こんにちわ、番頭役のむろかつです。前回に引き続きまして2022/06月例会「MJCC2022」の報告記をお送りしています。第8回目は3Rのむろかつ企画…の前に、前回の記事で本編との文字数との兼ね合いで書けなかった「解説と補足と余談編」を1回分まるごと使ってお送りいたしますです。
↑前回はこちら。
今回の超久々の「ノンタイトル戦でのチーム戦」でした。
いつもだと企画ごとの最後の回のとこに「解説と補足と余談など」というコーナーを置いて私がつらつらとコラム的に書くことが恒例なのですが、前回の記事は「本編」を書き終えた時点で、
文字数が4235文字にも達していて「うーん、ここから解説やらを書くと8000文字を超えてしまうではないか」と思いまして断念した次第でした。でまあ、改めて3Rとの合間に1回分、ちょっとしたブレイクを置きつつ、解説と補足記事でも書こうかなと思ったわけです、はい。
さて今回の企画は2Rの企画がずっと決まっておらず、「もしかしたらKavaさんが出席エントリーと共におもしろそうなゲームを持ってきてくれるかもしれないし、そうでなければストックしている昔の軽めの企画でもやろうかなあ」と薄ぼんやりと考えておりました。
で、基本的にはこちらからは出席を間接的に強要するニュアンスにも取られがちなので「出欠席をさだかにしてない人に事前に企画オファーはしない」方針(※)でやっているのですが、幸いなことに今回の例会、Kavaさんが出席エントリーされた際に、「他に企画を希望される方がいたら、私の企画は優先度低めで大丈夫です。」というフォローまでしていただいて企画オファーをいただきまして、私は「いえいえ、是非よろしくおねがいします(笑)。2Rを開けときますんでぜひぜひ(^_^;)」と、「さすがKavaさん、そこらへんはよくわかっていらっしゃるわ。まさに「我が意を得たり」ですな」と、内心大喜びでした。
※ちなみに私(むろかつ)と、ひっさつ会長、ハマクドーさん、そして副会長の三好さんは「最初のエントリー表作成の時点で出席前提で、もし欠席の際に連絡すればOK」という次第で、たまにハマさんとひっさつ会長には軽く企画オファーをすることはあります。もっとも出席を強要はしておりませんので念の為。
しかし2チーム対抗戦ってのが良かったですね。以前も書きましたが基本的には岩Q槻タイトル戦の兼ね合いで「××戦」という棋戦が絡むことが非常に多い(というか殆どの企画がそうでもあります)んですが、例外として8月の精霊流しステークス(ハマクドーさんの終日企画)は優勝してもタイトル獲得にはしておらず、更にごくごくたまーにチーム戦のノンタイトル戦(全参加者を半分に分けて、半分のチームが勝ち・負けという企画)も行われております。
その「前回」は2018年6月に開催された「カーリングクイズ」という企画で、こちらは例会常連メンバーの佐伯明日叶さんがソーダライトという都内のクイズスペースのイベントに参加した際に開催された企画を、元ネタ(アメリカ横断ウルトラクイズの優勝者の長戸勇人さんだったような記憶がありますが…)の方のご了承を得て、岩Q槻でも開催された…という以来の、約4年ぶりのチーム戦およびノンタイトル戦企画でもありました。
ついでに書くと佐伯さん、最近はプロの雀士のテストに合格されてそちらの活動が実にご多忙なようでなかなか岩Q槻には参加できないらしいんですが、この企画の報告記の際に感想ツイートも書いてくださいまして、
某所から、拝借して企画した、
カーリングクイズ5年も前なのか。団体戦のネタはあるけどなぁ。。
(先ずは麻雀の戦績を上げないとなぁ。(´;ω;`)) https://t.co/yp6XqP0ko0— 鈴木直樹 RMU (@SuzukiNaoki_RMU) June 13, 2022
↑こちらはご本名でのツイートです。そして私自身、少し前に「あー、佐伯さんってそんなご本名だったんだ」と軽く驚いたのはここだけの話(^_^;)
「あえて」緩く遊びつつ、「各人のよいとこ探し」をしつつ(笑)
さて企画本編に入りますが、今回は何がすごかったっていえばやはり、
このKavaさんのスマホを使って、ゲームのアプリから「ヒントを出す人だけは答えが見える(=リーダーだけには見えない)」というこのシステムでしたねえ。まあそんだけ便利な文明の利器があっても、そもそもカメラ撮影に没頭してたために説明をろくに聞いておらず使い方を知らんでカード見てヒント出しちゃった私(むろかつ)とか、使い方はわかってたにも関わらず隣のカードと間違えちゃったキヨミさん…とかのハプニング的なポカもあったんですが、それはまさに「ご愛嬌」って事で(←少なくてもこれを書いているお前は反省しろ(号泣))
