2023/08月例会「第6回精霊流しステークス」報告#5「2R:早押し・多答通過クイズ編(1)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2023/08月例会で開催された「第6回精霊流しステークス」の報告記(のむろかつ版の詳細編)をお送りしてます。第5回目は2R「早押し&多答通過クイズ」の1回目となります。早押しもそうでしたが多答ボードの方がなかなかの心理戦かつお互いの化かし合い(笑)で白熱した戦いとなりました(笑)

2023/08月例会「第6回精霊流しステークス」報告#4「1R:リレークイズ編(4)」

2023年9月4日

↑前回の記事はこちら。

2Rはこんな企画でした。

1Rのリレークイズが終わりまして、小休止を挟んだ後に2Rが始まりました。

企画の概要は以下の通りでした。

2R:早押し&多答通過クイズ

・早押しクイズで1P獲得し多答通過クイズに挑戦
・多答通過クイズは通過者、阻止者共にボードに書いて回答。
お手つき誤答は2問休み、休みの際にはブロックメンバーから外される(最大2問)
・トランプを引いて向き(司会から見て左右)と人数(通過阻止人数)を決める
※トランプでジョーカーを引いた場合は残りメンバー全員+司会者が阻止に回ります。
・阻止組はブロックすると1Pで3Pで勝ち抜け
(ただし多答通過クイズで阻止ポイントを獲得できるのは最初にヒットしたプレイヤーのみとします)
・通過組は相手と正解が被らなければ勝ち抜け

・早押し30問&多答20問限定

という早押しクイズ→一問多答ボードクイズの企画でした。

そして「多答ボード」の方のヒントのテーマは以下の通りでした。

[多答ヒント]

本能寺/外来種/元素/鉄道博物館/文学賞
声優/山/ダービー/国連/野球
競馬/将棋/世界/埼玉/発明
歌舞伎/植物/新幹線/カープ/Jリーグ

一応、問題限定数の中では全員に勝ち抜けるチャンスはある…という企画なのですが、早押しクイズの方で指が暴発して誤答連発になったり、多答ボードの方で勝ち抜けが出ない場合は当然、勝ち抜け枠もそれなりに減っていくという形式だったのは言うまでもありません。

↑で、この企画から早押しボタンを使うので一斉に準備が始まりました(笑)

Linerさんがサクッと(?)1抜けしていって、皆びっくりでした。

2Rの席順は自由だったんですが、こんな感じで左端の1枠から着席してました。

[2Rの各人の席位置(敬称略)]

1:ぽちょ兄貴、2:キヨミ、3:三好誤服店、4:公太郎、5:ひっさつ会長、6:かず、7:Kava、8:チヨマル、9:Liner、10:かよちん、11:ほしまる、12:きてれの、13:むろかつ

で、むろかつは基本的には記録用のビデオカメラは右端の早押し席の隣に設置してた関係上右端に座ってまして、午後からT本山さんが参戦した際には右端の「14枠」を作ってそこにむろかつが移動して、本山さんはそのむろかつと12枠のきてれのさんの間の「13枠」に座ることになります。

↑配布された企画はこんなんでした。

Q1:「百姓貴族(北海道で酪農と畑作を営む農家に生まれ農業高校卒業からマンガ家になるまでの七年間を、農業に従事していた作者の実体験に基づいた荒川弘[ひろむ]のエッセイ漫画)」→公太郎×(2休)

Q2:「ケルヒャー(ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州ヴィネンデンに本社を置く世界最大手の清掃機器メーカーで、主力商品が高圧洗浄機で)」→ぽちょ兄貴×(2休)

Q3:「テディーボーイ・ブルース(アイドル歌手・石野陽子のデビューシングルとのコラボレーションにより製作された1985年5月にセガ・エンタープライゼスから発売されたアーケードゲーム専用のアクションゲーム)」→Liner◯(多答挑戦へ)

多答Q1「新幹線(左回り6人)→日本の新幹線で「新」がつく駅」→Liner:「新鳥栖」(1抜け!!)

