こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/11月例会「岩槻記念2025」の報告記を連載しています。8回目は午前3枠で開催されましたばいそんさんの7◯3×フリバ企画の1回目をお送りいたします。実は結構久しぶりとなるばいそんさんの自作問題フリバ企画だったりしますです。
↑前回はこちら。
おおよそ7ヶ月ぶりのばいそんさん企画でもありました。
午前3枠はばいそんさんの自作問題での7◯3×フリバ企画でした。結構ちょくちょく開催してる…と思いきや、実は4月以来7ヶ月ぶりの開催だったようで「ありま、なんかしょっちゅう開催してるような印象があるんすけどねー」なんて笑い合ってた次第でした(念の為調べたら、どうも今年は3-4月と2ヶ月連続で開催されてたのでそういう印象が強かったようです)。
↑前回の報告記の1回目はこちらです。
基本ルールは7◯3×(7回正解で勝ち抜け、3回誤答で失格)で、50問限定…というのはいつも通りですが、もしかしたら得点係(キアロさん企画に引き続いて、私・番頭役むろかつが担当しました。例によってすぐ近くに早押しボタンもあったのでスルーになりそうで、私が押せそうな時は「参戦」もしてました(笑))の私がカウント間違いなどで50問に達してなかったり、またはオーバーしてたりする可能性もありますので何卒ご容赦ください(大汗)。
今回は全3-4回程度の掲載になる予定で、初回は序盤戦のQ1-15の模様をお送りいたします。なお問題掲載は記録用VTRから耳で聞いて文字起こししてますので、「正解の単語(問題文のおおよその概要)→正誤判定」の順番で掲載いたしますです。
↑ちなみに午前2枠終了と同時に早退したひっさつ会長のとこには◯にやが書かれていて、ついでにひよしコンビの似顔絵も(^_^;)
何よりQ4の「ショフト」って名称がすごい(^_^;)
まずは序盤のQ1-5のあたりです。
Q1:国際公約(2009年の鳩山由紀夫内閣の二酸化炭素の25%排出削減や、2011年の菅直人内閣の再生可能エネルギーの占める割合を20%にする宣言、2012年の野田佳彦内閣の消費税増税宣言などがある、国際会議などの外交の場で一方的に宣言して国内の反対を無理やり押さえつける公約のことを)→スルー
Q2:カロリーベース(日本以外ではあまり見られない食料自給率の算出方法で、食料に含まれる熱量のうち国内生産が占める割合を)→oxygen1◯
Q3:パーシャル連合/部分連合(日本では1976年12月に自民党の大平正芳幹事長が初めて提唱した、与党勢力が比較的弱いため、個々の政策について野党と融和的に話しあいながら個別の政策を実現させていくこと)→スルー
Q4:ショフト(具体例としては巨人の坂本勇人、ロッテの小坂誠、横浜の石井琢朗、ソフトバンクの今宮健太がいるが、最も有名だったのは阪神の鳥谷敬だった、レフトの守備範囲の狭さをカバーしたショートの選手のことを)→ハマクドー1◯
Q5:つまようじ(1992年の阪神対大洋戦の中継時に投手戦で0点のまま延長線に入ったのを見て解説の福本豊が「たこやきみたいやな」と呟いたことがありましたが、延長15回裏に阪神が1点取ってサヨナラ勝ちした時に呟いたのは「たこやきに何がついた」と)→Kava1×/じょう1×/太古清信1×/oxygen1◯
Q1は「国際公約」はスルーでした。しかしよくよく見れば民主党政権時代ばかりで…(^_^;)。ま、これは鳩山由紀夫・菅直人が交代で党首をやってた頃に頻繁に「政権公約=マニュフェスト」をなんとかの一つ覚えのごとく「連呼」するようなことをやってただけに(以下略)。
続くQ2は食料自給率の計算方法の一つ「カロリーベース」の問題はoxygenさんが正解して1◯に。こちらの計算方法は「1人1日当たり国産供給熱量÷1人1日当たり供給熱量」だそうで、もうひとつの計算方法としては「生産額ベース総合食料自給率」でして、日本の場合はカロリーベースだと38%、生産額ベースだと64%だそうです。
