2022/05月例会「岩槻記念2022」報告#3「1R:ミュージカルクイズ編(その3)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。ここからは2022/05月例会の報告記をお送りしています。第3回目は1Rに行われたばいそんさん企画「ミュージカルクイズ」の続きをお送りいたします。

2022/05月例会「岩槻記念2022」報告#2「1R:ミュージカルクイズ編(その2)」

2022年5月9日

↑前回はこちら。

ここから第2セットに入ります。

前回の報告記までが第1セットで、ここから第2セットに入ります。先程の第1セットの得点状況は以下のような感じになっております。

【第1セット終了時】

おぐのり1抜け(+10)、あんどう2抜け(+6)、ひっさつ会長3抜け(+4)、ムギタン4抜け(+3)、Kava5抜け(+2)、T本山6抜け(+1)
ハマクドー1○・磯部1○・かよちん1○

…と、まあ当然のことながら2○積んで勝ち抜いて勝ち点を得た人が次のセットも企画順位的には当然有利となるわけですが、第2セットはどういう展開になっていくのでしょうか。

Q1:コランダムの一種で7月の誕生石としても/→ルビー(かよちん1○)

Q1は7月の誕生石の「ルビー」の問題。問題文に出てきたコランダムとは「酸化アルミニウム の結晶からなる鉱物」のことで、やはり「7月の誕生石」のとこでポーンと押したのはかよちんさんでして、

寺尾聰の「ルビーの指環」のサビの部分の「♪そうね誕生石ならルビーなの」と歌い上げて正解し1○に。

この歌は1981年の大ヒット曲(160万枚も売り上げたそうです)で翌年の選抜高校野球の行進曲にも選ばれたことや、音楽番組のTBS系列「ザ・ベストテン」では12週連続第1位、日テレ系列の「ザ・トップテン」では10週連続第1位/通算12週第1位という記録を保持していて、特に「ベストテン」の方ではスタジオの唄い終えた歌手のみなさんが座るスタジオのソファのとこには専用の記念碑的な席が作られた、という逸話も(笑)

Q2:成田国際空港の11番から18番ゲート/→北ウイング(ムギタン1○)

続くはQ2「(成田国際空港の第1ターミナルの)北ウイング」という問題。現在はLCC専用の第3ターミナルまである成田国際空港、以前は新東京国際空港と呼ばれてましたが、ここの唯一のターミナルだった第1ターミナルの北部分で今は第11-18ゲートが第1サテライト、第21-29ゲートが第2サテライトと呼ばれています。

で、ここは中森明菜の「北ウイング」の1番に出てくる「♪北ウイング 彼の元へ」の部分を唄ったムギタンが正解し1○に。

この曲は1984年1月にリリースされ約60万枚のヒットを記録した楽曲で、歌詞の中には夜間便が出発するくだりがあり当時の北ウイングから出発する運行状況からは日本航空の成田発アンカレッジ経由ロンドン・ヒースロー国際空港行きのJL401便ではないか(←当時は東西冷戦末期の頃で最短距離となるソ連上空を自由に飛べなかったのでまだアラスカ州のアンカレッジ経由だった、というのが懐かしいっす(笑))…という説を唱えていた人もいたそうです。

ついでに書くと当時は第2ターミナルは建設中でまだなく(1992年12月に完成・運用開始しておりました)、更に東西冷戦時の「アンカレッジ経由の航空便」で思い出すのは、ニューヨーク発アンカレッジ経由ソウル行きの大韓航空機がサハリン沖でソ連軍機に領空侵犯だと「撃墜」された事件はこの前年の9月のことでした。

Q3:スズメ目ヒタキ科に属する鳴き声が美しい鳥で知られる日本では「サヨナキドリ」ともいう鳥で、竹内まりやが唄った中居正広主演のドラマ「白い影」の主題歌のタイトルの一部にもなっているのは何でしょう?→ナイチンゲール(スルー)

