2025/11月例会「岩槻記念2025」報告(その5:キアロ氏企画「ババ抜き単語クイズ」編(1))




こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/11月例会「岩槻記念2025」の報告記を連載しています。5回目は午前2枠で開催されましたキアロさんのクイズ企画「ババ抜き単語クイズ」の1回目をお送りいたします。しかしそのキアロさんの「岩Q槻では誰も思いつかなかった」ような毎回の企画の発想力が実に凄まじいです(笑)

2025/11月例会「岩槻記念2025」報告(その4:「流浪の番組」八高戦編(4))

2025年11月10日

↑前回はこちら。

キアロさん企画。なんと今年だけで6回目になります(驚愕)

午前2枠はキアロさんのクイズ企画でした。今年の2月例会で岩Q槻初参加をされて、4月例会で企画デビューを果たしてから8月のハマクドーさん単独企画「精霊流しステークス」以外の通常例会でほぼ毎月(4-7月、10月および今回の11月)開催されてまして、今年で早くも6企画目になります(驚愕)。

で、奇しくも直前(今回はほしまる先生がお休みで「逆リーチ杯(王将戦)」が開催されなかったので午前1枠でした)のむろかつ企画「八高戦」が、自作問題シリーズになったのと同時(2025/04月例会)に企画デビューを果たしてるので、「キアロさんの企画(銀河戦)とむろかつのフリバ企画(八高戦)がほぼワンセットで開催されている」ということにもなってたりします(笑)。そして毎回毎回、実に参加者各位の意表を突くようなアイデアに富んだクイズ企画を開催してくださってまして…いやあ本当に「岩Q槻は企画の研究ラボです」「いつもニコニコ人体実験」のコンセプトそのままの(?)おもしろい企画のバリエーションが増えて本当にありがたいなあ、と思っている今日この頃です。

そんなキアロさんの今回の企画は以下のようなものでした。

午前2枠:ババ抜き単語クイズ(キアロ氏企画/銀河戦第12期)

ルール
・ババ抜きの要領で文字が捨てられた単語を復元するクイズ
・文字は前から数えてペアが揃った場合に捨てられる
(例:アンパンマン→アパマン)
・濁点/半濁点や大文字/小文字は別としてカウント
・出題時に元の単語のジャンルと文字数を告知
・わかったら早押しで解答
・正解で+1ポイント、誤答でその問題の解答権剥奪
・5ポイントで勝ち抜け、最多得点者が複数人いた場合はサドンデス
・ホワイトボードはメモとして使用可能

いやーこれはなかなか思いつくことも難しい(驚愕)。

↑キアロさんがルール説明もボードに書いてやっておりました。例えば答えが「アンパンマン」だと問読みの際には「アパマン」になります…と。説明を聞いてたプレイヤーの皆さんも「これはおもしろい」「よくこういうアイデアが思いつくねえ。すごいわー」「ひらめきも結構重要なクイズ企画だねー」と一様にびっくりしておりました。あと「下手したらボケ回答が正解になりそう」と言ってた人も(苦笑)。

なお今回は1抜け=優勝者ではなく、もし複数人が5◯勝ち抜けした場合はそれを達成した人向けに「決勝問題」を1問出題してそちらで正解した人が優勝という形式でした。勿論、勝ち抜け者が1人しか出なかった場合はその人が自動的に優勝者になるのですが…(ネタバレになりますが最終的には複数人が5◯勝ち抜けしておりました)。

で、私(番頭役・むろかつ)は今回は得点係としてお手伝いさせていただくことになりまして、比較的多めにスマホで写真撮影係も兼ねてやっておりました(この前の午前1枠の「八高戦」は、企画MCとして司会・問読み・正誤判定・得点係を1人4役でやってたのでほとんど写真が撮れなかったのは申し訳なかったっす…)。もっともホワイトボードの前には私の席および早押しボタンもあったんですが、基本的には立ちっぱなしでやってました。

今回は全30問プラス決勝問題1問の構成でしたので全3回に分けてお送りいたします。

まずは問題慣れせねば…と思ったら意外に早い早い(^_^;)。

Q1:鳥・7文字「キンコ」→セキセイインコ:oxygen1◯

まず初っ端の1問目は「ジャンルは鳥で、7文字です」と発表した後に「キンコ」と読まれました。そしたらポーンと押したのは前の「八高戦」でも開幕スタートダッシュを決めて突っ走っていたoxygenさんで「セキセイインコ」と答えて正解チャイムが鳴り1◯ということに。どうもoxygenさんがぽつりとおっしゃってたのは、ジャンルと文字数だけでも結構いいヒントになっていわゆる「決め打ち」も結構できるらしい…ということがわかったのでした。

そしてoxygenさんの正解劇の直後、キアロさんは「まさかいきなり早押しクイズで正解が出るとは」とびっくりしまして、更にハマクドーさんが「いやー押し負けた」とぽつりとつぶやいて苦笑いしてたのを見て更に「押し負けましたか」と、その手応えの良さに改めてびっくりしてたようでした。

