こんにちわ、番頭役のむろかつです。2024/3月例会「第8回ひよし記念・春」の報告記を連載しております。8回目は今回のダブルメイン企画のふたつ目の企画となります、Linerさん企画の「近似値グランプリLive」の報告記その1をお送りいたします。
↑前回はこちら。
いきなり1問目から「前代未聞な事態」が発生するとは(^_^;)
続いての企画はLinerさんの「近似値グランプリLive2024春編」でした。岩Q槻では第1回目の定例会(2017/04月例会)で「竜王戦第1期」で開催されて以降、今回がなんと13回目の開催となります。大体年に2回ぐらいずつ開催されてまして、基本的にはLinerさんがメインで参加している「FQUIZ.JP」さんという元はパソコン通信の時代から活動しているクイズの集まりのオフ会で年に2回ほど開催された企画の再放送でもあります。
※なのでたまたま本家の方に参加しちゃったばいそんさんやおぐのりさんがたまに参加できない、というちょっと気の毒なこともあったりしますがその際にはLinerさんの対話相手としての「補助スタッフ」をつとめてくださってます。
で、前回の時に過去最多の4回目の優勝を果たして竜王6期目となって次の竜王戦で優勝したらT本山さんについで2人目の「永世竜王」のリーチがかかっている三好さんが今回は前の「座・ムダ長文」が終わった時点でお帰りになりまして、更にその初代永世竜王(この企画では2回優勝しています)の本山さんも今回はお休みだったので、まさに本命不在、大波乱の予感がしてやまない次第だったのですが…後述しますがやはり1問目から凄いことが起きてしまったのでした(苦笑)
この企画は初回からルールが全く変わっていません。そのルールとは以下の通りでした。
↑実際にプロジェクターで映し出された画面がこちらです(Linerさんから画像提供をいただきました(多謝))。
「近似値グランプリLive2024春編」(Liner企画/竜王戦第28期・60分程度)
1.問題は全部で10問です。
2.問題は「数字で答える」必要があります。(小数点や単位の指定があることも)
3.答えは各人に配布したホワイトボードに書いてください。
4.皆さんで数字の多い順番に1枠から並びます。
5.正解を発表し、近似値の上位に点が入ります。ただし1位は「最も数字が近い人(多い少ないは問いません)」、2位以下は「1位の次に数字が近く、さらに数字が少ない人」に入ります。
6.一番得点が高い人が優勝です。[得点配分]
・近似値1位…10点、以下6/4/3/2/1点(同点の場合は人数で頭割りとなります)
・ピタリ賞…プラス5点
・最終問題…ポイントが全て倍となります。
最大の加点は10問目に単独でピタリ賞を出したら+30p、という次第なのですが、もちろんLinerさんの出す最終問題はめっぽう難しいのでまさに「ニアピン」の戦いとなっていきます。
そんな今回の1問目はこんな問題でした。
Q1「農水省が定めている「指定野菜」に2026年からブロッコリーが加わった場合は全部で何種類になるでしょう?」
という問題でした。
この企画の流れとしては、
まずLinerさんがミニ端末でプロジェクターに映像を流しながら、いつもの小粋かつ快活なMCトークで盛り上げていきまして出題していきます。
それの出題された問題ごとに「こんぐらいかな?」という数字を予測してそれぞれのボード(岩Q槻では透明のクリアファイルに白紙をいれたものとボードペンを貸与してクリアファイルに書いてもらってます。が、自前のボード一式を持っている人も勿論います)に書いた後に、
LinerさんのMC席側が「数字の大きい方」として、数字の大きい順に横に並んでもらいます。つまりはMC席のLinerさんから見て手前から奥にかけて「数字の大きい順→小さい順のプレイヤー」になっていきます。
↑最も大きな数字を書いてたのはばいそんさん(←今回はFQUIZ.JPさんの方の企画には参加されてなかったそうで、こちらの企画に参戦されてました)の「55種類」でしたが、しれっと「コント55号」というボケ回答を実にいいなあ(笑)。
ちなみに私・むろかつは先程まで「座・ムダ長文」で問題管理用に使ってた手持ちのiPad Proのメモアプリを手指で描ける機能で数字を書いてます(これは少し前にKavaさんが手持ちのタブレット機でこれをやってまして「これは実にいい。そして写真でもわかりやすい」と真似させてもらってますです(笑)。私・むろかつの場合はダークモードにして文字を白にしておりますが…)。なおこの時は「野菜か…まあ行きつけの西友でおなじみなのはせいぜい24種類ぐらいかな?」と。
で、正解は…と言いますと、
「15種類」でした。
ちなみにLinerさん企画の際には種類があまり多くない問題に関してはひとつずつパワポみたいな機能で答えが出てくるようになってまして、「え、いくつまで行くの?」っていうドキドキ感がたまらなくいいです(^_^;)
そしたらこの問題では凄まじいことになってました。それは、
