こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。
だいたい年に1-2回ぐらいのペースで開催している、毎回「1日5問ずつ自作問題をして」「いろんな長いフリやネタとかを混ぜたりして」いろいろとやってみている岩Q槻での私の企画「座・ムダ長文」(2段階早押しボードクイズ)を久々に来月の10月例会でやってみることにしました。
↑「前回の」3月例会の時に書いた記事はこちらです。
今年3月以来の開催となります。
この「座・ムダ長文」(2段階早押しボードクイズ)。「一応、自作問題を作るためのモチベーション」として勝手に目標設定して年に2回ほど開催しております。
かつては1セット15問×2組×2セット…という形式で、前半と後半で上位と下位の面々を半分ずつ入れ替えてやりたいなー…という前提で準備してたのですが、どうしても問題文は長い(問読みも、シンキングタイムも長くなる)のと、ボケ回答上等(ただし正解を狙ってるんであればボードの片隅に書いてね、というのが大前提だったりします)なので、そちらのリアクション等々でもやたらと時間がかかるのですね。その結果最近は、1セット20問×2組という形式にして、優勝者が各組1名の合計2名が出るという方式でやってます。
この企画の基本ルールは以下のとおりです。
企画名「座・ムダ長文(仮称)2024秋編」(王位戦第7期)
毎度おなじみの(?)むろかつ自作問題で「ムダ長文」的な「2段階早押しボードクイズ」であります。なお(仮称)までが正式名称です(をい)
【基本ルール】
・早押しボードクイズです。
・問題は最大で全20問の予定です。シンキングタイムおよび書く時間は15秒とします。
・全般的に問題文が長いため、途中(便宜的にその区切りを境にして「前半」・「後半」と書きます)でいったん区切ります。
※その際に、「前半部分だけでボードに書く人」は挙手して「書きます」と口頭で伝えてから書いてください。勿論、シンキングタイム後の書き直しは不可です。
・早押しボード企画ですので、各問題1番最初にボタンを押した人には「正解すればボーナスチャンス」もあります。が、誤答した場合はマイナスも生じます。
・こちらを2組に分けて行います。
[流れとしては]
下記の「2組に分けての1セット制」の基本ルールはプレイヤーが「10人以上」(例会参加者は番組屋むろかつを含めて11名以上)になった場合です。
(その1:前半途中で押した人が出た場合)
1.押した人がボードを書く。
2.前半の部分まで問題が読まれる(→ここで書く人は宣言し「1」と書かれたカードを掲げてから、早押し機の横に置いてボードに書いてください)
※ここでの”宣言するか否か”の制限時間は「5秒前後」とします。そしてはっきり挙手および口頭で宣言して「1」のカードを掲げてください。そしてできれば司会者と後ろの得点係さんにしっかりとわかるようにはっきりとお願いします。
3.後半の問題が全部読まれる→残り全員にシンキングタイム→ボードに答えを書きます。
4.順番としては「後半に答えを書いた人」→「前半に答えを書いた人」→「押した人」の順番でボードを掲げる。
5.正誤判定
(その2:前半では誰も押さず、後半途中で押した人が出た場合)
1.前半の部分まで問題が読まれる(→ここで書く人は宣言して「1」のカードを掲げてください。この場合も押さずに前半ボードに挑むのはOKです)
2.後半で押した人がボードを書く。
3.後半の残りの問題が全部読まれる→残り全員にシンキングタイム→ボードに答えを書きます。
4.順番としては「後半に答えを書いた人」「前半に答えを書いた人」「押した人」の順番でボードを掲げる。
5.正誤判定
【例題】たとえばこんな問題が過去には出題されました(前回の2024/3月例会の第1問目でした)。
Q1:その名前はラチャ地方のオニ地区の実在する村の名前がそのまま付けられている東ヨーロッパ・ジョージアの伝統料理で/、2019年に牛丼チェーン店の松屋がこの料理を鍋料理にして期間限定発売したところSNSで非常に話題となり、更にジョージアの駐日特命全権大使が自ら食べ「ご飯にも合う」と太鼓判を押したことでその後もたびたび復活販売されている、やわらかな鶏肉をガーリックの効いた牛乳、またはホワイトソースとチーズで煮込んだ料理は何でしょう?
