こんにちわ、2月例会の報告記の27回目となります。最終企画の「第9期玉座戦」の本戦の詳細編(というかむろかつ版)の最終回となります。最後の最後、Q70時点でトップに立っているのは果たして誰なんでしょうか?
基本ルールなどはこちらをどうぞ。
↑基本ルールはこちらをどうぞ。
↑前回(9回目/本選編第3回)の記事はこちらをどうぞ。
やはりお互いの潰しあい、更にスルー・誤答による問題消化でじわりじわりと各人の首を真綿で締めるような様相を呈してきました。今回は最後のQ53-70のあたりをお送りします。
そしてここでもひよしコンビのデットヒートが(苦笑)
前のQ52では野球問題で三好さんが非常に惜しい誤答をして、続いても野球問題に。
Q53「2019年シーズン前現在では、唯一の選手兼任監督として三冠王を獲得した/アメリカの元プロ野球選手で、「ラジャ」の愛称で呼ばれ”史上最高の二塁手”と称されるのは誰?→ロジャー・ホーンズビー」
押したのはわんさん…だったが、「野村克也」と答えてブザー。確かに押した直後に「アメリカの」という問題で「あー」と(苦笑)。ちなみにこのボンスビー選手が三冠王を達成したのは1925年でタイ・カッブ以来の2年連続打率4割超という凄まじい記録だったのと、ノムさんが昭和39年(1964年)にパ・リーグの三冠王を獲得した時点ではまだ監督ではなかった(名将・鶴岡一人監督から蔭山和夫新監督に禅定するもその陰山氏が突然「急逝」して、鶴岡監督が復帰したのがこの翌年の1965年でした)時代でした。
続いても野球。
Q54「2002年のドラフト会議で横浜ベイスターズから11巡目に指名を受け入団、2007年シーズン終了後、小山田保裕との交換トレードで岸本秀樹と共に広島東洋カープに移籍、2015年シーズン終了後海外フリーエージェント権を行使するも移籍先が決まらず2016年春季キャンプに埼玉西武ライオンズのテスト生として参加し後に入団2017年シーズン終了後戦力外通告を受け退団後にクリケット選手に転向したのは誰?→木村昇吾」
こちらはスルー。西武ファンのケーニヒさんは下の名前がわかんなかったようで、一方で「押したいです」と誤答お休みで回答権がなかったわんさんだけがわかった模様。これは惜しい、惜しすぎる。
そしてまたまた野球問題となりまして、
Q55「1961年日本野球機構と社会人野球協会との協定が締結されない間に中日ドラゴンズが/日本生命の選手と契約し、その後社会人野球協会がプロ野球界との関係断絶に発展した騒動を中日が契約した選手の名前から何という?→柳川事件」
意外にもここで一斉にガッと押されるシーンとなり、回答権を取ったのは…なんと三好さん!!「柳川事件」と正解し、これでお悔やみ(1)・芸能(2)・会社(2)と続いて野球も制覇し4ジャンル目。ひっさつさんに追いつく事態に。いやーさすがひよしコンビ、3Rでは三好→ひっさつで壮絶な足の引っ張り合いを見せてた上に、4Rではただじゃ首位独走を逃さねえ(失笑)。
なお、この柳川事件の影響で、これまでプロ退団後にアマチュア復帰が認められてたのが完全に断絶されることになり、結果、この後に設置されたドラフト会議で指名された(プロで活躍する自信がいまいちなく、将来はアマチュアの指導者を目指していた)アマチュアの有望選手がことごとく拒否をする例も見られ、プロ・アマの雪解けは1990年代まで待つことになります。
そしてこの問題で野球問題が「終了」という事に。で、気づけばわんさん、10問4問正解でえらい大独占状態でした(^_^;)
そしてちょっと悩んだ挙げ句、三好さんは「声優」を指定してました。
Q56「アニメ「リアルバウトハイスクール」「スパイラル‐推理の絆‐」では音響監督を、「tactics」「うえきの法則」ではアフレコ監督を務めた声優で、「魔法の天使クリィミーマミ」の立花慎吾、「夏目友人帳」シリーズのニャンコ先/生、「美味しんぼ」の山岡士郎などで知られるのは誰?→井上和彦」