なんと最後尾の、ほしまるさん・Kavaさん・かつたさん・ぽちょさんの4人が、
4人全員揃って「15」と書いていた。
という珍事もといピタリ賞が(笑)。これはその他の面々も皆びっくり。たぶん4人が同時にピタリ賞ってのも始めてかもしれませぬ(なお1問目からピタリ賞が出たのもなかなか記憶にないです、はい)。
で、この時の点数はどうなったのかと言いますと、1位から10、6、4、3点が入るとこを、10+6+4+3=23点を4人で山分けすることになりまして1人あたりが5.75点で、ここにピタリ賞のボーナスの+5点が入ったので、4人とも10.75点となりまして、更にここが最後尾だったので他の面々には加点なし、という凄まじいオープニングとなっていったのでした(笑)。
果たしてマカオの海岸線ってどんぐらいなんだろう…。
続いて2問目はこんな問題でした。
現在はカジノとかモータースポーツ、更に世界遺産を中心とした世界的観光地であり1999年までポルトガル領だった現在は中国国内にあたる「マカオ」の特別行政区の海岸線総延長は何km?という問題でした。なお回答は小数点第1位まで(0.1kmまで)という条件でした。
で、私・むろかつは「いやーマカオって確か香港よりも小さいんじゃなかったっけ。でも海辺っぽいから多少海岸線はちょっとは長そうだ」ということで、
240kmぐらいと予想。確か高校生ぐらいの社会科の地理とかの記憶では大阪府がこんぐらいかなーという感じでして(一応調べたら240551mでやはり約240kmでした)。で、Linerさんのトークの中では「もちろん内陸部だったら0mってのもありえます」と(^_^;)。
↑かよちんさんがしばし悩んでましたが、そして書き終えて一列に並ぶことに。なお一番大きな数字が公太郎さんの2400kmで、私の240kmは上から3番目ぐらいでして、ほとんどが数十キロ単位の人たちばかりでした。
で、正解は…と言いますと、
「79.5km」でした。
↑一応海沿いですが対岸の香港に比べてもこんなに小さい街だったとは…。
で、ここの問題のニアピン賞は、
ほしまるさんの「67.8km」が最も近く、先程のピタリ賞に続いての2問連続トップ加点となっておりました。
で、その後は書いた数字の多い順に、山田はまちさんが6点、ばいそんさんが4点、ハマさんが3点、かよちんさんが2点…で、かよちんさんが最後尾だったので1点はいませんでした。
↑そして気づけばばいそんさん、さきほどの「コント55号」のボケ回答に続いて同じく「55」と書いておりましてこちらは少ない方から数えて3人目でした(^_^;)
あー「ISDN」。ネット黎明期の「テレホーダイ」とかも実に懐かしい(をい)
続く3問目はこんな問題でした。
Q3「フレッツISDNがサービス開始されたのは西暦何年でしょう?」でした。いやーフレッツISDNとは懐かしい。1990年代半ばまでは午後11時からの「テレホーダイ」ってのがあってそこに電話をつなげてネットをやってたんですが、どーしても午後11時過ぎからはネットに入る人が増えまくって不便だなーとか思ってた時期にこのフレッツISDNだのADSLだのが登場したんでしたねえ。今やフレッツ光だの街中のWi-Fiだので便利になった世の中では信じられないぐらいのネット黎明期の頃の話ではありましたが…。
ちなみに私(むろかつ)は自分ちでネットを始めたのは1998年の春ぐらいで、この時は大学4年になったばかりで卒論用にノートパソコンを購入したのと、当時通ってた大学で自分のメールアドレスを持てるようになったのがきっかけでテレホーダイとは関係なく(というか23時に不便な思いをしたくなかったので)月に10時間だか20時間だか使い放題のKDDIの「DION(ディオン)」というプロバイダーサービスのを、当時の下宿先のアパートで使ってました。
なので私がネットに入るようになった1998年の春よりちょっと前ぐらいにはあったんじゃね?と予測して、
1996年…と。あの頃はYouTubeもなかったしそもそも動画を流せるだけの速度はなかったんでそんなにネット漬けにはならなかったんすけどね。ちなみにここで一番大きな数字を書いてたのはひっさつ会長の「2003年」で、
3番手あたりで私を含めて「1996年」がえらく密集してました(^_^;)。
で、ここでの正解は…と言いますと、
「2000年」でした。
そしたらここでニアピン賞をとったのは、
1998年と書いてたKavaさんでした。結果、Kavaさんが+10p、1996年と書いてたぽちょさん・むろかつ・山田はまちさん・ばいそんさんの4人が6+4+3+2=15点を4人で割って+3.75点となりまして、次の1995年と書いてたかつたさんが+1…となってました。しかし一番先頭のひっさつ会長がKavaさんと誤差わずか1年ながらも「数字が多い方でニアピン2位=加点ならず」という物凄いことになっておりましたです(大汗)。
こんな感じで序盤の3問が始まっていきました。次回に続きます。
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