A1:シュクメルリ/チュクメルリ
こちらが前回の1問目でした。たまたま松屋の前を通りかかった時に「シュクメルリ」と書かれた幟がたなびいてまして妻に「シュクメルリってなんだろうねー」というやりとりをした事からネットで調べて作問して出題したら前半であっさり押されて(しかも一斉に押されてました)正解されてました(笑)。正解したのは公太郎さんでした。その知名度の高さに驚愕しちゃってた私でした(苦笑)
[得点変動]
・前半部分で押して正解…+15p
・後半部分で押して正解…+10p
・前半部分で押さずに正解…+7p
・後半部分で(最後まで問題文を聞いた上で)押して正解…+1p
・前半部分で押して不正解…-8p
・後半部分で押して不正解…-5p
・押さずに不正解…罰則なし
・勝ち抜け…+100(20問まで行かなくとも上位2人が勝ち抜いたらセット終了)
※セット数・問題数が変更になりましたのでこちらの正解ポイントも一部変更となりました。
【組み合わせ/表彰対象など】
・現在の王位のタイトルホルダー、ならびに前期(2024/03月例会)の上位の方にそれぞれ初期ハンデを贈呈します(もちろん欠席された場合は除外されます)。
→ばいそんさん・Linerさん…+15スタート
→ぽちょさん・Kavaさん…+10スタート
→山田はまちさん・ハマクドーさん…+7スタート
→ひっさつ会長・かよちんさん…+5スタート
→ほしまるさん・三好総統…+3スタート
これらの方々をまず先に均等にAブロックとBブロックに配分した上で組み合わせ抽選を行います。できるだけ各組は均等な人数に揃える予定です。
[最終的な表彰対象など]
・最終順位は「各組の最終順位」となります。
ともに2位抜けの時点で終了・順位確定になりますが、同点の場合は、第1組目の最終順位→押して正解数が多い方(前半後半問わず)→押して誤答が少ない方→じゃんけんとします。そして2組に分ける場合は、優勝者・タイトルホルダーも当然「2人」それぞれを表彰することにもなります。
[備考:もし参加者が9名未満の場合]
1組×2セット(つまりは全員参加)の最大13問×3セット制で開催します。基本ルール・配点・初期ハンデ・勝ち抜けポイント等は全く同じです。そして使用問題は2組×20問のそれと全く同じです。この場合は、3セットの順番では1組目Q1-13→1組目Q14-20、2組目Q1-7→2組目Q8-20の問題順で出題します。
その上で、
・1抜けしたらそこで勝ち抜け(2セット目以降の参加はできません)
・最終順位は「3セットの平均順位」で表彰します。
【その他】
こちらの企画の原型は随分前に、以前参加していたクイズサークルで「たなかも」さんという方が企画してくださった変則的なボードクイズです。「前半部分で押さずに正解にチャレンジできる」ってのが「他の人に下手に馬鹿押しされても、自分の回答権が剥奪されない」という点がなんか物凄く気に入った次第でした。
またこの王位戦に関しては前月に開催されましたハマさんの「岩槻藤花戦(クイズお笑いスター誕生)」と同様に「同一コンセプトの続きのもののタイトル戦」という位置づけでもあります。プレイヤーの皆さんには「タイトルを防衛する」「一発大穴を開けてあわよくば優勝or1抜けを狙う」「上位に食い込みたい」「1問でもいいから前半で押して正解したい」「押さずにボードで少しでも正解したい」等々の各人のなんとなくの努力目標設定のもとで頑張っていただければ嬉しいです。
そしてこの企画、何よりも「むろかつのネタ」があちこちに含まれております。プレイヤーの皆さんには肩肘張らずに(?)とにかく「わかんなくても何か書く」というボケ上等、な企画でもありますので、そこらへんをご理解ご協力いただければ幸いです。
という企画です。前回の今年3月例会と全くルールは同じです。
今回はパソコンの表計算ソフトで「得点表」も作ってみました。
で、従来の「座・ムダ長文」企画では、
こうしてホワイトボードに各種の加点減点を手書きで書いてました。ところがこれ、2つ欠点がありまして、1つは「時折計算間違いが発生すること」と、もう1つは「記録用のVTRカメラをホワイトボードの方に向けてないと得点変動がわかんなくなる」というのが前からブログ記事を書く際に悩みでもありました。