で、基本的には岩Q槻のサークルを立ち上げた際には、こういうチーム戦的な企画は決して多くはないんですがそれでも「なくはない」ので(「たほいや」のような2-4人で1チームの企画はたびたびやっております。こちらは竜王戦のタイトル戦で優勝したら全員タイトルホルダーにして、その次は早い時期に優勝者が1人になる「統一戦」のような個人企画を持ってくるのが慣例になっております(笑))、一応、岩Q槻立ち上げ時からは、そのようなチーム戦をやれるように、以下のこのようなコンセプトは設けさせてもらっています。
・勝ち負けにあまり熱くならないこと。
・自分以外の全員を一応リスペクトして接すること。
・勝負をかけすぎて対戦相手等に圧迫するようなヤジなどはかけないこと。
・ミスしたプレイヤーに関しては温かい目で見守ってうまくフォローすること。
これらは基本的には完全に「個人戦」でもあてはまるんですけどね。で、そこらへんはもともとよくわかっているメンバーばかりで、約5年ほどやっていて「それができなかった」人たちもごくごくたまに拝見してましたが、現状、おおむね問題・トラブルもなく例会自体は進行・推移しております。
そこらへんをKavaさんがツイートされてまして、
キヨミさんのお茶目さんなプレイも
皆さんドンマイと言ってくれる。
岩Q槻、あったけぇ— KAVA@マーリンLV1のままでFGO進めるマン (@fumitaka359) June 19, 2022
と。まあ基本的には「こういう企画がそもそも苦手」という方もいらっしゃいますし、私も含めて「結構天然でポカをやりぎみ」という人も何人もいますし…で、いずれにしても「誰かのミスを責めて、その例会の雰囲気・空気を悪くしてしまう」のが一番のナンセンスな話ですからね。そして「ポカ」に関しては岩Q槻としては「一服の清涼剤」であり「その分、大きなファインプレーをする事もある」という見方もしてまして、逆にポカもやるという事は「時折、誰もが予想だにしない”ミラクル”もかます事もある」ということも実は表裏一体で「実際にある」のも事実です。
なので仕切る側としては「まあプロ野球選手だって、超一流の打率4割、または3割の選手でも10回打席に立てば、6-7回は失敗してるんだし」と、そんな考えて「とにかく緩くやりましょう。たまのミスやポカもそれも付き物なのだから」というコンセプトおよび例会の進行としては温かい目で見るようにしています。
そして常連メンバーの皆さんともコミュニケーションをしながら「まあまあ、そこはおひとつどうぞよろしく(「おやびん」小松政夫氏風に(←懐かしい(笑)))」と、とかく熱くなりがちなプレイヤーの方にもそこらへんだけはどーにかうまくやっていただけるようにご協力してもらっております。特に岩Q槻の場合は「笑いの神様、またやりやがった」と言わんばかりのおもしろハプニングが実に多いサークルでもありますので、そこで珍妙な「勝利至上主義」者の圧力で萎縮されてしまい平べったい展開と結果しか出なかったら、他のサークルさんは知りませんが、岩Q槻に関してはむしろサークルをやってる意味もなくなって、はっきりいってつまんないし、これでは定例会報告を書く面白さも半減してしまいますからね。いや、ノビノビと楽しまれている皆さんには本当に毎回、感謝しています。
ついでにKavaさんのツイートには続きがあったんですが、
あと、mixiに「ゲームもやるよ」とあるのに、
「クイズをやらないクイズサークルって…。もうクイズサークルじゃないよね?」とかいう人、個人的に🙅— KAVA@マーリンLV1のままでFGO進めるマン (@fumitaka359) June 19, 2022
実際に私自身も岩Q槻以外の、前の所属サークル時代を含めて、いくつかの場所でこんな事を言われたこともありました。まあ前のサークルも、もう辞めて6年(岩Q槻を立ち上げたのは2017年4月でしたが、前のサークルは2016年6月にはもう退会しておりました)たちますし、実は前のサークルの活動状況を私は全く知らないので「たぶん活動してるだろうな(=解散したとは聞いてないし、とも(苦笑))」としか推測はできないのですが…、きっと6年も経過したので参加メンバーもかなり入れ替わって、私が仕切っていた頃、そして今の岩Q槻とは似ても似つかないような会になっているのでしょう。知らんけど。
ただ、これがおもしろいのが「企画はガチ」ってものも結構多くて、例えば磯部さんの「Qさま!」企画とかも某会でもし企画をしたらまた岩Q槻とは全然違った展開・雰囲気になるんだろうなと考えると、まあ「いろいろあってよい」んじゃないでしょうかね。マナーの部分は別にしても。
— 幕張亭ボーリック@むろかつ (@muroktu) June 19, 2022