こちらはスルー。とはいえ「答えはわかってるんだが、歌えねえ」と嘆く人が何人か。

で、元はこの曲なんですが、サビに「ナイチンゲール」というのが出てくるそうです。

Q4:その流域は全て仙台市内に属する/→広瀬川(おぐのり1○)

そしたら前の問題とは対象にQ4はまさに速攻の押し合いが見られまして、

1番のオープニングのとこの「♪広瀬川流れる岸辺」を唄って正解したのはおぐのりさんでした。これで1○。

なおこの曲は1978年5月にさとう宗幸がリリースしたシングル曲と、「競作」という形で翌月の6月にダークダックスがリリースしたシングル曲の2パターンがあり、後にさまざまな歌手にカバーされた名曲でもあります。当初は地元を中心に売れ始めた静かなブームから始まったそうですが、この年の6月12日に宮城県地震が発生し復興の意を込めてさとう宗幸がテレビの全国中継の生放送で弾き語りをたびたびやるようになってから全国にも売上に火がついて、トータルではさとう宗幸版が110万枚、ダークダックス版が30万枚の大ヒットにつながったとのことです。

Q5:本社を宮崎市に置く、むぎ焼酎「いいとも」およびその社名と同じ名前の蕎麦焼酎が有名な、川中美幸の/→雲海(酒造)(ひっさつ1○)

続くQ5は長年、文化放送などで放送されていた「川中美幸 人・うた・心」の冠スポンサーだった、

このCMソングの「♪蕎麦焼酎 雲海」を押したひっさつ会長が正解してこれで1○に。いやーこのCM、20-30年前の文化放送を夕方聞いているとこ川中美幸のミニ番組で必ず流れてたんすわ(笑)。一応調べたら雲海酒造は世界で初めて蕎麦焼酎を作り出した企業でもあるそうです。

Q6:人間の指の一つで、この指にはめるリングのことを「ピンキーリング」と呼ばれる/小指(かよちん2○/1抜け(+10獲得))

続くQ6は「ピンキーリング」で押したかよちんさんが、

1967年の伊東ゆかりのヒット曲「小指の想い出」のオープニングのとこの「♪あなたがかんだ小指が痛い」を唄って正解しこれで2○でこのセットの1抜けとなりまして勝ち点+10を獲得となりました(笑)。一応現時点では、少なくても計算的には+10以上になるのは第1セットの上位3人のおぐのりさん・あんどうさん・ひっさつ会長の3人しかいないので事実上3位以上は確定となり、それ以上の順位にランクアップできるかどうかは他のプレイヤーの勝ち点次第となりました。

ちなみにこの伊東ゆかりという歌手はデビューしたのは11歳の時でこの曲がリリースされた時は若干20歳ながらもデビューして10年近いキャリアを持つ歌手だったようで、最初は主に洋楽のカバー曲(当時は進駐軍が撤退したばかりなのと、なおかつテレビ番組がアメリカから輸入されたドラマ・映画が多かった頃で、「カバー・ポップス」というジャンルがあったそうです)を唄っていて30曲ほどシングルリリースしており、後に和訳ではない日本語のオリジナル作品も並行して唄うようになった末の7曲目のシングル曲がこの「小指の想い出」で、こちらが本人にとっては最初の大ヒット曲となっておりました。

Q7:ギリシア語で「十日物語」と訳される/→デカメロン(おぐのり2○/2抜け(+6獲得))

Q7は中世イタリアの作家・ジョヴァンニ・ボッカッチョによる物語集「デカメロン」の問題。そしたら、

押したのはおぐのりさんで少年隊の「デカメロン伝説」の「♪AH デカメロン AH」と歌い上げて正解チャイムが鳴り2抜けとなりました。これでおぐのりさんは第1セットの1抜けの+10を足して合計で+16に到達し1位を確定させたことに。

ちなみにこの少年隊の「デカメロン伝説」は通算2枚目のシングル曲で、デビュー曲の「仮面舞踏会」の次のシングル曲になります。で、歌詞(秋元康が作詞したそうです)の中に「10日間だけじゃ語れやしない」というのがあって、これがジョヴァンニ・ボッカッチョの「デカメロン」に由来している…とのことです。