「ニャンコ先生」でちょいとガッと押し合いになり、ランプをつけたのはKavaさんで「井上和彦」で正解。その後、「美味しんぼの山岡士郎」まで聞いて(最近の)アニメに極めて疎いむろかつとか更に「あー」と(苦笑)。これでKavaさん、「芸能」に続いて(ただし「芸能」だけで3ポイント取ってます(笑))2ジャンル目を制覇し、「お悔やみ」を指定。
Q57「2019年1月12日に亡くなった哲学者で、スーパー歌舞伎の「ヤマトタケル」/「オグリ小栗判官」の脚本を書いたことでも知られ、第13代の日本ペンクラブ会長を務めたのは誰?→梅原猛」
意外に早いポイントで押したのは…なんと三好さん。さきほど首位タイに立って勢いが出てきたか…ところが押したはいいが「すーぱーかぶきのぉー」とひとりごちしつつも、答えにちょっと迷う状態になりつつも「梅原猛」と答えて正解チャイムが。
これでジャンル数は増えなかったがお悔やみも+2となり更に勢いが感じられるように。で、三好さん、改めて単独首位にたつべく未獲得の「声優」を再指定することに。
Q58「19歳当時、ロンドンブーツ1号2号の田村淳とはイタリアンレストランのアルバイト仲間だった…というエピソードがある声優で、「それいけ!アンパンマン」のクレヨンマンで声優デビュー、アニメ「スーパーロボット大戦OG」シリーズのスレイ・プレスティ、「それいけ!アンパンマン」のクリームパンダ、「新世紀エヴァンゲリオン」の伊吹マヤ役/などで知られるのは誰?→長沢美樹」
で、最後の最後に押したのは…さきほどと同じくKavaさん。「長沢美樹」で正解し再び三好さんの壁になってました(苦笑)。
そしてKavaさんは先程と同じく「お悔やみ」を指定。…ここらへんのジャンル獲得の意図が見えてきてなかなかおもしろい状況になってきました。
「ビートルズは俺に任せろ」とひっさつ会長が(笑)
Q59「2016年3月8日に亡くなったイギリスの音楽プロデューサーで、ザ・ビートルズのほぼ全作品のプロデューサーを/務めたことから「5人目のビートルズ」とも称されたのは誰?→ジョージ・マーティン」
「ザ・ビートルズのプロデューサーを」のくだりでポンと押したのは洋楽邦楽なんでもござれ、特にビートルズを語らせたらどえらく長い…でおなじみの(?)ひっさつ会長。「ジョージ・マーティン」で正解し、20年ぐらい前にひっさつ会長に教えてもらってビートルズを聞き始めてはまってたむろかつは押された瞬間に「あ、やられた」と顔をしかめて苦笑い、でした。
…で会長、この「お悔やみ」で5ジャンル数に到達し再び単独首位に。そして奇しくもこれで「お悔やみ」問題が終了し、会長は未制覇の「会社」を指定。いよいよ60問目に入ることに。
Q60「その会社名の由来は、「サイエンス&ソサエティ」の略である因幡の白兎がモデルとなったマスコットキャ/ラクターのピョンちゃんで知られる製薬会社は何?→エスエス製薬」
押したのはKavaさん。「西松屋」と答えてブザー(確かにあそこもうさぎのマークでお馴染みですな)。なお、むろかつ的には故郷の成田にエスエス製薬の成田工場があり、京成電鉄・JR成田線のどちらで帰省しても必ず京成・JRの両方の成田駅(駅舎は別々ですが、通りを挟んでほぼ対面に駅があります)手前にその大工場が見えてこれを見て「あー、帰ってきたなあ」と思うような(以下略)。
で、再び「会社」問題に。
Q61「1980年に日本初のパズル専門雑誌を出版/、1983年に正式に設立した出版社で、その名前はアイリッシュ2000ギニー優勝馬の名前に由来し、ペンシルパズルや数独などの名称について商標登録しているのは何→ニコリ」
どえらい早いポイントで押したのはわんさん。「ニコリ」を正解し野球(4)・食品(2)に続いて「会社」で3ジャンル目制覇で3位タイに。そして「芸能」を指定すると、
