こんにちわ、番頭役のむろかつです。2023/12月例会「第7回ガソダム記念」の報告記を連載しています。9回目はバラエティ企画でおなじみのkavaさん企画「ワンダーボウリング」編の4回目をお送りいたします。第2組の後半戦の模様をお送りします。
↑前回はこちら。
遂に第2組も5クール目で「サバイバルモード」に突入しました。
アッキ~さんが残りチップ1枚でリーチ状態に、逆に三好さんがアウト3回でチップが7枚も溜まるという前半戦でしたが、実はここからが結構な激戦となっていきます。
【第5クール】※スタート時点でピンの残り6本でした
21:ほしまる/0本(アウト)→「4/S/S」+「4」を1枚追加(予備残1)→ピンを並べ直す
22:こじ/4本→「3/5/9/S/S」から残り5枚のまま
23:アッキ~/0本(アウト)→「S」+「9」を1枚追加(予備残0)→ピンを並べ直す
[ここからサバイバルモード(アウト即失格)に突入]
24:三好誤服店/7本→「3/7/7/8/8/S/S」から7を消化して残り6枚に(3/7/8/8/S/S)
25:かよちん/5本→「6/S/」から残り2枚のまま
残り6本からのかよちんさん…でしたが、1回目は箱の表面を叩くも全くピンが倒れずで「…丈夫やな」とぽつりとつぶやいてからの2回目は横を叩いたところ、
今度は箱ごとバーンと飛んでピンも倒れてしまう事態に(大汗)。これで残り予備チップのうち1枚を取って「4」が増えて、いよいよ予備チップも1枚となってきました。で、企画MCのKavaさんも「さあ荒れ始めてきました」と(^_^;)
その後、こじさんは10→4本を残しまして、直後のアッキ~さんはストライクを出せば勿論勝ち抜け・優勝となるとこでしたが、
ここで全部を倒してしまい予備チップで「9」が一枚増えたのと同時に、いよいよ予備チップが0枚となったので例のアウト=一発失格の「サバイバルモード」に突入していったのでした。
そして回ってきたのがここまで都合3回アウトになっている三好総統。いきなり10本から全部倒すことはないだろう…とは思ってたら、
逆に3本倒して残り7本として「7」のチップを1枚消化することに成功してました。
で、現在残り2枚のかよちんさんも1回目は弱すぎて倒せなかったものの、2回目はかろーじて2本倒して残り5本で次のターンに送ってました。
ここから「三好総統の”想像を絶する”ような大逆襲」が始まるとは(笑)
そして第6クールに入っていきます。
【第6クール】※スタート時点でピンの残り5本でした
26:ほしまる/0本(アウト/失格!!)5位確定→ピンを並べ直す
27:こじ/8本→「3/5/9/S/S」から残り5枚のまま
28:アッキ~/6本→「S/9」から残り2枚のまま
29:三好誤服店/1本(ストライク!!)→「3/7/7/8/8/S/S」から8/8を消化して残り4枚に(3/7/S/S)
30:かよちん/6本→「6/S」から6を消化して残り1枚に(S)
そしたら第6クールのしょっぱなに、
ほしまるさんが残り5本から一気に全部倒してしまいまして、
これで一発アウト、5位確定ということに。いやー三好総統、あんだけの「惨状」で最下位にならねえとは(^_^;)
続くこじさんはリセットで10本から2本倒して残り8本へ。残念ながらチップは減らせなかったが一発失格は免れました。
更にアッキ~さんも同じくチップは減らせなかったものの2本倒して8→6本にしたところ、
ここで三好さんが残り1本だけ残してストライクを出すとは(汗)
結果、ここでは8の2枚チップを消化しまして、この2クールで3枚も消化する尻上がりに調子をあげてきました。「さすが岩Q槻、さすが三好総統。やっぱりただじゃ転ばん」と常連連中が苦笑いする始末でした(^_^;)。
