2021/06月例会「MJCC2021」報告#5 「ブラフ2021編(その1)」




こんにちわ、むろかつです。前回に続きまして6月6日に開催されました2021/06月例会「MJCC2021」の報告記をお送りいたします。第5回目は2Rで行われましたLinerさんの非電源企画「ブラフ」の模様の1回目をお送りいたします。皆、おっかなびっくりな感じの予選第1組はこんな感じで進行しておりました(笑)

こちらは実は3年半ぶりの企画でもありました。

このブラフという企画、岩Q槻では実にお久しぶりな企画でもありました。

2017/12月例会「最強位決定戦(G1)」報告#2【棋聖戦・ブラフ編】

2017年12月13日

岩Q槻が活動開始した初年度の、2017年12月例会以来、3年半ぶりでした。この時はガソダム氏の自宅の酒屋上の「フリースペース」で開催してた頃で、昼間に忘年会とクリスマス会でデリバリーのピザを喰らってお酒を呑んだりとか(以下略)

で、基本的なルールは↓こちらをどうぞ。

最初は全員5つのサイコロからスタートしていきまして、いったんシャッフルしてその出た目(自分の目だけは確認して、他人には見られぬようにカップの中に隠しておきます)をもとに、今のプレーしてる全員で合計何個の「1」ないし「2」「3」「4」「5」、または星印が出てるんだろうというのを予想しつつも、ハッタリをかましてどんどんその出てる数字を釣り上げていく、というゲームでした。

なお、その「張ってる」数字(例:1が5個以上)は、原則的に減らすことはできず(例外としては同じ個数で1以外の数字にしたり、更に先のマスにある星印の数字)、赤いサイコロを横のマスに動かすたびにどんどん出てる数字の個数はつり上がっていきまして、「さすがにそれはウソだろう」と思った次の人は「チャレンジ!」と宣言して全員がオープンし、例えば「1が5個以上」であれば、サイコロの「1」の数字が出ているものと、星印が出ているものを合計したモノが、「1が5個」よりも少なかった場合は「チャレンジ」した者の勝ち、本当に「1が5個以上(5個も含む)」と赤いサイコロを置いた者の勝ちとなります。

※サイコロの減り方に関しては後述します、各セットの実際の流れで説明いたします。

で、今回は最終的に「チャレンジ」の結果しだいで、サイコロがどんどん減っていき、0個になったら失格、まず予選では残った上位2位が決勝進出となるルールでした。

序盤、三好総統が壮絶に「散って」いきました…(^_^;)

まず最初に予選ブロックの抽選わけを行いました。

こんな感じの丸数字が該当の予選ブロックの組になります。私・むろかつは第1組に入ることになりました。

で、メンツは、キヨミさん・三好さん・むろかつ・ハマクドーさん・あんどうさんの5人でした。いやーどいつもこいつも曲者ばっかで(^_^;)。

で、最初はこんな感じで、お椀(カップ)と5個のサイコロを手渡されまして、

シャッフルしてこういう感じで出た目をもとに他の人達のそれも推測しながら、

時計回りで左上の「1」のとこからボードの目を釣り上げていくことになります(上記のシーンでは「4が8個以上」ということになります)。もちろん、大嘘こいてしらーっとしてるのも戦術のひとつで、それゆえに「ブラフ」というゲームらしいので…(なお「ブラフ」とは日本語でははったり、虚仮威(こけおど)しなどの意味になります)。

【第1セット(サイコロは5人で25個)】

1.キヨミ→2が10個(以上)←なおこのセット表では「以上」の部分は割愛します。

2.三好誤→チャレンジ[13個/三好-3個]

まず抽選の結果、進行順はキヨミ→三好→むろかつ→ハマクドー→あんどうの順番となりまして、キヨミさんが赤いサイコロを置いたのは「2が10個以上」。今の所、5人が5個ずつ持っているので25個のうち、「2と星印が合わせて」10個以上…すなわちもし本当であれば全体の4割がそれであるという理論にもなりまして、他の挑戦者も第2組以降の周りのギャラリーも思わずどよめく次第に。