さてオープニングはQ1「百姓貴族」を公太郎さんが、Q2「ケルヒャー」をぽちょ兄貴がそれぞれ誤答して2休へ…から始まりました。で「百姓貴族」は東京MXテレビなどで6分枠のアニメで放送されてるそうでキヨミさんが意外に詳しくて皆びっくりしたり、Q2「ケルヒャー」ではぽちょさんは「ダイソン」で誤答したのですが、問題文の最後まで読まれる途中に「高圧洗浄機」の一言が出て「あー、ケルヒャーね」と納得する面々が多しだったりで相変わらず岩Q槻のプレイヤー各位のリアクションはわかりやすいなーと(爆)。

そして最初の早押し正解が出たのはQ3「テディーボーイ・ブルース」をLinerさんが正解しておりました。しかし当時アイドルだった石野陽子(いしのようこ)のデビューシングルとのコラボレーションってのも凄いし、後日検索してそのゲーム内容を調べたら「憧れのヨーコがコンサートで歌う「テディーボーイ・ブルース」をバックに、一丁のマシンガン「ミクロ銃」を手にした主人公テディーボーイが、怪物「ひょうきん軍団」を退治するため彼らの住む不思議の迷路に入り込んで行く」…という実に凄まじい(^_^;)

そして初の多答ボードチャレンジとなりました。さきほど誤答した公太郎さんとぽちょさんは多答ボード阻止からは除外されることになります。

先程の1Rの席順抽選で使われた大きなトランプを使いまして、まずは「(司会から見て)左回りか右回りか」を赤と黒のカードでチョイスした上で、「何人が多答阻止のボードを書くか」の人数を決める手順となってました。

で、最初のLinerさんは左回りの6人ということになりまして、司会のハマクドーさんから見て左向き(=Linerさんの右側)の6人で、誤答除外されている公太郎さんを除く、チヨマルさん・Kavaさん・かずさん・ひっさつ会長・三好さん・キヨミさんの6人が多答ボード阻止を目指すことになりました(なお除外されてた公太郎さんはひっさつ会長と三好さんの間に座ってたので、キヨミさんが追加された形となりました)。

そして多答の問題は「日本の新幹線で「新」がつく駅は22あります。そのうちの1つをお書き下さい」でした。

いやー22駅もあるのかー。なお当然のことながら東海道・山陽新幹線のようなフル規格の新幹線はもとより、山形・秋田新幹線のようなミニ規格の新幹線も含まれます。なおこちらのボード阻止した際もポイントは入るので、6名は「Linerさんが書きそうな答えを書くように」することと、逆にLinerさんは「この6人が書かないような答えを書くように」という心理戦、もっといえば化かし合いが(?)繰り広げられる次第でした。で、そこからあぶれちゃった面々は「そりゃボケ回答を書いて盛り上げるしかないよねー」と(をい)。

で、チヨマル→新大阪、Kava→新潟、かず→新山口、ひっさつ会長→新横浜、三好誤服店→新庄、キヨミ→新横浜…と書かれたボードが掲げられた後に、「いやー、みなさん東のほうが多くてほっとしました」と安堵の表情を見せてたLinerさんが書いてたのは、

↑九州新幹線の「新鳥栖」駅でして、当然誰も書いておらずこれで正解チャイムが鳴りまして、颯爽と1抜けを果たして行ったのでした(笑)。

なおその他の正解としては、新函館北斗とか新富士とか新下関などと東西南北いろいろな駅があるんですが、

↑正解してるにも関わらずわざわざ上に日ハムの監督にひっかけて(?)「ビッグボス」とボケ回答も書いてた三好さんとか、

↑回答権のなかったむろかつは「ほら、山梨県のリニア駅。こうなるかもしれないし」と「新甲府(仮)」と書いてたり、

↑更に今日初参加のきてれのさんは「新井白石」とボケ回答を書いてまして「うまい!!」と爆笑と拍手喝采でした(^_^;)

2抜け争いも、なかなか熾烈な戦いに(笑)

さてLinerさんが勝ち抜けていきまして、改めてここから2抜け争いが始まっていきます。

Q4:「イップス(プロゴルファーのトミー・アーマーが、この症状によってトーナメントからの引退を余儀なくされたことで知られるようになった、主にスポーツの動作に支障をきたし突如自分の思い通りのプレーができなくなる症状)」→きてれの◯(多答挑戦へ)

多答Q2「文学賞(左回り8人)→2023年の本屋大賞トップ10作品」→きてれの「君のクイズ」/かず「君のクイズ」的中で勝ち抜けならず

するとQ4「イップス」は序盤の「プロゴルファーのトミー・アーマーが、この症状によって」でパーンと押して「イップス!!」と正解したきてれのさんが取りまして、2抜けへの多答チャレンジに。選んだのは「文学賞」で、対象は左回りの8人(ほしまる・かよちん・チヨマル・Kava・かず・ひっさつ会長・公太郎・三好誤服店)。「オーノー、また除外か。ボケるしかねえ」とほざいたのはきてれのさんの反対側の隣のむろかつだったという説も(をい)。