Q62「アリアなどの旋律的な曲の間や前に置かれることが多い、オペラ、オラトリオ、カンタータなどの中に置かれる独唱で用いられる歌唱形式の一つで、日本語では叙唱、朗唱と訳されることがあるのは何?/→レチタティーヴォ」
問題が読み切られてからポンと押した…のはひっさつ会長。「レチタティーヴォ」を正解。どうも中学だったか高校だったかの頃に合唱部に入ってたという話を聞いたことがあるんですが会長(汗)。ただ「芸能」は既に制しておりジャンル数は増えず、おまけにこれで「芸能」の問題が終了ということで、さきほど同様、未制覇の「会社」を指名してました。
Q63「日本で初めてマロングラッセを販売したことでも知られ、モロゾフとともに神戸市に本社を置く製菓会社で、東京ディズニーランド及び東京ディズニーシーのオフィシャルスポンサーをつとめているのは何?/→ユーハイム」
誰も押さずスルー直前にむろかつがポンとボタンを押し、「ユーハイム?」と自信なさげに答えるとこれが正解チャイム。そしてこれが野球(1)・お悔やみ(2)・芸能(1)に続いて4ジャンル目の制覇で、単独2位だった三好さんジャンル数だけではここで追いついた(苦笑)。ま、むろかつの奥さんは「甘いものは別腹」みたいなタイトルのブログをやってるぐらいだし(以下略)
で、むろかつは指名しようとしたら、
「え、もう残りジャンルは会社と声優しかないの?」と気づいて、「声優」を指定。もちろん大の苦手ジャンルだし、Kavaさんという壁になる強豪はいるしで(^_^;)
Q64「2018年10月17日脳梗塞により急死した声優で、妻に声優の渡辺久美子がおり/、アニメ「学園BASARA」の浅井長政が遺作となったアニメ「犬夜叉」の弥勒、「無責任艦長タイラー」のジャスティス・ウエキ・タイラー、劇場版アニメ「機動戦士ガンダムF91」のシーブック・アノーなどで知られるのは誰?→辻谷耕史」
そして予想通り(?)というか、押したのはやっぱりKavaさんで「辻谷耕史」で正解。いやー奥様(やはり声優さん)の名前で押して正解するとは…完全にむろかつ・三好の壁になってるなあ(笑)。そしてKavaさんは「会社」を指定。
Q65「戦前、浅草に設立された講談芸能社を前身とする、ニッチェ、ナイツ、出川/哲朗、ウッチャンナンチャンなどが所属している芸能事務所は何?→マセキ芸能社」
押したのはわんさん。「マセキ芸能社」を正解しジャンル数は増えないが「会社」2回目の正解。そしてここでハマクドーさんから一言。「残りは声優「のみ」です」と(大汗)
ラスト5問。いよいよジャンルは「声優」だけになっちまいまして。
よって以下は全て「声優」の問題ということに。5連続か…。
Q66「アメリカ人と日本人のハーフである声優で、アニメ「NARUTO‐ナルト‐疾風伝」でアカデミーの生徒役でデビュー、「さばげぶっ!」の経堂摩耶「競女!!!!!!!!」の神奈のぞみ、「ハイスクール・フリート」の宗谷ましろをなどの役で知られるのは誰?→Lynn(リン)」
こちらはスルー。
Q67「夫は同じく声優の上田燿司、芸能人としては当初はテレビレポーターなどの顔出しの仕事が多かった声優で、アニメ「覇王大系リューナイト」のカッツェ、「戦國無双」のくのいち、「クイズマジックアカデミー」シリーズのマラリヤ役で知られるのは誰?→永島由子」
最後の最後、時間切れの直後にKavaさんが押したが回答権は認められず。もっともKavaさんは全然違う声優さんの名前を挙げてたのでこれはラッキーということになる…んでしょうな、ええ(苦笑)
Q68「元女子プロレスラーという経歴を持つ声優で、アニメ「カードファイト!!ヴァンガードG」シリーズの2代目安城トコハ、「BanG Dream!」(バンドリ)シリーズの湊友希那(みなとゆきな)、「少女☆歌劇レヴュースタァライト‐Re LIVE」の西篠クロディーヌなどの声で知られるのは誰?→相羽あいな」
