2022/03月例会「滑稽節杯2022」報告#12「3R:2段階早押しボードクイズ編(その9)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/03月例会の報告記をお送りしています。第12回目は3Rに行われたむろかつ企画「二段階早押しボードクイズ」の9回目をお送りいたします。決勝戦の後半の模様をお送りします。いよいよ最終決着となります。

2022/03月例会「滑稽節杯2022」報告#11「3R:2段階早押しボードクイズ編(その8)」

2022年3月27日

↑前回はこちら。

ここは宮脇俊三が来るのか種村直樹が来るのか…?

ここから後半戦に入ります。Q6は「あー、ここに鉄道ファンの三好さんと本山さんがいれば」というこんな問題でした(笑)。

Q6:元々は中央公論社の敏腕編集者であり、作家の北杜夫をこの世に送り出したのもこの人物の功績が大きいとされる、同社常務取締役という激務をこなしながら国鉄全線完乗を達成し/処女作である「時刻表2万キロ」を発表しこの作品によって「鉄道に乗る」ことを趣味とする者の存在を世間に認知させるほどの大ヒットを記録し、のちにフリーの作家に転身した、「最長片道切符の旅」「時刻表昭和史」などの代表作もある鉄道紀行作家は誰でしょう?

押したのはLinerさん。そして前半でばいそんさんとハマクドーさんが挙手してボードに書いてました。「世間的にはこの道の人は“この人”“あの人”しかいないんすけどね、このジャンルは」などとむろかつも言ったりして。

正解は「宮脇俊三」。正解したのは「前半押して正解(+10)」のLiner、「前半ボードで正解(+4)」のばいそんの両氏のみでした。

[現在のポイント]

あんどう+12、ぽちょ兄貴+3、Liner+19、ばいそん+27、ハマクドー+18、ひっさつ+19

ちなみに「この人とあの人」を指してたのはまず「この人」とは正解となった鉄道紀行作家としてはこの中央公論社の雑誌編集者から転身した宮脇俊三と、「あの人」とは毎日新聞社の鉄道記者からフリーとなって「レイルウェイライター」と名乗っていた種村直樹で、まさに1970年代からの鉄道趣味のシーンでの鉄道紀行作家としては「2大巨頭」って感じでした。で、実際の旅行スタイル等は真逆(宮脇俊三は一人旅派、いっぽうで種村直樹は鉄道仲間とわいわいと旅する派)だったそうですが性格的には意外にウマがあってお互いの周年記念パーティには必ず招待されているなど生前は親交が深かったそうです。

奇しくも1月例会で因縁のひよしコンビがやらかした問題の(失笑)

好調にここまで全問正解ペースでばいそんさんが+27まで到達しました。つづくQ7はこんな問題でした。

Q7:出資会社の佐藤工業と全日空が本業の経営不振によりクラブ運営からの撤退を表明しクラブ解体が決ま/、1999年元日の第78回サッカー天皇杯決勝戦で清水エスパルスに2-1で勝利し優勝と共にチームが消滅した、神奈川県横浜市をホームタウンに置いていたJリーグのチームはどこでしょう?

で、押したのはサッカー好きなぽちょ兄貴でした。いやあこれは20数年前に大いに衝撃を受けたニュースでした。もちろん天皇杯で優勝してチームが消滅したという意味でも。長らくガンパ大阪で活躍した遠藤保仁選手や、名古屋グランパスで活躍した楢崎正剛選手はもともとここのチームでプレーしていたのも有名な話でした。

そして正解は「横浜フリューゲルス」。Jリーグ黎明期には「ASフリューゲルス」と名乗っていた(Aは全日空、Sは佐藤工業の頭文字でした)こともあり、「ASフリューゲルス」と書いた人も。もちろん正解にさせてもらいました(笑)。で、正解したのは「前半押して正解(+10)」のぽちょ兄貴、「前半ボードで正解(+4)」のあんどう・ばいそん・ハマクドー・ひっさつの各氏、そして「後半最後まで聞いて正解(+1)」のLinerさん、つまりは全員正解でした(^_^;)

