2021/07月例会「オービスSD」報告#18(完)「KENOクイズ編(3)」




こんにちわ、むろかつです。7月4日に開催されました2021/07月例会「オービスサマーダッシュ」の報告記の18回目、おそらく最終回をお送りいたします。今回は最終Rで行われました「KENOクイズ」の模様の3回目です。最後の問題もどえらいとこから(苦笑)

2021/07月例会「オービスSD」報告#17「KENOクイズ編(2)」

2021年9月15日

↑前回はこちらをどうぞ。

いやー、すごい最終問題でした。

さてこれが最終問題となります。まずプロジェクターで表示されたのはこんなんでした。

最大で賭けられる個数は10口、それぞれ当たった数に応じて配当が跳ね上がる…という形式でした。つーか、10個全て当たれば200000万倍(!!)ってのが凄すぎる(^_^;)。

で、Linerさんいわく「最後はカジノでございます…。ま、最後は運任せでいいんじゃないですか?」とのこと。そして使われるのは、台湾で毎日5分おきに一日200回以上抽選が行われている宝くじがありまして、その直近の回の当選する数字を予想する、というのが最終問題でした。なお数字は1から80までのうちの1-10個を張りなさいという形式で、当選する数字は80個のうち20個でした。

そしてシンキングタイムの真っ最中に抽選結果をチェックしているLinerさんが(^_^;)

で、私は千葉ロッテの選手の背番号を適当に書いてみたりと。

そして当選数字は、6.8.16.18.21.24.27.28.29.30.35.42.43.44.46.51.60.66.77.80…ということで、私は残りをわずかだけ残して4つの数字を賭けてみたら8と35だけが当選でした。うーん、中途半端。

そんな中、結構的中したのは本山さんが4分の3を当てて150ドルゲットしてたり、

チヨマルさんは10分の6を当ててまして500ドルをゲットされておりました。

その最終結果でどうなったのかと言いますと、

【総合成績】
1位:あんどう 1328ドル
2位:かよちん 1055ドル
3位:ハマクドー 725ドル
4位:チヨマル 667.5ドル
5位:T本山 607.5ドル

…とまあ、4Rの早押しクイズで大ブレイクしたあんどうさんが逃げ切りに成功、一方でこのラウンドでチヨマルさんと本山さんが上位に進出してフィニッシュ、というらしい結果となったのでした。

最後に優勝賞品などの贈呈が行われまして、

1-3位のあんどうさん、かよちんさん、ハマさんにはそれぞれLinerさんから賞品の贈呈がありまして、

そしてむろかつからもダイソーで購入した凍らせることができるカルピスウォーターの贈呈がありました。で、会議室の掃除や後片付けをしまして18時半ぐらいに終了、流れ解散となった次第でした。

次回の定例会は当初は8月に行われる予定だったハマクドーさん企画の「精霊流しステークス」を10月定例会で行う予定です。結局この例会を最後に新型コロナ禍の影響で8-9月例会が中止になってしまいましたのでこれは実に楽しみです。

7月例会の報告記は以上です。

解説と補足など。

(ここも番頭役・むろかつが書いております)

というわけでおおよそ2ヶ月半かけてお送りしてきましたLinerさんの2021/07月例会の報告記が終わりました。mixiのコミュの方ではLinerさんからそれぞれの解説とコメントをいただいておりますので転載させていただきます。

まずはこの5Rの解説から。

【KENO】
どこまで踏み込むかという心理戦を軸に置けば最終ラウンドは上位陣とて逃げを打つわけにはいかない、というのがテーマでした。ある程度は達成されました。

最後に現実とくっつける、というのは「クイズって目の前で起こることをプレイさせない」ものなので、カジノの本来である「未来を予想する」要素を入れたかった&誰にもこんなことがお題になるとは思わなかった&一発大逆転の可能性を1ドルしか持ってない人にも最後にきっちり見せてがっかり感をなくしたい、という3つの目的を担保できるアイデアでした。結果として10倍配当も出ましたし、4分の1で奇跡の大逆転という可能性も観られましたし。

いやー最後の問題が「実際の台湾の宝くじを題材に使う」ってのはびっくりしましたね。

実はこの宝くじの話は、少し前の近似値グランプリLiveで「1日の抽選回数は何回でしょう?」という近似値問題で出題されて正解は「206回」。つまりは朝から晩まで5分感覚で抽選会が行われていて、お気楽に楽しめることができるという話の続きでもありました。確か当選金額がさして高くないんで逆に当たる率がそこそこ高いという話でもあったような記憶があります。