わんさんが押すも「木村響子(←と思われる)」でブザー。なおこの人も元プロレスラーで、この例会の3ヶ月後の5月23日に急逝した女子プロレスラーの木村花選手(「テラスハウス」出演でSNSに物凄い誹謗中傷を受け自ら命を断った…ことで、一時期ニュースで大きな話題にもなってました)のお母上にあたるそうです。
Q69「TBSラジオのサウンドステッカーの作詞作曲編曲歌を担当した経歴のある声優でアニメ「じょしらく」の波浪亭木胡桃(はろうていきぐるみ)、「のんのんびより」シリーズの宮内れんげ、ソーシャルゲーム「アイドルマスターミリオンライブ!」シリーズ、天空橋朋/花などを演じたことでも知られるのは誰?→小岩井ことり」
押したのはひっさつ会長。ここ数年めちゃくちゃマイブームだという(?)「アイドルマスターミリオンライブ!」シリーズ…の名称が出てからが早かったもんで「小岩井ことり」で正解し、これで声優は今日2ポイント目。
そして最終Q70はこんな問題でした。
Q70「アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」1、2作目の主題歌を歌い/、NHK教育テレビの「ばくさんのかばん」ではばくさんとして出演した声優で、アルフレッド・ヒッチコックの吹き替えやTVドラマ版「名探偵ポアロ」のエルキュール・ポアロの吹き替えで知られるのは誰?→熊倉一雄」
最後の問題、とんでもないポイントで押したのはKavaさん。「熊倉一雄」で正解チャイムが鳴り響き、これでKavaさん声優問題だけで4ポイントを獲得し、やはり「ジャンル別クイズの壁」となっていたのでありました(笑)
最終結果はこんな感じでした。
そして最終的にはこんな感じに。
【最終結果】
1位:ひっさつ/戦国時代(3)・声優(2)・芸能(2)・野球(1)・お悔やみ(1)[5ジャンル制覇/+9]
2位:三好誤服店/お悔やみ(2)・芸能(2)・会社(2)・野球(1)[4ジャンル制覇/+7]
3位:むろかつ/お悔やみ(2)・野球(1)・芸能(1)・会社(1)[4ジャンル制覇/+6]
4位:わん/野球(4)・食品(2)・会社(7)[3ジャンル制覇/+7]
5位:Kava/声優(4)・芸能(3)[2ジャンル制覇/+7]
6位:山田はまち/食品(2)・会社(1)[2ジャンル制覇/+3]
7位:磯部/お悔やみ(1)・芸能(1)[2ジャンル制覇/+2]
8位:ケーニヒ/会社(1)[1ジャンル制覇/+1]
ということで、ひよしコンビがなんと1-2フィニッシュ、むろかつも含めれば「バカ1-2-3フィニッシュ」という岩Q槻ではほぼ初めてと思われる珍事(?)な結果となってました。いやー、さすがひよしコンビ、本当に仲が良いなあ(苦笑)。
↑ま、「予選」の時も仲良く(?)隣どおしに座ってましたし(失笑)
こんな感じで2020/02月例会は終了したのでした。しかしまー、この後、まさか3月の通常のお休みを挟んで、4-5-6-7月と新型コロナ禍の影響で例会が中止になるとはねえ…。
あとがき
一応、2020年2月例会のむろかつ版の「詳細編」はこれが最終回となります。次回からはmixi日記に既にアップされていてる、ハマクドーさんのこの「第9期玉座戦」の報告記を「おさらい編(?)」として掲載させていただきます。ま、むろかつはVTRを視ながら耳で問題文を聞いて検索して調べて…で文章を書いたので、実際のハマクドーさんの問題はこうだったんだ、みたいなビミョーな違いなどをお楽しみいただければ幸いです。
こちらは既に記事としてはアップされているものなので一気に短期連載のような形で更新できると思います。いやー、ついに1回の定例会の報告記が30回超えとなるとは。これほどみっちりと書いた定例会もたぶん今後はないんじゃないかなーと思いますです。
以上です。ではまた。
(Text by むろかつ(番頭役))
↑この企画の「ウイニング・アンサー」になります(笑)
▼クリック頂けると励みになります!