…ま、実はこの横浜フリューゲルスというチーム名。例会の3日前に書いていた、

2022/01月例会「岩槻金杯」報告#14「かぶってイーヨ!再放送編(その5)」

2022年3月2日

前回、1月例会の「かぶってイーヨ!」再放送編のラスト問題で「Jリーグオリジナル10」という選択肢で、

よりによって三好さんがひっさつ会長とかぶることに成功し

そして番組屋のかよちんさんともかぶったので最終問題ぎりぎりで-12pをくらい首位陥落し優勝を逃したひよしコンビ因縁の一問でもありました。

まあこちらは完全に偶然(作問の方が遥かに早く(たぶん元日に作ったものと思われます)、さらに「かぶってイーヨ」再放送が1月例会当日に突発で開催されたものでした)で、「うーん、まあ2ヶ月も開いてるから今回はいいや♪」といけしゃーしゃーとむろかつが出題したという嫌がらせ…もといそんな逸話も(失笑)

[現在のポイント]

あんどう+16、ぽちょ兄貴+13、Liner+20、ばいそん+31、ハマクドー+22、ひっさつ+23

いよいよばいそんさん「前半で押して正解(+10)」で勝ち抜けゾーンまで来ました。

企業問題か?それとも飲食系の生活問題か?

続くQ8はこんな問題でした。

Q8:その同名の販売会社は2007年までは味の素が筆頭株主だったが、その後、アサヒ飲料の/子会社となり現在に至る、大正8年に僧侶出身の三島海雲が内モンゴルで飲んだ酸乳をヒントに脱脂乳を乳酸菌で発酵させてこれに加糖、さらに酵母も発行させて世界で初めての乳酸菌飲料の大量生産に成功した、その名前は「カルシウム」とサンスクリット語の「サルピス」から命名した商品名で知られるのは何でしょう?

企業問題であり生活問題とも言えるこの問題。企業問題系にめちゃくちゃ強いLinerさんか食べ物系に強いハマさんか、それとも勝負を賭けなきゃならんあんどうさん・ぽちょ兄貴も…と思ったら、「アサヒ飲料の」という販売会社のとこでぽちょさんがサクッと押しまして問題文の前半最後の「三島海雲が」で挙手する人、多しでした。

正解は「カルピス」。個人的には高校生になった頃に高校への通学路の途中にカルピスウォーターがあって夏場はやたらと飲みました(笑)。正解したのは「前半押して正解(+10)」のぽちょ兄貴、「前半ボードで正解(+4)」のLiner・ばいそん・ハマクドー・ひっさつの各氏、そして「後半最後まで聞いて正解(+1)」のあんどうさん…で、全員正解な上に1問前の「横浜フリューゲルス」と、+4と+1のとこであんどうさんとLinerさんを入れ替えた以外でほぼ同じ加点状況でした(^_^;)。

[現在のポイント]

あんどう+17、ぽちょ兄貴+23、Liner+24、ばいそん+35、ハマクドー+26、ひっさつ+27

ぽちょさんが追い上げる、そしてばいそんさんが逃げる…という展開に。これでばいそんさんは「後半押して正解(+5)」でも勝ち抜けというゾーンまで入ってきました。

なんと「関内駅」と「桜木町駅」で二分することに。

続くQ9はこんな問題でした。

Q9:現在はJR東日本の京浜東北線および根岸線、横浜市営地下鉄のブルーラインが乗り入れている他に、駅前広場から汽車道に沿って/運河パークを結ぶ都市型ロープウェイである「YOKOHAMA AIR CABIN」も開業している、1872年10月14日に日本初の鉄道の「横浜駅」として開業し、1915年8月に2代目の横浜駅が新設された後に現在の駅名となった、神奈川県横浜市中区にある駅は何でしょう?

ここで鉄道問題(?)が。押したのは地元・横浜出身のハマクドーさん。そして奇しくも(?)横浜在住のLinerさんとばいそんさんも早々から挙手をして「前半で書きます」と。ところが問われているのは「駅」なんですが、これが意外な結果に。

正解は「桜木町駅」。すると答えが「桜木町駅」と「関内駅」(ちなみに隣どおしの駅です)で二分しており、正解したのは「前半押して正解(+10)」のハマクドーさん、「前半ボードで正解(+4)」のLiner・ばいそんの両氏のみという事態に。つまりは「横浜市民・出身(元横浜市民)」の3人だけが正解、という意外な結果に。

