2023/05月例会「第1回御大杯」報告#9「2R:座・ムダ長文編(Bブロック編(4))」




こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2023/05月例会報告記の連載をしています。9回目は今回のメイン企画である、2R「座・ムダ長文(むろかつ企画)」の報告記8回目、Bブロック編の4回目/最終回をお送りいたします。

2023/05月例会「第1回御大杯」報告#8「2R:座・ムダ長文編(Bブロック編(3))」

2023年5月19日

↑前回はこちら。

いよいよ残り4問となりました。

現時点の各人のポイントは以下のとおりでした。なお勝ち抜けは+80pでした。

【Q11時点:ばいそん+55、かよちん+34、山田はまち+35、キヨミ+26、おぐのり+45、T本山+28、かつた+22、ほしまる+35、三好誤服店+31】

1枠のばいそんさんがQ10の時点でおぐのりさんに抜かれて暫定2位に下がるも、Q11「小江戸」で前半ボードの5人が全員不正解というかなり珍しい状況下で前半押し正解で+12を積み上げて首位再奪還ということになっておりました。

残りは4問です。

マラソンの「サブフォー」「サブスリー」の振りから、さて続きはどういう展開を?

12問目はこんな問題でした。

Q12:最近はアマチュアの市民ランナーも増えてきた、陸上の長距離競技の42.195キロを走るフルマラソンで、「サブフォー」とは/フルマラソンを4時間以内に、「サブスリー」とは3時間以内に完走することをさしていますが、「サブテン」とは何時間何分以内に走ることをさしているでしょう?

A12:2時間10分

ジャンルは「スポーツ」。マラソンの完走タイムの問題で、サブフォー(4時間以内)→サブスリー(3時間以内)と来てさてどう展開する?という問題でした。ここで「サブフォー」で押したのはばいそんさん。ボードを書きながら「これが来たらおもしろそーなのでこれに賭けます」とのことでしたが…さてどうなる?なお前半ボードは誰も宣言せずでした。

で、この「サブテン→2時間10分以内」を正解したのは後半ボードのばいそんさん・山田はまちさん・おぐのりさん・T本山さん・かつたさん・三好さんの6名で、かよちんさんは「サブエガ→2時間50分以内」(タレントの江頭2:50氏にちなんでそう呼ばれているそうで、実際にアマチュアのトップランナーの人たちの目標タイムになっているそうです)で惜しくも誤答で-8pという事に。

【Q12時点:ばいそん+56、かよちん+26(-8)、山田はまち+36、キヨミ+26、おぐのり+46、T本山+29、かつた+23、ほしまる+35、三好誤服店+32】

ちなみに実際の男子の世界最高記録はケニアのエリウド・キプチョゲ選手が持つ2時間1分09秒(2022年ベルリンマラソン)なのですが、この選手は国際陸連非公認のマラソン大会で1時間59分40秒という「サブツー」も達成したことがあるそうで…近年はトレーニング方法、走り方、そしてマラソンシューズが物凄く進化しまして日本人ランナーでも平気で2時間10分を切る選手がバンバン出てきています(ゆえに箱根駅伝とかニューイヤー駅伝も快記録がよく出るようになりました)。それとフルマラソンではなく100キロマラソンの方で10時間以内に完走することもこれもまた「サブテン」と呼ばれているそうです。

あの「女傑」だったミッチーもサッチーも既にこの世になく…。

残りは3問。13問目はこんな問題でした。

Q13:今から約四半世紀前に日本の芸能マスコミが大盛りあがりを見せたいわゆる「ミッチー・サッチー騒動」が勃発したきっかけとなったのは、女優の浅香光代が自身最後のレギュラー出演となった1999年3月31日の放送中にタレント・野村沙知代の猛烈な批判をしたから、という有名なエピソードもある、1986年4月から2016年4月までの30年間の長きにわたりTBSラジオで放送されていた平日午前の帯番組は何だったでしょう?

