?)の顔も浮かぶ。が、作詞者がわかんねー」とむろかつあたりは頭を抱えてぼやく始末(爆)。すると、ほしまるさんとキヨミさんが誤答したのは共に「筒美京平」(たまに席が離れてて聞こえなかったかで、前の答えた人と同じ誤答をする例もあります)だったんですがその筒美京平は作曲を担当した人で正解は「松本隆」。共にコンビを組んで1970-80年代の日本歌謡界きってのヒットメーカーになった二人でしたが…これも思えば結構惜しい(苦笑)。

※なおむろかつは昨年夏の歌詞棒読みクイズで決勝戦の24曲目に出題してました(ﾉД`)ｼｸｼｸ。ひっさつ会長が速攻で正解しましたです。

「当代のヒットメーカー」の永六輔も秋元康も小室哲哉も1曲ずつしか出てこないのが凄い(笑)

Q6:「上を向いて歩こう(坂本九)→永六輔」→Kava2◯[5番]

Q7:「夏が来た!(渡辺美里)→渡辺美里」→あんどう1◯[21番]

Q8:「365日の紙飛行機(AKB48)→秋元康」→ばいそん1◯[6番]

Q9:「寒い夜だから(TRF)→小室哲哉」→むろかつ1◯[4番]

Q10:「初恋(村下孝蔵)→村下孝蔵」→むろかつ2◯[8番]

Q6-10はこんな感じで進行していきました。序盤5問とは打って変わって速攻で押されて正解が連発するようになってました。

Q6は全米のビルボードチャートでも1位を獲得した「スキヤキ」でもおなじみの「上を向いて歩こう」。まさに速攻でガッと押されてランプが付いたのはKavaさんが「永六輔」で正解して2◯に。ビンゴは5番を指定。昭和30-40年代に、作詞・永六輔、作曲・中村八大、唄:坂本九…の「六八九」トリオのヒットメーカーで一斉を風靡した代表曲でもありました。

続いてはQ7の「夏が来た!(渡辺美里)」。あー、三好さんの得意問題じゃん…と思ったら回答権が取れず、あんどうさんが「渡辺美里」を正解して1◯にしてビンゴは21番を指定。いやー三好さんがっくりしてましたなー(^_^;)

↑三好さんガックリの図(1回目←ん?)

ちなみに「夏が来た!」。ネタバレになりますがこの後、午後2枠のくうちゃんさんのイントロクイズ企画でも出題されてまたしても三好さんが(以下略)。

続くQ8は「365日の紙飛行機(AKB48)→秋元康」をばいそんさん正解で1◯でビンゴは6番を指定。フリバでの自作問題を拝見する限りかなり朝ドラと大河ドラマフリークらしく「あさが来た」の主題歌を持っていくとはさすがばいそんさん。余談としてはこのドラマが、大のテレビドラマ嫌いの私(むろかつ)は珍しく毎回通しで見てた最後のドラマがこれで、その理由が「時計代わりに朝飯食いながら見てた」のと「ヒロインの波瑠ちゃんと、後半からヒロインの親友役で出てくるようになった吉岡里帆ちゃんが自分の好みのタイプでかわいかったから→なので主題歌で反応できず」という実に打算的な(失笑)。

Q9は「寒い夜だから(TRF)→小室哲哉」をむろかつ正解で1◯。ビンゴは4番を指定して「4番なのに角に入りました」と(笑)。しかし「同じ作詞者は2回以上は出ない」という意味ではあれだけの当代のヒットメーカーの松本隆も秋元康も小室哲哉も1回しか出てこねえってのはある意味では逆に凄まじい…。

そしてQ10は「初恋(村下孝蔵)→村下孝蔵」もむろかつ正解で2◯にしてビンゴは8番を指定。これに関しては前のサークルの時にこの村下孝蔵の「初恋」を歌詞棒読みクイズで出したところ「五月雨(さみだれ)は緑色」の冒頭のとこを「ごがつあめはみどりいろ」と読んでしまい一斉にプレイヤー各位からツッコミを受けた思い出が(爆)

多彩な時代・ジャンルの問題構成が凄まじい…。

Q11-15に入ります。ここで一応の折り返しとなります。

Q11:「サウスポー(ピンク・レディー)→阿久悠」→Kava3◯[60番]

Q12:「夢芝居(梅沢富美男)→小椋佳」→チヨマル×/ほしまる1◯[18番]

Q13:「アイドル(YOASOBI)→Ayase」→山田はまち1◯[61番]

Q14:「椰子の実(歌曲)→島崎藤村」→ハマクドー1◯[39番]

Q15:「心残り(細川たかし)→なかにし礼」→ほしまる×/スルー

Q11は1970年代後半に大ヒットを連発してた女性アイドルデュオ「ピンク・レディー」のヒット曲の「サウスポー」。こちらはKavaさんが「阿久悠」(作詞が阿久悠、作曲が都倉俊一のコンビでした)で正解して遂に3◯となって他力本願モードに(苦笑)。そしてビンゴは60番を指定してリーチに入って席を立った第1号となってました(なおこの企画では3◯になってorハンデ持ちの人は3回目の押しで、それぞれ回答権がなくなったらボタンから少し離れて座るように、ビンゴで4つ開いてリーチになったら立つように決められてました)。

Q12は梅沢富美男のヒット曲「夢芝居」。こちらの作詞者はシンガーソングライターの小椋佳でした。チヨマルさんが押すも回答できずに誤答となり2番ランプがついたほしまるさんが正解して1◯でビンゴは18番を指定。しかし凄いのはほしまるさん、ここまで1◯でビンゴでリーチが入り「自力で」ビンゴができる状況に突入するとは(^_^;)。なおここで2◯のむろかつもリーチ状態に入ってました。

↑ちなみにむろかつのリーチは「69」番。なんつーか品が無え実に俺らしい数字だなと(意味不明)。

続くQ13「アイドル(YOASOBI)→Ayase」を山田はまちさんが正解して1◯、ビンゴでは61番を指定するとなんとかよちんさんが実はまだ0◯1×にも関わらずここでリーチに(^_^;)。「いやーほしまるさんの1◯リーチも凄いが、かよちんさんの0◯リーチも凄いや」とプレイヤー各位はびっくり仰天でした(苦笑)