で、それを見た隣の三好さん(キヨミさんのご主人でもあります)。まったりと「チャレンジ!」と宣言して全員がお椀の中のサイコロから、該当する2と、星印のサイコロを前に出したところ…なんと13個!!!。結果、「2が10個以上」に置いたビット者・キヨミさんの勝ちとなり、チャレンジに失敗した三好さんは13-10=3個マイナスということで、なんといきなり5→2個に手持ちのサイコロが減ってしまい大ピンチに陥る、という序盤からとんでもない事態となってしまったのでした(苦笑)

↑そりゃ三好さんも頭を抱えますってば(^_^;)

【第2セット(サイコロは5人で22個)】

1.キヨミ→3が8個

2.三好誤→5が9個

3.むろかつ→チャレンジ[5個/三好失格!!]

で、第2セット。いきなり初っ端にサイコロが3個没収されて残り2個になった三好さん、今度はチャレンジせずに「5が9」と赤いサイコロを次のマスにすすめるも、むろかつが「それはないやろー」とチャレンジを宣言。すると、5+星印はわずか5個でビット者・三好さんの負けとなり、ここでも差額の9-5=4個没収という事態に。しかし三好さんは2個しか持っておらず、これで失格・5位確定というわずか2セットで電撃的な負け方をかましたのでした(苦笑)。

ここからじわりじわりと皆さん、ゲームに慣れていきます。

【第3セット(サイコロは4人で20個)】

1.むろかつ→4が4個

2.ハマクドー→4が5個

3.あんどう→4が6個

4.キヨミ→チャレンジ[8個/キヨミ-2個]

で、第3セット。フツーに赤いサイコロを置ける番になったむろかつは初っ端、4/4個を指定。すると、ハマさん・あんどうさんが4のまま5→6個とじわりじわり積み上げていく慎重な出だしに。そしたらここでキヨミさんがチャレンジするも、4と星印は合計で8個もあり、キヨミさんはその差額の2個のサイコロを没収となってしまったのでした。

↑失格になった三好さんはさっそくギャラリー側に回っております。

【第4セット(サイコロは4人で18個)】

1.あんどう→☆が1個

2.キヨミ→チャレンジ[2個/キヨミ-1個]

で、第4セット、あんどうさんは今回お初の「星印が1個」から置き始める。すると、隣のキヨミさんは「星印は1個のみ」と読んだかただちにチャレンジを宣言するも、残念ながらむろかつも出していて星印は2個(←いや、これも結構惜しいんですけどね)。結果、キヨミさんはサイコロを1個没収、残りは2個。やや危険水域に入りつつありました。

【第5セット(サイコロは4人で17個)】

1.あんどう→1が3個

2.キヨミ→4が4個

3.むろかつ→4が5個

4.ハマクドー→5が6個

5.あんどう→チャレンジ[5個/ハマクドー-1個]

続く第5セット。残る4人が全員仲良く(?)、というか戦々恐々と3個からひとつずつ積み上げていき、ハマさんの「5が6個」のとこであんどうさんがチャレンジすると、なんと5が5個…というビミョーなサイコロの目が。結果、ハマさんが-1個ということに。

「ビット者以外から全員1個ずつ没収」も発生しました(笑)

残るはサイコロは16個に。

【第6セット(サイコロは4人で16個)】

1.あんどう→5が3個

2.キヨミ→☆が2個

3.むろかつ→4が5個

4.ハマクドー→チャレンジ[6個/ハマクドー-1個]

第6セットも前のセットと似たような状態に。唯一「おっ」と思ったのは、キヨミさんが「星印2個以上」という珍しいとこにビットしたことでしたが、次のむろかつの「4が5個以上」のとこでハマさんがチャレンジするも、これまた4が6個、という実にビミョーする結末に。これでハマさんが更に-1個で現在残りは3個、サイコロは全体で15個となりました。

【第7セット(サイコロは4人で15個)】

1.むろかつ→1が2個

2.ハマクドー→1が5個

3.あんどう→☆が3個

4.キヨミ→チャレンジ[3個/むろかつ・ハマクドー・キヨミ各-1個]

