こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/01月例会の報告記をお送りしています。第15回目は最終4Rの早押しクイズ企画「順位戦・名人戦」と、例会のエンディング編です。
↑前回はこちら。
いやー、あんどうさん、オニのように強かった(笑)
なんやかんやで4Rも開催できるような残り時間な感じだったので、いつものように順位戦を2期、そして決勝の名人戦…という形で行いました。
まずは1回目の順位戦。順位戦は7○3×でした。
B級は3名。とはいえ、Linerさん・あんどうさんは前回がお休みだったのでB級スタートでしたが、いつもはA級の常連さんであります。そして今日の前半戦、オニのように絶好調だったチヨマルさんとの三つ巴でした。
で、こちらはあんどうさんがぶっちぎりで逃げ切ってA級復帰となりました。
続くは1回目のA級順位戦。
初代永世名人および現在暫定名人位(正規名人位をもっているおぐのりさんがお休みでしたので)を持っているハマさん(シード扱いですが順位戦には参加してもらいました)、ひっさつ会長、さらにKavaさんは長らくのA級常連、そこにばいそんさん・かよちんさんの新興勢力の皆さんが挑む、という形でした。
結果はハマさんが1抜けして(もともとシード権は持ってましたが)名人戦進出決定を決め、3位までの残留争いはKavaさんとばいそんさんが制して、ひっさつ会長と初A級だったかよちんさんが次節はB級降格ということに。
この順位戦も今回で第37-38期になりますが、とにかく上下変動が激しいA級順位戦で、ハマクドーさんが連続18期、連続12期残留という記録はもっている反面で、エレベーター的に昇降格する人たちが物凄く多いです。まさに「鬼の住処」とぐらいの(^_^;)
続くは2回目、第38期の順位戦。やはりB級順位戦から。
ひっさつ会長・かよちんさん・Linerさん・チヨマルさんという面々でした。
いつもだとコの字の形でテーブルを置くんですが、今回は机を複数使ってほぼ正方形に並べたのでなんかアットホームな感じに(苦笑)
すると今回はかよちんさんが1抜けしわずか1期でA級復帰を決めまして、2抜けはLinerさんということに。3位のひっさつ会長(今回2位に入れば通算7回目のA級復帰でした…なんか将棋の加藤一二三九段のようですな(←現役時代は通算4回、B級1組からA級に返り咲いてるそうです(大汗)))も6○まで積み上げる大混戦でした。
続いては2回目のA級順位戦。前回からは名人位の保有者(正規・暫定共に)、A級の優勝者に加えて「同日に開催される2期の順位戦で、連続してA級残留(つまりは共に3位以内に入った人)」も「ワイルドカード枠」として名人戦進出ルールが適用されまして…。
こちらはKavaさん・ばいそんさん・あんどうさんの3人。早退者が出たのと今回は参加人数が11人と少な目なのでどーしても少人数対決のブロックができてしまうのは申し訳ないですが…。
すると、ここでもB級で圧勝したあんどうさんがA級でもぶっちぎって一気に名人戦進出決定ということに。なおここでは3名だったので降格はなく、ばいそんさんとkavaさんは共に2期連続残留だったので名人戦進出ということに(ただしKavaさんはここでお帰りになったので、この日はばいそんさんがワイルドカード枠で進出となりました)。
そして名人戦。名人戦は問読み練習も兼ねてひっさつ会長に問読みをやってもらいました。
こちらは10○4×、つまりは10ポイント勝ち抜け、4回誤答で失格となります。
しかしポイントが早い早い…。
そして中盤からあんどうさんが一気に逃げ始め…
あんどうさんが「インディーズ」という問題のウイニングアンサーで、逃げ切り10○を積み上げて名人戦では初の優勝、暫定名人位ではありますが初の名人位獲得となりました。
ちなみにあんどうさん、第2期以来の名人戦進出だったそうで名人戦優勝は初めてでした。…いやー一気にタイトルをもぎとった、という言葉どおりの勝ちっぷりでした(笑)。それと前回の記事でもちょろっと書きましたが、今回は時間が大いに余った突発企画として3-4Rが開催されたので(それと3Rで同点優勝者が出ていたこともありまして)今回のあんどうさんへの優勝賞品の手持ちがなく、「じゃ、あんどうさんが次回いらっしゃった時に、なんか賞品でも」ということになりました、はい。
で、終わったのが18時を少しすぎたあたりでして、机は(もともと置かれていた)部屋の隅っこにきれいに並べ、椅子は物置にやはりきれいに揃えて積んだりしまして、最後は次回予告や連絡事項などを周知して挨拶後に流れ解散となったのでした。