※ちなみに得点係をやってた私・むろかつは最初から最後までまったくひらめきも出てこず、ようやっと脳内でひらめいて正解できたのはラストのQ29-30を待つことになります(ノД`)シクシク

Q2:算数・9文字「コウシンケ」→平行四辺形:公太郎1◯

続く2問目は「ジャンルは算数で、9文字です」との後に「コ・ウ・シ・ン・ケ」と一文字ずつキアロさんは読み上げてました。

で、ここではひとまずメモ用に配布されたボード(いつも岩Q槻の備品として用意しているクリアファイルの中に白紙が入ったもので、こちらの表面に文字を書いたりイレイサーで消したりして使用してます)にこの「コウシンケ」の文字を書いてみて少し考えてみるプレイヤーの皆さんでした。すると少しして押したのは公太郎さんで「平方四辺形」と答えて正解チャイムが鳴り1◯になってました。で、三好総統が文字面から(?)「また健康診断が」とつぶやいてたのはやはり不惑の40-50代を迎えた皆さんが多いクイズサークルゆえか(をい)

Q3:歴史・8文字「カタンョ」→解体新書:公太郎2◯

3問目は「ジャンルは歴史で、8文字です」の後に「カ・タ・ン・小さいヨ→ョ)です」と問読み。やはり皆さんがボードに文字を書いてって少しだけ考え始めた後に押したのは前の問題で正解した公太郎さんで「解体新書」と答えて正解し2◯に。日本史的には江戸幕府後期の頃に前野良沢が主に翻訳し、杉田玄白が著した「ターヘル・アナトミア」というドイツ人医師ヨハン・アダム・クルムスの医学書のオランダ語翻訳版が原本なんだそうです。

Q4:ことわざ・7文字「テナセ」→無くて七癖:ハマクドー1◯

4問目は「ジャンルはことわざで、7文字です」の後に「テナセ」と読まれ、ボードに書いた後にバババッと押されるという凄いシーンが(ひっさつ会長、早押しボタンが強く押してというか「叩いちゃって」軽く浮いてましたし(苦笑))。で、ランプが点いたのはハマクドーさんで「無くて七癖」を正解し1◯に。なおこちらの意味としては「癖がないように見える人でも、よくよく観察してみれば7つくらいの癖はある」だそうで、更に「あって四十八癖(更に多種多様な癖が有る)」というのに続くんだそうです。

Q5:音楽・7文字「ンーレ」→ファンファーレ:oxygen2◯

5問目は「ジャンルは音楽で7文字です」の後に「ンーレ(←こちらでは「ン・伸ばし棒・レ」と問読みしてしました)」。押したのはoxygenさんで「ファンファーレ」と答えて正解チャイムがなりこれで2◯に。しかし後から見て「まさかンーレしか残らんとは(苦笑)」ってのと、oxygenさんが他の人がボードにメモる間も与えずに押して正解してたのにキアロさんがびっくりしてたのが実に印象的でした。

まーた三好総統の誤答をひっさつ会長が拾って正解するとは(←今日3回目(爆))

Q6-10に入ります。

Q6:芸能人・12文字「フクテヘ」→笑福亭笑瓶:ひっさつ会長1◯

6問目は「芸能人で12文字」というちょっと長めの名前の人の問題というのが明らかになった反面、問読みでは「フクテヘ」の4文字にまとめられるとは(爆)。そしたら「ふ・く・て・へ」とメモった直後に押したのはひっさつ会長で「笑福亭笑瓶」と答えて正解チャイムが鳴り1◯へ。

こちらは先年亡くなった上方落語家で、黄色い眼鏡がトレードマークで、魔法使いサリーのよし子ちゃんのモノマネとかが実におもしろいタレントさんでもありました(更に書くとかの笑福亭鶴瓶師匠の一番弟子になるそうですが「落語家になりたい」というよりも「深夜ラジオでおもしろいトークをしてる鶴瓶師の弟子になりたい」という事で弟子入りしたんだそうです)。

※なおこの問題の直後に私・むろかつは「よーし、この回の記事のアイキャッチャーは黄色い眼鏡の人で決定だな」とぼつりと(をい)

Q7:小説家・7文字「ランツ」→フランツ・カフカ:三好総統×/Kava×/公太郎×/ひっさつ会長2◯

続く7問目は「小説家で7文字」というヒントが出て「ランツ」という3文字に。まず「ラ/ン」で1文字決まり(?)のような感じで押したのは三好総統で「村上春樹」と答えるも誤答ブザー。その後、「ラ・ン・ツ」と読み上げられた後、Kavaさんと公太郎さんが押すも答えが出ずに誤答となり、4人目のひっさつ会長が押して「フランツ・カフカ」と答えて正解となり2◯として連取成功で暫定首位のoxygenさんと公太郎さんに追いついてました。

