2023/02月例会「滑稽節杯2023」報告#5「2R:Card Boule編」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2023/02月例会「滑稽節杯2023」の報告記をしております。5回目は2RのLinerさん企画の「Card Boule」編となります。

2023/02月例会「滑稽節杯2023」報告#4「1R:かぶっちゃヤーヨ編(4)」

2023年2月24日

↑前回はこちらをどうぞ。

トランプを使った「ポイントを賭ける」ゲーム企画となります。

2Rは岩Q槻ではクイズ同様に開催頻度が多いゲーム・バラエティ系企画、今回はLinerさんが持参したトランプを使った「Card Boule」という企画が行われました。

ルールはちょっと長いのですが、例会前の企画概要記事から引用させてもらいますと、

<基本ルール>
各人の初期ポイントは「50ポイント」です。
(トランプの)26枚のカードをシャッフルして、2枚を取ります。
26枚とは、スペードの3からKとAの12枚、ハートの2からKの12枚、そしてジョーカーが2枚です。
この2枚について、どうなるかを予想して手持ちの点数を賭けていただきます。

1stから先に開きます。
1stに[A][2]が開いた場合は、2ndを開かず、ゲームはそのまま終了します。
1stに[Joker]が開いた場合は、賭け方の「スーパージョーカー」確認のために2ndを開きます。
(1st,2nd共に[Joker]であった場合は、「スーパージョーカー」の配当を確定するため、3,4枚目を開きます。)

そしてどんな風に賭けるのかと言いますと、いろいろとバリエーションが有りました。

★賭け方の一覧★
なお、以下の倍率は、いわゆる「種込み」で、ホワイトボードで書く時に賭けた得点は引いて管理してもらいます。
当たったら、「種類による倍率×賭けた点数」が純粋に持ち点に加算されるということです。

[(1)どっちが高いか]
1st(先に引くカード)と2nd(後に引くカード)のどちらが高いかを予想します。
原則として、当たると2倍になります。ただし、以下の例外があります。
A1:1stに[J][Q][K]のどれかが出て2ndが勝った場合
A2:1stに[3][4][5]のどれかが出て1stが勝った場合
Aのケースで勝った場合、配当は3倍に上昇します。
B1:1stに[A]が出た場合、1stの勝ちとします。
B2:1stに[2]が出た場合、2ndの勝ちとします。
Bのケースで勝った場合、配当は4倍に上昇します。

・なお、[Joker]が出現した場合は、1stと2ndは両方とも負けとなります(親の目)。
※1stと2ndのどちらに出るかは問わない。1枚でも出たらアウトです。

このベットは片方にしか賭けることができません。
(ゲームが新しくなれば逆側にしてもいい。)

[(2)何が出るか]
[3]~[K]の11種については、ルーレットにおける数字の賭けと同じように、直接その数字が出ることに賭けることができます。
配当は5倍ですが、2枚とも同数字が出現した時に賭けていると42倍に上昇します。
何か所賭けてもかまいません。ただし、複数の数字に跨ることはできません。
2か所賭けたければ、それぞれ1項目として出してください。
(企画者に理解できるように書くなら、複数の賭けを集約して書いても結構です)

・1stに[A][2]が出た場合はゲームが終わるため、この賭けは全滅になります(親の目)。
・1stに[Joker]が出た場合は、2ndが数字だとしても、不的中になります。
・2ndに[Joker]が出た場合は、1stの数字に賭けていた人に限り5倍の配当があります。

[(3)同じ数字が出るか](イコール)
1stと2ndに同じ数字が出ることに賭けることが出来ます。
配当は14倍です。
以下の条件に合致した場合は残念賞として2倍の配当があります。
 ・1stに[A][2][Joker]が出る(1stで決着する)
 ・2ndに[Joker]が出た場合。

[(4)Jokerが出るか](ジョーカー)
[Joker]が出ることに賭けることができます。
1stで出れば5倍の配当があります。
1stが[A][2][Joker]でない時に、2ndで出れば8倍の配当があります。
 ・1stに[A][2]が出た場合はゲームが終わるため、この賭けは不的中になります。

[(5)2枚ともJokerであるか](スーパージョーカー)
1st,2ndが両方とも[Joker]であることに賭けます。
配当は、3枚目と4枚目の色が何であるかによって決定します。
両方黒なら700倍
両方赤なら300倍
赤黒なら100倍

一番シンプルなのは「1-2枚目のどっちが高いか」、そして一発大逆転を狙うとすれば当然「ジョーカー狙い」ということになるわけですが…(^_^;)

ちなみにこの企画は元ネタとしては、

19世紀ヨーロッパ(というかフランス)で遊ばれたカジノゲームに「Boule(ブール)」と呼ばれるものがあります。
1~9の穴が2箇所ずつ空いたルーレット盤のようなものに球を入れて入る数字を当てたんだとか(Wikipedia)。
で、このゲームは1992年にセガが改題してメダルゲームになっています(カリビアンブール[CARIBBEAN BOULE])。

今回は、これを30年越しで更にちょっとアレンジしたものを、トランプを使って遊んでみようという感じです。

Linerさんが造詣が深いカジノゲームからの応用だったそうです。なので、

こういうカードを広げる布も持参されたりして、そしてトランプのシャッフルの仕方もやはり(いつものことながら)非常にうまくて「いやー、これは凄いなあ」と思って我々は見てました。