↑そして三好さん、次のかよちんさん向けにキビシーとこにピンを置きまくる始末(爆)。それを見て「うーん、これはどうしたものか」としばし佇むかよちんさんでしたが、
どーにか左側側面をコツンと叩いて6本残して、次のターンに送ることに成功してました。そして気づけばかよちんさん、手持ちのチップ2枚のうち1枚が「6」だったのでこれで消化できましていよいよ残りチップはストライク(S)の1枚になって暫定首位に立ってました。
第7クール。いやーまさかまさかの…。
第7クールに入りました。
【第7クール】※スタート時点でピンの残り6本でした
31:こじ/3本→「3/5/9/S/S」から3を消化して残り4枚に(5/9/S/S)
32:アッキ~/1本(ストライク!!)→「S/9」からSを消化して残り1枚に(9)
33:三好誤服店/3本→「3/7/S/S」から3を消化して残り3枚に(7/S/S)
34:かよちん/0本(アウト/失格!!)4位確定→ピンを並べ直す
前セットでほしまるさんが5位確定になったので今回はこじさんからスタートでした。
そしたら6→3本を残して自ら持っている「3」のチップを消化することに成功してました。
続くアッキ~さんは横一列に3本が残っていて、ストライクとアウトが紙一重なポジショニングをどー攻略するのかな?と思ってたら、
お見事3本から2本だけを倒してストライク達成!!ここで残り2枚のうちストライク(S)のチップを消化しまして(※どうも残り2枚で数字1枚・ストライク1枚の場合は、ストライクを優先的に消化しなければならないルールもあったそうです)、再び残り1枚(残るは9のチップのみ)にてかよちんさんと共に暫定首位に並んでました。
そしてリセットされて再び10枚に戻って「後半の大逆襲モード」に入ってる三好さんが登場しまして、
↑このアッキ~さんのピンの置き方もなかなかエグい(笑)感じでしたが、
後半勢いに乗ってきた三好総統。怖いもの知らずな勢いで叩いてみれば、なんと残りは3本。
第4クールで最大7枚あったチップがこの3クールで一気に4枚もの消化に成功して3枚まで減らしてました。いやーまさに大逆襲。三好総統、ただでは転ばねえ(爆)
そしてラストはかよちんさん。ここで3本中2本倒してストライクを出せばSチップが消えて優勝だったのですが、
無念、3本とも倒れてしまいましてこれでアウト。4位確定となりました。いやー三好総統、怖いなー(ノД`)シクシク
そして三好総統、ここで散るの巻。
第8クールに入りました。
【第8クール】※スタート時点でピンの残り10本でした
31:こじ/7本→「5/9/S/S」から残り4枚のまま
32:アッキ~/5本→「9」から残り1枚のまま
33:三好誤服店/0本(アウト/失格!!)3位確定→ピンを並べ直す
まずこじさんが10→7本に減らすことに成功しまして、
続くアッキ~さんは残りのチップは「9」のみ。そしたらここで判明したのは数字チップが残り1枚の時はストライクでは代替で消化することが出来ず、つまりはこの時点で7枚で勝ち抜けるのは次のセット以降ということに。じゃとりあえず次以降の三好さん、こじさんにうまくストライクかアウトでもしてもらってリセットしてもらいましょうかーという感じで7→5本に減らしたところ、
ここまで後半の大逆襲で一気に調子を上げてきた三好総統が、
なんとここでピンを全部倒してしまいアウトになる事態に。結果3位終了となってました(ちなみに第1セットではむろかつが同じような結末で3位に入ってたので「そんなとこまで俺と同じにしなくても」と失笑してました(爆))。
で、最終的な決着は??
