こんにちわ、番頭役のむろかつです。2024/2月例会「滑稽節杯2024」の報告記を連載しております。8回目は午後2枠の企画として開催されたハマクドーさん企画の「クイズ!!お笑いスター誕生2024」編の5回目です。前半戦ラストの9-10週目となります。
↑前回はこちら。
前半戦も残り2週となりました。
「クイズ!!お笑いスター誕生」の前半戦の10週シリーズも残るは2週となりました。続いては第9週目に入ります。
【前半戦第9週目(残り1週):Kava(8週目/3◯[2])、ぽちょ兄貴(6週目/3◯[4]])、むろかつ(10週目/4◯[3])、T本山(6週目/3◯[2])、チヨマル(5週目/2◯[3])】
[第9週目時点の控え席の席順:ばいそん(9[4])→ほしまる(7[2])→Liner(8[2])→初瀬(4[2])→ひっさつ(7[4])]
前回の第7週目が5人中3人勝ち抜け、一方で次の第8週目が5人全員勝ち抜けならず…というジェットコースターのようなびっくり展開が続きまして、この第9週目に入っていきます。
Q1:「さしま茶(1859年に中山元成が日本茶として初の輸出に成功させた茨城県南西部を中心に生産されている日本茶)」→スルー
Q2:「林修(祖父に日本画家の林雲鳳(うんぽう)がいる人物で、東進ハイスクールの講師として知られ)」→ぽちょ兄貴1◯
Q3:「7%(国連の定義では「高齢化社会」とは65歳以上の人口が全人口の何%以上に)」→スルー
Q4:「寺尾常史(本名は福薗好文[ふくぞの よしふみ]。兄に元十両の鶴嶺山と元関脇の逆鉾がいる元力士で「井筒三兄弟」と)」→むろかつ1◯
Q5:「建長寺(開山したのは開山は南宋の禅僧の蘭渓道隆[らんけい・どうりゅう]、山号は巨福山[こふくさん]という鎌倉五山第一位の寺で)」→チヨマル1◯
Q6:「新庄剛志(1995年6月20日の横浜戦では観客が振っていた自身の名前入りの応援旗に叩き落されグラウンドへ落下、2004年4月17日のロッテ戦ではスタンドの観客が身を乗り出して捕球、2004年9月20日のダイエー戦では一塁走者を追い越した…などで3本のホームランが取り消された経験がある、阪神、メッツ、ジャイアンツ、日本ハムで活躍した)」→ぽちょ兄貴2◯
Q7:「ストーカー(精神科医の福島章はこれを行う者を「精神病系」「パラノイド系」「ボーダーライン系」「ナルシスト系」「サイコパス系」の5つに分類した、特定の個人に異常な関心を持ちしつこく後を追い回す行為)」→むろかつ2◯
Q8:「ハイサイおじさん(高校野球の沖縄県代表の応援団のチャンステーマとして演奏されることや、志村けんが「変なおじさん」でこの替え歌を歌うことでも知られている、沖縄県出身のミュージシャン喜納昌吉&チャンプルーズの代表曲)」→むろかつ×(最後尾へ)
Q9:「島津斉彬[なりあきら](鹿児島市ある照国神社の祭神として祀られている薩摩藩第11代藩主で、藩の富国強兵に成功させた)」→チヨマル2◯(5週目勝ち抜け)
Q10:「後楽園球場(1981年、NPB史上唯一の1球場単独開催となった日本シリーズが行われた東京都文京区にあった野球場)」→T本山1◯
【勝ち抜け:チヨマル(5→6週目)、誤答による最後尾へ:むろかつ(10週目)、勝ち抜けならず最後尾へ:Kava(8週目)、ぽちょ兄貴(6週目)、T本山(6週目)】
まずQ1は茨城県名産の「さしま茶」の問題。こちらはスルーでした。ギャラリー側にいた茨城県在住のほしまるさんも「名前は知ってたがこのクイズの場で正解できたかどうかは…」とのことでした。続いてQ2「林修(「今でしょ」でおなじみの東進ハイスクールの現代文講師)」はぽちょさん正解で1◯、Q3「高齢化社会→全体の7%」はスルーになったものの、あまりの割合の低さにびっくりする面々が続出するとは(爆)。
その後、Q4「寺尾(元力士で錣山部屋の親方としても活躍したが昨年末に死去)」をやはりむろかつが本名押しで正解し、これで林家こん平→力道山→寺尾…と3回目の快挙(?)を(^_^;)。しかしその次のQ5「建長寺」は、「寺尾」を押した瞬間に答えたむろかつに対して、押してシンキングタイムの5秒をじっくり使い切ってひねり出したチヨマルさんの正解劇にあまりにも対照的な正解の仕方に逆に盛り上がる次第に(笑)。
そして後半はQ6「ホームランを3回も取り消された→新庄剛志」という凄まじい逸話の問題をぽちょさん正解で2◯、Q7「ストーカー」はむろかつ正解でこれまた2◯とするも、Q8「ハイサイおじさん」はむろかつが押して「ハイサイ節?ハイサイさん?」と2回の「もう一度」の末に正解に至らずここで無念の誤答最後尾へ。
