2022/03月例会「滑稽節杯2022」報告#11「3R:2段階早押しボードクイズ編(その8)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/03月例会の報告記をお送りしています。第11回目は3Rに行われたむろかつ企画「二段階早押しボードクイズ」の8回目をお送りいたします。決勝戦の前半の模様をお送りします。

2022/03月例会「滑稽節杯2022」報告#10「3R:2段階早押しボードクイズ編(その7)」

2022年3月25日

↑前回はこちら。

ここから決勝戦になります。

やっとこ予選3セット終えて、ここから決勝戦となります。決勝は+40で誰かが勝ち抜いた瞬間に終了という形式になりました。で、Q1はここまで「しまむら」「十万石まんじゅう」「大宮氷川神社」と「ご当地問題」が並んでましたが、決勝戦の「ご当地問題」こんなんでした。

Q1:本名は牛房公夫(ごぼう きみお)。コーラス漫談グループ「スリートーンズ」にも解散直前にほんの一時期所属していたこともある歌手およびタレントで、本人は岡山県出身・東京都中野区在住/という事で同地には全くご縁はなかったのだが、昭和55年の年末にコミックソング「なぜか埼玉」を自主制作でつくり、これがじわりじわりとヒットしたことから現在の芸名となったご当地的なローカルタレントは誰でしょう?

押したのはひっさつ会長。ここまで押すも全くランプがつかなかった会長が先制の一撃を加えることができるのか?一方で前半最後の「なぜか埼玉」のフレーズで挙手する人がぼちぼちと。

正解は「さいたまんぞう」。年末になるとよみうりホールでのコンサートのCMが本人のコメント付きで頻繁にTBSラジオに流れます(ある意味で年末年始の「佐野厄除け大師」と同じぐらいの頻度で(笑))。正解したのは「前半押して正解(+10)」のひっさつ会長、「前半ボードで正解(+4)」のあんどう・ばいそん・ハマクドー、「後半最後まで聞いて正解(+1)」のあんどう…の各氏でした。

↑なお席順は勝ち抜けた、あんどう→ぽちょ兄貴→Liner→ばいそん→ハマクドー→ひっさつの各氏の順番で座ってもらいました。そして得点係はかよちんさんがやってくれました(多謝)

[現在のポイント]

あんどう+4、ぽちょ兄貴±0、Liner+1、ばいそん+4、ハマクドー+4、ひっさつ+10

続くQ2はこんな問題でした。

Q2:かつては7代目林家正蔵や初代・4代・5代目柳家小さんも名乗っていた「出世名」で、若き頃の立川談志もこれを名乗りたくて師匠に懇願するも元々生意気だったことからあっさり却下されて仕方なく「談志」の名前を襲名した逸話もある、当代だった10代目は2009年10月に落語界3人目の人間国宝に指定され、さらに2021年10月7日に81歳で亡くなったことでも知られる落語家の名跡・芸名は何でしょう?

第2セットから「6代目円楽の弟子だった伊集院光」「立川談志」と続いた「落語・演芸」問題(?)。不思議なことに、ひっさつ会長とばいそんさん、後半の問題文の途中からサラサラとボードに書き始めるも誰も押す様子がなく、結果的には今回の企画では初の「全員が後半押さずにチャレンジ」となりました。

で、正解は「柳家小三治」。正解したのはばいそんさん・ひっさつ会長のふたり(+1)。ま、「押さなくていいんですか?」って言おうと思ったんですが、それを言うのもなんか野暮だし…という次第でした。もともとは「次に小さんになる人が継ぐ出世名」な名跡だったんですがこの人は残念ながら小さんは継がなかった人でもありまして、古くは「象印クイズ・ヒントでピント」の回答者としても出演していた落語家さんでした。

[現在のポイント]

あんどう+4、ぽちょ兄貴±0、Liner+1、ばいそん+5、ハマクドー+4、ひっさつ+11

なんか全員正解問題と少数正解問題が交互に来てるような…。

続くQ3はこんな問題でした。

Q3:英語では「ファンネル(funnel)」と呼ばれている/、化学実験において、液体または粉体を口径の大きい容器から、口径の小さい穴または管を通して投入したり、液体を壁面を流下させたりする際に利用する円錐状の器具の事を日本語では何と言うでしょう?