そして第9クールでは遂に1-2位決定戦に突入しました。
【第9クール】※スタート時点でピンの残り10本でした
34:こじ/4本→「5/9/S/S」から残り4枚のまま
35:アッキ~/0本(アウト/失格!!)2位確定
第2組優勝:アッキ~
いよいよ残るはこじさんとアッキ~さんの2人になりました。
↑3位で散った(?)三好さんの置き土産のピンの置き方がひでえことに(^_^;)。「ったく相変わらず悪い人だね」とツッコミが飛び交う始末。
で、こじさん、ここは左隅の4本だけを残すことに成功。
そしたらアッキ~さんはかろーじて左隅のピン1本だけ倒すことに成功してこれで残り3本に。
すると苦しくなったのがこじさんの方で、三好さんのピンの切り方が結構きついことになってまして、
ここで3本とも倒してしまいアウトとなり2位確定。唯一残ったアッキ~さんが岩Q槻初優勝を達成したのでした。
この結果、第1組ではおーえすさん、第2組ではアッキ~さんがいずれも岩Q槻企画初優勝ということに。しかしなんやかんやで三好総統がキャスティングボートを握る展開(終盤の追い込みと、ピンの切り方の絶妙さ)になるとは…まさにおそるべし(苦笑)
こんな感じで怒涛の第2組も終了しまして、次はいよいよ最終第3組となります。「Mr.岩Q槻」ハマクドーさん(永世名人)、「三好総統がいないとめちゃ強い」ひっさつ会長(永世棋王・永世天元)、「強運の”山の神”」本山さん(永世竜王)、「ゲーム企画の女王」キヨミさん、そしてここまで初優勝プレイヤーが来てるという事で初参加の白くまさん…と、これまた誰が勝っておかしくない面々の戦い。いやー本当に楽しみです、はい。
解説と補足と余談など
(こちらも番頭役のむろかつが書いております)
というわけで第2組目が終わりました。こちらも第1組目同様、ほぼ初見でVTRチェックをしてまして例会終了直後に「総合結果報告」で各組の順位は書いたのですが、あれは得点板のホワイトボードの順位を書いただけでその企画の中身や展開はかなり忘れている部分も多く(というかあえて忘れるようにしてるんですけどね、できるだけ初見に近い感覚で楽しく報告記を書きたいので)、こちらもなかなか大激戦で「おもしろすぎる」中身にびっくりでした。
しかしまー三好総統、序盤でアウト3回もやって最大でチップが7枚も溜まったのにそこから3枚まで減らして最終盤まで生き残った上に、最後は1-2位決定戦の雌雄を決する「失格後にビミョーなピンの切り方をして置いて去る」という嫌がらせもとい演出までしていくとは…。たまたま順番の妙ではありましたがアッキ~さんがすごいピンの置き方をして三好さんが苦戦するという序盤戦の構図が、あとになっていくほどそれが三好さんも応戦して他の人も苦しみ始めるという流れは「やっぱし凄いなー」とVTRを見ながら唸らされる思いでした。
基本的には岩Q槻ではこういう仕掛けとか駆け引きというのは「その場限りのやりとり」で、できれば遠慮せずにガンガン仕掛けて行ってねーと周知するようにしています。よそのサークルさんで本気で勝ちたい人が仕掛けられて(しかも本人は自由自在かつ無遠慮に仕掛けまくってたにもかかわらず)本気で怒り始めちゃってドッチラケになったことも実は私には何度かありますが、岩Q槻では「そういうのは野暮だし、企画が終わったらラグビーの試合でいうとこの「ノーサイド」でいきましょうね。後腐れを残しちゃつまらないですよ?」と創設時から参加者の皆さんには周知してますし、そうならないようにギャラリーの皆さんがうまいリアクションを取ってくれてもいるので、今のところ岩Q槻でそういうトラブルになったことはありません。
まあ例外としてはひよしコンビ(ひっさつ会長・三好総統←あ、「総統」という肩書は三好さん自身が結成してると自称している「日本おっぱい党」の肩書です。相棒の(?)ひっさつ会長は「終身名誉総裁」という肩書らしいのですが勿論ひっさつ会長は否定しています(失笑))の丁々発止のやりあいってのがあるんですが、あれはほとんどが「ネタ」ですので、周りが言うほどの「大親友・盟友」ってほどでもないんですが「不倶戴天の敵、犬猿の仲」ってほどでもありません。昭和生まれの人達には「あれは「お笑いマンガ道場」の富永一朗先生と鈴木義司先生の関係と同じだから」と説明すると「ああ、なるほどね」とほぼ納得してもらえてるのはありがたい限りですはい(爆)。
