こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/03月例会の報告記をお送りしています。第9回目は3Rに行われたむろかつ企画「二段階早押しボードクイズ」の6回目をお送りいたします。予選最終第3セットの前半戦の模様をお送りします。
↑前回はこちら。
いよいよ予選は最終の第3セットに入ってきました。
第1セット、第2セットと終わりまして、遂に最終の予選第3セットに入ってきました。
この時点での平均順位の上位としては、
[第1セット]
1位:あんどう(Q8勝ち抜け→本戦進出)、2位:Liner(Q11勝ち抜け)、3位:ハマクドー・ひっさつ(Q12勝ち抜け)、5位:ばいそん+39、6位:ぽちょ兄貴+35、7位:かよちん+24
[第2セット]
・1位:ぽちょ兄貴(Q11勝ち抜け→本戦進出)、2位:Liner(Q12勝ち抜け→2連続2位で本戦進出)、3位:ばいそん(Q12勝ち抜け)、4位:ひっさつ+30、5位:ハマクドー・かよちん+25
【平均順位上位(勝ち抜け者を除く)/ワイルドカード枠は「2」】
ひっさつ3.5、ばいそん4.0、ハマクドー4.0、かよちん6.0
てな感じに。もちろん第3セットで1抜けをすれば平均順位に関係なく勝ち抜けられますが、さてどういう結果になるのやら。
これぞボードクイズの醍醐味ですな(笑)
しょっぱなの1問目はこんな問題でした。
Q1:現在の主祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)の3柱とされている、第5代天皇・孝昭天皇の頃の創建とされ、平安時代には従五位下から正四位(しょうしい)上まで位階を朝廷から賜った記録が残っている武蔵国一宮の神社で/、埼玉県の中心都市であるさいたま市の「大宮」の名前の由来となっているものでも特に知られているのは何神社でしょう?
押したのはばいそんさん。ハマクドーさんが押し負けて「チクショー」と苦笑いする次第に。で、こちらも実は「地元問題」で問題の続きは「さいたま市の「大宮」の名前の由来となっているもの」という流れでした。
正解は「氷川神社/大宮氷川神社」。東京都・埼玉県に280ある氷川神社の総本社にあたります。正解したのは「前半に押して正解(+10)」のばいそんさん、「前半にボードで正解(+4)」のチヨマル・かよちん・ひっさつの3氏、そして「後半最後まで聞いて正解(+1)」はようこさんとくうちゃんさんでした。
ところでここの問題で「いやあすげえなあ」と思ったのは、ようこさんが「知らない、知らない」と自信なさげな表情でボードを出したところ、「あ、合ってる(笑)」と。いやーボードクイズはこういうこともあるから番組屋としてはやめられないんすね(^_^;)。
で、前半で押して正解したばいそんさんは氷川きよしの小ネタを。ありがとうございます(笑)。そしてこれは結果オーライだったのは前半で押し負けたハマさんがここで「日枝神社」(やはり全国各地にある神社のひとつ。東京都千代田区にこの名前の大きな神社があります)と書いて誤答していて結果的には前半で押して不正解(-5)をばいそんさんに阻止してもらった、という話もあったりと。
[この時点でのポイント]
ハマクドー±0・チヨマル+4・磯部±0・ようこ+1・かよちん+4
ひっさつ会長+4・くうちゃん+1・ばいそん+10
※ちなみに「武蔵国一宮」が大宮氷川神社だったら「武蔵国二宮」はどこなんだろう…と思って調べたらあきる野市の二宮神社でした。いや、ついさっき、うちの息子の学校の送迎で車でここのすぐ横を通ったんすけど(大汗)。
続く2問目はこんな問題でした。
Q2:意外なところでは第9回参議院議員通常選挙に全国区から出馬し初当選を果たし、参議院議員の1期・6年間の間に沖縄開発庁政務次官をわずか36日だけ/務めたこともあった、かつて落語協会時代は、5代目三遊亭圓楽、3代目古今亭志ん朝、5代目春風亭柳朝とともに「江戸落語若手四天王」とも呼ばれていた、後に「落語立川流」を立ち上げて「家元」を自称していた落語家は誰?
