こんにちわ、番頭役むろかつです。ここからは中断していた2022/10月例会「第5回精霊流しステークス」の報告記を【復刻版】お送りします。第15回目は第4Rの「ジャンル別クイズ」の1回目になります。
↑前回はこちら。
ここのラウンドの企画概要、など。
続く4Rは「精霊流しステークス」では毎度恒例の最終予選企画である「ジャンル別クイズ」がやってきました。
こちらのルールや概要は以下のとおりです。
4R:ジャンル別クイズ
1ジャンル10問限定
2問誤答失格
特別ルールとして10問目誤答は即失格1人4ジャンル選択
【ジャンル】
競馬
戦国時代
野球
水曜どうでしょう
鉄道
食べ物
声優
語源・由来
お悔やみ(2001~)
競艇
アニメ・漫画
寺社仏閣
芸能
生物
三国志
公園
河川湖沼
美術
音楽
古墳遺跡[勝ち抜けボーナスと失格ペナルティ]
規定ポイントを獲得して勝ち抜けた場合勝ち抜けボーナスが発生勝ち抜けボーナス
1抜け 10P
2抜け 7P
3抜け 5P
4抜け 4P
5抜け 3P
6抜け以降 2P失格ペナルティ -10P
4Rについては1問以上正解で勝ち抜けボーナス発生
同点は双方にそのままボーナス
1位が2人なら次点は3位となります
1-3Rに比べると圧倒的にポイントの割合が高いので「4Rを制する者は予選全般を制して、更に優勝する可能性も高い」のがこの精霊流しステークスの特徴でもありました。また最終問題だけは誤答すると一気に2×がつくというのは、はっきり言えば「問題潰し」をされないためでして、そこで下手に逃げ切りは許さないよ…という意味でもありました。が、たまに「誤答すると2×つくよ」ってわかってるはいるんですが押せそうな問題が来るとつい押してしまい失格になってしまう方もいらっしゃったりと(苦笑)
さて予選突破枠は上位「4」人。そこに誰が滑り込むのでしょうか。
第1セットは毎度恒例の「競馬」でした。
※問題文は押されたスラッシュ以降は概要ないしむろかつのおおよその推測で書いております。後日掲載するだろうハマさんの「完全版」までしばしお待ち下さい。
そして企画が始まっていきます。このジャンル別クイズ、なぜか第1セットは「競馬」で続く第2セットの「戦国時代」はお約束になってまして、かつては前のサークル時代に同趣旨の一日企画をやってた際も、2018年に亡くなったガソダム氏や今回は欠席されていたケーニヒさんが揃って競馬も戦国時代も得意で全く席から連続して動かず(=2セット連続で挑戦という意味で)「動かざること山の如し」という武田信玄の「風林火山」の様相を呈しておりました(苦笑)。
さて第1セットの「競馬」。今日はケーニヒさんもいないし誰あたりが来るんだろう…と思ってましたら、
「ウマ娘」などが大好きで企画とかでも競馬ネタを出題したことがあるかよちんさんが着席しまして、オンリーワンな挑戦となったのでした。
Q1:よしだみほの漫画「馬なり1ハロン劇場(シアター)」では「なんでもアリ馬記念」において、「ハナを切るメジロパーマーにケンカを売る」というシーンが描かれているシーンがある、1993年のオールカマーで/大逃げ勝ちを→ツインターボ(かよちん1○)
前の「多答早押しクイズ」でむろかつと三好さんが誤答した「ツインターボ」が出てくる始末に。むろかつ苦笑いして「くやしいのうくやしいのう」と(笑)。1990年代前半に大逃げを打って圧勝か惨敗かというおもしろい競馬をする競走馬で人気がありました。
Q2:日本の競走馬で唯一、一文字の馬名の競走馬として1934年春にデビューしたアングロアラブの競走馬は何?→「ヤ」(スルー)
Q3:父・ミルジョージ、母・エイシンナツコ。1990年の優駿牝馬を当時の/レコードタイムで優勝した→エイシンサニー(かよちん2○)
Q2「ヤ」はスルー。しかしオーディエンスのこじこじさんが答えて正解していて皆びっくり。ついでに書くと先程むろかつ・三好さん「ツインターボ」で誤答した逃げ馬問題の時に誰かがこの「ヤ」の場面をつぶやいてたらしくハマさんは内心ヒヤヒヤしてたそうです(笑)。続くQ3は「エイシンサニー」とい優駿牝馬=オークス優勝馬の問題。いやーかよちんさんえらい早い。周りから「オンリーワンなんだからそこまで早く押さんでも」とツッコミが飛ぶ次第でした。