これは実は「JR東日本の京浜東北線および根岸線、横浜市営地下鉄のブルーラインが乗り入れている」のは関内駅も同様で(しかも地下鉄も隣の駅)、唯一違うのが「YOKOHAMA AIR CABIN」というロープウェイだけだった、という理由からでした。ま、桜木町駅は以前は東急東横線も乗り入れてたんですが、みなとみらい線ができてからは廃止になってしまったんですけどね。

[現在のポイント]

あんどう+17、ぽちょ兄貴+23、Liner+28、ばいそん+39、ハマクドー+36、ひっさつ+27

そして遂にばいそんさんは+39に到達して「後半最後まで問題を読み切って正解(+1)」になるんですが、暫定2位のハマクドーさんが+36に達していて「前半押さなくてボードで正解(+4)」をすると同着(+40)となり同点決勝の可能性もあるので、ばいそんさんはできればそれ以上の点数で逃げ切りたいとこでもありました。

ばいそんさん、遂に逃げ切って優勝を。

そしてラスト問題となるQ10はこんな問題でした。

Q10:お正月の風物詩の「駅伝大会」で、東京箱根間往復大学駅伝競走いわゆる「箱根駅伝」のスタートおよびゴール地点/は東京都千代田区大手町の読売新聞東京本社ビル前ですが、全日本実業団対抗駅伝競走大会いわゆる「ニューイヤー駅伝」のスタートおよびゴール地点は群馬県前橋市大手町のどこになるでしょう?

お正月恒例の箱根駅伝→ニューイヤー駅伝に振ったスポーツ問題。そしてニューイヤー駅伝のスタート・ゴール地点はどこだったけ?という問題でした。で、この問題で押したのはぽちょ兄貴。「箱根駅伝のスタート・ゴール地点は」という結構早いとこで押してきました。で、前半最後まで聞いて、ハマクドーさんとLinerさんと、リーチ状態のばいそんさんが挙手してボードに書き始めてました。

で、正解は「群馬県庁」。奇しくも前橋市「大手町」で箱根駅伝の読売新聞本社と同じ「大手町」つながりだった、ということが明らかになるんですけどね。そして正解したのは「前半押して正解(+10)」のぽちょさん、「前半ボードで正解(+4)」のLinerさん・ばいそんさん・ハマクドーさんの4人でした。

そして最終結果はこうなりました。

[現在のポイント]

あんどう+17、ぽちょ兄貴+33、Liner+32、ばいそん+43[1抜け]ハマクドー+40[2抜け]、ひっさつ+27

というわけでばいそんさんが+43に到達し、ハマクドーさんも+40で共に勝ち抜けましたがポイントの差でばいそんさん1抜け、ハマクドーさん2抜けとなりまして、優勝が決定いたしました。おめでとうございます。結局、決勝はなんと全問正解でした…いやーこれは凄すぎる。

↑ぽちょさんとLinerさんも30点台のリーチ圏内だったのが本当に凄まじい(^_^;)

そしてばいそんさんにも優勝賞品が贈呈されました。ロッテのコアラのマーチでした(^_^;)

帰りは…風が強いわそして寒いわで高速の運転が怖いわ、で(ノД`)シクシク

こんな感じで終わったのは午後6時20分ぐらい。片付けや次回予告などの諸連絡をしまして、いつものように挨拶の後に流れ解散となりました。それにしてもこの日は昼間に比べて夜が強風だったせいかとても寒くて、コインパーキングに行くまでに凍えそうになったりしてました。

で、私・むろかつはいつものように帰りは圏央道で帰ることに。岩槻本町のコインパーキングで温かいお茶のペットボトルと肉まんを食べて温まったにも関わらず、外に出てトイレに行ったりしたらまた寒くて、

自販機で温かいほうじ茶を買ってまた車の中で飲みながら運転してました。そして圏央道、高架のとこは50キロ、その他のとこは80キロの強風による速度規制がかかっていたぐらいの風の強さでハンドルを握っていて怖いわーと思った始末でした。

一応「3月例会」の報告はこれが最終回ですが、3Rの各問題のプチ解説とかもしようかなと思ってますので(それと次回の例会まで一週間まだ余裕がありますので)、解説編もちょっと書いていきたいかなと考えてます。

以上です。ではまた。

(Text by むろかつ(番頭役))

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。