出ました「(7代目/自称5代目)立川談志」(笑)。番組屋・むろかつにとっては第2セットで出た伊集院光御大と共に大いに敬愛している人物でありますが…。で、談志師匠、昔は国会議員だったんすね。この問題は「沖縄開発庁政務次官をわずか36日だけ」でハマクドーさんとひっさつさんが同時にガッと押すもハマさんのランプが点いて「うわ、押し負けた!」とびっくりするひっさつ会長が(苦笑)。
そして正解したのは「前半に押して正解(+10)」のハマクドーさん、「前半にボードで正解(+4)」のかよちん・ひっさつ・ばいそんの3氏、そして「後半最後まで聞いて正解(+1)」はチヨマル・磯部・ようこの3氏でした。そして…いやー、くうちゃんさん、「たてかわだんしょう」とは実に惜しい。
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↑実際に談志師匠のお弟子さんでいるだけに。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+10・チヨマル+5・磯部+1・ようこ+2・かよちん+8
ひっさつ会長+8・くうちゃん+1・ばいそん+14
ちなみに談志師匠、このセットの後半にまた問題文で出てきます。しかもなんかビミョーな形で(←ん?)
「せーの、ドン?」(をい)
Q3はこんな問題でした。まさに「超文系のむろかつがむりくり理系問題を作ったら」の(以下略)
Q3:分子式 は「C27H28Br2O5S」 で表される、大概はエタノールと水に溶かして水溶液にされ、中学校の理科の実験などでスポイトを用いて液体が酸性か中性かアルカリ性かを調べる際に使われる/、正式名称の「ブロモチモールブルー」の頭文字3文字を用いて何と呼ばれているでしょう?
前半最後の「液体が酸性か中性かアルカリ性かを調べる際に使われる」で押したのはチヨマルさんでした。
で、正解は「BTB溶液」。チヨマルさんは「リトマス試験紙」で誤答で-5、一方で「前半にボードで正解(+4)」はばいそんさん、「後半最後まで聞いて正解(+1)」は、ハマクドー・磯部・ひっさつの3氏でした。
なお、リトマス試験紙とBTB溶液は使用用途(酸性かアルカリ性か中性かを調べるという意味で)はほぼ同じなんですが、リトマス試験紙は液体をたらしてみて赤色リトマス紙が青色に変わればアルカリ性、青色リトマス紙が赤色に変われば酸性、中性であればどちらも変化なし、BTB溶液は調べるべき液体にその溶液を入れてみて黄色に変わると酸性、緑色になれば中性、青色に変わるとアルカリ性になる特性があり、そんな使い方の違いはあるようです。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+11・チヨマル±0・磯部+2・ようこ+2・かよちん+8
ひっさつ会長+9・くうちゃん+1・ばいそん+18
Q1で幸先良いスタートを切った後、連続して+4を積み重ねているばいそんさんが好調にリードをひろげてきました。
続くQ4はこんな問題でした。
Q4:番組初期の頃は、司会者とレギュラーオッズマンの藤村俊二と、更に週替りのゲストオッズマンの3人に合議制に/よってオッズを決めていたが、ルールが視聴者にわかりづらく最終的には司会者が独断と偏見でオッズを決めるようになった、昭和51年から平成4年までの17年間にわたってTBS系列で毎週土曜日に放送されていた初代司会者を大橋巨泉、二代目司会者を徳光和夫がつとめていた「出場者が解答者の中からクイズに正解すると思う人物1人に自分の持ち点を賭け、得点を増やしていく競馬方式の番組」は何でしょう?
まさに「おっさんホイホイな」問題を(苦笑)。しかし初期のルールはリアルタイムでは見たことがない人ばかりでこの前フリはどーだろう…と思ってたら、ばいそんさんが「ゲストオッズマン」のとこでポーンと押して番組屋・むろかつを軽くびびらせる次第に(笑)。そして前半最後の「TBS系列で毎週土曜日に放送されていた」で挙手する人多し、と(^_^;)。そしてボードを出してもらう際につい「せーの、ドン!」って言ってしまう司会者が(爆)
正解は「クイズダービー」。正解したのは「前半に押して正解(+10)」のばいそんさん、「前半にボードで正解(+4)」はハマクドー・磯部・ようこ・かよちん・ひっさつの5氏、「後半最後まで聞いて正解(+1)」はくうちゃんさんでした。
ついでに書くとこの「ゲストオッズマン」との合議制があまりにもルールがわかりづらく低視聴率にあえぐきっかけとなり、オッズを司会の巨泉氏が独断と偏見で決めるようになり、最終的には一般に知られるスタイル(5人の回答者(篠沢教授とかはらたいらとか竹下景子とか)に巨泉が問題ごとにオッズをつけて、それを毎週替わっていく出演者がポイントを賭ける方式)になって以降、高視聴率を記録する人気番組になったんだそうです(と、巨泉氏の本(その名も「巨泉」という本でした(大汗))に本人が書いておりました)。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+15・チヨマル±0・磯部+6・ようこ+6・かよちん+12
ひっさつ会長+13・くうちゃん+2・ばいそん+28
結果、最短2問で勝ち抜けも見えてきたばいそんさんでした。
続いてのQ5はこんな問題でした。
Q5:1984年の風俗営業法が改正され、その際に深夜営業が禁止された為にそれ以降は「ナイトクラブ」「クラブ」と称するようになり、その名称は下火となってしまった、音楽はバンドによる生演奏ではなくレコードを流す形態をとり、更にディスクジョッキーが現場に合わせた選曲を行ったり、曲紹介やミックス、スクラッチなどを行いつつ、客に飲食を提供し、ダンスをさせるダンスホールの事を何と言った/でしょう?