A13:大沢悠里のゆうゆうワイド

ジャンルは「芸能」、ただし「ラジオ(それも首都圏ローカルの)」という問題でした。前半ではさすがに押せないかなーと思ってたら、前半読み終えてちょっと間があいた後にキヨミさんが押してました。

で、この問題、正解したのは後半ボードのおぐのりさん・ほしまるさん(各+1)、前半ボードの三好さん(+5)でした。一方で果敢にナイスチャレンジをしてきたキヨミさんが書いたのは「アッコにおまかせ」でこちらは誤答で-8pとなっておりました。

【Q13時点:ばいそん+56、かよちん+26、山田はまち+36、キヨミ+18(-8)、おぐのり+47、T本山+29、かつた+23、ほしまる+36、三好誤服店+37】

ここで唯一の「前半ボードの加点→+5p」に成功した三好さんが一気にシード権内の暫定3位に浮上。いやー熱い戦いが(^_^;)

で、解説しますと「大沢悠里のゆうゆうワイド」は、2016年春から土曜日の午後に時間帯を移動し、6年間ほど続いて大沢悠里氏の引退と共に終了しまして、その後はこの「ゆうゆうワイド」の中でかつては午前10時台に「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント(このミニーコーナー自体は1969年秋から放送されていて、TBSラジオの午前中のワイド番組では4番組ぐらい前の時代から放送されてました)」を内包してた関係で 、その大沢氏と毒蝮氏とSpotifyでトークをする番組も担当しています(苦笑)。

それとキヨミさんが書いていた「アッコにおまかせ」は1985年10月から日曜日のお昼にTBSテレビで放送されている情報&トーク番組で実質的な放送年数としてはもう38年目に入っておりその「大沢悠里のゆうゆうワイド」よりも半年早く始まった番組が今も続いているというこれまた「長寿番組」だったりします。

「理系」問題なのか「語源・由来」問題なのか…。

残りは2問。14問目はこんな問題でした。

Q14:元々は「会合、会談」という意味もあるが、どちらかと言えば「デートや待ち合わせ」という意味で使われることが多いフランス語で、宇宙空間において「宇宙/探査機が小惑星などに速度を合わせ同一の軌道を飛行すること」や「2機以上の宇宙船、または宇宙船と宇宙ステーションなどが速度を合わせ、同一の軌道を飛行し、互いに接近する操作のこと」も指す単語は何でしょう?

A14:ランデヴー/ランデブー(rendez-vous、rendezvous)

ジャンルは「理系」、そして「由来・語源」的な問題でした。そしたら「宇宙空間において」でガッと押されまして、ランプがついたのは暫定首位のばいそんさん、そして押し負けた面々が多かったようであちこちで悔しがりながら前半ボード宣言の「1」のカードを掲げてる人たちが多かったです。

で「ランデヴー」。正解したのは後半ボードの山田はまちさん・キヨミさん(各+1)、前半ボードのおぐのりさん・かつたさん・T本山さん・ほしまるさん・三好さん(各+5)、そして前半押しのばいそんさん(+12)でした。

【Q14時点:ばいそん+68、かよちん+26、山田はまち+37、キヨミ+19、おぐのり+52、T本山+34、かつた+28、ほしまる+41、三好誤服店+42】

ばいそんさんが一歩抜け出した感じに残り1問ながらも次の問題で前半押しに成功すればジャスト+80で勝ち抜けというとこまで来ました。

ラスト問題は「怪しい事件史」の長い前フリが(爆)

さて残るは1問となりましたが…ラストはこんな問題でした。

Q15:1972年2月1日、管理事務所で翌月の公園利用を決める公開抽選をしていたところ、革マル派と中核派の利用希望日が重なり、それがきっかけで100人単位の大乱闘および内ゲバが発生したという実にお間抜けな(?)事件も発生したことがある、もともとは大日本帝国陸軍の広大な練兵場(れんぺいじょう)だった場所に、戦後は進駐軍の関係者が住む「ワシントンハイツ」という団地が作られ、進駐軍から返還された後は1964年の東京五輪の際の選手村が作られて再整備された後に1967年に開園した/東京都渋谷区にある東京都の公園はどこでしょう?