そして最後の総括的なコメントもいただきました。

最後まで追いかけていただきましてありがとうございます。
これだけ濃いレポートというのは自分のクイズ人生では存在しなかった物で、大変うれしく思っております。

最終フェーズになりました。
私の考え方を記していきたいと思います。

<テーマのゲームをKENOにした理由>
最終フェーズは、一発逆転要素がないと、ここまでチップを稼げていない人がやる気を失うということを懸念しました。

私も色々な大会に顔を出しましたが、実力が伴っていない物が多かったですから、途中から観客に徹するケースが多々ありました。
最後まで当事者が勝負に関して「自分はまだ優勝できる可能性があるんだ」という認識を持ってもらえる、それだけで、企画にきちんと向き合ってもらえるということを以前から身に染みて感じておりました。

そこで、最終フェーズのテーマを決めるにあたり、カジノの王様とも呼ばれる「バカラ」を題材に…と思いましたが、バカラはそもそも二択のシンプルゲーム。ちょっとこの場にはなじまなさそう。
では、配当が大きくなるカジノゲームは何だろう。
そう思ったときに、KENOが浮かんできました。
運だけで一撃10万倍などという夢のような高配当がある、宝くじのようなカジノゲーム。
そして、「数字を選ぶ」という要素を、「問題を選ぶ」とか「答えの数を選ぶ」といった要素に置き換えて、アイデアは無事に形になりました。

1問目は「好きな数だけ選んでもいい、少しは失敗してもいい」と、本来のKENOに近い、ゆるいゲーム性で、しかし答えは読みにくいという、KENOっぽいクイズにしました。
2問目は「踏み込みを間違えると一瞬ですべてを失う」という、スリルのある状況にして、そのかわりに2択とし、勘で踏み込んでも運があれば逆転できるだけの勝利が得られるかもという「希望を失わせないが、ハードルを上げた」仕様にしました。個人的にはこの問題できちんと踏み込んでチップを増やし、最後に望みを繋ぐ人が出たのもうれしかったことです。

そして3問目はテーマがないなと思っていたのですが、ああ、以前の近似値で「台湾のKENO式宝くじ」出したじゃん、と思い出して、毎日抽選だからどのタイミングでも5分待てば最新の結果がネットで得られる、だったらこの抽選数字で本物のKENOをやってしまおう、そして超高配当の「可能性」を持たせて、追う側も追われる側も、最後の心理戦にとことん悩んでもらって、純然たる結果を見て納得ずくでゲームを終わってほしいなと思ったのでした。

「最後に本当のKENOをチップで遊ぶ」というのが、オチであり、ネタであり、テーマの「カジノ」に沿っていて「最後に運だけですべてを持っていっても恨みっこなし」の世界観に納めるための、よくもまあこれだけ綺麗に理由が揃ったという、自分らしからぬアイデアでした。

とはいえ、至らなかった点がなかった、というわけでもありません。
Excelの仕込みミス(2問目新幹線の正解を逆に表示した)もありました。
また、2問目は踏み込みやすくする仕掛けを入れた方が良かったかと反省しました。要は、2問選択までは1問外すとアウト、3,4問選択は1問外すと半分戻し、5,6問選択は1問外すと配当半分、2問外すと半分戻し、7問選択は1問外すと配当75%、2問外すと配当半分、3問外すと半分戻しといった「多く選べばセーフティーラインが生まれる」仕様にするという可能性もありました。
でも、シンプルに「自由に選んで1問外したら即アウト」のシビアさが、あの状況ではよかったのかな、と今これを記しながら未だに結論は出せずにいます。

中途お帰りの方もいらっしゃいましたが、多くの方に最後まで有償のチャンスがあるということを信じて参加していただけて、ゲームが続行できなくなるようなトラブルもなくやりきれたということが大変嬉しかったです。

往年の名番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」でカジノが明確に取り上げられたのは過去に2度か3度。ラスベガスが2度あって(1回目がスロットマシン、2回目がクラップスだったか)、ネバダ州第2の都市でカジノタウンでもあるリノ(RENO)が一回登場していたように記憶しています。

「正解がスコアに直結しない」クイズは、今期の改変で一旦幕を下ろす「アタック25」をはじめ、様々なところで色々なルールが採用されてきました。
今回は「クイズでギャンブルをしてみる」試み、思った以上に相性は良かったと思います。