さて次回は…実は2月例会が新型コロナ禍で中止になってしまったので3月例会になってしまいましたが、2月例会「滑稽節杯(「笑いの神様」こと組合サトー。氏のお誕生日が2月14日から、だったりします)」が3月例会にそのままスライドされまして開催されることになりました。また3月例会でもわいわいと楽しみたいですね。
以上です。
解説と補足と余談など
(こちらも番頭役・むろかつが書いております)
というわけで1月例会報告、ひととおりの詳細編は終了しました。もしかしたら「感想戦編」として追加で書く…かもしれませんが、まあその時はその時、ということで。
この順位戦・名人戦と銘打った昇降格がある早押しクイズは、他のサークルでいうとこの「フリバ=フリーバッティング、つまりは早押しクイズの練習」の代替でもあります。
一応、岩Q槻では「クイズの勉強の企画、およびクイズに強くなるため「だけ」の企画はしない」というのがモットーで、なおかつ例外はありますが各人が企画を持ち寄せて複数企画を行う定例会スタイルなので「フリバを延々と2時間やらせろ」的な企画はお断りしております。
ただ早押しクイズ企画をやらない…とまでは考えてもおらず、その代替として「問読みの練習はできるように」と「せめて企画として優勝者は決めて欲しい(それでメリハリがつくから)」ということも考えまして、
という、学生さん向けの「【新世代による基本問題実力No.1決定戦】をコンセプトに学生向けの個人戦のクイズ大会」の過去問データベースサイトが有りまして、ここに「ランダム100問」という機能がついていて過去の2-3万問にわたる過去問をランダムに100問チョイスすることができるものをよく使っております。これを使うと「過去の問題集を全部読み込んだ人がその出題順だけで押してしまう」こともないのと、スマホないしタブレットからネットに入ってここのサイトの問題を使うので「問読みを交代で出来て、しかも練習にもなる」という側面もあります。
※なので、この定例会報告では出題された問題文および回答をウイニングアンサー以外は表記しておりません。すみません(ノД`)シクシク
一応、岩Q槻では私が問読みをすることが多いのですが、できるだけそのセットでプレイヤー参戦してない人(ひっさつ会長や磯部さんなど)に問読みを託して読んでもらっています。またこの順位戦・名人戦ではこのサイトの過去問題しか使ってはいけない…というわけでもないので、過去には名人在位していて最初から順位戦はパスしてシード、という感じだったハマクドーさんが玉座戦などでの未使用問題を使って読んだこともありますし、確かケーニヒさんが東大クイズ王の伊沢拓司さんの本の問題集からピックアップして出題した、ということもありました。
ゆえにこの企画は「フリバの代わり」でもあります。で、将棋の順位戦だとA級を筆頭にB級1組・2組、C級1組・2組…と5段階のデシジョンにわかれるんですが、岩Q槻では出席・欠席・遅刻は問わないサークルでたまに出席できたタイミングで名人戦・順位戦がない、ということもままあるので、とりあえず今はA級およびB級のみで事が足りております。人数が多い時にB級を2組にわけて、各1位が無条件で昇格、2位が勝ち抜けた所用問題数が少ない方とかプレーオフみたいなこともありましたがここらへんは人数次第で流動的にやっています。本当に早退者が続出して人数が少ない時はA級のみで、しかもA級=名人戦みたいな形でやったこともありますし…と。
そして今はコロナ禍で毎月の例会が確保できないので当然、年間の企画枠の数も減り、さらに少しずつ企画担当をする人・数が増えている(たとえば、今はハマクドーさんが「精霊流しステークス」という毎年の8月前後の例会にて終日単独企画を開催しておりますが、さらにLinerさんが昨年7月例会に終日単独企画を開催したという事などもありました)ので、そこはその時に出たとこ勝負、まさに「人生成り行き(by立川談志師匠)」っ感じなんですが、この規格の最大の長所は「問読みのテンポさえ上げていけば、30-40分程度で企画時間が収まる」とこでもありますので、企画の企画のスキマ・合間にふらっと入れられるようなそんな感じの企画として大事にしていきたいかなーと考えております。
それにしても今回はあんどうさん、強かったですね。なかなかB→A→名人戦と全て1位で完全勝利ってのは難しいので(おぐのりさんが何度か達成した記憶はあるんですけどね)、なかなか印象深い快進撃でした。また次回もどうぞよろしくお願いいたします。
以上です。
(Text by むろかつ(番頭役))
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