A15:代々木公園

ジャンルは「地理」。そしてむろかつ大好きな(?)「怪しい事件史」がたっぷり前フリに(爆)。で、押したのはかよちんさんで、前半ボードを宣言したのはばいそんさん・山田はまちさん・T本山さん・かつたさんの4人でした。

そしてこの「代々木公園」を正解したのは、後半ボードのキヨミさん・おぐのりさん・ほしまるさん(+1)、前半ボードのばいそんさん・山田はまちさん・T本山さん(各+5)でした。で、前半押しのかよちんさんは「迎賓館」と書いておりこちらは無念の-8pとなっておりました。

なお解説を入れますと、この代々木公園界隈はもともとは大日本帝国陸軍の「代々木練兵場」がありまして、その練兵場の跡地にはこの代々木公園をはじめとして、国立代々木競技場、国立オリンピック記念青少年総合センター、NHK放送センターなどがあり、今から思えばかなり広大な土地だったことがうかがえる次第でした。2.26事件で反乱を起こした青年将校たちが拘束されていた陸軍刑務所および銃殺刑されたのもここでした。

そしてかよちんさんが誤答した「迎賓館(正式名称は「迎賓館赤坂離宮」)」は東京都港区の赤坂御用地にある建物で(場所としては今のJR四ツ谷駅のそばにあります)、もともと紀州藩の屋敷があった広大な土地に明治時代初期の頃に、皇居で火災発生して宮殿が焼失した際の仮宮殿が立てられ、その後に明治時代の皇太子の嘉仁親王(後の大正天皇)→大正時代の皇太子の裕仁親王(後の昭和天皇)が住む「東宮御所」として作られたんですがあまりにも華美でしかも物凄く大きかったために住むのには向いてなかったというエピソードがあり実際に住んでたのはごくごく短期間だったそうで、昭和後期に外国要人などを迎え入れる為に現在の「迎賓館」として再建されて利用されるようになったそうです。

そして最終結果としてはこんな感じになりました。

【Q15時点:ばいそん+73、かよちん+18(-8)、山田はまち+42、キヨミ+20、おぐのり+53、T本山+39、かつた+28、ほしまる+42、三好誤服店+42】

で、公式記録としてはこちらの再計算した方ではなく、当日換算分となるので、

1位:ばいそんさん(+73)で事実上の3連覇達成となりまして、次期のシード権は2位:おぐのりさん・T本山さん、4位がほしまるさん…となった次第でした。こちらは当日は時間に追われて手が空いてる方に計算をお願いするので多少の誤差は大前提でやっているもので、基本的には「正式記録も当日の方を優先する」という慣例があります、ご了承くださいませ。

※ちなみに「再計算」の方で行きますと、3位タイで山田はまちさん・ほしまるさん・三好さんが+42で並んでるのでシード権の兼ね合い(シード権は4位まで。5位以下は次節はハンデなし)で非常に難しいので…まあ慣例通り当日優先ということで(大汗)

そして優勝したばいそんさんにも賞品贈呈が行われました。

むろかつからは、ハマさんの時と同じくダイソーで見つけた「チップスター」と、嫁の檸檬さんから預かった文化放送のノベルティの未使用のボールペンが贈呈されまして、三好さんからはアパホテルの社長さんがパッケージされたペヤングソースやきそばと、ヤマザキ春のパンまつりのお皿が贈呈されてました(笑)

そして結果的には「座・ムダ長文」が長くなりすぎて1セットのみの戦いとなった上にここで三好さんご夫妻はお帰りになりました。いやーご夫婦ともに見せ場は作りましたな。また次回もどうぞどうぞ(笑)

で、次回はこの例会では最終企画となりました、Linerさんの名物企画「近似値グランプリLive」の2023年春編の模様を写真中心でお送りします。

以上です。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。