Q3は「部分連合/パーシャル連合」はスルーに。この時代は佐藤栄作が7年もの長期安定政権を敷いてた後に、田中角栄→三木武夫→福田赳夫→大平正芳の各派閥のボスが「三角大福」が交代で短期政権を担ってた時代で、2番手の三木政権末期に総選挙で敗退し、4番手の大平政権で更に総選挙で負けて与野党が拮抗してた時代(自民党の反主流派が欠席すれば不信任案が通ってしまうぐらいの)だったがゆえの苦肉の策でもありました。
なおこの「パーシャル連合」が発表された1976年12月というのが三木政権が総選挙敗北の責任を取って総辞職・退任して福田内閣が発足したタイミングで、その前にはロッキード事件で角栄が逮捕されたのをきっかけに三木対福田・(田中派と仲が良い)大平連合の対立があったりして、自民党が過半数割れを起こしかけてた時代でした。ま、その後、「大平君に1期で自民党総裁を譲る」という確約を反故にしようとした福田と「話が違う」と怒った大平でまた揉めて、反主流派に転じた福田・三木が連合組んだり…と、いろいろとあった時代だったんですね、はい。この「パーシャル連合」だと「連立政権」や「閣外協力」よりかは弱い関係なので、当時の野党だった社会党や共産党とは無理だけど、中道・保守系の公明党や民社党、自民党から離脱してた新自由クラブなどとの話し合いでどーにかなる時代でもありました(新自由クラブとは大平内閣の頃に連立を組んでたこともありました)。
Q4は「坂本勇人や鳥谷敬のように、レフトの選手の守備範囲をカバーしたショートの選手→ショフト」の問題をハマクドーさん正解で1◯。以前はレフトに守備があまりうまくない選手、肩が弱い選手(かの「3000本安打」の張本勲選手が代表例で、幼少期に右手の指の自由を失う大火傷をして野球は左利きでプレーしていた関係で肩が非常に弱く、特に巨人時代はレフトの守備の際にはショートの河埜和正選手がカバーに入ることがたびたびだったそうです)が入ることがよくあるので、ショートの選手がカバーしないと野球にならない、といったこともあったようです。逆にショートの守備範囲の狭さ(浅いレフトフライ/深いショートフライなど)をレフトの選手がカバーすることもあり、そのようなタイプは「レョート」と呼ぶ向きもあるそうな(^_^;)。
Q5は現役時代は阪急の「世界の盗塁王」として名を馳せ、近年は野球解説者として名言・珍言を残している福本豊氏の名言(?)からの問題。「(たこやきに)つまようじ(がついた)」という問題。こちらはKavaさん→太古先生→じょうさんがそれぞれ誤答して一旦リセットされた後のoxygenさんが正解して2◯に。どうもこれは野球ファンからすると「たこやき事件」と呼ばれているモノだそうで(^_^;)。
oxygenさんがリードを広げ、三好総統が「埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」でいい押しを(笑)
Q6-10に入ります。
Q6:「父のキゲンは巨人が決めている」(今年の父の日に読売巨人軍の公式アカウントがX(旧Twitter)に投稿した、テレビ中継の前に嬉しそうに巨人を応援するおじさんの画像につけられたキャッチフレーズで、毒親を連想させたり、子供がチャンネル争いに負けて泣いている…などで炎上したのは)→スルー
Q7:ダッチアングル(美術や映像の撮影で、あえて水平にせず傾けて撮影し恐怖や不安を表現する際に用いられる方法で、今年10月22日のNHKニュース7で、高市政権が発足した際に取り上げられた報道でこれが用いられたために、百田尚樹などの保守層から非難される事態となった)→oxygen1×(2◯)
Q8:ガラスの天井(1980年代後半からアメリカのウォール・ストリート・ジャーナル紙がその風潮を特集記事を組んだことから注目されるようになった、資質・実績があっても女性やマイノリティを一定の職位以上には昇進させようとしない組織内の障壁を)→oxygen3◯(1×)
