2021/10月例会「第4回精霊流しステークス」報告#20「決勝編(前編)」

こんにちわ、番頭役のむろかつです。10月3日に開催されました2021/10月例会「第4回精霊流しステークス」の報告記の第20回目をお送りいたします。今回は決勝戦で行われました「早押しクイズ・7○3×」の1回目をお送りいたします。

2021/10月例会「第4回精霊流しステークス」報告#19「ジャンル別クイズ(8)」

2021年11月8日

↑前回はこちら。

遂に決勝まで来ました。

予選ラウンドが意外に時間がかかりすぎて、黒ひげ危機一発と早押しクイズを融合した(?)「敗者復活戦」は中止となってしまいましたが、

ここまでのラウンドの上位4人となった、

磯部さん・Kavaさん・ばいそんさん・naoさんの4人で決勝戦を行うこととなりました。ちなみに予選の順位としては、1位がkavaさんの75ポイント、2位がnaoさんの66ポイント、3位タイで磯部さんとばいそんさんが並んで62ポイント…ということで、次点は5位タイでLinerさんとあんどうさんが同じく並んで49ポイント…という結果でした。

で、ルールは「7○3×」。早押しクイズで7ポイントを先に取ったプレイヤーが優勝、一方で3回誤答したらそこで失格という、よそのクイズサークルや大会などでもオーソドックスな早押しクイズの形式でした。で、50問限定とのことですが果たして誰が7○に到達するのか、それとも暫定順位で決まってしまうのか…。

Q1:登場キャラクターの名前の由来の多くは戦国武将などのパロディとなっている、1996年にアニメ化されたつの丸原作の/→みどりのマキバオー(ばいそん1○)

Q1「みどりのマキバオー」は作者名のとこでばいそんさんがサクッと押して正解。個人的にはマキバオーで思い出すのは千葉ロッテ戦に行くとロッテのチャンス時に「オッズパーク(競輪・地方競馬・オートレース)」のCMが流れてビジョンにマキバオーが出てきます。ついでに書くとオートレースもやってるゆえに(?)マキバオーがバイクにも乗ってます(^_^;)

Q2:「不正資金の運び屋」という意味がある、犯罪と知らずに不正資金の送金を代行し、資金洗浄に加担させる手法のことを何という?→マネーミュール（Money mule）(スルー)

Q3:(戦国時代にポルトガルの船員から伝わったトランプを国産化した)「天正カルタ」をもとにさらに江戸時代に改良を加えられた、5スート75枚からなる熊本県人吉市に伝わるかるたの一種は何?→うんすんカルタ(スルー)

Q4:襖などに風刺漫画が描かれていることから「マンガ寺」とも呼ばれている川崎市中原区にある真言宗の寺院で春日山・医王院とも呼ばれているの何?→常楽寺(スルー)

Q5:2016年1月8日に亡くなったイタリア出身の元F1ドライバーで、F1史上初の女性ドライバーとして知られ引退後はマセラティ社で名誉会長を務めたのは誰?→マリア・テレーザ・デ・フィリッピス(スルー)

Q6:1942年4月18日にアメリカ陸軍航空隊が東京、川崎、横須賀、名古屋、四日市、神戸の6都市に行った初めての日本本土空襲のことを、それを指揮した指揮官の名前から何空襲という?→ドーリットル空襲(スルー)

Q7:ナイター競走での成績が良かったことから「夜の帝王」とも呼ばれていた(元)競輪選手で、2006年の「KEIRINグランプリ」、2007年の「日本選手権競輪」で優勝しており、高木隆弘・三宅伸とともに「64期三羽烏」と謳われていたのは誰?→有坂直樹(スルー)

Q8:エンディング曲は関ジャニ∞の「あおっぱな」。2012年に(関ジャニ∞の)丸山隆平主演でドラマ化された花沢健吾の漫画のタイトルは何?→「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(スルー)

Q9:本名は酒田しんいち。「みずえ」という妻がおり、(元日本テレビ放送作家出身の)池田進太郎が生みの親である兵庫県尼崎市の/非公認ご当地キャラクター→ちっちゃいおっさん(ばいそん2○)

Q10:ブラジル政府が公認している「コーヒー鑑定をする専門家」の事を何という? →クラシフィカドール(ばいそん3○)

ところがハマクドーさん企画、決勝は問題難易度があがるのでQ2からQ8までが連続でスルーという事態に。その沈黙を破ったのがQ9「ちっちゃいおっさん」、Q10「クラシフィカドール」を正解・連取したばいそんさんでこれで一気に3○に。なお余談としてはQ7「有坂直樹」選手は中止となった8月例会時は現役でしたが9月に現役引退を発表したのでこの10月例会時点では「元選手」となってました。いやーそんなビミョーなタイムラグが(大汗)。

Q11:煮汁や匂いが染み込むのを防ぐために新しい土鍋で米や小麦粉を入れた汁を入れて20分ほど煮て表面の荒い目を塞ぐ/→目止め(nao1○)

