2024/08月例会「精霊流しステークス7」報告記(その17・「4R:ジャンル別クイズ」編(7))




こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2024/08月例会「第7回精霊流しステークス」の報告記です。17回目は4Rの「ジャンル別クイズ」編のその7をお送りします。

2024/08月例会「精霊流しステークス7」報告記(その16・「4R:ジャンル別クイズ」編(6))

2024年12月28日

↑前回はこちら。

第13ジャンルは「お悔やみ」でした。

ここまで全20ジャンルのうち12ジャンルが終わりまして、残りは8ジャンルとなりました。

4R:ジャンル別早押しクイズ

各ジャンル10問限定
2問誤答で失格
10問目誤答は即失格

【ジャンル一覧】

戦国時代
競馬
プロレス
サッカー
野球
食物
生物
芸能
事件事故
声優
文学
鉄道
お悔やみ
中・韓→参加者0で開催せず
寺社仏閣
お笑い
ゲーム
アニメ・漫画
語源・由来
美術・音楽

ボーナスの勝ち抜けポイントは

1抜け 10P
2抜け 7P
3抜け 5P
4抜け 4P
5抜け 3P
6抜け以降 2P

※各ラウンド又はジャンル失格 -10P

そして今回は13-14ジャンル目の「お悔やみ」「中・韓」になる予定でした…が、「中・韓」の方が参加者がおらず数年ぶりにジャンル開催なしとなりまして、今回は15ジャンル目の「寺社仏閣」までお送りいたしますです。

まずは「お悔やみ」。これも定番コースではありますが(他のジャンルの人物問題でもたびたび時事ネタとしての「お悔やみ」問題がよく出題もされています)、着席したのはおぐのりさんとチヨマルさん、そしてほしまるさんの3人でした。

※なお以下の問題文は、例によって「正解の単語(おおよそのクイズ問題の概要)→正誤判定」の順番で記載しております(一字一句正確ではありません)。記載の便宜上当日の問題文とズレている部分もありますが、そちらは5問ごとの状況および解説のところで補足を入れたいと思います。

Q1:「松尾清三(2024年5月24日に85歳で亡くなった、「クイズグランプリ」や「パネルクイズ アタック25」、「第1回アメリカ横断ウルトラクイズ」などのテレビ番組優勝した)」→おぐのり1◯

Q2:「穂積隆信(2018年10月19日に胆嚢がんのため87歳で亡くなった俳優・声優で、洋画吹き替えではイーライ・ウォラック、クリストファー・ロイドなどを主に担当しており、実の娘との家庭内での葛藤の記録をまとめたノンフィクション「積木くずし」シリーズ3部作が話題を呼んだ)」→ほしまる1◯

Q3:「鈴木清順(本名は「清太郎」という2017年2月13日に慢性閉塞性肺疾患のため93歳で亡くなった映画監督で、弟に元NHKアナウンサーの健二がいる)」→おぐのり2◯

Q4:「夏まゆみ(2023年6月21日に61歳で亡くなった人物で、ゲームボーイアドバンス用ゲームソフト「ハロー!アイドルデビュー」では本人役として出演している、吉本印天然素材やモーニング娘。を担当した振付師)」→おぐのり1×

Q5:「佐々淳行(2018年10月10日に老衰のため87歳で亡くなった元警察官僚で、1986年からは初代内閣官房安全保障室長を務めた後に危機管理評論家としてテレビ番組のコメンテーターとして出演していた)」→

Q1は今年亡くなった「第1回アメリカ横断ウルトラクイズ」の優勝者の「松尾清三」氏をおぐのりさんが正解して1◯。というかもう47年も前なんですねえ第1回のアメリカ横断ウルトラクイズって。続くQ2は「積木くずし」が大ヒットした俳優の「穂積隆信」はほしまるさん正解で1◯。そしてQ3は映画監督の「鈴木清順」をおぐのりさんが正解して2◯…と、3連続で正解が出るオープニングに。

その後、Q4「夏まゆみ」をおぐのりさん誤答で1×がつき、Q5「佐々淳行」はスルーになるもほしまるさんが押せずに「やっぱよかったのか」と嘆きの声を上げるほどの接戦っぷりになっておりました。

Q6:「佐田の山晋松(2017年4月27日に肺炎により79歳で亡くなった大相撲の第50代横綱で、引退後は名門・出羽海部屋を継承し初代若乃花の二子山理事長の後の第7代目の日本相撲協会の理事長も務めた)」→チヨマル1×