Q9:血税(もともとはフランス語由来のものを直訳したものである、明治時代に地租の導入により伴う国民が負担する税金を指す言葉で、「血を抜き取られる」という誤解も生み出した)→太古清信1◯(1×)
Q10:埼玉政財界人チャリティ歌謡祭(奇妙な祭の「奇祭」のひとつにも挙げられる事も多い、1992年から毎年初めにテレビ埼玉で放送される)→三好総統1◯
Q6は「父のキゲンは巨人が決めている」という問題。「父」「キゲン(機嫌)」「巨人」の3つが出れば正解という問題でしたがこちらはスルーに。
今日は、父の日。
あなたのお父さんと
ジャイアンツの思い出はありますか。#父とジャイアンツ pic.twitter.com/EAfXUINODV— 読売巨人軍(ジャイアンツ) (@TokyoGiants) June 14, 2025
↑こういうのでした(笑)
ちなみに我が家では母方の祖父が大の巨人ファンで、さすがに負けたら家族に八つ当たりみたいな事はなかったらしいですがうちの母親が「あたしの中学・高校の試験期間中でも構わず大音量で巨人のテレビ中継を見てたのはあれには困った」とぼやいてたのが懐かしいです。まあ今は巨人が負けるとカミさんが怖いんですが(ノД`)シクシク。
続くQ7は「ダッチアングル」はoxygenさんが「ダッチ、ダッチフレーム」と答えるも惜しい誤答で1×がついた後にスルーに。しかし直後のQ8「ガラスの天井」で正解し3◯として単独首位でリードする展開に。いやー本当にいい押しだなーと(笑)。で、思い出したのが「ダッチアングル」。うちの母校の映画研究会で文化祭用に毎年作ってた映画作品がサスペンスものばかりでよくこの恐怖を煽る斜め画質の撮り方を使ってましたね。高校時代のほとんどが帰宅部ないし某文化部の幽霊会員だった私なんかはとにかくあの文化祭のわちゃわちゃ感が嫌いだったんで避難するべく、さっさと早退するか、暇つぶしにここの映研の発表会にたむろして何度か見る羽目になってました(笑)
そしてQ9は「血税」を太古先生が正解して1◯(1×)。こちらは「血が出るよう思いをする負担の重い(金銭で払う)税金」を指しますが、ほぼ同時に施工された「徴兵令」でも文字通り「血が出るような負担の重い兵役(つまりは体で払わさられる。そして下手したら事故や対外戦争で命までも奪われる)」が課せられるゆえにそれも「血税」と呼ばれて、「血税一揆」と呼ばれる農民一揆が発生した例もありましたです。
で、Q10は「埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」はまさに速攻押しで三好総統が正解して1◯として、あまりの速さにばいそんさんが驚愕する次第に(笑)。本当に埼玉県の各自治体の首長や、埼玉県内に本社・支社を置く主要企業の社長などのえらいさんが大宮ソニックシティ大ホールで生バンドの演奏で歌を披露するという番組だったりします(個人的には「埼玉りそな銀行」の頭取さんと、サブステージで駆り出されて一緒に踊ったりしている銀行員さんとマスコットの「りそにゃ」を毎年楽しみにしてます(笑))。
なお岩Q槻でも当初は昨年の2024年から1月例会は「埼玉政財界人チャリティクイズ祭」というメインレース名になる予定でしたが、元日に発生した能登半島地震で同番組の放送も延期となったのに併せてさすが自粛して2年ほど「ニューイヤー杯(仮)」と名乗った後、2026年1月から「第1回新春シャンソンショー・埼玉政財界人チャリティクイズ祭」という名前に名称変更されることになりました…って名前がバージョンアップしてるのはなぜ(^_^;)。
やっぱり正解者がバラけてきまして混戦模様に。
Q11-15に入ります。
Q11:シルバー民主主義(2000年代後半から言われ始めた、「少子高齢化」が進んだ日本で有権者に占める若年層の投票率が低く、逆に高齢者の投票率が高いため、政治が高齢者層の福祉や公的サービスを優先する傾向が強まること)→公太郎1◯