続くQ11「目止め」はnaoさんが正解。新品の陶器は吸水性が高いのでこういう事をするそうです。で、終わったらしっかり乾燥させないとカビもはえやすくなるという点が要注意とのことです。

Q12:戦国時代に三好長慶の死後に三好政権を支えて畿内で活動した「三好三人衆」とは、三好長逸(ながやす)・三好政康とあと一人は誰?→岩成友通(いわなりともみち)(ばいそん1×「安宅冬康」)

Q13:バーでボトルやシェーカー、グラスなどを用いた曲芸的なパフォーマンスによってカクテルを作り提供するバーテンダーのことを何という?→フレアバーテンダー (Flair Bartender)(スルー)

Q14:2017年12月23日に亡くなった小説家で、2005年「銀漢の賦」（ぎんかんのふ）でデビュー、「蜩ノ記(ひぐらしのき)』で第146回直木賞を/→葉室麟(はむろ・りん)(磯部1○)

Q11は「三好三人衆なのに三好姓じゃない」というのがミソだった問題。で、ばいそんさんが誤答した「安宅冬康」は三好家の家老のひとりだった人物でした。その後、1問スルーを経て、Q15「葉室麟」は直木賞を受賞した「蜩ノ記」で一気に押した磯部さんが正解して1○としました。

Q15:歌「アヴィニョンの橋の上で」の題材となっているフランス、アヴィニョンのローヌ川に架かっていた石造アーチ橋は何?→サン・ベネゼ橋(スルー)

でQ15「サン・ベネゼ橋」はスルーでした。「架かっていた」というだけに現在は天災などで橋の大部分が消失してしまい、橋を渡りきるのは不可能な上に、もともとこの橋はえらく幅が狭く「橋の上で橋の上で輪になって踊る」というのが歌のテーマになっているんですがそもそもそれもできない、という次第でした(^_^;)。

Q15時点のポイント:ばいそん3○1×、nao1○、磯部1○、Kava0

やはり決勝戦ともなりますと、問題難易度的にも攻めるのが難しい問題群になってきましたが果たしてこの後はどんな展開、そして結末になるんでしょうか。次回に続きます。

解説と補足など。

(こちらも番頭役・むろかつが書いております)

というわけで予選が終わり、時間が意外にかかりすぎたということで2年連続で敗者復活戦は行わずに4人での決勝となりました。

さて、今回、決勝をやる前に念の為の作業…ということで、予選ブロックの各人の点数を一覧表にして計算してみました。

こんな感じに。実際、三好さんご夫妻は3R終了時点で帰宅、そしてぽちょ兄貴がなぜか5ジャンル参加していたんです(←これはちょっと麦茶吹きそうになりましたw)が、残念ながらサッカー以外のジャンルでは追加点がなかったのでまあこんな感じで集計してみました。

そしたら興味深いデータが出てきまして、

【3R終了時点での上位】

1位:佐伯明日叶 33pt、2位:あんどう 31pt、3位:ばいそん 26pt、4位:T本山・nao 25pt、6位:Kava・磯部 22pt

まずは前半の1-3Rの合計ポイントの上位。こんな感じになっています。佐伯さんが13・10・10点とほぼトップ3圏内で勝ち抜けてました。

【4Rのみのポイント上位】

1位:Kava 53pt、2位:nao 41pt、3位:磯部 40pt、4位:ばいそん 36pt、5位:むろかつ 28pt、6位:Liner 27pt

で、最終ラウンドの「ジャンル別クイズ」だけではこんな感じに。圧巻だったのはKavaさん、4ジャンルすべて1抜けしています(笑)。ついでに書くとこの中で1位ポイントを取れなかったのが唯一、5位のむろかつでしたがこちらはなんと4ジャンルすべて2位というこれまた珍しい珍記録を…。野球ではタクミさんに逃げ切られ、鉄道では本山さん、お悔やみでは磯部さん、サッカーではぽちょ兄貴…にいずれも先制するも差し切られるというまさに贔屓にしている千葉ロッテおよびヴァンフォーレ甲府ばりの勝負弱さを(ﾉД`)ｼｸｼｸ

【予選のトータルポイント】

1位:Kava 75pt、2位:nao 66pt、3位タイ:磯部・ばいそん 62pt / 5位タイ: Liner・あんどう 49pt、7位タイ:佐伯明日叶・むろかつ 46pt

という結果に。つまりは前半絶好調だった佐伯さんとあんどうさんは4Rでは思ったほどにポイントが伸びずに次点・次次点となった次第でした。一方で前半戦が22ポイントのLinerさん、18ポイントのむろかつは4Rでまくりに入ったものの、4Rの上位4人は届かずにという結果にもなったわけです。

ま、もともとこの「精霊流しステークス」は4Rの得点比率が結構高くて「まくり」も大いに可能性がある予選ラウンドなのですが、いずれにしても今回上位4人の中に入ったみなさんが、全ラウンドを通してまんべんなく上位(6位以内)をキープできていたというのも特筆すべき話でもあると思いますです。

次回も決勝の7○3×をお送りします。ではまた。