Q4:父・ディープインパクト、母・ミスアンコール。その名前はドイツの作曲家のファンの名前に由来する2018年の東京優駿の優勝馬で、2022年1月5日多臓器不全で亡くなったのは何?/→ワグネリアン(かよちん3○)
続くQ4はワーグナーのファンを指す名前をつけられたダービー馬「ワグネリアン」の問題。スルー直前かなあと思ったらかよちんさん間に合ってこれで3○。ちなみに私・むろかつとしてはTBS系列の「史上最強のクイズ王」でチャンピオンだった水津康夫サンがカプセルクイズでこの「ワグネリアン」と答えて正解してた印象が(以下略)
Q5:「ノアノハコブネ」「オレハマッテルゼ」/「エガオヲミセテ」などの個性的な馬名をつける馬主は→小田切有一(かよちん4○)
Q6:2022年3月26日のドバイターフに出走しイギリスのロードノースと同着1位で優勝した日本の競走馬で/、その名前はかつての地球に存在した海の名前の→パンサラッサ(かよちん5○)
そして勢いに乗ったかよちんさんQ5-6と連答して荒稼ぎの様相を呈してきました。しかしこのジャンル別クイズで5○到達は後半になればなるほど難易度が上がっていくだけに(更に攻めすぎると2×で失格にもなるので)非常に珍しい(^_^;)
Q7:内縁の妻にメリー喜多川がいた作家で、上皇明仁とは学習院でご学友でありそれを題材にした小説「孤獨(こどく)の人」でデビュー。競走馬「ランニングフリー」の馬主としても知られるのは誰?→藤島泰輔(スルー)
Q8:2019年7月24日に病気で亡くなった競馬ジャーナリストで、本名・荻原昻(おぎはら たかし)。かつては俳優座の6期生として入所し市原悦子や大山のぶ代と同期だった、テレビ東京の「土曜競馬中継」で司会兼解説としてレギュラー出演していたのは/→原良馬(はら・りょうま)(かよちん6○)
Q7はジャニーズ事務所の番頭役(というよりもジャニーさんの姉で「なぜかSMAPを取り潰した」でおなじみの)「メリー喜多川が内縁の妻」というフリで作家の藤島泰輔の問題だったがここはスルー(しかしむろかつは「あー、メリーさんのとこの」と「上皇陛下の御学友をネタに小説を書いた人ね」と妙なとこで反応してました(失笑))。Q8は土曜競馬中継のレギュラーだった「原良馬」の問題は最後の最後でかよちんさんが押して正解してこれで6○。いやーすごい。
Q9:その馬名の由来はアメリカのゴールドラッシュの翌年である1849年にカリフォルニア州に入植した人々を指す言葉であるアメリカ生まれの元競走馬で、ハスケル招待ハンデキャップなどG1を4勝/→フォーティナイナー(かよちん7○)
そしてQ9はアメリカの競走馬だった「フォーティナイナー」の問題もかよちんさんサクッと押して正解しこれで7○になり周りのギャラリーもびっくりでした。ちなみにアメリカンフットボール(NFL)のチームで、サンフランシスコに本拠地を置いている「サンフランシスコ・フォーティナイナーズ」のチーム名の由来もここから来ています。
Q10:通算成績は22戦1勝。1955年3月1日騎手免許が交付され中央競馬初の外国人騎手となったのは誰?→ロバート・アイアノッティ(スルー)
最後の問題は「JRA初の外国人騎手」の問題。さすがにかよちんさんもわからずスルーで終了ということに(どうもこの人はもともとはアメリカで騎手をやっていて進駐軍と共に来日して除隊後にJRAの騎手にも挑戦した人だったらしいです)。
しかし終わってみれば、
7ポイント正解プラストップ賞のボーナス10ポイントが入るのでここで一気に+17p獲得とは。いきなり度肝を抜く快進撃でした。
【第1セット「競馬」→かよちん+17p】
第2セットは「戦国時代」でした。
続く第2セットは前述したとおり「競馬」と共に序盤戦のお約束ジャンルとなっている「戦国時代」でした。
↑「千石イエス」なんてなんと古いネタをw
すると前のセットを見てちょっと何かほっとするものがあったのか(?)、ばいそんさん・こじこじさん・チヨマルさんの3人が着席しておりました。
Q1:漫画「ダンベル何キロ持てる?」では街尾のサイドチェストでタイムスリップしたひびきと彩也香を捕らえた戦国武将で、ひびきの無礼な発言に怒って手打ちにしようとするが、逆に執拗なローキックや延髄斬りを喰らった人物で、史実では「海道一の弓取り」と/→今川義元(チヨマル1○)