↑にしても、同じ組でなく縦の「4番目」でひよしコンビが並んだだけでひっさつ会長「なんでお前がすぐ上にいるんだ」とぼやきはじめて、周りが大爆笑する関係性はすごいなーと思いますし、彼らのおかげで大いに盛り上がってるのもありがたいなーと感謝もしてますです。
そんなわけで参加者の皆さんがそういう緩い空気を察してくれて(?)、更にゲームの特性もある程度観察してくれた挙げ句にいろいろとネタを仕掛けてくれてるのは本当にありがたいし嬉しい限りでありますね。勿論、初参加の方になかなか嫌がらせ的なしゃれがきつそうな駆け引きを仕掛けるのは勇気がいることではありますが、逆に「あなたも仕掛けていいんですよ?ドカンとやっちゃってください」と、もちろん指示なんかはしませんがゲームの流れの中で、そのゲームに少しずつ慣れて行って「あ、ここらへんだったらしゃれで済みそうだな」と思わせる空気づくりが岩Q槻の皆さんはとても上手で、更にその「きつい」展開からうまくピンを残したり、絶妙なとこでストライクを出したりすると皆で喜んで拍手もしてくれる…というのはこれまたいい面々に恵まれたなあといつも感じている今日この頃です。
で、この「競技的には個人戦・ライバルなんだけど、皆で喜んだり悔しがったりしてくれてる」という雰囲気・展開。なんかどこかで見たことあるなーと思ったら、昨日、TBSテレビ系列でやってた「SASUKE」をずっと見ていて「あ、意外にここらへんから影響を受けてるのかもしれないな」と(笑)。あれももう半年に1回ぐらいやってた時代から年イチ放送になって随分経過するんですが、もう20年以上続いてまして、今回で41回目になるそうです。で、すごいのは100人の挑戦者で有力選手から芸能人まで多彩な人たちが出ている中で、出番じゃなくギャラリーとして見ている他の挑戦者の人達が一緒に喜んで、驚いて、悔しがっているのがたまらなくいいんですね。
勿論、中には「××(←大常連級のプレイヤー)なんか早く負けちまえ」と思っている素人系の一般参加者もいるのかもしれませんが(実際に予選会というのもあって、その突破枠が物凄く狭き門なんだそうですね)、あの競技をめぐっては仲間と共に合宿やったり練習会やったり、すごい人は本物のセットと同じものを自分の周りに組み立てちゃってそこで研究・攻略法を模索した上で実践練習をする人もいるそうで…。おもしろかったのは京大と東大にはSASUKEのサークルもあって、その中で京大のサークルの人が結構最後の方まで残っててびっくりすると共に「あー、なんかうちらのクイズ・ゲームサークルにも相通ずるものは少なくないんだな」とも感じながら昨日の番組も見てたりしてました。
ま、あれも本当にガチな人たちから、記念参加級の緩い人たち、更に「見る専門(番組とは別に各種イベントとかもあって、結構な数のファンやギャラリーが参加されているそうです)」の人たちも物凄く多くて…とその触れ方・はまり方は多種多彩でして、一概には勿論言えませんが、私自身としては「あの皆で一緒に喜んで、驚いて、悔しがれる」経験は、たぶん人生の彩りとしては最高なんだろうなとも思っております。無論、私自身はガチ過ぎるクイズはアラフィフ直前の身としてはちょっと心身ともにきついので、自分なりに緩くマイペースでクイズやゲームなどを楽しめればありがたいなとも思ってますです。
なんか話があっちゃこっちゃの方向に行ってしまいましたが、次は最終の「第3組」です。この第2組以降は私・むろかつがプレイヤーではなく得点係の方に回ったので幸いなことにスマホで撮ってた枚数が多く、VTRからのスクリーンショットの画像が減っております。第3組目も実はそうなのですが現時点でVTRをまだ見てません。その状態で心配事がひとつありまして「なんか第3組の写真が第2組のそれよりも遥かに多いんだけど」と(爆)。これは私が事細かに1ショットずつ撮りまくってたのか、それとも優勝決定までがえらい大激戦だったのか…こちらは次回以降の報告記を書く際に果たしてどーなるのか。どうぞそちらもお楽しみに(苦笑)
以上です。
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