終盤はQ9「島津斉彬」を歴史問題が得意なチヨマルさんが正解して2◯としてついに5週目勝ち抜けを果たし、Q10「後楽園球場(この年の日本シリーズは巨人と日ハムという両方とも後楽園を本拠地にしてたチーム同士の対決でした)」を正解したのは3度のメシよりも巨人が大好きでおなじみの本山さんが意地の正解…を見せてくれまして、なんやかんやでいろいろとあった第9週目が終わったのでした。
いよいよ前半戦最後の第10週目に入りました。
そして前半戦ラストの10週目となりました。
【前半戦第10週目(残り0週):チヨマル(6週目/3◯)、ばいそん(9週目/4◯[4])、ほしまる(7週目/3◯[2])、Liner(8週目/3◯[2])、初瀬(4週目/2◯[2])】
[第10週目時点の控え席の席順:ひっさつ(7[4])→むろかつ(10[4])→Kava(8[3])→ぽちょ兄貴(6[5])→T本山(6[3])]
控え席的には前節、チヨマルさんが唯一勝ち抜けて残ったので最後は席順5番目のひっさつ会長まで回ってこず、という次第でした(ノД`)シクシク
Q1:「中野ブロードウェイ(正式総称を「コープ・ブロードウェイ・センター」という、時計の聖地・サブカルチャーの聖地とも呼ばれている複合施設)」→Liner1◯
Q2:「本田宗一郎(皇居での勲一等瑞宝章授与の際に「技術者の正装とは真っ白なツナギ(作業着)だ」と言いその服装で出席しようとしたが、さすがに周囲に止められたエピソードを持つ、1989年に アジア人初のアメリカ合衆国の自動車殿堂入りを果した)」→Liner×(最後尾へ)
Q3:「ジャックポット(日常生活においては大成功という意味としても使用される、賭博やカジノなどのゲームにおいて「大当たり」をさす言葉)」→ばいそん1◯
Q4:「榎本武揚(オランダ留学時にはモールス信号を学んだとされる幕末から明治にかけて活躍した人物で、戊辰戦争では旧幕府軍を率いて蝦夷地を占領するも)」→チヨマル1◯
Q5:「ウス茶糖(静岡市に本店がある「竹茗堂」が元祖である、抹茶とグラニュー糖の甘さと抹茶の風味を活かし隠し味にシナモンを使用して)」→ばいそん2◯
Q6:「6分間(フィギュアスケートのウォーミングアップの時間は規定により何分と)」→スルー
Q7:「シルヴィオ・ベルルスコーニ(1986年にはACミランを、2018年にはACモンツァを買収したイタリアの実業家で、政治家としては4度にわたりイタリアの首相に)」→ばいそん3◯
Q8:「伊勢湾台風(国際名は「ヴェラ/Vera」。1959年9月26日に潮岬に上陸し紀伊半島から東海地方を中心にほぼ全国にわたって甚大な被害をもたらした台風15号を、特に被害が甚大だった愛知県・三重県の海沿いの湾の名前を採って))」→ほしまる1◯
Q9:「リュート(その名前はアラビア語で「木」という意味がある、中世ヨーロッパでは吟遊詩人の歌の伴奏を用いた弦楽器)」→スルー
Q10:「クロックポジション(航空機や船舶などで用いられる、観測者を水平なアナログ時計の中心に置き、観測者の正面を「12時方向」とした時、対象物や目標方向が時計の「何時方向」であるかの方位を提示する手法)」→スルー
【勝ち抜け:なし、誤答による最後尾へ:Liner(8週目)、勝ち抜けならず最後尾へ:ばいそん(10週目)、ほしまる(7週目)、チヨマル(6週目)、初瀬(4週目)】
最終週もなかなかの激戦でした。
まずQ1「中野ブロードウェイ」は「コープ・ブロードウェイ・センター」という正式名称があったのか…とまずそこにびっくりした問題でしたがLinerさんが幸先よく正解して1◯にしたのですが、Q2「本田宗一郎」は「豊田佐吉(トヨタグループの創設者)」の方を答えてしまいLinerさん、無念の誤答最後尾へとなりました。しかし問題の順番は恐ろしいもので次のQ3「ジャックポット」は明らかにゲームやカジノ等に造形が深いLinerさん向けの問題だったのが(^_^;)
その後はそのQ3「ジャックポット」を正解して1◯としてばいそんさんがQ5「ウス茶糖」という地元・静岡の地元問題を正解し2◯、Q7「ベルルスコーニ」を正解して3◯として9週目勝ち抜けにリーチをかける展開となったのですが、実はその前にQ4「榎本武揚」を間一髪でチヨマルさんに早押しで持っていかれて「うそーん」とつぶやくほどの激戦になってまして、Q8「伊勢湾台風」もわずかのタイミングでほしまるさんに持っていかれて「あたしらもなかなか勝ち抜けられないけど、それでも簡単には勝ち抜けさせませんぞ」という感じの激しい戦いが繰り広げられてました。で、最後の2問はスルーとなり、このセットは勝ち抜けは発生せずに前半戦終了と相成ったのでした。
【解説と補足と余談】前半戦終了時にはこうなりました。
で、前半戦が終了しまして、次は後半戦の「エクストラセット」に入ることになりました。