Q1は「海道一の弓取り」と呼ばれていて後に織田信長に急襲されて亡くなってしまう「今川義元」の問題。しかし「ダンベル何キロ持てる?」、すごい漫画だ(大汗)。
Q2:酒食による内臓疾患が原因で関ヶ原の戦いのわずか2年後に亡くなった武将で、関ヶ原の戦いでは西軍についていたものの裏切って/→小早川秀秋(チヨマル2○)
続くQ2は関ヶ原の戦いで趨勢が逆転するきっかけを作った「小早川秀秋」の問題。ここは押し合いになるがチヨマルさんが正解し2○と幸先の良いスタートを。
Q3:アニメ映画「サマーウォーズ」に登場する陣内家の舞台となる家の門はこの城の城門を参考に描かれている、真田昌幸が築城し/→上田城
こちらも「真田昌幸が」と武将の名前が出た瞬間に押し合いになるがランプが付いたのはまたしてもチヨマルさんでそして正解して3連答成功で3○という事態に。いやー競馬のかよちんさんが壮絶な点の取り合いの火をつけてしまったのか?(笑)
Q4:今川氏輝の急死に伴い庶兄(しょけい)の玄広恵探(げんこう・えたん)が挙兵し嫡流の今川義元と争ったお家騒動で/→花倉の乱(チヨマル×)
ここの問題も「お家騒動で」で押し合いとなる高速戦に。そしてここでもランプが付いたのはチヨマルさんだったが惜しくも誤答。2×失格になるので注意は必要であります。ちなみに「花倉(はなくら/はなぐら、どっちの説もあるそうです)の乱」の「花倉」とは現在の静岡県藤枝市周辺にあたるそうです。
Q5:様々な種類の石垣が見られ、石垣の資料や環境が揃っていることから「石垣の博物館」と呼ばれている石川県にあった城で、加賀一向一揆の拠点であった尾山御坊の跡地に佐久間盛政が→金沢城(チヨマル2×/失格)
そしてこの問題もポイントで押し合いとなる序盤からの激しい戦いに。そしてチヨマルさんが早く押しすぎたのか3連答からの2連続誤答で失格に追い込まれるという事態になり皆、逆にびっくりする始末でした。
もちろん加賀百万石の前田家の居城であります。
Q6:馬場信春が「鬼美濃」と呼ばれる前に鬼美濃と呼ばれていた武田家の武で、元は下総国千葉氏支流の一門だったが居城を奪われに甲斐に落ち延び武田信虎の家臣となったとされる人物で、宗旨問題で信玄に浄土宗に改宗するように迫られて拒絶したため一時期追放された経歴を持つ「甲陽五名臣」のひとりは誰?→原虎胤(とらたね)(スルー)
Q7:別名は「千鳥城」。現存する天守は国宝に指定されている、膳所城・高島城と共に「三大湖城」とされている島根県/→松江城(ばいそん1○)
Q6「原虎胤」はスルーで、Q7「松江城」は明治時代の廃藩置県・廃城令と、昭和時代の米軍空襲から共に逃れることができて天守閣が現存している日本でも稀有な城のひとつで、こちらはばいそんさんが正解して1○。そういえばこの城の別名から命名された「ちどり」っていう木次線・芸備線を走ってた急行列車もありましたね、昔。
Q8:通称は「民部左衛門」。もともとは志摩の海賊だったが武田氏が水軍創設にあたって招聘され船大将となった戦国時代の人物で、後に武田勝頼、徳川家康に仕え小牧・長久手の戦いでは海上から羽柴秀吉を苦しめたのは誰?→小浜景隆(スルー)
Q9:その子孫に小説家の漱石がいる戦国時代の武将で、徳川家康に仕え三方ヶ原の戦いでは決死の突撃をしようとする家康に退却を進言するも聞き入れられず強引に家康の馬の向きを変えさせ、25騎を率いて武田勢の追手に突入して突撃し身代わりとなって戦死したのは誰?→夏目吉信(スルー)
Q10:諱(いみな)は重信。浅野民治丸とも名乗っていた戦国時代から江戸時代前期の剣客で、加藤清正に招かれ加藤家の家臣に剣術指南をした「居合の始祖」ともされる人物は誰?→林崎甚助(スルー)
そして後半は3問連続スルーということに。結果、前半と後半がまったく激変しまくった「戦国時代」は、
1p取ったばいそんさんがトップ賞で+11p獲得、こじこじさんが0pでポイント変動なし、チヨマルさんは失格の-10pを喰らったものの先の3pがあったので合計で-7pということになったのでした。うーんまさに「戦国」状態…(^_^;)
こんな感じでジャンル別クイズが始まっていきました。次回に続きます。
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