今度は打って変わって押すがポイントがやたらと早い早い(苦笑)。押したのはハマクドーさん、例によって「超文系のむろかつが理系問題を作ったらこうなります」という(号泣)。そして前半最後まで読まれて挙手するわするわで(大汗)。

で、正解は「漏斗(ろうと、じょうろ)」。「前半押して正解(+10)」のハマクドー、「前半ボードで正解(+4)」のあんどう・ぽちょ兄貴・Liner・ばいそん・ひっさつの各氏…ということで全員正解(しかも全員前半部分で)という次第でした。

[現在のポイント]

あんどう+8、ぽちょ兄貴±4、Liner+5、ばいそん+9、ハマクドー+14、ひっさつ+15

ちなみに目薬などで有名なロート製薬は俗説ではこの「ろうと」から取られた説もあるんですが実際はドイツの眼科医のアウグスト・フォン・ロートムント博士から名付けられたんだそうです。ただしロート製薬(創立当時は「「信天堂山田安民薬房」という会社名でした)の黎明期の代表作である「両口式点眼瓶」は発明する際に本当にこの実験器具の漏斗を使用したことなどで、当たらずとも遠からずの関係になるんだとか。

勝ち抜けまではまだまだ距離があるQ4はこんな問題でした。

Q4:劇作家である寺山修司はプレイボーイ誌で人生相談欄を担当していたとき、自殺願望の青年の葉書に対し、「君はここのカリーを食べたことがあるか?なければ食べてから再度相談しろ」と返答したという妙な逸話もある、明治時代に文京区本郷の東京大学正門前に/あったパン販売店を相馬愛蔵・良(りょう)夫妻が買い取り創業した会社で、後に新宿に店舗を移転しカリーライスとボルシチを喫茶部で売り出したところ大評判となった、関東で販売される中華まんのシェアトップを占めている食品メーカーはどこでしょう?

企業問題ではあるんですがどこからか引っ張ってくるエピソード問題な前フリが凄まじい(苦笑)。で、前半半ばで押したのはぽちょ兄貴…だったんですが、「ちょっと早すぎたかもしれん」とポツリとつぶやくシーンも。で、前半最後まで聞いてばいそんさんがボード挑戦を挙手してまして、最後まで聞いて「あー、そうなんだ、そうなんだ」と妙に納得していた面々が。

で、正解は「新宿中村屋」。井村屋と木村屋でバラけた結果、正解はばいそんさんひとりのみ(+4)。ちょっとぽちょさん押すのが早すぎたようでした。

[現在のポイント]

あんどう+8、ぽちょ兄貴-1、Liner+5、ばいそん+13、ハマクドー+14、ひっさつ+15

ちなみにこの相馬夫妻の娘がインドの独立運動家のラス・ビハリ・ボースと結婚をしたことをきっかけに、ボースからインドカレーを本格的に学び、日本では珍しい純インド式カリーも販売しているそうです。

いきなり、さだまさしから皇室問題に振る常套手段を(をい)

Q5はこんな問題でした。

Q5:昭和54年に歌手・さだまさしが大ヒットさせたシングル曲は「関白宣言」ですが、昭和21年の元旦に当時の昭和天皇が戦後最初の年頭詔書である「新日本建設に関する詔書(みことのりのしょ)」で自己の神格を否定した事を一般に「何宣言」と呼ばれているでしょう?

ファン歴30年を超えたむろかつらしい「さだまさし問題」…と思いきや、急転直下「昭和天皇が」と近現代の歴史問題に変化するバカ問題に(苦笑)。「昭和天皇が」で誰も押しておらずひっさつ会長が押したところランプがつかず、よく見ると間一髪ばいそんさんが早く押していてランプが付いてました、あー。

正解は「人間(宣言)」。いやー全員正解でした。獲得ポイントは「前半押して正解(+10)」のばいそん、「前半ボードで正解(+4)」のあんどう・ぽちょ兄貴・Liner・ハマクドー・ひっさつの各氏ということに。

[現在のポイント]

あんどう+12、ぽちょ兄貴+3、Liner+9、ばいそん+23、ハマクドー+18、ひっさつ+19

ちなみにこちらの問題。前(2016年まで約25年間)に参加していたクイズサークルがまだ「成田さだまさし研究会」という名だった頃、他のさだ研と合同例会でクイズ企画をやった際に出題したところ全員大爆笑で組合サトー。なんかは涙を流して大爆笑してたというエピソードも。ええ、あっちは普通のボードクイズでしたが全員正解でした(笑)。

こんな感じで前半戦が過ぎていきました。ここからが決勝戦の後半戦となります。次回に続きます。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。