こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。例会報告記の合間にたまーに更新される【雑記】の記事です(^_^;)。今回は自宅の断捨離の一環で長く庭の奥の物置にあった息子の座位保持装置を粗大ごみとして回収してもらったりした話などを…。
うちの息子は「座位保持装置」というものを学校と自宅で使ってまして…。
うちは今年小学校6年になる息子が先天的な発達障害がありまして、現在、隣町にある都立の小中高一貫の特別支援学校に通ってます。基本的には通学時は車椅子(近所の大きな公園の前に通学バスが来てそこから乗って40分ぐらいかけて通ってます)なんですが、授業や給食タイムでは木製の車椅子の「座位保持装置」というのを使っています。
そうすると車椅子もそうですが座位保持装置なんかも、やはり子供は成長していくと体格が一気に大きくなるので何年か一度に定期的に大きなサイズのそれを新調することになります。その際には通っている学校の隣に療育支援センターがありまして(幼稚園・保育園の代わりにそこの母子クラスに3年間通ってました)、今も隔週で月2回、理学療法と作業療法のリハビリを受けてるんですが「装具診(そうぐしん)」という理学療法士の先生とそこの整形外科のお医者さんの診察を受けて、車椅子などのメーカーさんのオーダーメイドで作ってもらっています。そのサイズ合わせとか微調整で結構完成・引取まで時間がかかるのは言うまでもありません。
で、うちの息子の場合は、車椅子、学校で使う座位保持装置、学校等で使う脚と胸につけるコルセット、更に障害児用のチャイルドシート「カーシート」を何年か一度の割合で作り直してもらったり、購入したり…の繰り返しでもあります。一口に障害児と言っても本当に(うちの息子と同じ学校に通ってる子たちのそれぞれを見てる感じでも)その原因や症状は千差万別で、基本的にはオーダーメイドな事が多いです。よっていささか公的な補助も必要になりますので(あとはそれなりの公的扶助もあり、それぞれの「現況届」を出しに行くこともあります)、時折、地元の市役所の障がい福祉課にも行ってましていささか顔なじみになってしまったのはなんともはや、だったりしますです(苦笑)。
そんな中、車椅子は現在のが3代目(前述した幼稚園の代わりに通ってた母子クラスの時に初代を作ってもらいまして、今の3代目は4年生の春に作ってもらいました)、学校で使う座位保持装置は「4代目」になります。座位保持装置は学校がメインなので学校で使っているのを新調したタイミングで使い古した先代のを自宅に持って帰って、それを我が家の食事の時に息子が使っています。
↑今年の2月に座位保持装置の4代目が新調されまして、後ろの3代目が我が家に来ました。なお3-4代目の色は大の巨人ファンの妻の選んだオレンジとブラックのジャイアンツカラーです(苦笑)。
ただ座位保持装置、特に車輪の部分が結構重いんですね。これらを運ぶのも結構一苦労でして、
我が家の愛車(これで岩槻の例会にも行ってるわけですが)は、日産のセレナというワンボックスカーを福祉車両に改良した中古車で、後部にこういうリモコンで動く「リフター」がついてます。息子はまだ小さいので抱っこして運転席後ろのカーシートのとこに座らせてるんですが、
↑たぶんあと数年来で、中学生か高校生になった頃には体格(特に体重)が大きくなってこのように車椅子ごと載せるようになると思います。余談としてはこちらは息子が小学校入学と同時に買い替えた2020年4月(この頃は新型コロナ禍の緊急事態宣言で実に大変でした…結局、息子の入学式も中止となり初通学は6月まで延びましたので)に我が家にセレナが来た時のが画像でして、この車椅子は3年生の終わりまで使ってた2代目でした。
で、息子は週3で学校から放課後等デイサービスに送迎されるので、そのタイミングを見計らって学校で使い古した座位保持装置をこのリフターに載せて自宅まで運んできました。そうするとリビングにある今まで使ってた座位保持装置はお役御免となりますので、この10ヶ月ほどは屋根なしガレージの奥にある物置に入れておきました。
※ちなみに車椅子の方は地元のNPO団体で「ちゃんと洗ったりした後に、海外の障害者の方々に車椅子を寄付する」ことをされている方々がいて、これまで先々代(すぐ上の写真に映っている緑色の車椅子です)と先代の車椅子を寄付させてもらいましたが、座位保持装置は「外国では靴を脱ぐ習慣がなく、車椅子で全ての用が足りてしまう」ことからニーズが全くなく引き取ってもらえなかったため、後述しますが粗大ごみとして処分するしか無い、という事情もあります。
きっかけは物置が先代の座位保持装置とカーシートできつくなったので…。
そしたらつい最近になって、車で使っていた障害児用チャイルドシートの「カーシート」もサイズが小さくなってしまいこちらもリニューアルすることになりました。
↑引き取りの日に最後の試し座りを。さすがに小学校高学年になって平均身長に比べるとまだまだ幾分小さいとはいえ、手足が伸びてきました。
↑で、息子がリハビリの続きをやってもらってる間に、私は駐車場に戻って車の運転席の真後ろの席にカーシートを取り付けてました。
そうなると当然のことながら(?)、先代のカーシートも取り外してどこかに片付ける必要があるわけで、さきほどお役御免になった座位保持装置と同じ物置にひとまず仕舞っておくことになったのですが、そうなると庭掃除を時折している妻が道具が取りづらくてかなわない…と、
↑物置の中に入ってるカーシート。奥の方にいろんな庭いじり用の器具があります(大汗)。
これがきっかけで座位保持装置やカーシート等を粗大ごみに出すことになったのでした。
今回は「車で持ち込み」ではなく「自宅に回収してもらう」ことにしました。
私が住んでいる東京都福生市は粗大ごみに関しては「予約をした上で、回収費用分の指定されたシールを購入して、指定日の朝8時半までに自宅前などに出す」か「車がある場合は予約をした上で、地元の粗大ごみセンターみたいなとこに持参する」の二択になっています。もともと我が家は妻の両親と同居してまして、妻の両親はそれぞれ2016年(義母)、2021年(義父)に亡くなったのですが、晩年は両方とも介護対象になったり…といろいろとありまして、粗大ごみを取り扱うリサイクルセンターに車で持ち込んだことも、処理券のシールを購入して回収してもらったことも何度かありました。
ちなみに車で持ち込む際には、受付の前が大きな体重計みたいな機械に車ごと乗っかって、粗大ごみを載せた状態で重さを測り粗大ごみを所定の場所に捨てた後にまた戻ってきてその重さの差で金額が決まるというシステムになってまして、10キロあたり400円ぐらいだった記憶があります(ただし数十キロか100キロ前後になることもざらでした。大概はうちの妻が「これもある」「あれもある」と自宅のいろんなとこに仕舞ってあったものを車の後ろに積んでしまうので、私が想定してた3倍4倍超によくなります…(苦笑))。とにかく妻の両親は共に戦前生まれでモノがない時代を過ごしてただけに「買ったはいいが、逆にモノが捨てられない」人たちだったので、妻の両親がそれぞれ亡くなった後に「断捨離」を兼ねて何度も粗大ゴミを持ち込んだり、をしてましたねえ。
で、今回は4つほど大きな粗大ごみがありまして、さてどうしよう…と考えたり調べたりした結果、最近になって市の粗大ごみの回収等の予約が電話だけでなくインターネットでもできるようになりまして「じゃあ回収でお願いしよう」と決めた次第でした。
まず最初に申し込んだのは、