そしたら第7セット。少しずつゲームに慣れてきたのか、ハマクドーさんが「1が5個」、あんどうさんが「☆が3個」とやや飛躍しはじめてきたような。

なおここのセットは直後にキヨミさんがチャレンジするも、出た目はあんどうさんから差し出された☆印のサイコロが3つのみ、ということで、この場合はチャレンジは失敗でありながらも、ビットされた数字と実際の数字がイコールだったんで、「あんどうさん以外の全員から1個ずつ没収というルールになりまして、むろかつは初の没収で残り4個、ハマクドーさんは3連続没収で残り2個、キヨミさんは残り1個ということになってしまいました。で、あんどうさんは現時点で無傷の残り5個。いやーなんか乗ってるなあ(笑)

【第8セット(サイコロは4人で12個)】

1.あんどう→2が2個

2.キヨミ→2が3個

3.むろかつ→3が4個

4.ハマクドー→4が5個

5.あんどう→チャレンジ[4個/ハマクドー-1個]

すると第8セットもあんどうさんがチャレンジに成功し、これでハマさんは残り1個。しかしあんどうさん、未だに無傷の残り5個か…。

【第9セット(サイコロは4人で11個)】

1.あんどう→☆が1個

2.キヨミ→3が2個

3.むろかつ→3が4個

4.ハマクドー→チャレンジ[6/ハマクドー失格]

で、第9セット。

いよいよキヨミさんもハマさんも後がなくなった状況に。あんどう→キヨミ→むろかつ…と少なめなビットで「3が4個」に置くと、ここでハマさんが勝負をかけたか「チャレンジ」を。がしかし、星印も含めて出たのはなんと6個。これでハマクドーさんが失格・4位確定となりまして、予選突破枠は3→2人で競われることに。

【第10セット(サイコロは3人で10個)】

1.むろかつ→2が2個

2.あんどう→1が4個

3.キヨミ→チャレンジ[4個/キヨミ失格・むろかつ-1個]

で、第10セット。奇しくも残るサイコロは10個。

さすがに過半数を超える数のビットは難しいだろーなーと思ったら、あんどうさんの1が4個にキヨミさんがチャレンジをかけて最後の勝負に。ところが実際の目はあんどうさんが1を3個、☆を1個差し出してこれがちょうど4個、ということで、チャレンジに失敗したキヨミさんから1枚奪って失格・3位確定、更にあんどうさんからすると予選突破を自ら決めたと同時に、同じく予選突破を決めたむろかつからも同時に1個奪って、このセットの1-2位争いとしてはあんどうさんは無傷の残り5枚。むろかつは残り3枚…と一歩リードすることになったのでした。

最後は「5が3個(以上)」をめぐる(?)結構壮絶な心理戦になってました。

そして1-2位決定戦はセットごとに切らずに表記しますです。

【第11セット(サイコロは2人で8個)】

1.あんどう→2が2個

2.むろかつ→5が3個

3.あんどう→チャレンジ[3個/あんどう-1個(残り4個)]

【第12セット(サイコロは2人で7個)】

1.むろかつ→5が2個

2.あんどう→5が3個

3.あんどう→チャレンジ[4個/むろかつ-1個(残り2個)]

【第13セット(サイコロは2人で6個)】

1.あんどう→5が3個

2.むろかつ→チャレンジ[3個/むろかつ-1個(残り1個)]

【第14セット(サイコロは2人で5個)】

1.あんどう→1が2個

2.むろかつ→1が4個

3.あんどう→チャレンジ[3個/むろかつ失格(2位通過)あんどう勝ち残り1位通過]

というわけで、最後は残り5個まで行きまして…そりゃ残りのサイコロが、8個7個6個までくりゃ「5が3個」で、そんな高い確率で出るのは難しいからチャレンジすんだろーよ、という実にスピーディーな展開に(笑)。

しかし最終盤は、やはりあんどうさんが残り2人になるまで無傷のサイコロ5個持ちだった勢いそのままに、結局、むろかつが失格・2位確定した時点でも残りは4個。いやーまさに「圧勝」でございました。

こんな感じで予選第1組が終わりまして、ずーっとそばでギャラリーとして見ていた第2組以降のみなさんが「なるほど、そうやるのか」と実際にプレーを見学していてなんとなく心得た面持ちになっておりまして…ゆえに、予選第2組以降からはより激しい戦いが繰り広げられることになっていくのでした。

次回につづきます。以上です。

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埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。