※なお誤答はその問題(ここでは「フランツ・カフカ」の問題)のみが回答権剥奪で、次の問題からフツーに参戦できます。

この人は19世紀後半から20世紀前半のチェコ出身の小説家で「変身」、「審判」、「城」といった代表作はあるんですが結核を患って40歳そこそこで亡くなっている…にもかかわらず後年の世界中の作家・小説家に物凄く影響力を与えた人物でその一人が「海辺のカフカ」という長編小説も出した日本の村上春樹だった…という事を解説すれば、意外に三好総統の誤答も実は「当たらずとも遠からず」で、更に今日は三好総統誤答→ひっさつ会長拾って正解が「八高戦」2回に続いて3回目のひよしコンビの珍事発生ということになってました┐(´д`)┌ヤレヤレ。

Q8:建築物・7文字「アカス」→赤坂サカス:oxygen3◯

続く8問目「建築物で7文字」というヒントの後に「アカス」という3文字に。メモる間もなく押したのは暫定首位タイのoxygenさんでこちらも正解して3◯として暫定単独首位に。

こちらはTBS(東京放送)が所有する複合施設で、商業複合施設「赤坂Bizタワー」や劇場の「赤坂ACTシアター」、ライブハウス「赤坂BLITZ」などもあります。ちなみに元々は赤坂区一ツ木町という町名で、かの「2.26事件」で下士官が多数参戦してしまった「近衛歩兵第3連隊」があった跡地を戦後、東京放送が買収して少しずつ土地を買い足して敷地を広げていったという逸話もあります。そして「サカス」という名前も、とにかくこの赤坂5丁目に坂道がやたらと多い(春と秋に放送されている「オールスター感謝祭」でミニマラソンが行われるほど起伏が激しいです)ことからも命名されたという説も。

Q9:年越し・7文字「カトダ」→カウントダウン:oxygen4◯

9問目は「年越しで7文字」というヒントの後に「カトダ」の3文字が。すると押したのは単独首位となったoxygenさんで「カウントダウン」を正解しこれで4◯リーチに。ちなみに出題したキアロさんいわく「めっちゃジャンルに悩みました」とのことでした(^_^;)。

↑oxygenさんがわずか9問目でリーチ第1号となってました。

で、そういえば…で思い出したのが、毎年恒例のさだまさし氏のカウントダウンコンサート→NHKの「生さだ」の放送(お客さんはそのまま2時半ぐらいまでの放送終了まで見れます)が、2017年の大晦日からは毎年、両国国技館になったのですが、最初の頃は大相撲初場所が始まる1月第2日曜日がちょっと後の方(1月11-14日あたり)でかなり余裕があるスケジューリングでコンサートのステージづくり・撤収→土俵づくり及び土俵祭り→本場所初日を迎えてたのですが、ここまで毎年恒例になったのと、更に「生さだ」と大相撲中継が同じNHKで放送されてるのと、元々さだ氏自身が日本相撲協会のおえらいさんの理事クラスの親方衆と仲が良いのもあり(両国国技館は日本相撲協会が所有しています)、「実績」も積んでかなり信頼もされてるようで、カレンダー的には前の方(1月8-10日あたり)でカウントダウンコンサートから実質1週間程度しか余裕がなくても恙無く開催できてるのは改めて、さだまさし氏とNHKは凄いなーとしみじみと思った次第でした、はい。

Q10:職業・9文字「シュウ」→衆議院議員:かよちん×/ひっさつ会長3◯

10問目は「職業・9文字」というヒントの後に「シュウ(シ・小さいユ・ウ)」の3文字が。まずかよちんさんが押して「救急救命士」と誤答して、少し静寂が流れたかな?と思ったら、ポーンと押したのはひっさつ会長で「衆議院議員」と正解してこれで3◯としました。しかしかよちんさんの方も確かに「シ・ュ・ウ」が入ってるだけに惜しい(ここに「メ」が入ってなかったのが実に惜しい)。確かに「議院」「議員」で”ギイン”がサクッと相殺されるんだなーと。

そういうわけで序盤の10問が終わりまして、現在はポイント状況は以下のようになっております。

【Q10終了時点での上位ポイント(1◯以上。×はカウントしない)】

oxygen4◯、ひっさつ会長3◯、公太郎2◯、ハマクドー1◯

この時点で企画MCのキアロさんは「いやーこんなに早く押されてしかも正解するとは…」とかなりびっくりされてました。そしてその隣で得点係をやっていた私(番頭役・むろかつ)は、脳内ではまったくちんぷんかんぷんもいいとこで、誰かが押して誤答ないし正解して「なるほどそう来ましたか!!」と、なんか落語家さんとかが高座で謎掛け問答をしてうまい謎掛けをするような感じでそれを見て、ウケたり喜んだり納得したり驚いたり…と、その点の第三者的な目線でも楽しんでたのはここだけの話だったりと(苦笑)。

というわけで次回は中盤戦。Q11-20のあたりの模様をお送りいたします。それではまた。

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埼玉県で活動している「岩槻クイズ(&ゲーム)の会」、通称「岩Q槻(いわくつき)」です。毎度色々なクイズやゲーム企画等で「ユルくバカトーク多めで」やってます。大量の差し入れお菓子と公式ブログで「結構長々と書いている」例会報告が最大の特長です(笑)。 初心者から中級者ぐらいのご新規さん大歓迎です。