Q7:「松野莉奈(2017年2月8日に致死性不整脈で亡くなった、アイドルグループ「私立恵比寿中学」の出席番号9番だった)」→スルー

Q8:「時天空慶晃(2017年1月31日に悪性リンパ腫のため36歳で亡くなったモンゴル出身の元大相撲力士で、帰化する前の本名はアルタンガダス・フチットバータル)だった、悪性リンパ腫の闘病により三役から三段目まで陥落した後に現役引退、年寄「間垣」を襲名し時津風部屋付きの親方になっていた)」→スルー

Q9:「ウィリアム・モグリッジ(2012年9月8日に69歳で亡くなったイギリス出身のインダストリアルデザイナーで、1982年に発売された世界初の折りたたみ型ラップトップコンピュータである「GRiD Compass(グリッド・コンパス)」を開発した)」→スルー

Q10:「川崎富作(2020年6月5日、老衰のため95歳で亡くなった医師で、1961年に小児科医として診察を受け持った4歳児の未知の疾患に遭遇し、非猩紅熱性落屑症候群の名前で論文を発表した後にその乳幼児が罹患する乳幼児がかかる発熱性疾患を発見しその病名に名前が冠されることとなった)」→スルー

後半に入りました。

Q6「佐田の山晋松」はチヨマルさんが押すも答えられずに1×。昭和30-40年代に活躍した力士で先日亡くなった北の富士さんの元兄弟子にあたる人物で理事長もつとめてました。続くQ7は「松野莉奈」。18歳で急死してしまった元アイドルでこちらはスルー。さすがに1×つけているおぐのりさんが「下の名前が出てこねえ」と答えられずでした。なお「私立恵比寿中学」は加入順に設定された「出席番号」があるそうで、後にこれに加えてメンバーの色(メンバーカラー)も設定されて、松野莉奈嬢の色は青だったそうです。

その後、Q8「時天空慶晃」(モンゴル出身の幕内力士だったが悪性リンパ腫の闘病に入り三段目まで陥落して引退、間垣親方になるも同病で死去)、Q9「ウィリアム・モグリッジ(世界初のノートパソコンのグリットコンパスを開発した)、Q10「川崎富作(川崎病を発見した医師)」はそれぞれスルーということになり、「お悔やみ」ジャンル終了となったのでした。

[おぐのり2◯→+12p、ほしまる1◯→+8p]

で、こちらでは2◯積んだおぐのりさんがトップボーナス込みで+12p獲得、ほしまるさんが1◯で2位ボーナス込みの+8p獲得ということになりました。

第15ジャンル目は「寺社仏閣」でした。

続く第14ジャンルの「中・韓」は残念ながら挑戦者がおらず、このジャンル別クイズでは珍しく挑戦者0人で流れる…という次第に(2019年以前の「精霊流しステークス」や、ジャンル別クイズも開催していた「玉座戦」ではたまにあったのですが、参加人数が少し増えた近年では久しぶりの事態でした)。

よって第15ジャンルの「寺社仏閣」に入ることになりました。

ここで着席したのは、ばいそんさん・チヨマル先生・公太郎さん・むろかつの4名。ちなみに私・むろかつはこれが4ジャンル目。実際は(開催しなかった「中・韓」を含めれば)2つ前の「お悔やみ」とどっちがいいかなーと迷った結果この「寺社仏閣」にしたのですが、実はわかりそうな&押せそうな問題がQ6の「佐田の山晋松」しかなく(東洋人は基本フルネーム正解なのですが、力士に関してはは四股名のみで回答して下の名前を答えなくても正解扱いになるので)、「うん、今回は寺社仏閣にして良かったかも」と思いながら着席したのですが…これがまた逆の意味でえらいことに(ノД`)シクシク

Q1:「出雲大社(日本放送協会のテレビチャンネルのクロージングで流れる日章旗はここの神社のものという説がある、神楽殿南側には高さ47mの国旗掲揚台があり、日本国内で最大の日章旗が掲げられる島根県にある神社)」→むろかつ1×

Q2:「湊川神社(足利尊氏に負けてこの地で死んだ楠木正成を祀っており、地元では親しみを込めて「楠公(なんこう)さん」と呼ばれている神戸市中央区にある神社)」→スルー