この時点での各人の挑戦週はこんな感じになっておりました。
上記の表の解説をすると「総正解数」の下にある「N(ノルマ)正解数」とは「その週のノルマ(=当該の勝ち抜け正解数)をクリアした分の正解数」のことです。この企画の最終順位は「勝ち抜け週とこのノルマ正解数が多い人」でした。最終的には今回の第4回目を制することになるほしまるさんが前半戦で最も多い7◯を積んでいた(4週目2◯、5週目2◯、6週目3◯)ということになります。逆にひっさつ会長やばいそんさんはその当該挑戦週をクリアできなかったので0◯ということになっております。
特にこのルールですと、6週目以降は3◯、更に9週目以上になると4◯勝ち抜けで、勝ち抜けられない場合は前半戦では正解数がチャラになってしまうルールに第2回目(第1回目は前の挑戦時からの継続がOKでした)から導入されたので、こういう事も発生する次第です、はい。ゆえに私・むろかつが席につくたびに6週以上のチャレンジする人たちがひしめき合ってるのを見て「いやーこのメンツで10問目で4◯、マジきついって」と苦笑いしながらボヤキが入るのはそういうわけなんですね(^_^;)。
そして今回、前回以前にも書きましたが(ブログ記録担当の私のミスで)現場ではLinerさんの勝ち抜け週を1週多くスタートすることになってしまいまして、第10週目は「9週目/4◯」の状況でクイズをプレーしているので、一緒に戦っているばいそんさんも4◯勝ち抜けゆえに「どんどん攻めていかなきゃ」という流れで「本田宗一郎→豊田佐吉」で誤答してしまった、というそういう話もあったりします。余談としては私・むろかつはそこらへんはどんな展開でも「わかったら押す、罰則がユルい時はもしわかりそうだったら押すかも」で、できるだけ暴発はしないように気をつけてプレーしているのです…が、それゆえに第9週目の「ハイサイおじさん」の問題は「あ、なんとなく行けそう」と押したものの、「ハイサイ節」で「もう一度」と言われてもう頭が真っ白になってフリーズしてアウト…という次第でした。このあたりは「時間ギリギリに答えをひねり出せる」チヨマルさんはやっぱり凄いなーと感心するやらでありますです。
なおデータ的にはこの前半戦の全10週で、最も挑戦回数が多かったのは第1-3週を勝ち抜いた初瀬さんの7回、同じく第4-6週を勝ち抜いたほしまるさんの7回で、逆に最も少なかったのは第7週を3回全て勝ち抜けならずでついでに誤答の最後尾への移動もなかったひっさつ会長の3回でした。ただしひっさつ会長はセット数は最少ではありましたが一方で「トータルでの挑戦した早押しクイズの問題数」はやはり僅かながら一番少ない30問でしたが、その一方で4セットのkavaさん・ばいそんさんとも2問差ぐらいだったので、そこは「あまり出番が回ってこない」感じではなかったようですね。
ま、ひっさつ会長同様、スタート時が後半の週からはじまった、Kavaさん・むろかつ・ばいそんさんも4回程度で少ない方でした(結果、この4人が30問台で少ないのですが、それでもむろかつは9◯、ばいそんさんは8◯、Kavaさんとひっさつ会長は5◯と正解を積み上げております(大汗))。この「スタート時に早くも後方待機を余儀なくされていた」「複数人が同時に勝ち抜けならずで順番待ちに回されるとそのまま後方待機の順番になってしまう」「他の人が勝ち抜いて残った際に、順番待ちの最後方の方にいると次のセットで出番が回ってこない」という状況と、「しかしながら誤答して最後尾に回って少しだけ順番が早く回ってくる反面、誤答癖がつくのも困るしそのセットで10問まるまるクイズができないし、下手したらそこで得意問題が来てたら目も当てられない」というこのあたりのジレンマはなかなか興味深いものかもしれないなーと思った次第でした。
※ま、いわゆる「ガチンコな競技クイズ」の世界だとここらへんも効率的に戦略でわざと誤答して順番を早く仕掛けるみたいなことをしてくる人もいるのかもしれません…が、そんな事考えるんだったらいっそ連続正解して連続でプレイヤー席に居続けろよってツッコミも禁じ得ない次第で(以下略)
さて次回からは「後半戦・エクストラセット」が始まります。今度は正解が出たらその他4人は1問で入れ替え、さらにスルーが出たら全員入れ替え、そして誤答が出たらそのプレイヤーは即失格(そこで最下位から順位が確定)というなかなかキビシー感じになってきます。ただし正解のポイントはそのまま累積されるのでもしかしたら問題巡り次第では週勝ち抜けもあるやもしれぬ…というそのあたりの展開の速さをどうぞお楽しみに。
次回に続きます。
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