次回がいつになるかわかりませんが、また、似たようなネタで、もう一度「クイズのカジノ」をオープンできればと思っております。

ありがとうございました。

いやー、個人的にはここまでクオリティの高い企画を開催されるとは、という意味では非常にびっくりした例会でもありました。というのはもともと参加・主宰していた別のサークルを25年続けた後に気力体力の限界の末にやめた後、岩Q槻を立ち上げた理由の一つに「参加者もお気楽に、企画者もお気楽に開催できるのんびりしたサークルにしよう」というのがありましたので。

もっとも企画者の方には原則的に企画の趣旨の本筋には口を出さない(これが広報用の写真のために、見栄えをよくしたりスコアの計算上、序列などの席順を提案したりとかの企画の趣旨に影響しない程度のことは口をだすことはあります)ので、時折、「これは企画者としてはガチだねえ」という企画に遭遇することもあります。

例えば磯部さんの「Qさま!」企画などの予想外にクオリティの高いクイズ企画を開催される際には望外の喜びを感じるとともに「これで他の企画初心者の方が敷居を高いと感じないといいんだけれど」とも。なのでバランスとかを考慮した上で、あえて確信犯的に私がじゃんけんだのババ抜きだの…とシンプルな企画をポンとそこに挟むようなことをしています。

ですのでまあ企画者それぞれで比較をされることは岩Q槻では基本的にはありませんので、それぞれの企画者がそれぞれの状況下のもと、ガチでもユルいのでも持参してきていただければ我々はそれに答えて「楽しく遊ばせていただく」というのは変わることはないのでどうぞご安心ください。それゆえにLinerさんの企画は「そういう方法と、そういう合せ技な単独企画のやり方もあったのか」という意味では非常に新鮮な気持ちとなり、そして勉強させてもらったなあ…と考えております。

あと今回の全セットを通じて番頭役として非常にありがたかったのは「各ラウンドごとに、参加者全員にそれぞれの見せ場があった」ということでしたね。総合順位トータルではパッとしなかった人でもスポット的に大ブレイクしたりとか。私も1Rのマルバツでは前半に地獄を見て後半に大躍進をし、2Rの株クイズでは非常に楽しい思いをし、3Rのビンゴでは「いやー、これ、チップが全部なくなるんでは?」という天国と地獄のようなものを味わえたのは、まさにクイズ・アンド・バラエティそしてもぐもぐタイム(笑)を是としている岩Q槻としては最高でした、はい。

また来年…というのはさすがに大変でしょうから、隔年ぐらいに気力体力の余裕があったらまたぜひよろしくお願いします。

前回の更新から数日経過してしまった理由とは。

最後に。本当は前回の記事の翌日か翌々日にこの記事を更新する予定だったのですが、やむを得ない事態が発生してしまい、更に数日が経過してしまいました。それは、

パソコンが壊れた、んですね。いきなりうちのパソコンだけ自宅の無線LANルーターからWi-Fi等を一切拾わなくなりまして、約6年弱使っていたノートパソコンが突然ご臨終になりました。

で、数日間は仕方ないので昨年、某定額給付金で購入したiPad proと、Bluetoothで動くMacの純正キーボードとかで対応してたのですが、さすがに使い勝手が悪いので、

当初は来年あたり(実際は10月ぐらいからになったそうですが)、Windows11が登場するタイミングで、25年来・通算で7台使っていたWindowsパソコンからMacのパソコンに切り替える予定だったんですが少し予定を早めてMacBook Airを購入したのでした。

で、こんな感じに。いやー、iPad用に購入したキーボードは「もしかしたら、近い将来、MacBookを購入してディスプレイにつなげたとしたら、使うかもしれないな」という意味合いでも購入したんですがその「近い将来」がこんなに早く来るとは思ってませんでしたけどね(ノД`)シクシク

そして結局はまずは慣れぬキーボードで文字を打ってみることと、ブログを書くことに慣れること、更にパソコンを使いこなして画像とかのやりとりを覚えること…で、更に数日間止まっていた次第でした。本当にすみません。

なお今までの画像データ、VTRの動画データは引き続き外付けHDDで使用することができましたので今後も少しずつMacの方に慣れて更新頻度を上げていきたいと思います。ま、問題は手持ちのビデオカメラがMacに対応するかどーかなんですが、ハブのとこにSDカードを差し込んでデータを入れることができるんで、最悪それで対応できれば…と考えてるんですが果たしてどーなるか、ですな。

長々と書きましたが、以上です。ではまた。

(Text by むろかつ(実はキーボードは中学時代からひらがな打ち(大汗)))

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。