Q12:松田元太(今年は映画「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」のらいおんくん役や、フジテレビのドラマ「人事の人見」で主演役をつとめた、天然おバカキャラでブレイクした男性アイドルグループ「Travis Japan」のメンバー)→じょう2×/かよちん1◯
Q13:下谷[したや]区(古典落語の「ざる屋」では、住んでいる場所をこことは言わずに「上野」というのがいい…というくだりがある、1947年までは同名の区があった、現在は台東区にある地名は)→むろかつ1◯
Q14:渡辺崋山[かざん](江戸時代後期に田原藩の家老を務めた人物で、絵の才能にも優れ「鷹見泉石像」・「佐藤一斎像」・「市河米庵像」などの代表作もある)→ハマクドー2◯
Q15:ダーウィン賞(1993年からその賞が贈られている、自らの愚かな行為によって「死亡する」もしくは「生殖能力を喪失する」ことで、劣った遺伝子を抹消し、「人類の進化に貢献した」人物に対する皮肉として贈られる賞)→キアロ1◯
Q11は「シルバー民主主義」の問題は公太郎さん正解で1◯。まあ65歳以上が3割を占める時代ですしね。Twitter(X)なんかでは熱心に政治論(みたいなものを)ぶってる若そうな人はたまーに見受けますが選挙に行ってるかどうかはさだかではないし(苦笑)。
続くQ12は「松田元太」という天然おバカキャラで大ブレイクしたTravis Japanのメンバーの問題は、じょうさんが誤答で2×になった後、続いて2着判定ランプが点いたかよちんさんが拾って正解しこれで1◯に。しかしまーギンビスのロングヒット商品「たべっ子どうぶつ」。我が家ではかつては弟・妹、そして今もうちの息子がよく食べてます。で、よくよく調べたら発売開始が1978年だったそうでまさか半世紀近く経過して、これのキャラクターの映画版ができるとは(^_^;)。
Q13はかつて上野から御徒町のあたりの区の名前(浅草区と合併して台東区になりました)でもあった「下谷(したや)」の問題…は、スルー直前に得点係のむろかつがスッと早押しボタンに近づいてポンと押して正解して1◯(をい)。そういえば、10年ぐらい前に、岩Q槻の前にいたサークル時代に「下谷(しもたに)」さんという幹事をやってた人がいて、その当時、何かのサークル対抗の大会に出るために「グランドスラム」さんという老舗&強豪サークルと合同例会をやった際に、そこの会議室に貼ってあった注意書きに書いてあった(たぶん禁煙とか火気厳禁とかだったと思いますが)そこの会場の管轄が「下谷警察署、上野消防署」で、その張り紙を見て「下谷に上野…なんかうちのメンバーの名前みたいだな」とぽつりと呟いたらハマさんがぷっと吹き出したという事をこれを書いてて思い出しました(爆)。
Q14は江戸時代後期に幕府の鎖国政策を批判されたかどで発生したいわゆる「蛮社の獄」で弾圧された田原藩の家老「渡辺崋山」の問題は絵の代表作のとこで一気に勝負をかけてきたハマクドーさんが正解して2◯に。
そして序盤戦ラストのQ15は「自らの愚かな行為で死亡or生殖能力を喪失した人に贈られる→ダーウィン賞」というすごい賞の問題をキアロさんが正解して1◯…としたのでした。なおこのダーウィン賞の第1回目の受賞者は「トロント・ドミニオン・センターで窓が壊れないことを証明しようとして窓に体当たりした結果、本当に窓を突き破っちゃって24階から転落死した弁護士の男性」だったそうです(大汗)。
で、序盤戦のQ15まで終わって以下のようになってました。
【Q15時点のポイント状況(1◯ないし1×以上のプレイヤーのみ)】
oxygen3◯1×、ハマクドー2◯、キアロ・かよちん・公太郎・三好総統・むろかつ1◯、
太古清信1◯1×、Kava1×、じょう2×
oxygenさんが好調で3◯で単独リード、そこにハマクドーさんが2◯で、あとは1◯が6人もいる次第でした。
次回に続きます。ではまた。
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