Q3:「天龍寺船(室町時代、足利尊氏が後醍醐天皇を弔うための寺の造営費用を捻出するために室町幕府公認の下、元へ派遣された貿易船)」→チヨマル1◯

Q4:「代々木八幡宮(小説家・平岩弓枝の実家でもあり父親が宮司をつとめていた、1950年、境内の発掘調査が行われ縄文時代の建物跡などが発見されたことでも知られる、小田急小田原線の駅の名前にも使われている神社)」→ばいそん1×

Q5:「醍醐寺(京都市伏見区にある真言宗の総本山のひとつにあたる寺院で、1598年に豊臣秀吉がその最晩年に催した花見の宴の)」→ばいそん1◯

Q1は「出雲大社」。むろかつがあまりにも早く押しすぎて「靖国神社」と答えるも誤答で1×に。正解の「出雲大社」と聞いて「やべっ、もっと格式が高いとこだったじゃん」と(をい)。続くQ2「湊川神社」はスルー。実際に楠木正成は「湊川の戦い」でこの神戸の地で敗死しておりそれを弔うために作ったのがこの湊川神社だったそうです。

そしてQ3「天龍寺船」はチヨマル先生が正解で1◯。後醍醐天皇崩御後、尊氏は天皇の怨霊の悪夢に悩まされていたそうで禅僧の夢窓疎石の助言でこの「天龍寺」を作って弔うことにしたものの財政難で造営費用が出せず貿易を…という事になったそうです。

Q4「代々木八幡宮」はばいそんさんが「豪徳寺」と答えて誤答して1×。実は私・むろかつも問題文の最後の「小田急小田原線の駅」のとこで新宿からパーっと駅名を成城学園前駅まで脳内で浮かべて「ん、(世田谷区の)豪徳寺かな?」とおもったんですが「あ、もっと手前(始発の新宿駅から3つ目)にあった」と(大汗)。そしたら続くQ5「醍醐寺」をばいそんさん正解で1◯として一気に取り返してました。そしてよくよく見るとチヨマルさんが押し負けて軽く悔しがってました(笑)。

Q6:「瑞林寺(室町幕府・10代将軍足利義稙(よしたね)に蜂屋柿を献上したところ寺領10石と柿寺の称号を授けられたことから「柿寺」の別名を持つ、岐阜県美濃加茂市にある臨済宗妙心寺派の寺院)」→スルー

Q7:「向日神社(東京の明治神宮の本殿はここの本殿をモデルとし更に1.5倍のスケールに拡大して作られている、幕末の国学者・六人部是香(むとべ よしか)はここの神職の子でもあった京都府にある神社)」→スルー

Q8:「梨木神社(境内には約500株の萩が植えられており、別名萩の宮とも呼ばれており、9月中旬から下旬には萩祭りがおこなわれる京都市上京区にある神社)」→チヨマル2◯

Q9:「古峯神社(祭神は日本武尊、更に天狗が祭神の使いとされ、「天狗の社」としても知られる栃木県鹿沼市にある神社)」→スルー

Q10:「大御心[おおみこころ](明治神宮のおみくじの代わりに引かれる、主祭神である明治天皇・昭憲皇太后が詠んだ和歌である御製や御歌を)」→スルー

Q6は「柿寺」の別名もあるという「瑞林寺」、Q7は「向日(むこう)神社」は共にスルー。この向日神社の本殿をモデルにした明治神宮の逸話としては、大正時代に明治天皇を祀る神社の本殿など作る段階で全国各地の神社をくまなく調査した結果、この向日神社のタイプが丁度よいという事で選ばれた逸話があったそうです。続くQ8は「萩の宮とも呼ばれている→梨木神社」をチヨマルさんがどーにかひねり出して正解を出して2◯でここで単独トップに立つ展開に。なおこちらは明治維新に大きく貢献した三條實萬・實美父子を祭神とする神社で、元はその三条家の邸宅があった跡地に神社を建てた逸話があります。

Q9は「天狗の社」の異名もある「古峯神社」、Q10「大御心」は共にスルーでした。なお「大御心」は「ありがたく授かる」ものとされていてその大御心を授けられた参拝者は、これを持ち帰り折に触れ詠み返すもの吉凶も関係なければ境内に結んで残すこともない…というものでした。

[チヨマル2◯→+12p、ばいそん1◯→+8p]

結果、チヨマルさんが2◯として逆転で単独トップに立ちトップボーナスの+12pをゲット、ばいそんさんが1◯で2位ボーナスの8点をゲット…ということになりました。私・むろかつとしては…いやあ「出雲大社」は惜しかった(苦笑)。

次回に続きます。ではまた。

 

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埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。