Q8:地球に存在する気体のひとつで、化学式を「CO2」/→二酸化炭素(Kava1○)

そしたら次の「二酸化炭素」も化学式でガッと押されてました(笑)。

で、押してランプがついたのはKavaさんで、たまの「さよなら人類」のオープニングのとこの「♪二酸化炭素を吐き出して」を唄って正解しこれで1○に。

この曲はアマチュアバンドの登竜門番組と呼ばれていたTBS系の音楽番組「平成名物TV・三宅裕司のいかすバンド天国」の14代目イカ天キングとなったたまのメジャーデビュー作で約60万枚のヒットを記録してその年の紅白歌合戦にも出て唄ったという一曲で、この「たま」のバンドメンバー(白いランニングシャツを着てたパーカッション担当の石川浩司氏)がテレビ朝日系列の「しくじり先生」から出演オファーを受けて「確かに俺らは一発屋かもしれんが、決してしくじってはいない」と出演拒否をしたというのがこの例会の10日前ぐらいにニュースになってました。

Q9:ギリシア語で「四本脚」を意味する、波による海岸線の浸食を防ぐために海岸に置かれる/テトラポッド(あんどう1○)

続くQ9は日本の海岸または河川に置かれている波消しブロックの「テトラポッド(tetrapod)」の問題。押したのはあんどうさんで、

2000年にリリースしたaikoのヒット曲「ボーイフレンド」のサビの部分の「♪あー、テトラポットのぼってー」を唄って正解チャイムが鳴ってこれまた1○に。ちなみにこの「テトラポッド」というカタカナの名前が不動テトラという企業の登録商標でもあり、aikoがこの曲で紅白歌合戦に出場する際に一瞬揉めかけたという逸話があるんですが、この「ボーイフレンド」の歌詞は「テトラポッ」だったこともあり「一応、別の言葉だからOK」という判断がなされたそうです。なのでNHKニュースなどでは商品名ではなく「波消しブロック」などという言い換えをしてるそうで…。

※問題文の続きが不明なので、(1)もともとがaikoの歌の詞の「テトラポット」が正解だったか、(2)「テトラポッド」「テトラポット」は英単語の日本語カタカナの「ゆれ」の範囲内ということで正解になったものと推測しますです。例えばアメリカの都市の「ロサンゼルス」を「ロスアンゼルス」「ロスアンジェルス」と答えても正解になるようなものでしょうね。

Q10:本来は「同じことを何度も繰り返すこと」、時に「同じ曲をくり返し聞くこと」という意味がある/ヘビーローテション(ハマクドー1○)

Q10は「ヘビロテ」とも略される「ヘビーローテーション」が正解の問題。押したのはハマクドーさんで、

このAKB48の2010年のヒット曲「ヘビーローテーション」の1番の出だしのとこを唄って正解…したと思われます。で、これまた1○に。

この曲はAKB48としては17枚目のシングル曲で初動売上だけで50万枚を突破し、年間トータルでは88万枚のヒットとなってました。しかしMVに出てる今や「元AKB」となったおねいさんたちがみんな若い(大島優子とか前田敦子とか…)。いやー12年前でもう「一昔」になってしまうのか(ノД`)シクシク

こんな感じで第2セット前半の10問が終わりました。

【現在のポイント(第2セットQ10終了時点)】

かよちん1抜け(+10)、おぐのり2抜け(+6)
ムギタン1○、ひっさつ1○、Kava1○、あんどう1○、ハマクドー1○

【暫定順位(同)】※太字は得点が確定済

1位:おぐのり(+16)、2位:かよちん(+10)
3位あんどう+6/1○、4位:ひっさつ会長+4/1○、5位:ムギタン+3/1○、6位:Kava+2/1○、7位:T本山/1○
ハマクドー1○/1○、磯部1○

次回は残る第2セットの後半戦をお送りいたします。ではまた次回に。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。