2020/12月例会「第4回ガソダム記念」報告記(その12・たほいや2020編(4))




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2020/12月例会の報告記の12回目になります。12月例会のメイン企画であり毎年恒例の広辞苑を使ったチーム戦企画「たほいや」の報告記の4回目、全5問の中の5問目・最終問題となります。

2020/12月例会「第4回ガソダム記念」報告記(その11・たほいや2020編(3))

2021年1月17日

↑前回はこちらをどうぞ。

残りは1問。そんな状況で各チームの得点はこんな感じでした。

【4問目「けにやった」終了時点】

A:13点(+1)B:10点(±0)C:6点(-2)D:15点(+1)

で、最終問題はこの時点でトップに立っているKavaさん・くうちゃんさん・三好さんのDチームが「親」という次第でした。

実は「たほいや」はどっちかといえば、「親」への得点配分が不利なゲームでしてそのチョイスした単語を他のチームが正解しまくればそれだけ失点もかさんでしまうというゲームでもありました。なので最後の最後になってDチームは「試練」がやってきたということにもなるわけですが…ただし逆に全チーム不正解に追い込むとぶっちぎることもできるので、さてどう「だまくらかす」か…という最終問題になりました。

Q5は「そうけんか」という問題でした。

そしてQ5、Dチームは広辞苑を首っ引きで調べ上げ(?)、ひねり出したお題はこちらでした。

「そうけんか」、でした。

で、こちらも各チームが結構熱心に討議を重ねてるシーンが見受けられまして、

特に現在は最下位には沈んでたものの、佐伯さん・naoさん・ぽちょ兄貴のCチームは、こんな感じでダミーの正解案を出し合ってまして、

で、お互いに話し合ってひとつに決めてました。

しかしおもしろいもんで3人が3人、さして視点がズレてるわけではなくビミョーに似ていてビミョーに違うってのがいいんですね、これ。

…というのは「たほいや」の偽回答に関してはあまりに極端に浮いてると誰もが「ああ、あれは違うな」と判断してしまうので(それこそ「むろかつのボケ回答」のように、ですな(ノД`)シクシク。ただしゲームに慣れ親しんでいる人がいると、あえてそこに正解をぶっこむ「親」というパターンも実はありうるので、ここらへんの駆け引きがしびれるほどおもしろい、という話もあります)。

そしてAチームは首位のDチームとはわずか2点差の13点。ここで一矢報いて一気に逆転勝ちを…という感じでした。で、むろかつは当然のようにAチームだけにさも当然のように(?)に「特攻野郎(以下略)」と(をい)

で、正解および偽回答の選択肢が出揃い、順番を決めて「選択肢の発表」となりました。

Q5:「そうけんか」

1.兵士に贈る歌

2.果実の一種

3.中国の書家

4.モクレン科の落葉高木(らくようこうぼく)

むろかつ:中国の武将

とまあ、なんと3番とむろかつのボケ回答が「中国の、書家・武将」でかぶってしまうという珍事が(苦笑)。

ただし全体的なバランスとしては、実によくできていて「これはうまい。」と司会のむろかつがつぶやき、「子」の各チームの皆さんは「これは難しい…」とため息まじりのひとりごちをつぶやく人が続出した次第でした。

で、しばしのシンキングタイムの末に各チームが出したボードは、

DチームとBチームが3番、Aチームが4番…で、いずれも賭けられる最多の3点をぶっこんできました(笑)。

そして各チームのチョイスした理由などを聞きましたところ(今回は最下位から順番に聞いてました)、

Cチーム:「3番(×3本)」→実は3人の意見が2-3-4番で分かれたんですけど、2番が花とかではなく「果実」というのがちょっと…と。で、3番と4番ではここまで正解が毎回「人・人」で来てるんでここで迷った結果、3番(=つまりまた「人名」が正解ではないか)を…と(佐伯氏)。

Bチーム:「3番(×3本)」→2番だと大雑把すぎるんでまず最初に除外しました。そして残る1-3-4番の中では、漢字を当てはめてみると一番これがしっくり来たので3番を選びました(ハマクドーさん)

Aチーム:「4番(×3本)」→1-2-3番がいずれもあっさりしすぎていて、そして4番も「モクレン科」というのがちょっと気になったんですが、とりあえず4番で…と(おぐのり氏)

とのことでした。

ちなみにむろかつがこのボケ回答を思いついた理由は「なんか、そうけんかさんって中国人がいそう。チョー・ヨンピルみたいな・まああの人は韓国人なんすけど」でした。と同時に「まさか3番と中国でかぶるとは」…と(^_^;)

Dチーム、本当にお見事でした!!

そして正解は…実はこれでした。

Q5:「そうけんか」

1.兵士に贈る歌→Cチーム

2.果実の一種→広辞苑

3.中国の書家→Aチーム(Bチーム、Cチーム)

4.モクレン科の落葉高木(らくようこうぼく)→Bチーム(Aチーム)

むろかつ:中国の武将

なんと正解は「果実の一種」でして、「子」の全チームが驚愕する次第でした。

…で、調べたらこちらは「双懸果」という漢字を充てるんだそうで、「二枚の心皮からできた、二室の子房からなる果実」のことを指して、著名なものとしてはニンジンやアシタバなどがそれに当たるんだそうです。いやー、まさに圧巻な感じでした。

どっちかというと、しれっとした表情で話すKavaさんと三好さんに、やはり淡々と選択肢を読み上げたくうちゃんさんのチームワークが抜群、でした(笑)

「いやー、やられたなあ」と苦笑いするCチームの皆さんでした。

その結果、

【5問目(オーラス)「そうけんか」終了時点】

A:14点(+1)B:8点(-2)C:1点(-5)D:21点(+6)

となりまして、最後に「親」として全チームを誤答に追い込み+6点を積み上げての21点、という圧勝劇となりました。おめでとうございます(笑)

そして2Rも1R同様、福生の西友で見つけて買ってきたロッテの板チョコを贈呈されました(笑)

で、年間ポイントレース的にはこちらの「たほいや」は竜王戦でチーム全員がタイトルホルダーになるのですが、実は前期の第16期が2020/11月例会の「近似値Live2020秋」を優勝して正規竜王位を保有してるのがなんと三好さんだった事が判明し、三好さんが正規竜王でV2達成、Kavaさんとくうちゃんさんが暫定竜王位に…という事になりました。ま、正規竜王と暫定竜王の違いは「休場した際に3回まで休みがつくか否か」の違いだけなのですけどね。

ちなみに三好さんは竜王位は4期目(うち3期がLinerさんの「近似値Live2020」だったのはやはり凄まじい…)、Kavaさんは2期目、くうちゃんさんは初めての竜王位獲得でした。本当におめでとうございます。そして奇しくも1Rの「かぶってイーヨ!」(棋聖戦)をひっさつ会長が、2Rの「たほいや」を三好さんが、という「ひよしコンビ」がそれぞれ2ヶ月連続で企画制覇を果たすという珍事が(?)発生して皆びっくりな中、3Rの早押しクイズの名人戦・順位戦に入っていく次第でした。

次回に続きます。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。