ちなみに私は1Rのかよちんさん企画同様、ビデオカメラのセッティングの関係でMC席ビデオカメラの左手前に陣取っておりますです。で、1RにLinerさんが座ってたとこにかよちんさんが着席してました。

そして戦々恐々しつつも、第1セットが始まりました。

今回はポイントは各自管理ということでさきほどのかよちんさん企画で使用したホワイトボードをそのまま使うことに(ハマさんやKavaさんのように自身のボードを持参されている方も同様にそのままということで)。で、とりあえず私は「7」が出るのに2p、「1枚目のカードが高い」のに2pを賭けることに。

ちなみにこちらは隣のほしまるさんのボードを見せてもらいましたが、やはり各人、文字通り十人十色な賭け方をしてたようです。

そしたら、

1枚目が「5」だったんですが、2枚目は「11」ということで2枚目の方が高いという結果に。

↑こちらの方は「5」に1p賭けてたので、当たって5pゲットということに。

↑これ以降、ここに出目表として出た数字が書かれていくことになりました。

…そしたら、やはり1R同様「岩Q槻の笑いの神様」が大いにやらかしてきまして、

各人の賭けたものをボードでオープン→Linerさんが1-2枚目をオープン→結果確定→計算→次のセットへ…という流れに行くのですが、

↑第2セット、1枚目「9」:2枚目「10」(2枚目勝利)

↑第3セット、1枚目「11(J)」:2枚目「13(K)」(2枚目当選)

↑第4セット、1枚目「9」:2枚目「10」(2枚目勝利)

↑第5セット、1枚目「6」:2枚目「12(Q)」(2枚目勝利)

…と、前半7セットが全て「2枚目が勝つ」という不思議な事態に。番組屋のLinerさんも「あれ?」と苦笑いを禁じ得ず、プレイヤーの我々も「おいおい待ってくれよー」と出川哲朗氏やダチョウ倶楽部ばりのぼやきツッコミを入れながら爆笑しておりました(^_^;)

で、私・むろかつは途中から考え方を替えまして「そうだ、贔屓にしているプロ野球選手の背番号にちなもう。あとはネタで1pだけジョーカーを」と(ちなみに序盤からヤクルトファンのばいそんさんはヤクルトの選手にちなんだネタをボードに書いてましたです、はい)。

そしたらここの場で「実に非常に重大なこと」に気づきまして、

↑むろかつご贔屓の、千葉ロッテマリーンズの「俺たちの」荻野貴司選手の背番号が「0」そもそもトランプのカードが「ない」と(爆)

そこで仕方なく「千葉ロッテの背番号1から13の選手でご贔屓な選手は…あ、いたわ。」と選んだのが、

背番号「13」の平沢大河をチョイス。「ここでトランプのキングが出れば当たりってのも見栄え的にちょっとおいしいし、それ以前に平沢大河、今年はとにかく頑張れ」ということに。

そしたらぼちぼち「K(13)」が本当に出てきまして、赤字解消…とまでは行きませんでしたが、多少40p弱まで持ち点が戻ったりしてました。

そしたらわずかではありますが1枚目が勝つことも出てきたり…と、

ちなみに0pになっちゃったプレイヤーには番組屋さんから10pずつ貸し出されてました。で、当たって黒字になったら11pで返してねと。「これほど良心的なトイチも珍しい」との声も(をい)。

そして他のプレイヤーとしてはキヨミさんや三好さんが大当たりを出してきまして、逆にハマさんやかよちんさんあたりは限りなく0pに近くなってたようです。

で、残りセット数も少なくなってきたので、私はロッテの背番号11の佐々木千隼投手、背番号12の石川歩(通称:五右衛門)投手の数字も賭けるようになり、そして忘れちゃいけないスーパージョーカーも(笑)

↑で、忘れた頃にちょいと当たって5倍、つまりは10pが返ってきたりと。この時に私の真正面に座ってたKavaさんが「自分のカネぢゃないので賭け事をするのは気楽だし楽しい」という事をぽつりとつぶやいてまして「いやーまさにまさに」と頷いてしまった私でした(笑)

で、15セットで終了となりまして、出目表的には1枚目が3勝12敗、2枚目が12勝3敗…という番組屋のLinerさんもびっくりでした。さらに言えば勝負としてはキーになる「A(エース)」も「ジョーカー」も「2」も「3」も一度も出ない、というなかなか壮絶なオチも(^_^;)

で、順位的には数字を賭けて大当たりしたキヨミさんが74pで、2位のばいそんさんを20p以上引き離しての優勝で、2回目の「本因坊」のタイトルをゲットしたのでした。おめでとーございます。そして0pで使い切ったプレイヤーでも「最下位タイではない」というのがまた興味深いとこでありますです(^_^;)

そしてキヨミさんも、むろかつからはいつものロッテ・コアラのマーチを、更に番組屋のLinerさんからも賞品をいただいてました。こちらはANAのビジネスクラスに搭乗するといただけるアメニティが入ったカバン(と少々その未使用のアメニティグッズ)だったそうです。それと2位のばいそんさんはAPAカレーをいただいておりました(笑)。

で、ここで三好さんご夫婦がタイムアップということで早退されまして、次は3Rのハマさん企画、年イチ恒例の「クイズお笑いスター誕生」の登場となります。

次回に続きます。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。