むろかつ構文(?)ではたまにネタとして使われる、「昔はよく聞いたけどそう言えば最近はこの名前をとんと聞かなくなったねー、それにはなんか理由でもあったんかいな?」問題でございました(苦笑)。で、正解は「ディスコ」。
まあ近年だと、
Perfumeの「チョコレート・ディスコ」というヒット曲で「あー、そのディスコって単語、えらく久々に聞いたわー」って感じですね。実際はディスコとクラブとの明確な違いはないようなんですが…。で、「後半押して正解(+5)」はようこさん、その他の人たちは最後まで聞いて+1の全員正解でした。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+16・チヨマル+1・磯部+7・ようこ+11・かよちん+13
ひっさつ会長+14・くうちゃん+3・ばいそん+29
で、続くQ6はこんな問題でした。ある意味で「鉄道問題」となりますが…。
Q6:駅舎には「スキーセンター カワバンガ」の愛称が付けられており、建物の中には日帰り温泉、更にチケットカウンターやスキー・スノーボードレンタルカウンターがある為に、ぶっちゃけて言えば「手ぶらでスキー・スノボーに行くこと」も一応可能である、平成2年12月20日に開業した、上越新幹線の/越後湯沢駅に隣接する保線基地の裏山に開業したJR東日本系列のスキー場に直結しているスキーシーズンのみ営業している「臨時駅」はどこでしょう?
前半では押されずに後半に入った早々の「上越新幹線」でガッと押されてランプがついたのはハマさんでした。臨時駅なんですが新幹線しか乗り入れてないんで青春18きっぷでも行けないという(大汗)。
で正解は「ガーラ湯沢駅」。正解したのは「後半押して正解(+5)」のハマクドーさん、「後半最後まで聞いてボードで正解(+1)」のかよちん・ひっさつ・くうちゃん・ばいそんの4氏でした。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+21・チヨマル+1・磯部+7・ようこ+11・かよちん+14
ひっさつ会長+15・くうちゃん+4・ばいそん+30
この時点でばいそんさんが+30に到達し、「前半で押して正解すれば一気に勝ち抜け」というとこまでやってきました。
いやーここで「本名押し」を(^_^;)
そして次の問題、司会者を含めて皆がびっくりする事態となっていきます。
Q7:本名は神部 としえ(かんべ としえ)/。もともとはフォークソンググループ「シュリークス」のメンバーとしてプロデビューし、1974年に「あの頃のぼくは」という曲でソロデビューを果たした女性フォークシンガーで、そのソロデビューした数年後に、かぐや姫のメンバー・伊勢正三の作詞・作曲による「なごり雪」をカバーして大ヒットしたことでも知られるのは誰?
いやーここで「本名押し」ですか( ゚д゚)ポカーン
しかも最初の本名だけで結構な押し合いになっていて、ランプがついたのはリーチがかかったばいそんさん。そして「あー」「あー負けたー」「本名押しかい!」と、ハマさんやひっさつ会長などが悔しがる悔しがる。そして前半最後の部分で悔しがりながら挙手をする面々多し、と。これは問読みしてた番組屋のむろかつもびっくりするやら爆笑するやら、でした。
で、「なごり雪」といえば正解は「イルカ」。芸名の由来は女子美術大学のフォークソング同好会に在籍していた当時、皆がギターケースを持って帰る姿を見て「イルカの群れみたい」と言ったのがきっかけで周りからそう呼ばれるようになったとのことで、正解したのは「前半で押して正解(+10)」のばいそんさん、「前半で押さずにボードで正解(+4)」のハマクドー・チヨマル・かよちん・ひっさつの4氏、「後半最後まで聞いて正解(+1)」の磯部・ようこ・くうちゃんの3氏で全員正解の中、
[この時点でのポイント]
ハマクドー+25・チヨマル+5・磯部+8・ようこ+12・かよちん+18
ひっさつ会長+19・くうちゃん+5・ばいそん+40[1抜け]
お釣りなしのジャスト+40で1抜けとなったばいそんさんが4人目の決勝進出を決めたのでした。ちなみに第1セットのあんどうさんは8問、第2セットのぽちょ兄貴は11問で勝ち抜けているのでいかにハイペースだったということが(笑)。
残るは2-3位抜けによる平均順位上位のワイルドカード枠の戦いとなります。次回に続きます。
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