やはりこの話の冒頭に出てきたこの「座位保持装置」でした。こちらはインターネットではなく従来の方法でもある電話でリサイクルセンターに予約の申し込みをしました。そして料金は700円とのことでしたが、息子の身障者手帳等を使うと減免される制度もありまして、市役所2階のごみ総合受付センターに赴いて減免手続きをしてきました。


↑で、この市役所で減免手続きしていただいてきた「廃棄物処理券」を回収してもらうブツのとこに見えるように貼って予約した木曜日の朝に家の前に出しました。
更に残り3つの粗大ごみも来週月曜日の朝に回収の予約が取れました。本当は座位保持装置の回収日と同日が良かったんですが、間一髪で木曜日の残り枠が0になってしまったので…。



↑それが先程出てきた先代のカーシートと、


↑以前使ってたけど、寸法的に大きすぎて粗大ごみになってしまうのでゴミの日に出せなかった玄関マットと、


↑妻の父が認知症になる前に、近所に畑を借りて農作業をしてた頃に堆肥用の「コンポスト」という大きな器。これらをネットから回収予約しまして、それぞれ200円とのことで、一番自宅から近いコンビニで廃棄物処理券を取り扱ってるのを知ってたでそこで200円券を3枚購入してきました。
そしてこれを回収してもらう際には、大まかな縦横幅の寸法を調べて電話で伝えたり、ネット申し込みの際にはそのブツをスマホ等で撮影した画像を添付する必要もありまして、メジャーを持ってそれらを調べたのですが、「そういえばこの機能が使えるんだな」と試しにやってみたのが、


iPhoneのメモアプリで、マイク(下部の赤い枠のとこ)のボタンを押して「50、67、41、チャイルドシート」とスマホの方につぶやいたらほとんど誤字脱字もなくその寸法を記入できました。ついでに書くと「テーブル」は座位保持装置のテーブルを指してます。縦横65センチ、幅は1センチぐらいでした。
で、こちらの3つは来週月曜日に回収してもらうことになりまして、更に昨日の朝、座位保持装置は無事に回収するトラックに載せられてドナドナされていきました。これをベランダかこっそり見てまして「あーとりあえずよかったよかった」…と思ってたら、
「あのー、古くなった布団一式とか、あたしが昔使ってた旅行用トランクが出てきたんだけど」
と1階和室(前は義理の両親の寝室でしたが、今は妻が息子と(介護ベッドを使って。そこに妻はニトリで購入した折りたたみベッドを隣にぴたっと付けて)と寝てます)の押し入れとか、2階の部屋のロフト(屋根裏部屋)の物置等を妻が「念の為」いろいろと確認してたら、この10数年で随分片付けた…と思いきや、まだまだ粗大ごみになりそうなブツが出てきまして、まあ結局は12月に入ったあたりに今度は車で粗大ごみを持ち込むことが決定してしまいました(ノД`)シクシク。
それでも10数年前に妻の両親がほぼ同時に介護対象になってしまった頃に比べたら、古すぎる家具などの粗大ごみや不要なブツは9割は片付いたと思います。もっともここでは私は自分の私物を処分するか、出てきた粗大ごみの申込みや持参しかできず、妻から言わせれば「あなたに任せてると、本当に必要なものもパッパッパと捨てようとするから」なので、妻がひとりで時間を書けてゆっくり整理したり処分しています。しかしその「残り1割」が自宅の意外なとこからひょっこり出てくるもんだからこれがなかなか難しいものでして(失笑)。
そして近い将来、今は抱っこして自宅まで運んでますが、息子の成長とともにそれが確実にできなくなる日が来ると思われるため玄関から車の屋根なしガレージの間のバリアフリー化もたぶん必要になると思われるので、まあとりあえずそれまでにはなんとかできるよう妻ともども頑張りたいです、はい(^_^;)。
つらつらと雑記でした。それではまた。
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