こんなレスポンス的なツイートをさせていただきました。 基本的には「サークル活動は、創設者のコンセプトを軸に(法規や会場の公共施設のルールを遵守しつつ)やりたいようにやればいいんでは?」というのが私の持論で、ありがたいことに岩Q槻に関してはブログや、はじめましての方に関しては例会前に何度かメールでやりとりするようにしてますので、kavaさんのツイートでおっしゃったとこの「クイズをやらないクイズサークルって…。もうクイズサークルじゃないよね?」という事は言われたことは一度もないですね。むしろ逆に「クイズサークルと銘打って、こんなユルいゲーム企画をやって申し訳ない!!」とか、誰も指摘してないのに先に謝罪モードに入った上で、直後にじゃんけん大会とかババ抜きを平然とやって、「ブログ等を見て参加オファーを出してきたし、事前にあなたにちゃんと説明したでしょう?」って感じで「そういう事は一切言わせない」というタチの悪さたるや(失笑)。
あとは、これは番頭役としてやっていることですが、各企画について、それは現場の企画時でもそうですし、後日のブログの報告記でもそうですが。
「各人のよいとこ探し」
をするようにしています。まあ「よいとこ探し」。かつてのフジテレビ系列の世界名作劇場の「愛少女ポリアンナ物語」でたびたび出てくる「よかった探し」のような話ですが、実際にこの作品にちなんだ(?)「ポリアンナ症候群」という「直面した問題に含まれる微細な良い面だけを見て負の側面から目を逸らすことにより、現実逃避的な自己満足に陥る心的症状」のことをさすものもあるそうですね。
Kavaさんの企画チョイスの良さにも、本当に助けられてます。
まあ幸か不幸か、岩Q槻の場合は「サークル限りでの付き合い」のメンバーがほとんどで、「例会中にケンカしたり、人間関係の対立さえ起きなければそれでいい」というのが最大のコンセプトのひとつでもあったりします。そもそもサークル活動自体が「常日頃な煩雑かつ多忙な日常を忘れて、月1回、日曜日の午後をたっぷりお菓子でも食べながらクイズやゲームで大いに笑って遊んで、また明日からの現実に戻っていく」というものなので「現実逃避?そんなもん当たり前だろ」という立ち位置から始まっているので、それゆえに「各人のよいとこ探し」も勿論していくことになります。
ただし直接、面と向かって褒めるとかそういうのだけではなく(企画でファインプレーした際には拍手したり褒めたりはしますけどね)、「この人はここらへんでキャラクターが活きるのか。だったらうまくアシストして次回はこんな流れに行けるようにちょっと工夫もしてみよう」とか、次回の例会以降への課題とか反省とかも実に前向きにできるのがいいとこだなあ、と勝手に思っております。
そういう意味では「各人の個々のパーソナリティが非常によく出る」というクイズ・ゲーム企画は本当に「ウェルカム」でして、もちろんそのような意味で言っても、Kavaさんのゲーム企画には「決してハズレがない」ってのがすごいなあと思っております。そしてKavaさんの企画は大概が3Rのメイン企画の前の2R目、寄席で言えば最後の真打ち(トリ)の直前出てくる色物芸人さんの「ヒザガワリ」のような感じで行われることが多いんですが、これが実に絶妙で「散々盛り上げて、そして場を温めて次の企画またはメイン企画のクイズ系企画にバトンタッチをしていく」という意味では本当に重宝しておりますね。しかし毎回、ほとんどはゲームが別のもので「リピート系」はほとんどないんですが、あの種類の凄さと、各人を楽しませる手持ちのゲームのチョイスっぷりは本当に凄いなあと常々感心してますです。
一応、岩Q槻では「はじめてのクイズ企画」の方々も“熱烈募集中”で、条件としては「誰かを貶めるような企画ではないこと」と「ダラダラフリバは困るんで、せめて企画想定時間と最終順位の確定はすること」のふたつさえ守ってくれれば、企画枠は早いもの勝ちで取れるようにしております(ただしたまに後日、既に開催が決定している枠として「優先開催枠」が入っている場合はその日程的なご希望にそぐわない事もありますが、できる限り日程調整および盛り上げ役としてアシストさせていただきます)。そういう実にいい意味・方向で「なんだ、こんな企画でもいいのか。ぜひ自分もやってみたい」と思う人がおひとりでも増えるような、フランクなノリのよいサークルで今後ともやっていければと思っております。
最後に2R企画担当してくださったKavaさん、さらに両チームのチームリーダーをつとめられましたひよし両雄、本当にお疲れさまでした。次回からは3Rのメイン企画「王位戦第3期・2段階早押しボードクイズ」の模様を全8-9回ぐらいでお送りいたします。ではまた。
※やはり6000文字を超えてしまいました。前回と分けてよかったー(苦笑)
(Text by むろかつ(番頭役兼笑い屋(をい))
↑このゲーム、「ディズニー版」ってのもあるようです(笑)
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