こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。ここしばらく所用のほうが年末進行なのといささか体調不良で定例会報告が更新できてなくて申し訳ございません。今回は来年の春と秋に開催予定の「フリバ例会」についての記事です。
「原点に還って」企画立候補の事前予約をやめたいと考えております。
岩Q槻のフリバ例会とは、2002年の秋以降になりますが、岩Q槻における企画者増と企画開催への敷居の低さを目標に始めた恒例企画です。その会場(岩槻駅前の公共施設の会議室)が抑えられて開催できれば…の話にはなりますが、例年、4月に「春の」と9月の「秋の」それぞれのフリバ例会を開催しております。
これができたきっかけとしては、元々は主催者の私・むろかつが「フリバ(=よそのクイズサークルさんを含めても、大概は「早押しクイズの練習会」を指します)」というものが大嫌いで、2016年まで参加していた前のクイズサークルであまりに頻繁になりすぎて「フリバだけはやらない」と決めていたのですが、
2022年9月に当初はコロナ禍などで例会中止を予定していたところに、たまたま会議室が取りまして「ちょっと軽めにフリバ企画っぽい例会もやってみようかな」と正式な例会ではない「仮例会」として実験的に開催したところ、様々なバリエーションの企画が出揃いましてなおかつ参加者各位の反応も評判も上々だったのでこれが翌年からは年2回ぐらいの正式開催に繰り上がったという経緯がありました。
この当初の設定としては、
・問読みの方、企画担当者を緩募します(原則的には「企画者は当日立候補」にしたいのですが、事前予約もこっそり承ってます(苦笑))。
・企画時間は原則「クイズ企画は45分・ゲーム企画は60分」以内、特に早押しクイズは50問限定以内。
・プロジェクターは持参しないのでありません(会議室の2つの得点板を使用します)。
・ブログの定例会報告は(企画者の方が使用問題の資料等の提供がなければ)簡略化します。
・特に70分以上の大型企画は別の通常例会で開催してください。このフリバ例会に関しては趣旨上、「企画の優先開催権の行使」は適用除外になることもあります。
仮例会→正式例会に繰り上がってもこれは同様の条件だったのですが、
・参加エントリーと共に「事前予約」を求めてくるプレイヤーがあとを絶たなかった。
・企画条件がなしくずしとなり、クイズ企画では45分以上、ゲーム企画では60分以上の「通常例会とほぼ変わらぬ」企画を持ってくる人も増えた。
・荷物軽量化の一環で、プロジェクターは持参しない約束だったのだが、結局は企画柄プロジェクターを持参するのが「当たり前」になってしまった。
…と、つまりは「形骸化して、通常の例会と全く変わらない」状況になってしまいました。
これは、新しく参加してくるご新規の参加者の人たちからすれば「フリバ例会」のコンセプトは全くわからず、たまたま初参加を試みた例会が「フリバ例会」であったことと、ごくごく一部の参加希望者の人たちの中には「初参加で即企画をやらせてください。もし無理だったら例会参加もしません」という人もいらっしゃいまして(←ちなみにそういう人は最初から企画もお断りしてるので、例会にも参加したこともありません)、更に運営側からすれば「そんなに毎回参加する機会がない人の希望も叶えてあげたい」と譲歩することも多く、結果、「フリバ例会なんか知ったことか→結果、通常例会と変わらぬ企画概要に」という流れになってしまっております。
事前予約は不可。当日は企画順・(企画希望者多数の場合の)開催の可否は抽選で決定します。
そこで「原点に還る」という意味合いで来年の春・秋のフリバ例会は以下のように設定します。
・問読みの方、企画担当者を緩募します(参加エントリーと同時に「企画やりたいです」と名乗り出るのはもちろん自由ですが、事前予約は不可とします。先着順の優先などはありません)。
・企画時間は原則「クイズ企画は45分・ゲーム企画は60分」以内、特に早押しクイズは50問限定以内。
※一応、企画時間は「目安」です。これをオーバーして何があるかというわけではありませんが、努力目標としてその時間内に終わらせるだけの企画の組み方はしてください。
・プロジェクターは持参しないのでありません(スコア付けは会議室の2つの得点板を使用します)。
・ブログの定例会報告は(企画者の方が使用問題の資料等の提供がなければ)簡略化します。
・特に70分以上の大型企画は別の通常例会で開催してください。このフリバ例会に関しては趣旨上、「企画の優先開催権の行使」は適用除外になることもあります。
・当日の企画は、午前が最大「3」、午後が最大で「3.5」とします(0.5は「名人戦」枠です。企画者は各セット(40問以内限定です)1人ずつの立候補はできますが、時間の確保の保証はしません)。
・当日の企画順は、企画数=立候補者か、企画数の方が多い(立候補者の方が少ない)場合は順番を抽選で決定、立候補者が企画数を上回る場合は抽選で決定します。もし抽選に外れて企画ができない場合でも会としては一切の責任は取りません。
・できるだけ「岩Q槻での」企画常連の皆さんは後進ないし企画常連でない人たちに「譲る」方向で参加してください。
…という感じにしたいと思います。
なお「もし抽選に外れて企画ができない場合でも会としては一切の責任は取りません」とは書きましたが、通常例会に振り替えることはできます。その場合「企画優先開催権」を贈呈しますので、フリバ例会以外の通常例会でそれを行使して企画をやってくださると助かります(ただしそれを次のフリバ例会で行使するなどの一定の制限は設定します)。
まあ本音を言えば、もともと岩Q槻は「前のクイズサークルの競技クイズ嗜好、ガチ嗜好に嫌気を指して、40-50代から老後にかけて生涯学習・趣味としてのんびりクイズやゲームで遊ぶ」のをモットーに少人数で立ち上げた会で、さほど参加人数にはこだわっていませんし、正直「これ以上、競技クイズ嗜好やガチ嗜好にはなりたくない」というのもあります。
もちろん「それも好きだけど、岩Q槻の緩いのも好き」という人たちも多数いまして、決してそういうのが好きな人たちも追い出すような野暮な真似はしませんが、ここでちょっと「原点に還る」ことにしまして、もうちょっとお気楽な規模および企画でのんびり遊べるサークルに戻したほうがいいのではないか…と、そんなことも考えたりしております。そういう意味で、色んな意味でちょっとゆるい方向に戻したいと思います。
何卒ご理解ご協力をいただければ幸いです。以上です。
[写真]2024/4月例会「春のフリバ例会」にて。▼クリック頂けると励みになります!