同じような悩みを年に数回開催するインスピ系多答ボードクイズの「かぶってイーヨ」「かぶっちゃヤーヨ」の「かぶってシリーズ」にも抱えてまして、試しに先月の定例会でやってみたのが、
定例会の席にノートパソコンを持ち込んで、表計算ソフトで、
「かぶってイーヨ」の得点表示をプロジェクターで投射することをやってみました。基本的には私自身は以前は(腰を痛めて休職してた頃に)職業訓練校でExcelとかの勉強もやって資格も得てたんですが、いかんせん本業でExcelを使う仕事ではなかったので10数年ぶりにネットで調べつつ関数を入れてみたりしてやってみたのでした。
そしたら仕事等でExcelを使う(らしい)Kavaさんや、9月例会はお休みしてたのですがmixiのコミュでLinerさんが「もっと関数を使えばラクに表計算ソフトを使えますよ」とアドバイスをしてくださいまして、上記の「かぶってイーヨ」の得点用ファイルをコピー(「座ムダ長文」という名のファイル名で保存して流用することにしました(苦笑))しまして、いろいろといじってみました。
その結果、
「座・ムダ長文」の得点・減点パターンを全てコードを打てば元のスコア表に反映できるようにしまして、
更に名前の項目の隣にプレイヤー各位のコードを入れればこちらも自動的に表記できるようにしました。例えば「1」を打てば隣のセルに「ひっさつ会長」の名前が出るように…など。
↑実際にスコアを打つシートはこんな感じに。左端の「1」を打てば「ひっさつ会長」の名が出て、「1(問目)」の右上のとこに例えば「11(前半押しで正解したら15p入る)」のコードを入れると「15点」と自動で出るようになって、更に初期ハンデ持ちの人はそのポイントを合計した点数が名前の横にこれまた自動的に表示するようにしました。
そしてこれらの点数をプロジェクターで映すスコア表も作りまして、
↑こんなスコア表に。「かぶってイーヨ」の時同様、プロジェクターから投射する際には背景が黒で文字色が黄色のほうが見やすいというのを以前Linerさんからアドバイスを受けてまして(彼の定番企画の「近似値グランプリLive」シリーズもこの色で表示されています)、結果このような表示の色になりました。なおポイントの隣の小さい数字は「その時の暫定順位」を指してます。こちらも点数の変動に伴い順位の数字も勿論変動していきます。
…で、この時点で「ほぼ完成」ということになりました。一応全部動作確認したら問題なく動きましたので。あとは「本来は、100p勝ち抜けのリーチ圏内に入った時/勝ち抜けた時に、緑と赤の色つきの数字にしたかった」というのもあったのですが、そこまでは自分の関数等の知識には及ばずでした(泣)。
更にこの「座・ムダ長文」のルール的には、「100p到達で1抜けした人>105p到達で2抜けした人」という優先順位や、「同時抜けした際には、105pで勝ち抜けた人>100pで勝ち抜いた人」という優先順位がつけられるのですが、これに関しては上記の暫定順位ではどうしようもない(100pで1抜けした人よりも101pに到達して2-5抜けした人の方が暫定順位の数字が上になってしまうのですね)ので、それを対応すべく作ったのが、ハマクドーさん(と書かれている)の項目の右側にある手打ちで表記する「最終確定順位」と「勝ち抜け問題数」の項目だったりします。ここらへんはもしかしたらまたLinerさんやKavaさんとかからのアドバイスを受けて改良するかもしれませんが…現状はこの状態でも企画としては使えますのでこのまま当日を迎えるかもしれませんね。
とりあえず今回はまだ1ヶ月以上、次回の定例会まで間隔があります。新しい自作問題を作りつつ、実は未使用問題が300問ぐらい残っているのでじっくり吟味して、2セット20問+予備5問の合計50問をチョイスして、引き続き問題文の加筆修正とネタ探しもしてみようかと思ってます。
以上です。ではまた。
[冒頭の写真]前回優勝したばいそんさんの(別のセットでギャラリーの時の)ボケ回答。「スクランブル交差点」の前フリがさだまさしの「檸檬」だったので。歌詞の中に御茶ノ水駅前の「聖橋」近くのスクランブル交差点が出てきたのでその歌詞を書いてくれてました(笑)▼クリック頂けると励みになります!