そしたら阻止側で正解だったのはかずさんの「君のクイズ(小川哲)」のみ。ところが多答チャレンジしてるきてれのさんも書いたのは「君のクイズ」で、結果的にはかずさんナイス阻止!!という次第に。こちらもポイントとしては加算されることになり、3回阻止するとこの企画勝ち抜けともなる次第でした。こちらも全員びっくりすると共に拍手喝采でした。なおその他の作品としては大賞(1位)を受賞した「汝、星のごとく(凪良ゆう)」、次点(2位)の「ラブカは静かに弓を持つ(安壇美緒)」などがありました。このかずさんときてれのさんが選んだ「君のクイズ」は第6位に入賞してたそうです。

で、余談としては最後の8枠の三好さんが書いた「同志少女よ、敵を撃て(逢坂冬馬)」は”去年の”本屋大賞の対象作で、私・むろかつは去年の「精霊流しステークス」は8月例会が新型コロナで流れて10月に延期になった為に、実はこっそりチェックして”張って”ました(行きつけのイオンモール日の出の「未来屋書店」で5分でバーっと速読して立ち読みしたりと(笑)。この作品と去年の芥川賞を受賞した「おいしいごはんが食べられますように(高瀬隼子)」はチェックしてましたねえ…全く出なかったけど(爆))、なので「うーん、三好さん、それも惜しい」と。

しかし唯一の正解だった「君のクイズ」でかぶって勝ち抜け阻止するとは…いやーおもしろいなーこの心理戦、やっぱり岩Q槻はただでは起きない面々が揃ってるなーと(^_^;)。なお、ボケ回答のむろかつは「毛沢東語録」という実に物騒な(以下略)

ウマ娘は知らんけども、JRAのダービー馬は多少は…と。

Q5:ジャングルポケット(父・トニービン、母・ダンスチャーマーの、2001年の東京優駿、ジャパンカップを制した競走馬)→かよちん◯(多答挑戦へ)

多答Q3「ダービー(左回り9人)→ウマ娘に登場するダービー馬16頭のうちの1頭」→かよちん:「アドマイヤベガ」(2抜け!!)

そして早押しに戻ってQ5は競走馬の「ジャングルポケット」(ま、先日、不倫騒動でえらい事になったメンバーが居る同名のトリオタレントの人たちもこの競走馬から名前を拝借したらしいのですが)は、競馬ジャンルにめっぽう強い「父母の馬の名前」だけでかよちんさんがスコーンと押して正解してました。

そして多答チャレンジはやはり競馬のジャンルと思われる「ダービー」を。「これで(2008年まで特別競走のレースで行われた)競輪のふるさとダービーの優勝選手とかだったら目も当てられねえ」とかむろかつがツッコミを入れてましたが、問題は「ウマ娘に登場するダービー馬(全部で16頭)」でした。ということは登場しないダービー馬の方が実は多い、ということになるらしいんですね。なお9人は、かよちんさんの右隣の、チヨマル・Kava・かず・ひっさつ会長・公太郎・三好誤服店・キヨミ・ぽちょ兄貴・むろかつ…と、ここでぽちょ兄貴とむろかつが多答阻止チャンス初参戦となりまして「おお、ボケ回答じゃない答えを書いて良いのか」と(をい)。

そしたらKavaさんが「シンボリルドルフ(作品内ではトレセン学園生徒会会長なので「会長」と呼ばれてるそうです。そしてひっさつ会長もシンボリルドルフを書いてて「会長が会長を選んでた」というシーンも(爆))」、かずさんが「ミスターシービー」、公太郎さんが「ウオッカ」…で正解していて「そんな少し前の時代の三冠馬が登場するとは」とびっくりするやらで。その後、三好さんが「ディープインパクト」をチョイスするもこれが実はウマ娘には出てないらしく軽くびっくりしたり…最後に、今回阻止多答ボード初挑戦となったぽちょさんとむろかつは、

なぜか「ナリタブライアン」で答えがかぶってました(笑)。こちらも90年代の三冠馬だったりします。

そしてかよちんさんの答えは「アドマイヤベガ」で、こちらも正解チャイムが鳴り響き、2抜け達成となってました。

[2Rの途中経過(早押しQ5/多答Q3終了時点:敬称略)]

1:ぽちょ兄貴、2:キヨミ、3:三好誤服店、4:公太郎、5:ひっさつ会長、6:かず(阻1)、7:Kava、8:チヨマル、9:Liner[1抜け]、10:かよちん[2抜け]、11:ほしまる、12:きてれの1◯、13:むろかつ

先程の1Rは2抜け・3抜けで上位で抜けて好調なLinerさんとかよちんさんが2Rでは1抜け・2抜けとやはり好調をキープして勝ち抜けまして、ここから中盤あたりの戦いが始まっていくのでした。

次回に続きます。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。